旧青山家別邸（主屋/文庫蔵/板塀）

• 区　分：国登録有形文化財
• 所在地：小樽市祝津3丁目63
• 指定日：平成22年9月10日
• 問合せ先：小樽貴賓館（電話：0134-24-0024）

青山留吉は明治中期に活躍した後志有数のニシン漁家です。留吉の子孫も漁業経営を続け、青山家は大正に入るころには資産家として名をはせました。

旧青山家別邸は、大正7（1918）年から建築に取り掛かり、大正12（1923）年に完成しました。市内に残る漁場建築とは異なる邸宅建築であり、内外ともに贅を尽くした建築はニシン漁最盛期の繁栄を物語っています。

現在「小樽貴賓館」の一部として一般公開されています。

また、留吉の代に建設した元番屋と蔵の一部は「北海道開拓の村」（札幌市）に移築保存されています。