公開日 2021年10月12日
更新日 2025年03月11日
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【前半】
- 緊急事態宣言の解除について
- おたるプレミアム付き商品券について
- 小樽市事業継続臨時支援金について
【後半】
- 女性消防士の採用募集について
放送の内容
オープニング
毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取組を知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。
前半
(FMおたるパーソナリティ)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺います。迫市長、よろしくお願いします。
(市長)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティ)
10月になりまして、今年度も下半期のスタートとなりました。まずは、9月30日で緊急事態宣言が全面解除になりました。ようやくという感じですよね。
(市長)
そうですね。感染状況も、第5波全体的に見ても落ち着いた、そんなに大きな波ではなかったような気がしますが、ここ何日間か感染者も出ていませんので、このまましばらく続けばいいと思いますし、第6波が来るだろうと言われていますが、その波もできるだけ小さくするように、今からしっかり備えておきたいなと思いますね。
(FMおたるパーソナリティ)
10月からの対策なんですが、どういった感じになっていくのか、実は、リスナーからも「10月からの小樽市のコロナ対応はどのようになりますか。小樽市固有のアクションはあるのですか。」という質問が届いています。
(市長)
ご存じのように、北海道では10月1日から31日まで「秋の再拡大防止特別対策」という期間に指定していまして、小樽でも、ご存じのように、飲食店等への休業だとか、それから時短要請、酒類の提供の停止というものが解除されましたが、すべてがフリーになったわけでは決してなくて、条件付きで段階的な緩和ということですので、そこのところは皆さんにもご留意いただきたいなと思っています。それから、皆さんが待ち望んでいた公共施設も再開させていただきましたし、やむなく休止していた、例えば介護予防教室みたいな、そういった事業ですとか行事も再開させていただきましたし、学校の行事も段階的に再開していきたいなと思っています。ただ、固有のアクションということで、小樽市独自のということかと思いますが、今の時点で特に小樽市独自はありませんが、これから、国から新型コロナウイルス対応の、この放送でもよく話していますが、地方創生臨時交付金というのが交付される見込みなのですが、職員に対しても現状を維持するという対策だけではなくて、少し先を見据えた施策というか、そういったものも考えておくようにということで指示していますので、その中で何か独自性が発揮できればいいなと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
同じリスナーの方から「感染に気付いていない無症状者が常時どの程度存在して、どの程度次の感染者を生み出す環境にあるのか、定量的に示してほしい」というご質問も届いています。
(市長)
私は、これは詳しくわからないものですから、保健所に確認させていただきましたが、小樽市では、無症状者がどの程度いるかという調査は実施していませんし、国でも、無症状者の割合や感染者が次の感染をさせる割合ということについては、明確に示してはいないところなんですね。厚生労働省の資料を調べましたところ、無症状のまま経過する方の割合は不明なんですが、最近の分析では30%前後と推定されていますし、他人に感染させているのは2割以下で、多くの人は他の人に感染させていないと考えられていますが、いずれにいたしましても、明確に示されていませんし、推定の域を出ないといったところです。
(FMおたるパーソナリティ)
定量的に示すということは、難しそうですね。
(市長)
今のところ難しいと思いますね。ただ、本市では、9月の新規陽性者全体を見ました時に、感染経路不明者の割合が約45%いましたから、感染経路が分かっていない人の中には、もしかすると、無症状の方から感染した方がいらっしゃるかもしれません。ただ、大切なのは、自分のため、周りのために感染対策をしっかり行うということが大切だと思いますね。
(FMおたるパーソナリティ)
制限が解除されまして、これまで我慢していたことですとか、できなかったことができるようになるというのは非常にうれしいことなんですが、引き続き、感染対策はしっかりと行っていくということが大切ですね。
(市長)
そうですね。ワクチンの接種もしていますが、2回ワクチンを接種したとしても、感染リスクがゼロになるわけではないと言われていますから、やっぱり引き続き、感染対策はしっかりとお願いしたいなと思います。
(FMおたるパーソナリティ)
市内の経済も、徐々に回復していくことを願いたいところなんですが、10月から、おたるプレミアム付商品券の販売が始まるんですよね。
(市長)
そうですね。「おたるプレミアム付商品券」は、市内の消費を喚起するための経済対策として実施させていただくものです。事前の応募につきましては、すでに締め切っていますが、応募された方には、今週、引換券が届くと思いますので、10月8日金曜日から10月29日まで、市内の指定郵便局で引き換えていただいて、12月31日までに使用いただけることになっています。引き換えも、使用できる期間も、期限がありますので、お忘れにならないようご注意いただきたいなと思います。
(FMおたるパーソナリティ)
この、おたるプレミアム付商品券ですが、市内の登録店舗で使えるということですが、何店舗ぐらい今、登録されているんですか。
(市長)
現在のところ1,136店舗でお使いになることができると、登録されています。市内でのお買い物に使っていただくことで、市内経済の回復に繋がっていくと思いますので、ぜひ期間中にご使用いただければなと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
このプレミア付ム商品券についても、リスナーの方からご意見が届いていまして、「販売時のキャッシュのやり取りをオンライン化することを、来年度は実現してほしい」というご意見がありました。
(市長)
利便性の面から、あるいは感染拡大防止の観点から、なるべく現金を介さないことは重要と考えていますが、今年度も、商品券の担当がいろいろ検討したのですが、例えば、マイナンバーを活用した口座引き落としについては、法律に抵触するため難しいとの報告を受けておりますし、例えば、ホームページからクレジットカードで購入できる方法については、安全性をきちんと確保できるかどうかということですとか、事務経費増加などの課題がありまして、今年度につきましては、郵便局で、現金でお求めいただくという方法を取らせていただきました。来年度は、この事業を実施するかどうかは未定ですが、いただいたご意見につきましては、今後の参考とさせていただきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
わかりました。このおたるプレミアム付商品券も、コロナによって影響を受けた市内経済への対策の一つということになるかと思いますが、厳しい経営状況となっています市内の事業者に対しての支援策も実施されるということなんですよね。
(市長)
そうですね。先ほどもお話しさせていただきましたが、新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金というのが交付されていまして、これを活用させていただくことになるのですが、感染拡大の長期化によりまして売上げが減少した、市内の事業者や店舗の事業継続を支援するために、事業規模、お店の規模に応じまして、5万円から11万円までの「小樽市事業継続臨時支援金」を支給させていただくことにしました。
(FMおたるパーソナリティ)
対象となる事業者の要件などがあるということなんですよね。
(市長)
はい、新型コロナの影響を受けている様々な業種の事業者の皆さんに対する事業継続を支援するための事業ですから、今後も事業を継続する意思のある事業者の方がまず対象になるということですね。それから、緊急事態措置によって休業要請などの対象となった飲食店など、これはもうすでに協力支援金みたいなのが支給されていますので、そういった業種についてはこの支援金の対象外にさせていただきたいと考えています。
(FMおたるパーソナリティ)
休業の要請などがなかった業種の事業者の方に向けた支援ということですね。
(市長)
それ以外の要件としては、いくつかあるのですが、原則、市内に事業所又は店舗を構えていらっしゃる事業者であること。週5日以上、通年で事業を行っている事業者の方。それから売上げが減少してなければならないのですが、新型コロナの影響によりまして、今年の4月から9月までのいずれかの月の売上げが、昨年またはおととしの同じ月と比べて3割以上減少している事業者であること。最後に、新型コロナの感染防止対策に取り組んでいらっしゃる事業者であること。ということで、いずれにも該当することが必要になってくるのですね。
(FMおたるパーソナリティ)
これらの要件を満たしていることで、申請していただくということなんですが、申請期間はいつからになりますか。
(市長)
あさっての10月6日水曜日から受付を始めまして、11月22日月曜日までに申請いただきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
こちらについては、さまざまな業種で影響があったと思いますので、多くの事業者の皆さんに、申請を検討していただきたいですね。
(市長)
市のホームページのほか、関係団体の皆さんなどにもご協力いただいて、この制度の周知を今、行っているところですし、今後、新聞折込も予定しています。FMおたるでも、朝の「市民ニュース」で放送していますし、この放送を聞いている方でも、該当される方は申請いただきたいと思っています。ただ、申請につきましては郵送でお願いしたいということと、お問い合わせは産業振興課へお願いしたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
申請については郵送で、詳しいお問い合わせについては小樽市産業振興課へお願いしたいと思います。10月からは、少しずつ日常生活が回復していくといいなと思いますが、ワクチン接種も進んでいるようですね。
(市長)
先週末の時点で、2回目の接種を終えた方が市民全体の60%を超えました。このペースでいきますと、ワクチンの接種を希望される方には、11月中には接種を終えられるのではないかなという見通しを立てています。一時は、ワクチンの供給量の関係で、予約が取りにくくて、お待ちいただくことがありましたが、現在は、予約枠が十分ある状況ですので、接種の済んでいない方は、接種いただければと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
最初の時点では、12月いっぱいくらいまでかかるのではないかという話もありました。
(市長)
そうですね。見えないような状況もありましたが、ここにきて何とか目途が立ったのかなという状況ですね。
(FMおたるパーソナリティ)
私も無事に9月30日に2回目の接種を終えまして、少し副反応がありまして、熱が出たのですが、おかげさまで一日で収まりました。あとは、接種を希望されている方は早めに接種できるようになってくるといいなと思いますね。
(市長)
そうでうね。ワクチンの働きなどにつきまして、広報おたる10月号にイラストを使ってお知らせしていますので、こちらもぜひご覧いただければと思います。
(FMおたるパーソナリティ)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いました。どうもありがとうございます。
(市長)
どうもありがとうございます。
後半
(FMおたるパーソナリティ)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は、女性消防士の活動、そして採用募集についてのお話を、消防署手宮支署の杉山さんに伺っていきます。杉山さん、どうぞよろしくお願いします。
(杉山)
よろしくお願いします。
(FMおたるパーソナリティ)
さて、まず、お話を伺うに当たりまして、杉山さんの自己紹介からお願いします。
(杉山)
私は小樽市消防署手宮支署2課手宮2係に所属している消防士の杉山彩です。平成29年4月1日付けで女性の消防士として採用され、江別市にある北海道消防学校で約5か月間、男性の消防士と一緒に消防に必要な知識及び技術を習得し、平成29年9月から消防署オタモイ支署で1年間、平成30年9月から消防署指揮・警備係で2年半、そして令和3年4月から手宮支署に勤務し、今年で5年目になります。最初の4年間は消防隊員として火災や災害等の現場活動をしながら、火災を発生させないための予防業務や火災等で活動するために必要な訓練を行っていました。現在は、目標としていた救急隊員として必要な資格を取得し、救急隊員として勤務しています。
(FMおたるパーソナリティ)
目標とされていた救急隊員として、現在は働いていらっしゃるということなんですね。救急隊員を目指したのは、何かきっかけがあったのですか。
(杉山)
私は、就職先として警察などの公安職に就職したいと考えていたのですが、高校の進路指導の先生から、小樽市で女性消防士の採用があることを聞きまして、それで消防の仕事に興味を持ち、消防署の職業体験に参加して、実際に体験してみて、女性が救急隊員として活動することに大きな可能性を感じ、救急隊員を目指しました。
(FMおたるパーソナリティ)
女性が救急隊員として活動することに可能性を感じたということですが、どういった可能性を感じましたか。
(杉山)
その職場体験で、消防にも、女性ならではの活躍の場がたくさんあると説明を受けました。その一つとして、救急隊の活動では、女性がいることで具合の悪い方や怪我をした方へ安心感を与えることができると思いました。実際に、今、救急隊員として活動するようになって、特に具合の悪くなった方が女性の場合、男性には話しにくいことも、女性の私がいることで、より詳しい症状や状況を聞くことができ、適切な処置を行うことができています。
(FMおたるパーソナリティ)
確かにそうですよね。では、救急隊の活動について、詳しく教えていただけますか。
(杉山)
はい、救急の活動は、急に具合が悪くなった方や不慮の事故で負傷した方に対して応急処置を行い、適切な病院選択をし、迅速かつ安全に病院まで搬送します。また、災害等で多数の怪我人が出た場合には、真っ先に現場へかけつけ、最前線で活動します。人の役に立つ仕事がしたい方や災害医療に興味がある方には、おすすめの職業だと思います。
(FMおたるパーソナリティ)
「人の役に立つ仕事」ですとか「災害医療」という言葉から想像しますと、看護師の仕事が思い浮かんだりしますが、看護師を目指している女性の方の就職先としても選択肢が広がってくるんじゃないかなと思いますよね。杉山さんは、平成29年に消防士として採用されたそうですが、その前から女性の消防士の方はいらっしゃったのですか。
(杉山)
いえ、小樽市では、初めての女性消防士の採用でした。
(FMおたるパーソナリティ)
なんと初めての女性消防士。そうですか。
(杉山)
平成29年度の採用では、私のほかにもう一人、女性が採用され、私と同様に今年の4月から、手宮支署で救急隊員として勤務しています。
(FMおたるパーソナリティ)
そうなんですね。現在、女性消防士の方は、何人くらいいらっしゃるんですか。
(杉山)
本市の消防士は250人程いますが、そのうち女性の消防士は4人です。
(FMおたるパーソナリティ)
4人ですか。
(杉山)
平成30年度と平成31年度に採用された女性の消防士は、銭函支署とオタモイ支署でそれぞれ消防隊員として勤務していて、私が採用されてからの4年間と同様に、火災や災害等の現場活動と、火災を起こさないための予防業務や必要な訓練業務を行っています。
(FMおたるパーソナリティ)
小樽市の消防士250人のうち、女性が4人というのは、非常に少ないんじゃないかなと思われますが、他の市町村の場合でも少ないんでしょうか。
(杉山)
全国には16万5,000人の消防士がいますが、そのうち女性の消防士は5,000人で女性の消防士の割合は、約3%になります。北海道だけで見ると、9,237人の消防士のうち、女性は182人で1.9%になります。182人のうち、70人は札幌市消防局の所属で、後志管内で女性の消防士を採用しているのは、小樽市だけになります。
(FMおたるパーソナリティ)
そうですか。かなり少ないんですね。
(杉山)
そうですね。他の分野で見ても、警察は9.4%、自衛隊は6.5%、海上保安庁6.6%となっており、消防より高い割合となっています。この状況から、消防業務を所管している総務省消防庁では、警察などと比較して女性の割合が低いため、令和8年度当初までに女性の消防士の割合を5%に引き上げることを共通目標としています。
(FMおたるパーソナリティ)
国も、女性消防士を増やしたいと考えているんですね。
(杉山)
そうですね。女性の職員が増えることには、二つの大きな意義があって、一つ目は、様々な方への対応力が向上し、市民サービスの向上になることです。二つ目は、女性の消防士を増やして女性の活躍を推進することで、多様なニーズに対応できる柔軟性が消防組織に備わり、組織力の強化につながることです。
(FMおたるパーソナリティ)
小樽市では、女性の消防士を増やすために、どういった取組がされているんですか。
(杉山)
はい、まず、ハードの面では、消防庁舎に女性専用施設の整備を進めています。消防では24時間勤務ですので、仮眠室、浴室、洗面所、トイレを整備する必要があります。本市では、改修工事を行った消防署と銭函支署、平成29年に新築したオタモイ支署と、今年3月に新築した手宮支署の4か所には整備されていますが、消防本部、朝里出張所、蘭島支所の3か所には女性専用施設はありません。全ての庁舎が整備されるまでには、もう少し時間がかかると思います。一方で、ソフト面の取組としては、女性の消防士を増やすために、まずは、小樽市消防本部の採用試験を受けていただくというのが最重要課題です。
(FMおたるパーソナリティ)
杉山さんが入られる前までは、女性の方がいなかったわけですから、施設もそういう設備になっていなかったということなんですね。そして、女性の消防士を採用するためには、試験を受けてもらわないとまずは何も始まらないということですよね。
(杉山)
受験者数を増やす取組の一つとして、小樽市消防本部のホームページで採用試験の実施要領の中に、あえて「女性」と入れました。これは、小樽市消防本部が女性を採用するとの明確な意思表示であるという意味と、インターネットで検索する際に、「消防、採用、女性」というキーワードで検索すると、小樽市が表示されるようにという工夫でもあります。道内で女性消防士として採用された人から、受験先を検討する際に「女性」と表示されていることが重要なポイントだったいうことを聞いて取り入れました。
(FMおたるパーソナリティ)
そうなんですね。皆さん情報はネットから取り入れる方が多いと思いますから、ホームページには、他に何か掲載しているものはあるのですか。
(杉山)
はい、私たち女性消防士の活躍や職場体験の内容も、ホームページに掲載しています。職場体験の説明では、私が高校在学中に訪問した様子が掲載されています。ぜひ、小樽市消防本部のホームページを見てください。
(FMおたるパーソナリティ)
分かりました、消防本部のホームページを見て、杉山さんを探してみます。他に、受験者の数を増やす取組は何かありますか。
(杉山)
女性の消防士の存在を知ってもらうために、市内の高校を訪問し、進路指導の先生方に女性の消防士の活躍についての説明を行ったり、高校で進路説明会があった時には、学生に直接説明を行いました。また、広報紙への掲載やラジオ番組での周知を行っています。
(FMおたるパーソナリティ)
本日の放送も、女性の消防士を知ってもらうための積極的な周知活動ということになりますね。
(杉山)
そうですね。周知活動の中では、女性が消防士として活躍できるという説明のほかに、生涯を通じて働くための支援として、特別休暇について説明しています。特別休暇とは、結婚・出産・子育てに必要な休暇を取得できる制度であり、結婚後も安心して子育てができます。また、消防本部の独自の制度として「女性消防職員の相談窓口」というものがあります。これは、消防という特殊な勤務の中で、女性が職場ではなかなか伝えることのできない悩みがあるときに、秘密を厳守し解決に向けて対応する制度です。
(FMおたるパーソナリティ)
ハードとソフトの両面で色々と取り組まれているんですね。子育ての制度が活用できるほかにも、女性消防職員の相談窓口まであるとは驚きだなと思いますが、それでは、杉山さんからラジオをお聞きのリスナーの方々に、どうぞメッセージをお願いします。
(杉山)
女性の消防士が働くために必要な庁舎の整備や、生涯を通じて働くための制度がきちんと規定されており、現在、小樽市消防本部では私を含めて4人の女性の消防士が救急隊員と消防隊員としてそれぞれ勤務していますが、まだまだ女性が活躍できる業務が沢山ありますので、今日の話を聞いて消防の仕事に興味を持たれた方がいましたら、まずは小樽市消防本部のホームページをご覧ください。小樽市消防本部では、チャレンジ精神旺盛な意欲のある女性の消防士を募集しています。もちろん、男性の消防士も募集しています。
(FMおたるパーソナリティ)
ありがとうございます。迫市長、今日は女性の消防士について、杉山さんからいろいろお話をお伺いしてまいりましたが、やはり女性の方がいらっしゃるということで、市民の皆さんにとっても安心につながるということも考えられますよね。
(市長)
そうですね。今、お話があったとおりだと思います。消防の仕事は男性のイメージが強いものでしたが、女性の方からの救急要請の際に、やはり男性の消防士には話しにくいことがあったとしても、女性の消防士が聞くことでより適切な処置が行うことができているということを聞きましたので、女性の消防士が活動することによって、市民サービスそのものが向上していくのだろうなと思いますし、行政全般を見まして、いろんな部分で女性の目線で仕事をしていくというところが今、求められていますので、この女性の消防士も貴重な戦力だと思っていますので、今日の放送を聞かれて、消防の仕事に興味を持たれた方がいらっしゃったら、ぜびチャレンジをしていただきたいなと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
本日は、迫市長、そして、消防署手宮支署の女性消防士でいらっしゃいます杉山さんにお話をお伺いました。市長、杉山さん、どうもありがとうございます。
(市長、杉山)
ありがとうございました。
エンディング
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
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この番組の再放送は、10月6日水曜日、午後7時から。次回は、10月18日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。