公開日 2021年03月17日
更新日 2024年08月02日
わが国が1994年に「児童の権利に関する条約(通称:子どもの権利条約)」を批准して以降、全国各地で様々な取組が展開されていますが、本市では、1998(平成10)年から「おたる子ども会議」を実施しています。
この会議は、子どもの権利条約の趣旨にのっとり、次代を担う子どもたちが自由な意見交換を通じてお互いの理解を深め合うとともに、大人も積極的に子どもたちの声に耳を傾け『ともに学びあう場』を提供することを目的としています。
令和6年度の開催概要について
1 開催目的
(1)子どもの権利条約の趣旨にのっとり、子どもたちが自分の意見を自由に表明し、交換する機会を提供する。
(2)未来を担う子どもたちが、自由な意見交換を通じてお互いの理解を深め合うとともに、議論を前向きに進めるための方法を理解してもらう。
2 開催日時:令和6年7月20日(土) 午前10時から正午まで
3 参加者:菁園中学校、松ケ枝中学校、向陽中学校、潮見台中学校から、生徒4人ずつが参加(合計16人)
4 開催内容
(1)『クロスロード体験』:防災学習教材「クロスロード」を使い、災害時のジレンマに対する判断力を養うとともに、他者の意見や価値観を共有する姿勢を学ぶ。
(2)『市長との対話』:市長と小樽のまちづくりについて対話することを通じて、子どもたちの市政への関心と社会参画意識の向上を図る。
5 当日の様子
過去のテーマ・内容
開催年度 | テーマ | 内容 |
---|---|---|
令和5年度 | 『クロスロードを体験しよう』 |
(1)『クロスロード体験』 (2)『市長との対話』 |
令和4年度 | 『運河とともにー新しい100年に向かってー』 | 市政施行開始とほぼ同時の1923年に完成し、本市とともに100年を歩んだ小樽運河をテーマに、その歴史と現状を学ぶとともに、新たな100年に向けての小樽運河及びその周辺の活用方法等についてグループ討議を行い意見発表する |
令和3年度 | 『クロスロードを体験しよう!』 |
防災学習教材「クロスロード」を使い、災害時のジレンマに対する判断力を養うとともに、他者の意見や価値観を共有する |
令和2年度 | (中止) | (新型コロナウイルス感染症拡大防止のため) |
令和元年度 (平成31年度) |
『防災を考える!』 | (1)災害にどう対応するのか、日ごろから備えておくことは何か (2)どのように避難所の運営を行うとよいのか (避難所運営ゲーム) |
平成30年度 | 『小樽市の人口を増やそう!』 | (1)小樽市の人口はなぜ減ってきているのか (2)小樽市の人口はどうすれば増えるのか |
平成29年度 | 『これからの小樽のまちづくり』 | (1)小樽の良いところ、好きなところ (2)10年後、こんなまちになってほしい |