地鎮山環状列石

公開日 2022年04月01日

更新日 2022年04月01日

  • 区 分:北海道指定史跡
  • 所在地:小樽市忍路2丁目
  • 指定日:昭和25年8月28日
  • 問合せ先:小樽市教育委員会 教育部 生涯学習課

縄文時代後期の小型のストーンサークルです。国指定史跡「忍路環状列石」より西へ約1km先、標高50mの丘の尾根上に作られています。北海道指定史跡となっている地点は、12個の小型の立石が、直径10m、短径8mの楕円形に配置されています。

昭和24(1949)年に東京大学によって調査が行われ、主体部(遺体の埋葬場所)と思われる部分の発掘が行われました。ストーンサークルの内側の南寄りにこぶし大の礫(れき)が円形に敷かれていたこと、その下にあった主体部は方形に掘られており、底部に敷石があることも判明しました。忍路地区から隣町の余市町にかけての地域には、構成や立地の異なる様々な環状列石が集中していますが、それらの内部構造を考察するうえで貴重な調査であったと位置づけられています。

地鎮山環状列石を見学の際はこちらの案内図をご確認ください。

地鎮山ストーンサークル

お問い合わせ

教育委員会教育部 生涯学習課
住所:〒047-0034 小樽市緑3丁目4番1号
TEL:0134-32-4111内線7531・7532
FAX:0134-33-6608
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