市長からのメッセージ（令和3年7月15日）

小樽市長の迫です。

　本市内におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染が一定程度抑えられている現状にあり、7月11日（日）をもって「まん延防止等重点措置」は解除されました。この間の市民の皆さんの感染防止対策への御理解と御協力に、深く感謝を申し上げます。

　一方、道内においては、感染力が強いとされるデルタ株の感染拡大傾向が見られるなど、まだまだ気の抜けない状況が続いておりますが、昨年来のコロナ禍により疲弊した市内経済を立て直すためにも、これ以上の感染拡大は何としても防がなければなりません。

　「まん延防止等重点措置」は解除されましたが、8月22日（日）までの期間は、北海道が道内全域を対象に「夏の再拡大防止特別対策」の期間として位置付けております。引き続き市民お一人お一人が感染防止対策を徹底されますようお願い申し上げます。

　また、感染拡大防止の切り札とされておりますワクチン接種につきましては、できる限り速やかに希望する市民の皆さんへの接種を終えられるよう、医師会等の御協力もいただきながら接種体制の拡大を図ってきたところですが、国からのワクチン供給が見通せない状況となり、接種の予約を一時停止させていただいたところです。

　ワクチンを心待ちにしている市民の皆さんには、大変心苦しい気持ちで一杯ですが、優先順位の高い方から着実に2回の接種を進めたいと考えており、国に対しましては、引き続きワクチンの安定供給を求めていくとともに、できる限り早期に市民の皆さんへのワクチン接種を完了できるよう、今後とも尽力してまいりますので、市民の皆さんの御理解と御協力をお願いいたします。 

令和3年7月15日