西川家文書

公開日 2022年04月01日

更新日 2022年04月01日

  • 区 分:小樽市指定有形文化財
  • 所在地:小樽市総合博物館
  • 指定日:令和3年9月30日
  • 問合せ先:小樽市総合博物館(電話:0134-33-2523)

住吉屋西川家は、江戸中期から明治期を中心に小樽周辺で商業活動を展開した、滋賀県近江八幡市出身の商家です。

ヲショロ・タカシマ(現在の小樽市西部)など「蝦夷地」において、場所請負(松前藩や幕府からアイヌの人々との交易活動を請け負う行為)に従事し、ニシン漁、廻船業なども手掛けました。

西川家文書は、この住吉屋西川家の商業活動に関する文書類で、点数は約300点にのぼります。

近世の漁場経営の記録からは、その実態や漁場で働く人々の暮らしぶり、さらに近郊のアイヌ文化史がうかがえます。また、明治前期の洋式帳簿(複式帳簿)からは、物品の売買記録によって当時の小樽の物流の様子を知ることができます。

近世近代の小樽を描くに欠かせない文書群です。

西川家文書(洋書)1  西川家文書(和書)2

お問い合わせ

教育委員会教育部 生涯学習課
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7531・7532
FAX:0134-33-6608
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