令和3年度「市長への手紙」に寄せられた手紙

公開日 2022年02月01日

更新日 2022年02月01日

令和4年3月に寄せられた手紙

暖房費緊急支援金、道路の除雪後の段差について【3月28日受理】

暖房費緊急支援金の申請書が主人宛てに送られてきまして、記入して送り返しました。後日、不支給通知書が届きましたが、その理由が「同世帯に75歳以下の方がいるため」とありました。どうして先に調べてから書類を送らないのですか。紙と郵便代の無駄使いではないですか。そんなことに大切な税金を使わないでください。
今年は雪が多くて大変でした。自宅は坂道にあるため、凍結路面となるとすべり落ちてしまいます。1月中旬に除雪車の入った後、自宅の前に段差ができて車が止められなくなったので、段差を取ってほしいと市役所に電話しました。「業者に見に行かせて、お返事します」とのことでしたが、2か月以上経った今でも何の返事もありません。坂に沿って縦に止めるしかなく、何度もすべり落ちました。一度は雪山に強くぶつかりました。

【回答】

暖房費緊急支援金についてですが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化していることに加え、急激に灯油価格が高騰していることから、市民福祉の向上を目的に、市民税非課税世帯のうち、75歳以上の方のみで構成される世帯や重度心身障害者医療費助成を受けている世帯などへ、暖房費緊急支援金を支給することとしたものです。

この暖房費緊急支援金の支給対象となりえる世帯のリストを作成した際に、世帯構成員の年齢確認が足りず、結果として、本来、支給対象とならない御主人様宛に案内文や申請書をお送りし、不愉快な思いをさせてしまったことにつきましては、大変申し訳なく思っております。今後、このようなことがないよう事務処理における確認等の徹底について、指示いたしましたので御容赦ください。

除雪後の段差につきまして、「自宅前道路の除雪後の段差を解消してほしい」とのご要望をいただき、除雪業者に現地の状況を確認させたところでありますが、業者が段差の有無について確認できなかったため、そのまま対応をしなかったとのことでした。本来であれば、ご要望のあった箇所を現地確認し、対応を検討すべきところでありましたが、これまでの間、何も返答しなかった点につきまして、深くお詫び申し上げます。

今後はこのようなことがないよう、市民の皆さんからいただいたご意見、ご要望に対し、丁寧な対応を行うように、改めて担当部署や業者への指導を徹底してまいりたいと考えております。

令和3年11月に寄せられた手紙

再生可能エネルギーについて【11月19日受理】

「安心して暮らせるふるさとを守るフォーラム」に参加してきましたが、多くの市民が、自分たちの生活に関わってくることなのに、知らないという事実に驚きました。
特に風力発電は、我が家の生活圏であり、繊細であったり感受性の豊かな子供たちが、低周波音により健康被害の影響を受けることは想像できます。息子も、風力発電施設が建設されるなら引っ越したいと口にしました。現に、そういった影響を受けやすく何度も引っ越した家庭があることや、海外ではゴーストタウンになってしまった村もあると聞いています。
札幌在住の参加者が、「小樽市は、市民に大きな影響を与える問題なのに、すべての市民に対して知らせることをしないんですね」と驚かれていたことが一番印象に残りました。
市内に太陽光パネルも、あちこちでできてしまっていますが、今のこどもたちに将来残すものが、そのようなゴミなのが残念でなりません。風力発電の風車も20~30年後どうするのでしょうか。山の自然破壊は、そこに住む動物に影響を与え、ヒグマは人里に降りてくるでしょう。山からの豊かな川も汚染され、海ではそこに棲む魚介類も海藻も影響を受け、漁師さんも愕然とするでしょう。海あり、山あり、パウダースノー含めた四季は、小樽・後志の魅力です。自然の豊かさは、心の豊かさにもつながります。これ以上自然破壊をすることなく、子どもたちの未来に後始末のつけがまわらない市政を望みます。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた、段階的な手続きが定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。「(仮称)北海道小樽余市風力発電所」に対しては、自然環境の破壊や、低周波音による健康被害、景観等への影響を懸念する声など、建設に反対するご意見が市民の皆様から寄せられている状況にあり、市としても環境保全や眺望景観上の影響を危惧しているところです。今後も市民の皆様のご意見を踏まえながら、環境影響評価手続の各段階における意見照会に加え、事業者に対しても直接、市として必要な意見を述べてまいりたいと考えております。
ご意見のとおり、豊かな自然やパウダースノーは本市の貴重な財産であり、その財産を守ることは重要な役割の一つと認識しておりますが、地球温暖化対策にも取り組んでいかなければならず、再生可能エネルギーへの取組は避けて通れない課題であることもご理解いただければと思います。

学校の手洗い場について【11月17日受理】

新型コロナウイルスの感染予防として、手洗いが当然のように言われるようになりましたが、水しか出ない学校では、特に冬場は子供たちにとっては必須である手洗いも辛いのではと感じています。小学校低学年の小さい子供には、冷たい水ではかわいそうです。温かいお湯が出るよう、学校の手洗い環境を整えてあげてください。お湯が出るようになれば、しっかりした手洗いのくせもつくと思います。

令和3年10月に寄せられた手紙

観光名所つくりについて【10月11日受理】

新潟県十日町市の「美人林」という観光名所を知っていますか。その場所がとても感動的で、何度も行きました。インターネットで「美人林と」検索すると詳しく知ることができます。そこで提案ですが、天狗山展望台付近から赤井川方面に向かってしばらくの間走行すると、随所にすごい白樺の群生林が見られます。これほど広く佇立した群生林は全国に存在しないと思います。観光スポットになりませんか。

【回答】

赤井川方面に向かうとのことなので毛無山展望所からかと思いますが、毛無山展望所からしばらく赤井川方面に向かうと、確かに白樺群生林が存在します。白樺は「小樽市の木」(昭和43年5月28日制定)であり、その佇立する群生林は四季に映える北海道らしい景観の一つです。市内にも小樽公園や旭展望台付近を始め、いくつもの白樺林がありますが、毛無山展望所からしばらく赤井川方面に向かったところに群生する白樺は素晴らしく、ドライブに彩りを添える隠れた景勝スポットとして可能性を感じるものであります。この度の貴重なご意見につきましては、今後の観光振興の参考とさせていただき、そのPR方法などを検討してまいります。

春香通りの交差点について【10月11日受理】

春香の国道にある押しボタン式横断歩道の、山側(札幌方向)からの停止線が8月に突然変更され、危険な状態が生まれております。小樽警察署に理由を尋ねたところ、住民から「押しボタンから停止線が離れすぎている」と言われたので変更した、との返答でした。
札幌方面からの道路の停止線が今まで後ろにあったおかげで、山側から降りてくる車がなんとか安全に、右折、直進することができておりましたが、大型車両が停止すると後ろも隣の車も見えません。冬になりアイスバーン状態になるとますます危険が増します。また、国道5号線の交通量の多いところを横断する歩行者にとっても、信号を無視して走り去る車もいて危険な場所です。過去には信号無視の車により犠牲者が出ており、近くに交通安全を願いお地蔵さまができています。
以前の場所に停止線を戻して、安全に通行できるように要望します。

【回答】

横断歩道や停止線などの交通安全施設の整備につきましては、市や地域の要望を受けて警察が調査を行い、北海道公安委員会の判断により行っております。

この度の停止線の件につきましては、小樽警察署に確認しましたところ、「当該交差点は、以前より、停止線の位置が横断歩道から大きく離れていたため、黄色信号で直進し、赤信号で横断歩道に突き進んでくる車両が多いという問題のあった箇所である。この度の停止線の変更は、横断歩道を渡る歩行者、特に登下校の子どもたちの横断に危険が生じていると、改めて、地域の方から改善要望があったことを受け、本来、停止線の位置は警察庁「交通規制基準」で横断歩道から1~5m手前に設置すると定められていることを踏まえながら、現地調査を行った上で、総合的に判断して実施したものである。」ということでありました。
市といたしましても、停止線の変更など交通安全施設に関する案件は、地域住民の皆さんのご意見やご要望を聞いていただきたいと考えておりますが、この度の変更は、北海道公安委員会において、十分な検討の下で総合的に判断された結果であるものと受け止めており、これまでの停止線に慣れている方にとっては、国道への右折、直進にご不便を感じられているものと思いますが、横断歩道を渡る歩行者の安全確保のために、何卒、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

介護用品購入助成券について【10月8日受理】

夫の身体の調子が悪くなり、8月11日に介護認定の見直しをしてもらった。認定額が決定したのが9月16日で1か月以上もかかった。要介護1から要介護4に変わって、負担も増えた。デイサービスなどの受けたサービスの負担額は、8月分から要介護4の金額になったのに、市から出る介護用品購入助成券は9月分からしか出ない。助成券が9月分からしか出ないなら、サービスを受けた分も9月分から。サービスを受けた分を8月分からにするのなら、助成券も8月分からにしないと変ですよね。

【回答】

介護認定の適用につきましては、介護認定を行う認定審査会は、調査員による認定調査の結果と主治医意見書の2つが揃わなければ審査・判定できませんが、主治医意見書の提出が9月10日だったため、なるべく早く結果が出せるよう努めましたが、9月16日の決定となったものです。この主治医意見書は、診察を受けた時期や医師の多忙などの状況により、提出に時間がかかることがあり、このことは市の努力で短縮できるものではありませんので、ご容赦願います。なお、介護認定は、介護保険法で決定した介護度を申請日に遡って適用することが決まっておりますので、8月分から適用となります。

一方、介護用品購入助成券の交付につきましては、申請書を受け付けた日を基準としておりますので、受付日の属する月分からの交付となります。この助成券の利用要件は、要介護3以上の認定を受けた方が対象となります。また、介護認定が決定した後に助成券利用を申請いただくこととなりますので、早期に利用申請をいただいたとしても「介護認定の開始月」と「助成券の交付月」が一致しない場合があります。市では助成券の決定・交付については申請受理後、早期に行うよう努めており、9月27日に利用申請を受領しましたが、翌日には助成券を発送したところであります。

介護認定と介護用品購入助成券は一対の制度ではなく、各々申請をいただいた上で、各制度の基準に基づき調査・決定するものであります。また、制度の性質上、順を追って申請していただく必要があるため、介護認定の申請日・決定日、助成券の申請日のタイミングによっては、異なる月での開始となる場合がありますこと、ご理解いただけますようお願いいたします。

令和3年9月に寄せられた手紙

放課後児童クラブの開所時間延長、市長への手紙について【9月28日受理】

  1. 我々は夫婦共働きで、現在どちらも正職員として勤務しております。夫婦とも実家は遠方で、祖父母の援助は望めないため、夫婦で協力して子育てをしております。
    現在、子どもは保育園に通っており、私が時短勤務を取得して16時半に仕事を終えるため、通勤も含め、平日は7:30頃から17:30頃まで預けています。急な案件が入った時などは、19時まで有料で延長保育を利用することもあります。数年後、子どもが小学生になるため、小樽市の放課後児童クラブの状況を調べたところ、小学校併設の児童クラブでは、平日は下校時から18時、土曜・学校休業日は8時20分から18時の開所時間であることが分かりました。時間の延長は不可となっています。私の勤務先では、他の多くの会社と同様、子どもが未就学の間は時短勤務が可能ですが、子どもが小学生になると時短をとることが制度上できず、通常勤務をせねばなりません。仕事を終え、18時までに迎えにいくことは物理的にかなり難しいです。配偶者も、通勤時間が長いため、18時お迎えは不可能です。
    ここまでは個人的事情ですが、普通に考えて、勤務時間が17時半頃までの会社が多いのに、児童クラブのお迎えが18時、延長なしというのは、無茶ではありませんか。
    世の中の多くの会社では、時短勤務ができるのは小学校入学までかと思いますが、小樽市では勤務先から小学校までの距離が30分以内の人しか放課後児童クラブを利用できない仕組みになっており、大変残念というか、疑問というか、無茶苦茶だなと感じております。勤務先から小学校までの距離がたとえ30分以内だとしても、仕事上定時で終えられないことは当然にあり、18時までの開設時間は、働くものにとってかなり酷です。よく小一の壁と言われますが、時短勤務ができなくなるのに、預けられる時間も短くなり、生活に支障がでて、仕事と子育ての両立ができなくなる、少子化の一因にもなっているかと思います。
    また、学業休業日(夏冬休み)も開設開始時間が8時20分と遅いため、出勤時子どもを一人家におき、親が先に家を出ねばならない事態になるため、知り合いは一度友人宅に子どもを預け、その後放課後児童クラブに行かせているとのことです。朝、子どもを安全に過ごさせる場所がなく大変困ります。小3くらいになれば大丈夫かと思いますが、小1の幼い時期は家での留守番や施錠も心配です。保育園は認可外など複数選択肢がありますが、小樽には私立の放課後児童クラブがなく、公設の放課後児童クラブしか頼れる選択肢がありません。ファミリーサポートセンターのお迎えを毎日お願いするのも、人の確保や金銭面からも現実的ではありません。このままだと、夫婦どちらかが10年以上正職員で勤めた職場を退職するか、札幌に引っ越すかの選択をしなければなりませんが、長年のキャリアを手放すことも、大好きな小樽を離れることも、悲しみしかありません。
    札幌の放課後児童クラブは、平日は19時まで、土曜・学校休業日は8時から19時の開所時間のため、このようなことがありません。働く者の実情に合わせた時間帯になっています。なぜ小樽はこのような時間なのでしょうか?小樽市職員で小学生を育てている方やシングルマザーの方などはどうされているのでしょうか?小樽市ではパート勤務を推奨しているのでしょうか?
    放課後児童クラブに通わせる時期は長くても3年位かと思いますが、小樽の放課後児童クラブの開設時間が短いがために、人生のいろいろなことを諦めざるをえません。これまでも開設時間で困っていた人はいただろうに、困る期間が短いがために、声をあげる人は少なかったのではないでしょうか。なにより、人口減少時代に、仕事も子育てもして、日本社会に貢献しようとしているのに、共働き家庭は右肩上がりで増えているのに、全く開所時間が変わってない、実情に沿っていない時間帯なのはいかがなものでしょうか?
    予算的な問題もあるかと思いますが、他の事業予算を削ってでも行うべき、自治体が行うべきインフラ整備かと思います。また、需要の多い少ないではなく、必要な人がいて生活に困る人がいるという事実によって、考えていただきたいです。
    以下、質問・要望です。
    (1)現行の放課後児童クラブの開所時間はなぜこの時間になっているのか?開所時間を延長する又は検討する具体的な時期の予定はあるか?延長を検討する予定がないのであれば、それはなぜか?開所時間の延長のためには人員確保・予算確保が必要かと思うが、小樽全体でいけばどの程度と試算されるか?(これらの情報が現時点でなければ、新たに調べる必要まではありません。)
    (2)放課後児童クラブの開所時間を1年以内に少なくとも平日18時半まで、土曜・学校休業日までは8時から18時半にしてほしい(可能であれば19時まで)。18時以降は延長扱い、増加する人件費部分は実費負担でもかまいません。
  2. 市長への手紙の提出方法について、紙だけではなく、メールフォームを設置してほしいです。

【回答】

  1. 女性の社会進出が進んで共働き世帯が増えていることに加え、働き方も多種多様となり、放課後児童クラブの重要性が高まっております。本市といたしましても、子育て支援の一環として、お子様を安全にお預かりすることと併せて、保護者様の希望する働き方ができるように行政サービスを充実させることも必要であると認識しております。

    ご質問及びご要望につきまして、次のとおり回答させていただきます。

    (1)現行の放課後児童クラブの開所時間につきましては、本市は小学校の余裕教室を利用して開設しているところがほとんどであり、学校活動に影響のない範囲で運営をしていることから、現在は、平日は18時まで、土曜日及び長期休業期間は8時20分から18時となっております。

    開所時間の延長につきましては、課題として捉えているところであり、具体的な時期をお示しすることはできませんが、実現に向けて検討を行ってまいります。なお、開所時間の延長の実現には、ご意見のとおり人員と予算の確保が欠かせませんが、具体的な人数と金額の試算については開設時間を延長する施設数やその内容が確定していないことから、現時点でお示しできるものはありません。

    (2)開所時間の延長を1年以内にとのご要望についてですが、実現するに当たっては、次の課題がございます。

    ・開設場所のセキュリティ維持のため、施設管理者及び関係部との協議

    ・支援員の勤務条件変更と勤務時間延長に合わせた人数の確保

    ・予算の確保

    これらの解決のために、まずは、市内全体の放課後児童クラブの延長希望者を把握いたします。その上で、時間延長が必要な施設やその内容を確認し、施設管理者や支援員との協議、必要経費の確保などについて検討してまいりたいと考えております。1年以内の実現についての確約はできませんが、ご意見・ご要望を踏まえまして、本市といたしましてもより良い運営を行えるよう取り組んでまいります。

  2. 「市長への手紙」の提出方法につきましては、これまでもホームページの「ご意見・お問い合わせ」フォームからいただいたご意見等を、差出人の方のご希望に合わせて「市長への手紙」として取り扱わせていただいておりますが、今後、そのことをわかりやすくお知らせすることによって、メールでも「市長への手紙」をいただけるよう改善したいと思います。

withコロナに関する施策と経費の予算計上について【9月21日受理】

withコロナに関する施策と経費の令和4年度当初予算の計上を提案します。昨年、行政改革とwithコロナ関連施策を令和3年度当初予算に計上するよう予算編成指示発行段階から依頼していました。しかし、市長からは回答がなく、もちろん予算化されませんでした。ゼロコロナ等という幻想を追いかけることなく、withコロナ予算を編成するよう部下に具体的に指示してください。例えば次のような事です。
(1)行政がさらにテレワークを活用して行政効率向上を計る
(2)オンライン授業の定着
(3)市民の来庁を削減し、窓口対応の効率を実現する行政オンライン化
(4)行政含めたキャッシュレスの推進

【回答】

本市では、国の「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月7日閣議決定)を受けて国の補正予算で措置された「特別定額給付金給付事業費」、「子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費」、「ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費」のほか、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、市の新型コロナウイルス等感染症対策資金基金繰入金や一般財源も合わせて、各定例会だけではなく、随時、専決処分、臨時会、各定例会の先議・追加提案など、迅速にコロナ関連予算を令和2年度予算として計上してまいりました。

また、3年度においても当初予算において、「受診・相談センター設置事業費」、「新型コロナウイルス感染症対策事業費」、「新型コロナウイルス検査事業費」、「保育環境改善等事業費補助金」、「学校衛生環境改善対策費」などの新型コロナウイルス感染症対策事業を予算措置しているほか、3年度補正予算についても、随時、専決処分、各定例会の先議・追加提案などにより予算措置しております。

現在のコロナ禍においては、4年度以降にも影響が想定されますことから、国の補助金などの支援策を活用し、3年度から4年度にかけても前年度と同様に切れ目なく対策予算を計上していきたいと考えております。
なお、例示のありました行政のオンライン化などにつきましては、私としてもその必要性を認識しており、現在、導入に向けた検討を指示していますので、具体化できるものから予算化していきたいと考えております。

作業表システムについて【9月21日受理】

行政職員不足を指す2040年問題とDX推進に関し、第3定例議会、予算特別委員会での質疑にて、市長は行政(事務)の可視化を回答しています。そこで以前から市長及び関係部署から否定されている職員の業務実態を定量的に把握し、行革へのヒントを与えてくれる「作業表システム」を再び提案します。市と取引きしているIT企業等でも導入していており、製造業では50年以上の実績があります。4年後まで待つことなく、令和3年度中に着手して欲しいと思います。

【回答】

市の業務見直しや改善を進めるための、定量的な把握の必要性につきましては、先の市議会でもお話しさせていただきましたが、これまでの市内部だけの視点からの検討では、経験則や感覚的な議論で判断が難しくなっており、また、効率化や改善が必要な業務を把握し切れていないことも想定されることから、まずは、外部の専門的な視点で全庁的な業務の現状を把握する業務量調査を実施したいと考えております。

本調査によって、本市の業務構造や業務量が客観的に可視化されることにより、改善が必要な業務の優先度付けや選定による業務の効率化につながることが期待されますことから、時期を逸することなく、令和3年度中の実施に向けて事業者と協議を進めておりますことを、お伝えいたします。

令和3年8月に寄せられた手紙

平磯公園について【8月31日受理】

平磯公園の展望台から街や海を見ても、前に広がる雑木林の先端が伸びすぎてよく見えません。観光客も訪れる所です。市の土地かどうかわかりませんが、先端だけでも切るとすばらしい展望になります。

【回答】

現地を確認したところ、眺望を阻害する樹木が4、5本程度ありましたが、その場所までの通路が無く、背丈以上ある雑草が生い茂っており到達できなかったため、市の土地に生えているものかどうかも確認できない状況でした。仮に市の土地の中であった場合でも、作業機械の進入が困難で作業の難易度が高くなり、相当の費用が必要になることが想定されますので、現状では着手は困難です。

サ高住、屋根の雪下ろし補助、小樽市立病院の開院について【8月30日受理】

  1. 小樽市は高齢者の多い市ですが、住みづらい小樽に見切りをつけて、「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」の整っている札幌に移っていく高齢者も、結構いるはずです。小樽もできるだけ安価で住みやすい「サ高住」を誘致して、人口減になるのを防ぐ施策をとっていただきたいです。私も一生小樽で過ごしたいです。
  2. 冬期の屋根の雪下ろしの補助については、75歳以上の高齢者の世帯にあっては、市民税の課税・非課税を問わず、申し込みのあった世帯に対しては、費用の一部を補助するようにしてほしい。
  3. 小樽市立病院のロビー開放をもう少し早めて、患者の気持ちの負担を軽くしてほしいです。

【回答】

  1. 令和3年から5年の介護保険事業計画の中で、50名分の整備を予定し、過日、募集を行いましたが応募がありませんでした。今後、計画期間内の整備を目指し、再度募集を行う予定です。

  2. 高齢者に対する屋根の雪下ろしサービスは、福祉政策として行っているものであり、その基準として市民税が非課税の方に対して、実施しているものです。課税されている方からそのような要望があることは承知しておりますが、現在はこのように取り扱っております。

  3. 小樽市立病院では、来院されるすべての方に正面玄関でサーモモニターによる検温を実施しており、それに伴い、令和2年7月1日より正面玄関の開錠時間を7時45分に変更しております。これは従前のように多くの患者さんが診察予約時間よりも早くに来院され、館内が密になることを防ぐために実施しているものであり、また、診療受付開始時間も8時からとなっていることから、館内での滞在時間をなるべく短くするため、早くてもその15分前を目途に来院されることをお願いいたします。早朝から来院されたいお気持ちは十分に理解しておりますが、未知の病気である新型コロナウイルス感染症防止対策をすることが、小樽市民の皆さんの健康で安全な生活を守るためには最も重要なこととなりますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

通学路の安全確保について【8月25日受理】

桜ロータリーを登校時の小中学生が安全に渡れるよう、毎朝ボランティアで見守っています。2学期も始まったのに、いまだ信号機のない横断歩道の白線が引かれず、薄れたままです。以前、桜小学校の児童が学校帰りに桜ロータリーの横断歩道で交通事故にあったときは、事故翌日に白線が引かれました。桜ロータリーでは特に、運転手の早くロータリー内に進入したい気持ちが先走り、横断歩道よりロータリー内の車に目が向いています。全国の調査で、信号機の無い横断歩道では、歩行者が横断しようとしても6台に1台しか止まってくれず、運転手が交通法令を理解していないのが現状です。道路標識も必要ですが、白線で目に訴えることも大事だと思います。歩行者の命を守るためにも、ぜひお願いします。

【回答】

小樽警察署へ、桜ロータリーの白線の補修及び、同場所での一時停止違反の取締りの強化について依頼しました。

歩行者用押ボタン信号機について【8月23日受理】

信号機については警察の管轄ですが、観光に来られた外国の方が、押ボタン式の信号機(文学館・美術館前の押ボタン式信号機)の前で信号が青になるのを待っているのをよく見かけます。日本語でボタンを押してくださいの表示がありますが、日本語が読めない外国の方々のために、英語の表示があれば長いこと待つこともないと思います。私が見かけたときは、ボタンを押してあげています。

【回答】

小樽警察署へ要望をお伝えし検討を依頼したところ、依頼日翌日に、現地押しボタン信号機に英語表記でシールを設置していただきました。

朝里十字街の空き地の有効活用について【8月18日受理】

国道5号線と道道1号線の交差した朝里十字街の空き地は、約20年間にわたって有効に使われたことが少ないですが、「道の駅」の設置はいかがでしょうか。私はこれまで、花壇の維持や地域の雪まつりの手伝いなどに関わり、この間、朝里地区で利用できる地域会館の構想などが提言されましたが、財政問題や地域で維持・管理することの困難さ等から、実現されないまま今日に至っております。
道の駅は市が設置し、その後の管理・維持については第3セクター方式で行い、地域住民も運営・維持についてできることは協力していきます。他の道の駅の状況を調査し、入り口と出口、駐車場のスペース、トイレの問題、休憩スペース(ベンチの設置)等について、十分に検討を重ねることが重要です。

【回答】

市内における「道の駅」の設置につきましては、これまでも市民の方からご提言をいただいたこともあり、市としても研究してきておりますが、設置するためには、「幹線道路との接続可能な設置に適した敷地の確保」、「市の財政状況が厳しい中での施設整備費や維持管理経費の確保」、「既存の商業施設との競合による影響」などが課題となっています。本市には魅力ある特産品が数多くあり、それらをまとめて提供できる「道の駅」は、人を呼び込むために有用な施設との考えもありますので、課題を整理した上で、将来性や採算性などを十分に考慮しながら、その必要性も含めて検討してまいりましたが、設置に向けた課題の整理が難しいと考えているところです。

このような中、現在、第3号ふ頭及び周辺地域では、今後のクルーズ振興や港を生かした「にぎわいある交流空間」の創出に向けて、大型クルーズ船に対応した岸壁のほか、クルーズターミナルやバス駐車場などの整備を進めており、今後、公園や観光船乗場の整備を予定しております。また、この地域では民間投資による観光・商業施設の建設も検討されており、駐車場やトイレが24時間無料で使用できるかは未定ですが、「道の駅」と類似の機能である情報発信や飲食・物販機能のほか、地域住民、観光客、クルーズ旅客などとの交流機能等の導入が見込まれております。本市では、この施設を代表施設としたこの区域一帯を「みなとオアシス」として登録し、地域住民の交流や観光拠点として、地域の振興を図っていきたいと考えております。

なお、当該市有地につきましては、東南地区のコミュニティセンター用地として確保しておりますが、本市の厳しい財政状況の中、現段階ではその実現に至っておりません。しかしながら、市民の方からは朝里にまちづくりセンターの建設を求める陳情が提出されており、引き続き建設手法や財源の確保等を検討したいと考えております。

私道の除雪、スケートボードについて【8月12日受理】

  1. 家の前の通りが私道なので、除雪が入らないとのことですが、市道にするにはどうすれば良いですか。年寄りばかりで、自分たちで除雪をしていますが、何かあったら救急車も入れません。
  2. 若者が小樽に残る様に、スケートボードを滑るところをつくってもらえませんか、パークでなくても広場で良いので。小樽ではスケートボードを滑っていると、警察がすぐきます。

【回答】

  1. 私道を市道にするためには、通り抜け可能、幅員4m以上等の要件があり、その要件を満たしたうえで、土地所有者が市に土地を寄付してもらうことが認定の前提となります。除雪作業は、市道であることが前提であるため、現状で新たに作業を行うのは困難ですが、私道の除排雪作業の支援制度として「貸出ダンプ制度」があります。

  2. スケートボードについては、先日開催された東京オリンピックで日本代表選手がメダルを獲得するなど、注目を浴びている競技でありますが、本市としましては、厳しい財政状況の中、既存のスポーツ施設の老朽化に対応しきれていない現状であることから、スケートボードの練習場を設置することは難しい状況であります。また、本市のスポーツ施設や公園では、各施設の利用目的、維持管理、利用者の安全確保の観点からスケートボードの練習場として開放していないところです。しかしながら、スケートボードの人気は若者を中心に今後高まっていくとの予想もあることから、練習場の設置につきましては、競技人口等の推移や、他都市の状況も参考にしてまいりたいと考えております。

銭函小学校のスクールバスについて【8月10日受理】

銭函小学校のスクールバスが、銭函1丁目の区域は走っていないので、近所の子が40分歩いて通学しています。5号線に出るまで遠回りしなければならないのと歩道がないので、今から子どもが小学生になった時の通学が心配です。銭函1丁目も、スクールバスの対象地域にしてほしいです。近所の保護者たちは、毎日登下校の見守りをしていて、子どもを小学校に通わすために、仕事を続けることができません。

【回答】

本市では、自宅から学校までの通学距離が、小学生の場合は片道2Km以上、中学生の場合は片道3Km以上ある児童・生徒を対象にスクールバスの運行や通学費の助成をしております。子どもたちが通学する学校は、お住まいの住所によって小樽市が指定しており、銭函1丁目には、銭函小学校に指定される地域と桂岡小学校に指定される地域があります。銭函1丁目の銭函小学校を指定する地域から学校までの距離は、遠回りとなってしまいますが、国道5号線の保証牛乳付近の歩行者用押しボタン信号のある交差点を通った場合でも、2Km未満であることから、銭函1丁目はスクールバスを運行する地域に該当しておりません。

お子さんが小学校に入学されてからのご心配をされる親御さんのお気持ちは、もっともなことです。ご家庭においても、お子さんの成長にあわせ、交通安全についてお話しされていくことと思いますが、学校においても、子どもたちが登下校時や日常生活の中で、交通事故に遭わないために、犯罪に巻き込まれないために、子どもたち自身が危険から身を守れるための指導を徹底して行っております。子どもたちが笑顔で学校生活を送れるよう、今後も安全・安心に向けた取組を続けてまいりますので、ご理解をいただけますようお願いいたします。

市民プール、カラス、赤岩の遊歩道、「おたるパス」、人口減少対策、自然保護について【8月4日受理】

  1. プール建設を要望している団体の意見を聞いていると、「目的」と「手段」を混同している気がします。プールを使用されている方々は、いろいろな困りごとを抱えているようですが、それらの困りごと対策が「目的」で、その対策「手段」の一つとして市民プール建設がありますが、市民プール建設が「目的」となっています。これでは市民プールができても「あれができない、これができない」となりそうです。まず団体から困りごとの優先順位をつけてもらい、その対応策を市から示してはどうでしょうか。
  2. カラスが増えている気がします。人に攻撃してくることもあり、減らしてもらいたいと考えていますが、避妊薬入りの餌を食べさせることはできないでしょうか。時間はかかるかもしれませんが、カラスに気づかれる前に、効果を上げ確実に減らすことができると思います。
  3. 赤岩とオタモイの遊歩道はとてもきれいで、何度も歩いていますが、赤岩ではロッククライミングをしている人を大勢目にします。オリンピックでスポーツクライミングが種目になっていて、ブームになりそうです。もっと駐車場や道路の整備を行い情報発信をすれば、大勢の人が来るし、宿泊者も増えると思います。
  4. 総合博物館、文学館、美術館の会員になっていますが、毎年それぞれ入会手続きをする必要があり、3枚のカードを持っています。これを一つにまとめられないでしょうか。各館の業務削減と、「せっかくだから見ようか」の考えで入場者増が見込まれ、小樽への理解が深まります。北海道美術協力会では、会員になると、札幌の近代美術館や芸術の森美術館はもちろん、函館美術館や旭川美術館なども見ることができます。小樽もぜひ統一してください。
    また、パリのミュージアムパスでは、約50か所の美術館・博物館を何度でも見ることができます。ロンドンパスでは、80か所以上のアトラクションを楽しめます。小樽パスを作り、博物館などの他に水族館・運河クルーズ・天狗山ロープウェイなど、いろいろ付けたらどうでしょう。ただでもらうガイドマップと違い自分で買うので、どこへ行けるか熱心に調べ、小樽に詳しくなるし、長く滞在したくなります。
  5. IT企業のような給与の高く、頭脳を使う仕事が小樽に少ないことが、札幌や東京への流出となっているようです。息子は愛知県でIT関連の会社へ勤めていますが、毎日自宅のパソコンで仕事をして、今年は一度も出社していません。小樽へ来るよう誘いましたが、出社しなければならないときに困るとのことでした。そこで提案ですが、ネット環境が良く周りとのコミュニケーションをしやすい住居を作り、IT企業の社宅として使えないでしょうか。アメリカのシリコンバレーでは、いろいろな企業のいろいろな人たちが集まり話ができるので、そこに住むだけで価値があると聞いたことがあります。「北のシリコンバレー小樽」を作りませんか。
  6. 小樽にはきれいな水が豊富にあったので、おいしい穀物が取れるし、料理してもおいしくなると聞きました。そのおいしい水を作っているのは豊かな自然です。運河も小樽の貴重な財産ですが、自然もおいしい水も貴重な財産です。どんどん緑が減って危機感を持っています。空き家がたくさんある中で、緑を減らして家を作る必要もないし、太陽光パネルも必要ありません。規制はできないのでしょうか。

【回答】

  1. 新・市民プールにつきましては、市民の健康寿命の延伸に寄与すること、災害時の市民の安全に寄与すること、子どもから高齢者まで幅広い世代の交流に寄与することなどを目的とし、建替えが必要な総合体育館との併設を含めて検討しているところです。ご指摘のとおり、必ずしも新・市民プールの建設が唯一の手段ではなく、建設についても賛否両論あるものと承知しておりますので、本年度中に策定する総合体育館の長寿命化計画(個別施設計画)の策定過程において、各スポーツ団体等からもご意見を伺いながら、総合体育館の目的に合致した機能を備えつつ、適正な規模となるよう検討してまいりたいと考えております。

  2. カラスの個体数調整の対策につきましては、農林水産省においても、様々な研究を行っているようですが、避妊薬などの薬物を用いる方法や天敵を活用する方法は、世界的に成功した事例がなく、他の方法による対策に研究の目が向けられております。また、カラスは鳥獣保護管理法による野生鳥獣であるため、むやみに駆除できないことから、市といたしましても、引き続きカラスに対する注意喚起を図ってまいりたいと考えております。

  3. オタモイから赤岩を経由して祝津へとつながる「小樽海岸自然探勝路」につきましては、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」にも指定されている美しい海岸の風景と四季折々の植物を楽しむことができ、近年ではロッククライミングを楽しむ方も増えており、今後、PRすべきスポットであると認識しております。しかしながら、赤岩海岸に至る道路につきましては、現状で整備は困難ですので、日常的な維持補修で対応したいと考えております。また、赤岩の駐車場の整備に関しましては、国定公園を所管する北海道にご要望をお伝えいたします。

  4. 市内にある各施設の共通パスにつきましては、海外はもちろんのこと、国内にも散見されます。海外の事例につきましては、根本の法律や制度が異なるため、単純に比較したり同様の制度を導入したりすることは困難であります。また国内でも、多くの事例が行政ではなく外部の団体で共通券を発行しており、例えば、財団法人がとりまとめを行って料金の分配をするなどの仕組みづくりをしています。本市にはそのような受け皿となる法人がなかなか見つからないなどの課題もあることから、直ちに実現は難しいものと考えております。

    また、文学館と美術館につきましては、それぞれの支援団体が、会費や記念品販売、その他の収入をもとに、会員の観覧料や資料の収集、企画展への助成を行っていただいております。それぞれの団体がそれぞれの館を支援することを目的としておりますので、これらをまとめることは困難であります。しかしながら、共通パスの創設により滞在時間の延長も期待されますので、今後、そのような手法についても研究してまいりたいと考えております。

  5. 人口減少対策につきましては、本市ではIT関連企業の誘致を促進し、市内中心部における市民の働く場の確保と市内居住の促進を図り、経済振興に資することを目的に、事務所等を開設する際の施設改修費や賃料などの維持管理費などを補助する「小樽市IT関連企業等誘致促進補助金」がございますので、こうした優遇制度の周知を図るとともに、本市のブランド力や首都圏との同時被災の可能性が少ない地理的優位性をPRするなどにより、引き続き、企業誘致活動を進めてまいりたいと考えております。

    また、東京23区(在住者又は通勤者)から本市に、転勤ではなく自己の意思によりテレワーク移住し、東京23区での仕事を継続される方を対象に、最大100万円の「移住支援金」を支給する制度や、市内の「ちょっと暮らし施設(宿泊施設)」を活用した「テレワークモニター事業」を現在実施しておりますので、こうした制度の周知につきまして、引き続き進めてまいりたいと考えております。

  6. 自然の保護につきましては、近年、地球温暖化が要因とされる、大規模な災害が頻発し、温暖化防止対策は、我が国を含め世界各国の喫緊の課題となっております。太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及は、その対策に非常に有効な手段とされ、その導入促進は国家レベルの施策となっており、本市といたしましても、ゼロカーボンシティとして積極的に導入を進めていくこととしております。

    ご意見のとおり、豊かな自然やおいしい水は小樽の貴重な財産であり、その財産を守ることは、重要な役割の一つと認識しておりますが、一方で、地球温暖化対策にも取り組んでいかなければなりません。そのため、市では、生活環境及び自然環境の保全との調和を図りながら、再生可能エネルギーの導入を進めてまいりたいと考えております。

    なお、太陽光発電施設につきましては、関係法令のほか、国や市のガイドラインおいて「周辺環境への配慮」について規定されていることから、設置者においては、遵守した上で進めているものと認識しておりますが、今後も、引き続き、適切な対応を求めてまいります。

令和3年7月に寄せられた手紙

行政の対応、土石流災害の調査について【7月26日受理】

  1. 町会の区長をしている私のところに、町会の住民から自宅前の舗装道路に穴が開いていると電話がありました。確認をしに行くと、10cm程度の穴に20cm程度の深さ、さらにその下に直径30cm程度の空洞ができたいたので、とりあえずカラーコーンを置いた上で市役所へ電話しました。当直の方が詳細を聞き取ったうえで、明朝、担当者へ伝えますと言ってくれたので、1週間のうちには直してもらえるかと思っていました。すると、翌朝8時30分に担当者から場所確認の電話があり、当日午前中には工事が終了したとの連絡とともに、カラーコーンを届けてもらいました。いち早い対応で、心配していた事故もありませんでした。行政としては当然かもしれませんが、市民として、いち早い対応はたいへんうれしいものでした。
  2. 熱海市の土石流災害について、行政の怠慢をやり玉にあげるかのような報道がされていますが、小樽市もハザードマップ等では、急な傾斜地等が危険な場所として指定されています。人為的な工作等がされていないかの調査で熱海市と同様の案件があった場合は抜かりない対応をお願いします。

【回答】

  1. 丁寧なお言葉ありがとうございました、対応した職員の励みになります。今後も、お困りの事やお気づきの点があれば、お気軽にご連絡してください。

  2. 小樽市内の土砂災害警戒区域指定につきましては、現在243箇所を指定済みです。土砂災害警戒区域に指定されると、避難場所を明示した土砂災害ハザードマップを作成し、市のホームページで公表しております。急傾斜地などの危険箇所については、付近住民の安全を確保するため、土砂災害ハザードマップを作成し、土砂災害が発生した場合の避難体制が整備されております。人為的な工作等につきましては、造成主からの法に基づく申請書を提出いただいた上で内容を精査し基準に合致しているか確認しておりますが、申請が未提出で住民からの通報などにより造成を確認した場合においても、現地を確認の上、撤去や是正を行うよう指導を行っております。

子どもたちが遊べる公園や施設について【7月26日受理】

それぞれの地域に、遊具がなくても清潔で広々とした空間で、子どもたちが安全に自由に走り回り遊ばせることのできるような公園(広場)があればよい。札幌には、ちょっと行けば、そのようなところがある。

噴水のある運河公園に行っても、駐車場がなく路上駐車で怒られたこともあり、連れていきたくても連れていけない。

自宅の近くに子育て支援センターがあるが、子どもの年齢に応じた講座や行事等と、子どもの昼寝時間帯などが重なり連れていけないことが多かった。決められた時間に動くことのできない親子はたくさんいる。親子で気軽にいつでもふらっと行けて、遊ばせることのできるサロンみたいなところがあまりにも少ない。大がかりな施設でなくてよい。「こんにちは、今日も来たよ」という感じでいつの時間帯でも利用できる場所があればよい。
児童館に連れていくこともあったが、駐車場から児童館までの距離が長い。車のない親子は行くことができない。

生活保護の不正受給について【7月19日受理】

生活保護の不正受給をしている人が、まわりにたくさんいますが、働けるのに言い訳をして働けないと言っているみたいです。もっと真剣に調査するべき。

金婚式の賞状について【7月19日受理】

金婚式の賞状をいただけませんか。人生の区切りでもあり記念でもあるので、送付していただければと思います。

【回答】

「金婚写真撮影会」の参加者へお渡ししているものなので、撮影会実施後になりますが、お送りします。

国道5号線のスピード違反について【7月16日受理】

警察の方にお願いしたいのですが、銭函交番や札樽病院近くの道5号線はスピードを出す車が非常に多く危険です。交番の近くには中学校等があるので、もっとスピード違反の取り締まりをすべきと思います。

【回答】

小樽警察署にお手紙の内容をお伝えしたところ、国道5号については定期的に取締りを行っていますが、そのようなご意見があるのなら、可能な限りの対策を講じますとのことでした。

みどり公園の松の木について【7月15日受理】

みどり公園の松の木が大きくなりすぎて、台風や雪の重みで枝が折れて危険です。春になるとカラスが巣を作り、子どもたちを威嚇しおそいかかってきます。倒木の危険もあるので、3年前からお話をしていますが、予算が厳しいとの答えでした。危険とわかっていても対応してもらえないのは悲しいです。

【回答】

みどり公園に植生している「カラマツ」は、防風林にも使用され比較的風に強い樹種であり、担当者が実際に確認したところ、外見上特に腐朽(ふきゅう)などの異常は見受けられないとの報告を受けております。また、カラスの営巣につきましても、危険だと判断した場合には除去するなど、適切な対応を取らせていただいておりますので、現状では伐木の予定はありません。

しかしながら、引き続き公園を巡視する際には、樹木の異常や通行の支障となる枝の有無などを確認し、公園を利用される方や通行される方に危険が及ばないよう、その状況に応じて必要な対応をとってまいりたいと考えております。

市民センターについて【7月15日受理】

「小樽市民センター」の会議室申込の問い合わせをしたところ、冷房機が故障しているため冷房が入らない事を承諾の上なら受け付けられると言われました。故障しているのならなぜ修理しないのでしょうか。ここ数年の猛暑を考えると、冷房なしでは熱中症などの危険性もあり、非常に無理があると思います。冷房が使えるようにするよう強く要望します。

市営プール、新小樽駅について【7月14日受理】

  1. 市営プールが新設されるまでの間、高島小学校を市営プールとして使用されるようになり長期間が経ちますが、プールの新設はいつになるのでしょうか。私はバス料金の関係もあり、やむなく若松の民間プールを使用していますが、新設のめどがたたないのであれば、民間と契約し市民が低料金で使用できないでしょうか。前に手紙を出したとき、教育委員会で実施している水泳教室を利用すればとのことでしたが、回数や募集人数から希望者が全員参加できる状況ではありません。市営プールの料金全額でなくても、一部補助を検討できませんか。
  2. 天神の新小樽駅の駐車場等の規模について、見直しが必要と考えます。市民は、札幌へ行くのに不便で高額の料金を払ってまで利用することもなく、観光客も目的は札幌でほとんど素通りが懸念され、過大な投資でこれからの財政を圧迫する心配もあります。後世につけを残さないよう検討願います。

【回答】

  1. 新・市民プールにつきましては、本年度中に策定する総合体育館の個別施設計画において、併設を前提に検討しておりますので、プールが併設されることになりましたら建設時期等をお示しいたします。

    高島小学校温水プールにつきましては、交通の便が悪く利用しづらいとのご指摘もいただいていることから、新・市民プール建設までの暫定的な措置として、市内中心部の民間施設を活用し、教育委員会主催の水泳教室等を開催しているところです。7月から開催される初心者水泳教室につきましては、ご指摘のとおり抽選となってしまいましたが、前回受講されていない方については全員が受講されておりますので、ご理解いただければと思います。

    民間プール利用者に対する補助金等につきましては、従来から民間のプールを利用されている皆様もいらっしゃることから、全市的な不均衡を考慮しますと、非常に難しいものと考えております。

  2.  

    新小樽(仮称)駅周辺整備につきましては、新駅利用者数などを客観的な推計手法を用いて想定し、その結果に基づき計画したものであります。そのため、適正な規模であると考えておりますが、多くの方に新駅を利用していただけるよう、官民連携による会議において議論を重ねているところです。なお、整備や維持管理に必要な財政負担につきましては、将来負担のシミュレーションを行った上で、国庫補助金等の活用などにより過度な負担が生じないよう取り組むとともに、このたびいただきましたご意見も念頭に置き、更なる負担軽減策を検討してまいります。

 

道路の白線、歩道橋について【7月13日受理】

  1. 車を運転していますが、横断歩道や停止線などの道路の白線が、市内のあちこちで消えてありません。雪がとけたら確認をして線をつけてほしいです。
  2. 産業会館のそばの歩道橋が、さびて穴が開いて危ないと感じています。

【回答】

  1. 横断歩道白線の改善につきましては、北海道公安委員会が、全道の状況を見ながら順次改善しております。
  2. 当該歩道橋を管理している北海道開発局道路事務所では、定期的に点検を行っており、このたびも現状を確認しているとのことです。補修については、検討中とのことです。

なえぼ公園、長橋小学校の歩道、図書館駐車場について【7月12日受理】

  1. なえぼ公園の建物が破損したまま直っていないので、危険だと思いました。また、小川から下水にかけて、流木などで汚らしいです。
  2. 長橋小学校の歩道がぼこぼこのため、雨が降ったら水捌けが悪く、子どもたちがかわいそうです。
  3. 図書館の正面玄関前の駐車場について、歩道と車道の境目の縁石が低く見ずらいので、ポールを立ててほしい。

【回答】

  1. 「森の自然館」につきましては、既に補修を済ませております。小川の流木につきましては、対応します。

  2. 全面的な補修は困難ですが、部分的に補修を行い様子を見させてください。
  3. 図書館正面の角の縁石につきましは、図書館に出入りする配送車なども多いため、万が一接触したことも考慮し、固定式のポールではなく大きめのパイロンと角に黄色の安全クッションをすることで、市民の皆様へ注意を呼び掛けてまいります。

 

道路の補修について【7月12日受理】

宅配をやっていて、銭函、蘭島方面を除く市内全域を周っていますが、最近、国道・道道を含む車道の補修が追いつかず、穴だらけ、ひびだらけが目立ちます。補修をやってはいるようですが、補修を要する白ペンキのマークが放置されていたり、マークを無視して穴を少々埋めるだけといった市道等が目立ちます。一度、補修専門の道路パトロールをやってみてはどうでしょうか。

【回答】

市内全域の市道につきましては、補修する予定の範囲を白線でマーキングすることがありますが、その後、実際に舗装する箇所の施工までに時間を要することがあり、応急的に穴埋めで対応する場合があります。できるだけ速やかに施工を行うよう、業者に対して指導をしていきたいと考えております。市としましては、市内全域の市道について、市職員及び委託業者が、引き続き適切な道路パトロールに努め、現地の状況を確認していきたいと考えておりますが、お気づきの点がございましたら、お知らせくださいますようお願いします。

また、ご意見をいただいた今回の件につきましては、国道を管理する北海道開発局及び道道を管理する北海道にも情報提供をさせていただきます。

 

 

最上公園について【7月12日受理】

天狗山の近くの最上公園は、とても緑豊かで、遊具も2、3個設置されています。でも、うっそうとして物騒です。見通しの良い公園であってほしいので、雑草を刈り取ってもらえれば、利用する人が間違いなく増えると思います。

【回答】

最上公園の草刈りは、すぐに実施します。

 

 

情報不足、建築許可、公園、病院、市民バスについて【7月12日受理】

  1. たとえば冬期間など、水道凍結に注意とか、大雪警報とか、道路状況が危ないとかについての情報をもっとはっきり流してほしい。
  2. 自宅前や自宅裏など、なんでこんな所に建築許可が下りたのかという場所に家が建っている。冬にどのように外出しているのかとか、道路が凍って危険極まりない状態であることについて、個人まかせにするのか。
  3. 公園が少ないし、癒される公園もない。ベンチもないので休憩できない。なえぼ公園のように広大な公園はあっても、まるで機能していないので、もっと公園らしいものにしてほしい。
  4. 病院が少ないし、ひどい町医者がいる。
  5. 100円で乗れ裏道を通るような、市民バスをつくってほしい。

【回答】

  1. 本市では、市民の皆さんへ情報をお伝えする主な手段として、広報おたる、ホームページ等を活用しておりますが、広報おたるは発行が月1回のため、市民の皆さんへお配りする時には内容が変わっている可能性があります。一方で、ホームページには最新の情報を載せることができますが、高齢者の方が多い本市では、ホームページを見ることができない方々も少なからずいらっしゃるなど、それぞれに課題があります。

    新型コロナウイルス感染症の感染拡大以降、お知らせしなければならない情報が増え、その対応に苦慮しているところですが、例えば、水道凍結につきましては、私が出演させていただいておりますFMおたるの「明日へ向かってスクラムトライ」というラジオ番組(毎月第1・3月曜日午後2時放送)で、今年の1月に市民の皆さんに向けて注意喚起させていただくなど、様々な情報発信手段の活用について工夫を重ねておりますので、ご理解いただければと思います。
  2. 該当路線は私道ですので、市では砂散布等の対応はできませんが、私道であっても砂袋はお配りすることができるので、危険個所への散布にご協力をお願いします。
  3. 今後、公園整備を行う際に、ご意見を参考とさせていただきます。
  4. 小樽市内の医療機関数は、令和3年7月1日現在、病院が15か所、診療所が80か所、歯科診療所が78か所となっており、道内の人口規模が同程度の自治体と比べても、特に少ないと一概には言えないと考えております。

    なお、本市では、医療機関の適正な配置や医療資源の効率的な活用、病院の機能分化などを図るために、北海道が定めた医療計画に基づき、市内の医療体制を確保しているところです。また、ひどい町医者がいるとのご指摘につきましては、医療機関の対応等で何かご意見がございましたら、保健所で医療安全相談を受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。

  5. 市民バスの導入につきまして、自治体が実施するコミュニティバスなどのサービスは、路線バスに代わる移動手段として、地方を中心に、多くの自治体が導入しております。本市では、現在、市内の全バス路線を民間企業が運行していますが、人口減少が進む中、利用実態に合わないバス路線につきましては、今後、こうしたサービスへの移行も検討しなければならないと考えております。

 

粗大ごみ回収の窓口設置について【7月9日受理】

粗大ごみの回収の窓口を作ってほしい。業者に個別に見積もりをとるのは大変だし、せめて布団や学習机、ベッド、自転車などよくあるものだけでも目安の金額をのせておいてほしいです。

 

脱プラ、地域電力について【7月8日受理】

  1. 7月はプラスチックフリージュライという脱プラチャレンジが、世界中で行われています。使い捨てプラを使わないことに、3億人以上が参加しています。学校や企業の参加もありますが、日本の自治体ではまだ参加例がありません。マイクロプラスチック対策、SDGsとして、小樽市もぜひ取り組んでほしいです。EUでは、7月3日にプラスチック製の使い捨て容器や食器類の市場流通を禁止する新規則が施行されました。欧州委員会は海洋ごみの80%がこうしたプラごみだとしており、新規則実施で欧州の海岸を汚すごみが70%減ると推計しています。プラスチックを使わないという意識で生活すると、行動が変わります。
  2. また、地域電力についても取り組んでほしいです。多くの自治体で導入事例があります。電力も地産地消で、気候変動対策と災害に強い自治体になりましょう。

【回答】

  1. 海洋プラスチックによる汚染の問題は、世界全体で連携して取り組むべき喫緊の課題です。国においては、レジ袋削減の法整備を行ったほか、プラスチックによる生活利便性を損なうことなくプラスチックごみを削減すべく、代替素材開発への支援にも取り組んでおり、各企業においても独自に取組を進めております。本市といたしましても、従前からの排出抑制等の対策のほか、より一層、プラスチックごみの資源化によるごみの減量化や意識啓発に取り組んでまいりたいと考えております。
  2. また、地域電力に関連した取組については、令和2年12月に、住友商事株式会社が実施する「地中熱を活用した次世代スマート熱供給インフラ構築プロジェクト」の可能性の調査・検討について、協力・サポートを提供することを内容とした覚書を締結しました。このプロジェクトにおいて、本市に適性があるとなった場合には、地中熱を核とする小規模地域熱供給実証実験や、他の再生可能エネルギー熱源を取り込み、地域でのネットワークを拡大していく考えであると伺っています。地域のエネルギーを地域で消費するという地産地消のエネルギーによる経済効果や、より良い市民生活の一助になることなど、まちづくりへの貢献に大きな期待を寄せているところです。一方、本市では、本年5月に生活環境及び自然環境の保全との調和を図りながら2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロ、いわゆるゼロカーボンシティを目指すことを表明しており、今後も、環境にやさしいまちづくりについて、市民や民間事業者の皆さんとともに、オール小樽で、さまざまな取組を検討してまいります。

 

祝津団地の小公園について【7月8日受理】

祝津団地小公園の砂場が、何年もの間、ビニールシートをかけられ放置されたままになっています。子どもたちの遊具もビニールテープが貼られたまま、放置されています。せっかく公園があるのに、子どもたちの遊び場がなく困っています。

【回答】

公園の砂場のビニールシートについては、数年前に祝津地区にキツネが発生し問題となったため、当時、エキノコックス対策としてビニールシートによる措置をしていたものです。今回状況を確認し、現在もキツネがいなくなった訳ではありませんが、他の公園施設等では使用禁止措置をしていないため、ビニールシートを撤去し砂場の利用を再開するため、砂入れ等の対応をします。遊具(箱型ブランコ)については、全国的に危険性が指摘されているため、現在、他の児童遊園も含め、順次撤去作業を進めており、今シーズン中には撤去します。

 

道の駅、小樽市立病院前の花壇について【7月7日受理】

  1. 小樽にぜひ道の駅をつくってほしいです。各地の道の駅では、それぞれのご当地名物が売られているだけでなく、食事ができたり、公園が隣接していたり、夜間でも冬期でも安心して使用できるトイレがあります。小樽は観光地で多くのお店がありますが、その集大成的な場所が、気軽に立ち寄れる小樽の顔としてあればと思います。
  2. 小樽市立病院前の花壇の草が、汚すぎると思います。きっと、きれいな草花を植えるために造ったと思われる場所ですが、植えないのであれば、せめてあの雑草のような状態をきれいに取り除く方がいいと思います。

【回答】

  1. 本市には魅力ある特産品が数多くあり、それらをまとめて提供できる「道の駅」は、人を呼び込むための有用な施設との提言を、これまでも市民の方からいただいており、市として研究をしてきております。その中で、設置のためには、「幹線道路との接続可能な設置に適した敷地の確保」「市の財政状況が厳しい中での施設整備費や維持管理経費の確保」「既存の商業施設との競合による影響」などが課題となっており、将来性や採算性などを充分に考慮しながら、必要性も含めて検討してまいりましたが、現在はその課題の整理が難しいと考えているところです。
    一方、現在、第3号ふ頭及び周辺地域では、今後のクルーズ振興や港を生かした「にぎわいある交流空間」の創出に向けて、大型クルーズ船に対応した岸壁のほか、クルーズターミナルやバス駐車場などの整備を進めており、今後、公園や観光船乗場の整備を予定しております。また、この地域では民間投資による観光・商業施設の建設も検討されており、駐車場やトイレが24時間無料で使用できるかは未定ですが、「道の駅」と類似の機能である情報発信や飲食・物販機能のほか、地域住民、観光客、クルーズ旅客などとの交流機能等の導入が見込まれております。本市では、この施設を代表施設とした区域一帯を「みなとオアシス」として登録し、地域住民の交流や観光拠点として、地域の振興を図っていきたいと考えております。

  2. 小樽市立病院前の歩道に面した土のスペースにつきましては、手入れが行き届かず雑草が生えている状況でしたので、直ちに雑草を取り除きました。今後は、草木の手入れを行うなど管理をしっかりと行い、来院される皆様や通行される皆様に不快感を与えることが無いよう環境美化に努めてまいります。

 

公共施設のトイレについて【7月7日受理】

市立の公共施設のトイレについて、和式と洋式が併設されているものを、全部洋式にしてほしい。年をとってから洋式ばかり使用していますが、音楽会などで込み合っているときなど、とても不便です。また、洋式の方が掃除もしやすいし、和式だと汚れやすいと思います。もうどこの家庭でも洋式にしていると思いますが、和式は日本の文化として残していかなければいけないのでしょうか。

 

築港駅前のバス停について【7月7日受理】

築港駅前のバス停は、以前よりずい分離れてしまい、とても不便になりました。よそから来た人は、駅前からあまりに離れていて、戸惑っています。私は通勤でたびたびバスを使いますが、道幅が狭いため車に水をかけられ困ります。小さい子を連れて乗る方も、待っている間とても危険です。店も閉店しており、広くて安心なので、市営住宅2号棟前の元の場所に戻すことを希望します。

【回答】

ご指摘のバス停は、市営若竹住宅3号棟前に移設できないか検討中です。歩道橋の撤去が必要になるので、近い将来、皆さんの意見を伺う予定です。

 

からまつ公園の草刈り、フルール街道のトンネル内の照明について【7月7日受理】

  1. からまつ公演は、毎年きれいに草刈りされサッカーやラグビーで利用されていますが、サッカーボールが草むらに入って多くの時間、ボール探しをしている姿を見ることがあるので、正面の観客席らしき石段まで、草刈の範囲を広げてほしいです。
  2. フルーツ街道のトンネル内照明の暗さが一部解消されましたが、フルフェイスのヘルメットをしたバイク利用者のための改善をぜひお願いします。

【回答】

  1. からまつ公園運動場の維持管理につきましては、専門業者に芝刈り等の業務委託を行っていることに加え、ラグビーフットボール協会にもご協力をいただいているところです。ご指摘のあった、フィールドと林の間の部分や観客席のある部分につきましては、芝生と植生が異なることや、乗用タイプの芝刈り機が使用できないため、業務委託にかかる人件費が大幅に増加することから、対象範囲の拡大は難しい状況にありますが、からまつ公園グラウンドを含む市内社会体育施設の維持管理につきましては、生涯スポーツ課職員が定期的に巡回しており、施設使用に支障のある場合など修繕や草刈りなど応急措置を行っているところです。このたびのご指摘を受け、あらためて現地を調査させたところ、雑草の生育が著しく利用に支障がある箇所があることを確認いたしましたので、草刈りを実施いたしました。
  2. トンネル照明につきましては、現在LED化を進めており、今年度も部分的ではありますが文庫歌トンネルでLED化を進める予定です。

 

銭函の海岸での不法投棄について【7月7日受理】

銭函1丁目と2丁目の海岸(ともに海水浴場ではありません)での不法投棄が多く、ここ数年は徐々にひどくなっているように思います。特に目立つのは、BBQセットを持ち込み、飲み食いしたパックや缶、瓶だけでなく、そのBBQセットごと投棄していくケースです。地元の仲間でごみ拾い等回収対応していますが、セットごと投棄されるものはやりきれない感情になります。
そこで、これらの不法投棄を抑止するための罰金条例や、立て看板などの設置を、市で整備することは可能でしょうか。

【回答】

地域の環境美化にご協力いただき、感謝申し上げます。不法投棄の問題につきましては、降雪期間を除く4月から11月までの間、市内山間部などを中心に、車両2台でパトロールするとともに、小樽警察署と連携しながら、不法投棄が継続して発生する場所に看板を設置したり、調査を行ったりしております。しかしながら、不法投棄が後を絶たず、対応に苦慮しております。不法投棄に関する罰則につきましては、条例によらずとも、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金の罰則が設けられておりますが、不法投棄者を特定することが難しい場合には、その適用も困難です。

このたびいただいたご意見は、海岸管理者である北海道へお伝えし、看板設置について協議をさせていただきたいと思います。

なお、市では、ボランティアで清掃を行っていただける場合には、海岸のごみ拾いで使用する袋の提供や、収集したごみの回収を行っておりますので、ご希望される場合は清掃事業所までお問い合わせください。

 

 

小樽公園の時計、ランニングコースの舗装、通学路の交通制限について【7月6日受理】

  1. 小樽公園見晴らし台の時計が2年間狂ったままになって直っていません。観光地なのでぜひ直してください。
  2. 毎朝、小樽公園のランニングコースでウォーキングしていますが、Bコースの球場近くの舗装が崩れていたり、幅が狭くなっています。修理してもらえればと思います。
  3. 入船公園西1線は歩道もないが、山の手小児童の通学路なので、朝方、下校時の交通制限通学路に指定して下さい。

【回答】

  1. 設置後30年が経過し、3面ある時計のうち1面が故障していますが、取り換えや修理には特殊な作業車を使用しなければならず、対応が困難な状況です。
  2. 近日中に補修の予定がありますので、もうしばらくお待ちください。
  3. この路線については、緑・最上・入船小学校統合協議会において、スクールゾーンにしてはとの声があったため、交通量調査を行い、「車両通行量が少ないことからスクールゾーン規制には至らないと考えられる」との結論に達した経緯があります。また、山の手小学校開校後は、公園西1線については、特にスクールゾーンの要望は上がってきておりません。歩道がなく、道幅が狭くなっているところについては、通学安全マップで注意喚起しております。

 

ペットボトルのキャップ回収について【7月5日受理】

先日、母校を訪れ、ペットボトルのキャップを集めているか質問したら、もう集めていませんでした。以前、キャップ集めていた市役所や病院に聞いても同じでした。ペットボトルのキャップを資源物として回収するなり、回収を復活させる団体が出るなりしてほしい。

【回答】

ペットボトルキャップの回収につきまして、本市では、平成17年に資源物分別収集品目を拡大して以後、ペットボトルの路線回収などを開始しましたが、収集開始当初から、ペットボトルのキャップ単体での回収は行っておらず、法に従い、ペットボトルのラベルなどと一緒に「プラスチック製容器包装」として、週に1度、無料で回収を行っております。本市が回収したキャップなどは、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じ再商品化事業者へ売却し、再生プラスチック製品などに再生利用されるなど、貴重な資源物として取り扱っております。

 

 

除雪について【7月5日受理】

旧若竹小学校の歩道が、冬になると歩きにくくなり膝を痛めました。また道路も凍結して、タクシーに乗っても途中で降ろされます。なんとかなりませんか。

【回答】

この路線につきましては、ハンドガイド式の機械を使用し歩道除雪を実施しており、今後も可能な限り、歩行空間の確保に努めていきます。また、生活路線の砂散布を常時行うことは困難ですので、「砂まきボランティア」制度をご利用ください。

 

 

公園等の桜について【7月5日受理】

手宮公園の歩道を整備しないと、桜の木の根が踏み歩かれて、木が弱っていくと思います。また、旧手宮線の遊歩道を桜並木にできませんか。

【回答】

手宮公園の桜につきましては、根も含めて適切に管理するよう努めていきます。また、旧国鉄手宮線の桜並木につきましては、龍宮通りから船見線までの間に連続して桜を植栽しているほか、臨港線から手宮寄りのポケットスペース等にも植栽しており、全体の整備方針としては、鉄道遺構であることを損なわないよう空間を確保することとしておりますので、新たに植樹する計画は現在のところありません。

 

 

「おたる自然の村」パークゴルフ場について【7月5日受理】

7月にパークゴルフをしようと「おたる自然の村」へ出向くと、休憩所のテントが取り外されていました。炎天下では、休んでいても熱中症になります。市民のために元通りの休憩所にしてください。

 

 

公園について【7月5日受理】

近くに小さな公園が有りますが、地面が砂利で小さいお子さんが転んだら大変です。また壊れて乗れないブランコが、危険だからとテープでぐるぐる巻きになっています。若いお母さん方は、公園が使えないと市外に転居するのではないでしょうか。

【回答】

ご指摘いただいた(市営住宅の)公園のブランコにつきましては、昨年、遊具としての安全性に問題があることが判明したため、テープによる使用禁止措置を取らせていただきましたが、今年6月中旬に業者に撤去を発注し、7月11日に実施しております。また敷地内の砂利につきましては、すぐに現状確認を指示し、敷地内に一部石が散らばっている箇所が見受けられましたので、撤去いたしました。

今後とも、児童遊園施設の点検を強化し、これからも皆様がよりくらしやすい住環境になるよう、取組を進めてまいりたいと考えております。

 

 

雑草の回収について【7月5日受理】

庭にたくさん雑草が生えるのでコンポストを利用していますが、自分で処理しても追いつかなく、有料のごみ袋に詰めてもすぐにパンパンになります。近隣の市町村では雑草を無料で回収する日を設けているそうですが、小樽でもそういう制度を作ってもらえないでしょうか。

【回答】

雑草を無料で回収する日を設定している市町村では、枝・葉・草を無料で回収し、処理場でたい肥化して市民の皆様に配布をするリサイクルをしています。本市でも、無料で回収するためには、たい肥化をして、紙類やかん等の資源物と同様に売払い等のリサイクルルートを確保しなければならず、現時点での実施は難しいと考えております。今後とも雑草を乾燥させて容積を減らし「燃やすごみ」として排出していただくようお願いいたします。

 

 

北海製罐第3倉庫について【7月5日受理】

北海製罐第3倉庫をどうするのか今後決定すると思いますが、新型コロナウイルス感染症の終息後に市民を元気づけさせるためにも、保存・活用するようPRしてほしい。

【回答】

第3倉庫は、大正13年に建築された大変歴史のある建物であり、平成2年に都市景観賞、平成24年に小樽市歴史的建造物に指定させていただいているだけではなく、北運河地区のランドマークとして、市民にも親しまれているものと考えております。また、本市の観光戦略の課題となっている北運河地区の回遊性を考える点でも、重要な建物であると認識しており、庁内だけでなく、経済界や市民の皆さんの意見も伺いたいと考え、所有者である北海製罐株式会社より、その対応について考える時間をいただいたところであり、今秋、同社と協議を行う予定であります。

同倉庫の存廃につきましては、今のところ決定はしておりませんが、このたびいただいたご意見につきましては、今後、保全や活用を検討する上で、参考にさせていただきます。

 

 

通学路の安全確保について【7月5日受理】

千葉県で、下校時の児童が交通事故に遭い、死傷するという痛ましい事故が発生しました。児童の安全確保のため通学路の点検をし、危険があれば対策を講じてほしい。

【回答】

市教委では、平成30年度に警察や道路管理者等を構成メンバーとした「小樽市通学路安全推進会議」を立ち上げ、同時に策定した「小樽市通学路安全プログラム」に基づき、毎年夏までに学校を中心に通学路の危険箇所を把握し、検討会議や現地調査を行い、危険箇所の改善を検討しております。千葉県で発生したような事故が起きないよう、今後も継続して安全対策を検討していきます。

 

 

市営住宅について【7月5日受理】

新規の市営住宅の建設が財政的にも難しいと思いますが、手頃な家賃で住めるところを探している市民のために、民間のアパートを買い上げて市営住宅として使えませんか。

【回答】

民間アパートの買い上げは所有者からの同意が必要であり、また市も多額の財政負担が伴います。現在、本市では子育て支援政策の一環として、利便性の高い地域にある民間のアパートを市が借り上げし、子育て世代に入居していただく「既存借上住宅制度」を実施しているところですが、これまでのところ民間アパートからの申込みが非常に少ないことから、今後さらにPRに努めてまいりたいと考えております。

 

 

小学校のトイレの洋式化について【7月5日受理】

小学校のトイレの洋式化についてお願いです。普段使用している子供たちもそうですが、孫の運動会見学の時、足腰の悪い人はトイレが使えず、途中で帰るか近くのコンビニを利用しています。
お年寄りのバス料金はもう少し高くてもいいと思うので、その予算を学校のトイレ洋式化に使えるのなら、ぜひお願いします。

【回答】

学校のトイレの洋式化につきましては、これまで学校関係者や保護者の皆様からのご要望が多く、昨今は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として「新しい生活様式」を踏まえた学校・避難所施設の衛生対策について必要性が認識されているところですので、市内各校のトイレの老朽度や臭気等に基づく評価から優先度を決定し、順次計画的な改修を進めております。
なお、市内高齢者を対象としたバス助成事業(ふれあいパス)につきましては、令和3年度から事業内容を見直し、事業費予算の削減を行いましたが、各事業の予算については、事業の必要性や優先度等を勘案しながら配分を行っており、ふれあいパスで削減した事業費を直ちに学校トイレの改修に充てることはできませんので、ご理解をお願いします。

 

 

自然の村について【7月5日受理】

自然の村にレンタルの自転車がほしい。

【回答】

自然の村は学童をはじめ青少年の、学習及び野外活動などの拠点として整備した施設です。このことから、レンタル自転車を導入するためには、新たに施設内や周辺道路に一定の安全確保のための整備が必要となりますので、現時点での導入は困難なものと考えております。

 

 

ごみ出しルールの順守について【7月5日受理】

回収日の前にごみを出す人がいて、それらがカラス・キツネに引き出され散乱しています。プラスチックごみの分別も悪いので、ごみ袋を記名式にすることも検討してほしい。

【回答】

記名式ごみ袋の導入につきましては、プライバシーや防犯上の問題のほか、記名式を実施している自治体においても、無記名での排出が後を絶たないなどの実態もあり、多くの課題があることから、現時点での導入は難しいものと考えております。市では、ごみの分別方法について広報おたるや市ホームページを始め、ごみ収集カレンダーに掲載するなどして、適正な分別排出の市民周知に努めております。また、市内を6地区に分けて巡回指導員を配置し、各ステーションの収集状況を確認するとともに、不適正に排出されたごみを調査して、排出者が判明した場合は、当該排出者への分別指導を行うほか、町会などからの相談を受けて、ごみステーションへごみ出しルールのポスター掲示なども行っております。しかし、一部にルールが守られていないごみもありますので、今後も、ごみ出しルールが順守されるよう、引き続き、啓発や指導に努めてまいります。

 

 

広報おたる配布形態について【7月5日受理】

数年前までは封筒に入れず、直接、住所・氏名のシールを貼って送られてきましたが、今は、封筒に入れて送られてきます。経費の無駄遣いだと思います。

【回答】

以前は、新聞未購読世帯への配布を新聞販売店に請け負っていただいておりましたので、封筒に入れずに配達できましたが、請け負っていただける販売店が無くなったため、他の配布方法を検討した結果、より確実に安く配布できる郵送になりました。

 

 

祝津、オタモイ間の遊歩道について【7月2日受理】

趣味で登山、クライミングを続けており、祝津からオタモイまでの遊歩道によく出かけますが、この遊歩道からの海の景色が最高だと思っています。そして、クライマーにとって赤岩は、全道で1,2位を争う岩場となっており、土日問わず平日でも天気の良い日には、赤岩峠の駐車場は車でいっぱいになっています。

ですが、残念なことに唯一あるトイレが汚すぎです、気持ち悪いです、暗すぎます、とても入れたものではありません。若い女性はふもとのコンビニのトイレを借りてからやってきます。

また、赤岩峠まで登ってくる道もひどいです。いつひっくりかえるのではないかと、どきどきしながら運転しています。事故が起きても仕方のないような道路です。

せっかくある小樽の自然の良いところを保ち、いろいろな方々にアピールするためにも、どうかトイレをきれいにして道路を補強してください。

【回答】

ご指摘の遊歩道の赤岩とオタモイのトイレにつきましては、いずれも北海道所有の施設で、それぞれ昭和45年、昭和59年に建築されたもので、市でも4月から10月までの期間、週1~2回の頻度で清掃に協力しております。市としましては、今後も清掃を継続していく考えですが、施設自体の老朽化もご指摘の原因ですので、所有する北海道にもお伝えします。
また、赤岩峠の道路につきましても、現地を確認させたところ、車の走行に支障があり、補修が必要と判断される箇所が複数確認されましたので、早急に補修したいと考えております。この道路をすべて整備することは困難ではありますが、今後も道路パトロールなどを通じて、現地の状況について確認していきたいと考えております。

 

 

市道の除排雪について【7月1日受理】

家の前の市道ですが、冬期間中、近所の8軒で業者にお願いし除排雪しています。いくらかでも助成してもらえないでしょうか。

【回答】

助成制度はありませんが、貸出ダンプ制度がありますので、ご利用ください。

 

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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