公開日 2022年04月01日
更新日 2022年12月06日
- 区分:小樽市指定無形民俗文化財
- 指定日:平成13年7月23日
- 保存団体:高島越後踊り保存会
- 問合せ先:小樽市教育委員会 教育部 生涯学習課
高島地区は古くから漁業で栄えた地域であり、本州からの移住や往来が盛んに行われました。特に、津軽地方と新潟県北蒲原郡紫雲寺(現在の新発田市)からの移住者が多く集まり、その土地の文化・風習が持ち込まれました。
高島越後盆踊りの行事は、紫雲寺出身者が伝えた、盆踊りを中心にした盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事です。
高島越後盆踊りの特徴は、近代以前の盆踊りの形態を残していることや、踊りは二つの形態のものを一つの流れとして交互に行うことなどがあります。現在も地域に根差した伝統行事として、「高島越後踊り保存会」を中心に地元の人々の手によって連綿と保存・伝承されています。
「高島越後盆踊りの行事」の映像
文化庁令和3年度補正予算事業 地域の伝統行事等の伝承事業(公開支援)を活用し作成した「高島越後盆踊りの行事」の記録映像です。
盆踊りの唄や踊りだけではなく、盆踊りの行事そのものが小樽市の無形民俗文化財に指定されています。
北陸とのかかわりの深い小樽の地域性を示す貴重な盆踊りを、ぜひご覧ください。
お問い合わせ
教育委員会教育部 生涯学習課
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7531・7532
FAX:0134-33-6608