公開日 2022年04月07日
更新日 2025年01月29日
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■音声データダウンロード(4月4日放送分)29分(外部サイト:YouTube)
【前半】
- 並行在来線について
- おたる案内人検定について
【後半】
- 小樽市の広報について
放送の内容
オープニング
毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長 迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。「明日へ向かってスクラムトライ!」この時間は小樽市の提供でお送りします。
前半
(FMおたるパーソナリティ)
「明日へ向かってスクラムトライ!」前半は、小樽市長 迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。
(市長)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティ)
さて、先週、大きく報道されましたが、北海道新幹線の札幌延伸に伴って、JR北海道から経営分離される並行在来線、長万部・小樽間の廃止が決まりました。市民生活や小樽のまちづくりに大きな影響を与える決定だと思いますが、市長から、その経過について、お話しいただけますか。
(市長)
皆さんもご存じかと思いますが、余市と長万部間については、先にバス転換が決定しておりまして、小樽は態度を保留していたわけですが、この間、鉄道を残した場合、バスにした場合、それぞれのメリット、デメリットについて、調査なり、検討なりをしてまいりました。
昨年11月に、市内3か所で住民説明会を行い、検討の状況をお示してまいりました。もちろん、参加された方から、たくさんのご意見やご要望をいただきました。
その後、今年の2月に、再度、ご意見に対する検討状況とバス転換の優位性などについての説明会を行いました。
そして、先月閉会した、令和4年第1回の小樽市議会定例会で、バス転換に優位性があると説明し、議会議論の中でも、おおむねバス転換について御理解をいただけたと認識しております。
3月26日に、北海道と、余市町と、小樽市の3者において協議を行いまして、バス転換での合意に至り、3月27日に行われた、北海道新幹線並行在来線対策協議会の後志ブロック会議で、最終的に、長万部・小樽間の全線が廃止になるということが決定したわけなんですね。
(FMおたるパーソナリティ)
余市・小樽間につきましては、現在一日の乗降客数が2,000人もいるということで、通勤や通学でもたくさんの方が利用しています。存続を求める意見も多いと思いますが、決定に至った理由は何だったんでしょうか。
(市長)
いくつかありますが、一つには、整備新幹線の整備に関する基本方針というものがありまして、これには、まず、並行在来線は地域で解決する問題だという位置づけになっていて、仮に鉄道を残した場合の存続に関わる経費については、国からの支援はいただけないことになっていますので、すべて沿線自治体の負担になるということなんです。
それで、余市・小樽間を、第三セクターで運営することとした場合には、初期投資で45億円、年間5億円の赤字が見込まれています。それを、北海道と余市町と小樽市の3者で負担することは、やはり難しいと判断せざるを得なかったわけです。
また、今後の人口推計から、2050年には沿線の人口が半分になるということも見込まれておりますし、鉄道施設を保有することによるリスク。これは古いので、100年を超えるトンネルだとか橋がいくつもありますので、こういったものを保有することのリスクを考えて、最終的にバス転換という結論に至ったわけなんです。
(FMおたるパーソナリティ)
初期投資で45億円、年間5億円の赤字となると、財政的な負担からバス転換も仕方がないというご意見もあるということですが、小樽の場合ですと観光に活用するという案もあったかと思うんですが、その点はいかがでしょうか。
(市長)
村岡さんのおっしゃるとおり、多くの方々からは、観光に利用できるのではないかというご意見もたしかにいただきました。ただ、今、余市・小樽間は高速道路がすでに延伸されておりまして、すでに多くの観光利用もありますし、鉄道の観光利用を考えたときに限定的だということが予想されますので、観光利用で赤字を補填するのは難しいだろうなというふうに判断させていただきました。
(FMおたるパーソナリティ)
これでバス転換が決定したわけですが、これからも市民の皆さん、特に塩谷・蘭島地域の方々の生活の足を確保することが重要だと思いますが。
(市長)
おっしゃるとおりです。並行在来線を残すかどうかということよりも、「並行在来線沿線の地域交通のあり方」を検討していくことが必要であり、「将来にわたってできるだけ利便性の高い地域交通を確保することを第一に考える」ということがポイントだったわけですね。
バス転換に当たっては、北海道から新しいバスルートが提案されており、塩谷から最上町を経由して市内中心部を通らずに小樽築港を結ぶ、いわゆるショートカットする路線が示されています。
もちろん、今後、バス停ですとか運行本数、バスダイヤなど、地域の皆さんの利便性を損なわないよう検討していく必要があると思っておりますし、市としても、地域住民の皆さんの利便性がしっかりと確保されるように、北海道と協力しながら、利便性の確保には努めていきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
バスならではの利点を生かして、便利になることを期待したいですね。でも、むしろ、これからが大変ではないのかなと感じてしまいますが。
(市長)
バス転換への方針決定に至るまでは、非常に大きな決断でした。100年以上にわたって、地域の皆さんの生活を支えてきた鉄道を廃止するわけですから、大変重要な判断だったと思っておりますけれども、一方、バス転換した場合でも、鉄道ほどではないのですが、やはり、収支不足が見込まれているんですよね。ですから、バス転換でも、バス転換なりの課題が残されておりますので、これからは、そういった検討も大変な作業だなと思っております。
今後、地域交通の利便性、そして、持続性の確保に向けて、先ほども申しあげましたが、北海道の協力もいただきながら、しっかり対応していきたいと思っております。
(FMおたるパーソナリティ)
長い歴史のある「山線」と呼ばれて親しまれてきた鉄道ですけれども、いずれにしても、今回の決定については、説明会を開催される予定だそうですね。
(市長)
はい、住民の皆さんには、これまでも説明をさせていただいてきましたけれども、この経過なり、結果については、ご報告をまだしておりませんので、まず、地域の皆さんに対して直接ご報告する機会を設けたいと思っています。今月末ぐらいには開催したいと思っておりますし、この報告会の後には、やはり、地域の皆さんからさまざまな要望が出されると思うんですよね。ですから、この報告会の後にも、しっかり説明会などを開催させていただいて、地域の皆さんの声にはしっかり耳を傾けていきたいなと思っております。
(FMおたるパーソナリティ)
説明会が開催された際には、地域の皆さんの声をお寄せいただきたいと思います。
(市長)
そうですね。しっかり伺ってまいりたいと思っております。
(FMおたるパーソナリティ)
さて、話題は変わりますが、今日の午前中、市役所で、おたる案内人検定の最年少合格者の贈呈式があったそうですね。
(市長)
はい。おたる案内人については、以前、この番組でもご紹介したことがありますよね。
(FMおたるパーソナリティ)
昨年の4月に、たしか、千葉県在住の方から、おたる案内人を紹介してくださいというメッセージがあって、市長が紹介されましたが、おたる案内人の最年少合格者が誕生したんですね。
(市長)
今年の試験は、まず3月13日に行われておりまして、3月22日に、1級と2級の合格発表があったのですが、市内の稲穂小学校の4年生、前川琳太郎(まえかわりんたろう)くんが、2級に合格しました。これまでの最年少も、2006年の第3回検定試験の時に、小学4年生の方が合格しているんですが、誕生日では、今回の前川君が最年少の合格者になりました。
(FMおたるパーソナリティ)
小学4年生というと、10歳ですよね。私も受験しましたけれども、このおたる案内人の試験は、単なる観光ガイド認定試験の枠を超えているなと私は思うんですが。小樽の歴史をはじめ、自然のこと、行政のこと、経済のこと、小樽の生活文化なども学ばなければならないことがたくさんあるんですが、10歳で合格とはすごいことだと思うんですが、どんな風に勉強されたんでしょうか。
(市長)
今日、前川君とお話しさせていただきましたけれども、もともとお城に興味があったということはお話しされていて、今回は、小樽文化史という本があるんですが、その本で勉強されたというんですね。私も職場に戻って探してみたらありましたが、分厚い本なんですよ。もちろん大人が読む本なんです。これで勉強したということなんです。それで、好きな建物は、とお尋ねしましたら、魁陽亭と旧寿原邸とお話をしていまして。
(FMおたるパーソナリティ)
渋いですね。
(市長)
ええ、非常に渋いなあと思いました。石造の建築物かと思いましたので意外ではありました。そして、今まさに市が進めている「北海道の『心臓』と呼ばれたまち」のことも、よく勉強をされているようでしたので、小学4年生、10歳での知識の豊富さには本当に驚かされましたね。
(FMおたるパーソナリティ)
旧寿原邸といえば、小豆将軍と呼ばれた高橋直治さんが創建されたところですし、魁陽亭といえば、石原裕次郎さんも愛された料亭ですけれども。前川君の将来が楽しみですね。
(市長)
私も将来楽しみだなと思っておりますし、さらに上のマイスターにも挑戦するとお話しされていましたので、もしかして、最年少のマイスター誕生もあるかなと思っております。
今回は、前川君を始め、1級に13名、2級に74名が合格したそうです。今年も、小樽未来創造高校の観光を学んでいる学生さん57人が受験して、18名が合格したとうかがっております。小樽未来創造高校では、おたる案内人の勉強を授業に組み込んでいて、その学科を専攻している生徒さんは受験が必須だと伺っています。こうして、若い方たちが、小樽に興味を持って勉強してくれるというのはうれしく思いますし、私も、大変心強いなと感じております。
(FMおたるパーソナリティ)
実は、迫市長は、おたる案内人検定を運営する小樽観光大学校の学校長でもいらっしゃるんですよね。
(市長)
そうなんです。今日は学校長として前川君に認定証をお渡ししました。
(FMおたるパーソナリティ)
今年度は、おたる案内人基礎コースというものもあるんですよね。
(市長)
はい、案内人基礎コースにつきましては、6月4日(土)、7月9日(土)、9月10日(土)の開催が決まっていまして、そこでは、まず午前中に、小樽の歴史について講義がありまして、午後からは、小樽市総合博物館運河館の見学や、運河周辺の歴史的建造物をめぐる、いわゆるフィールドワークがあって、おたる案内人の基礎を学べるコースになっています。
(FMおたるパーソナリティ)
基礎コースに参加できなくても、通信講座や公式テキストで勉強する方法もありますし、おたる案内人検定について、詳しくは、事務局のある小樽観光協会、または、市の観光振興室にお問い合わせください。
(市長)
前川君のように、ぜひ小学生や中学生の方にも、たくさんチャレンジしていただきたいと思います。
(FMおたるパーソナリティ)
今年は、市制施行100周年ですから、記念の行事やイベントを通して、小樽への郷土愛を感じる場面や、小樽の歴史に興味を持つきっかけもあるかもしれませんね。
(市長)
そのとおりですね。ぜひそうなって欲しいと思っております。
(FMおたるパーソナリティ)
前半は、小樽市長 迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。
(市長)
ありがとうございました。
後半
(FMおたるパーソナリティ)
後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は、総務部広報広聴課の中澤さんにお話を伺います。中澤さん、よろしくお願いします。
(中澤)
よろしくお願いします。
(FMおたるパーソナリティ)
とても穏やかで落ち着いた雰囲気の中澤さんですが、中澤さんは小樽市役所に入庁されて、今年で何年目になるんですか。
(中澤)
この4月から2年目になります。
(FMおたるパーソナリティ)
入庁されてからちょうど1年ということですが、いかがですか。お仕事はだいぶ慣れましたか。
(中澤)
そうですね。慣れてきた部分もあるんですが、正直、何度も失敗しましたし、心が折れそうになった時もありました。ですが、これからもいろいろなことに挑戦していきたいですし、市職員として、頼りにしてもらえるような職員になりたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
私も新人の頃は失敗ばかりで、今も失敗ばかりなんですが。困ったら、電話を保留にして、少々お待ちください、少々お待ちくださいと、ずっと言っていたような記憶がありますけれどもね。これからもたくさんいろいろな経験をされると思いますが、お互い、頑張っていきましょうね。
(中澤)
はい、頑張ります。
(FMおたるパーソナリティ)
さて、今日は、広報広聴課の業務、広報についてお話しいただけるということですが、広報広聴課にはどのような業務があるんですか。
(中澤)
はい、広報広聴課の業務には、「広く報じる」と書いた広報の業務と、「広く聴く」と書いた広聴の業務の2種類があります。
広報の業務としましては、例えば、毎月発行している「広報おたる」を作成したり、市のホームページを管理・運営したり、TwitterやFacebookといったSNSを使って、情報を発信したりしています。
広聴の業務としては、市民の皆さんからいただくご意見への対応や、市長と語る会、まち育てふれあいトークの企画立案などを行っています。
(FMおたるパーソナリティ)
「広く報じる」と書いて広報の業務と、「広く聴く」と書いて広聴の業務があるということですが、中澤さんはどちらの業務を担当しているんですか。
(中澤)
私は広報の業務を担当しています。その中でも、主に「広報おたる」の編集を担当しています。
(FMおたるパーソナリティ)
「広報おたる」は、私も毎月読んでますけれども、結構内容が充実していて、読みごたえがあると思うんですが、「広報おたる」って、そもそもどうやって作っているんですか。
(中澤)
市役所のいろいろな部署から「こんなことを載せたい」と書かれた原稿をもらって、ページに収めていくといった作業になるんですが、市内のイベント情報をまとめている「情報パレット」というコーナーには、毎月たくさんの原稿が届くので、限られたスペースに少しでも多くの情報を載せられるように工夫しています。「情報パレット」以外のページでも、各部署からもらう原稿をもとに、だいたい1ページから2ページを使って、詳しくお知らせしているんですが、そういう記事を作るときは、その記事を担当する部署と相談しながら、どういう文章にすると読みやすくなるか、誤解がないようにわかりやすく伝わるのかなど、いろいろ考えながら編集しています。
今月1日に発行した4月号では、有毒植物に関する記事を編集したのですが、有毒植物を誤食してしまった例をどのように書くと伝わりやすいかを考えて、人生で初めて4コマ漫画に挑戦してみました。
(FMおたるパーソナリティ)
私も4月号を拝見しましたけど、4コマ漫画、これは中澤さんが書いているんですか。山菜と毒草を間違って食べてしまった例を分かりやすく漫画で表現されていますけれども、初めて描いたとは思えませんね。すごいですね。
(中澤)
ありがとうございます。
(FMおたるパーソナリティ)
いろいろ工夫して作っているということですが、この4月号の表紙も中澤さんが撮影をされたんですか。小樽コンシェルジュのお二人と副市長が、とても素敵な笑顔で写っていて、とてもいい写真ですね。
(中澤)
今回は私ではなく別の者が撮ったんですが、表紙だけではなく、「まちの写真館スマイル」というコーナーや、「見つけた!小樽」というコーナーで掲載している写真は、基本的にすべて広報広聴課の職員が撮影したものを使っています。
撮影するときは、一眼レフの本格的なカメラを使っているんですが、市役所に入るまで一眼レフを触ったことがなかったので、撮影する環境に合わせて、いろいろな設定が必要だということも知らなくて、とても苦戦しました。
この1年でいろいろなイベントを撮影させていただきましたが、やっぱりプロのカメラマンってすごいなと身をもって感じています。村岡さんは一眼レフで写真を撮ったことはありますか?
(FMおたるパーソナリティ)
知り合いの一眼レフを借りて撮影したことがあるんですが、そもそもカメラが重たいですし、ピントを合わせるのも慣れないと難しいなと思いますよね。なかなか難しいですよね。
(中澤)
そうなんです。それでも、たまにいい写真が撮れて、例えば昨年6月号の「まちの写真館!スマイル」のコーナーに、私が撮った総合博物館のアイアンホース号の写真を掲載したんですが、背景に満開の桜の木を入れて撮ることができたので、とても気に入っています。最近だと、今年の2月号の表紙は、小樽商科大学の学生さんに協力してもらって小樽運河で撮影したんですが、ちょうどよく粉雪が降り始めて、いい写真が撮れました。表紙の写真を選ぶときは、まずは広報広聴課の職員だけで小さな選考会みたいなことをするんですが、そのときに「この写真いいね」と言われたときは素直に嬉しかったです。
(FMおたるパーソナリティ)
そうなんですね。やはりいい写真が撮れるとテンションも上がりますよね。4月号の裏表紙は、「まちの写真館!スマイル」ではなく、「見つけた!小樽!」が掲載されていますが、今月は写真ではなく、イラストで「白樺の妖精レッタ」というキャラクターが紹介されていますね。これはどういうキャラクターなんですか。
(中澤)
詳しくは、広報おたる4月号をぜひご覧いただきたいのですが、スマートフォンをお持ちの方は利用されている方も多いと思いますが、無料メッセージアプリのLINEがありますよね。あのLINEの小樽市公式アカウントを昨年11月に開設しまして、そのLINE上で、案内人を務めているキャラクターなんです。アカウントを友だち追加して話しかけると、レッタくんがいろいろ答えてくれるんですが、実はこのレッタくん、広報広聴課の職員がデザインしたんです。
(FMおたるパーソナリティ)
何でもされるんですね、広報広聴課の方って。つぶらな瞳で、とても愛らしいキャラクターだと思いますが、友だち追加すると、どのようなことができるんですか。
(中澤)
大きく分けて二つのことができるようになります。一つは、知りたいことを簡単に調べられるということと、もう一つは、緊急性のある情報や災害情報の通知を受け取ることができるということです。
市のホームページは5400ページ以上あって、たくさんの情報が載っている反面、知りたい情報にたどり着くまで時間がかかるという特徴があります。LINEでは、知りたい項目を選択していくと、該当する市のホームページを開いたり、キーワードを入力すると、関連する情報をレッタくんが答えてくれたりして、簡単に調べることができます。私も実際使うことがあるんですが、特に便利だなと思ったのは、ごみ減量推進課のアカウントで、ごみの品目を入力するだけで、それが何ごみなのかすぐに調べることができるんです。例えば、ボールペンを捨てたいときに、「ボールペン」と入力するだけで、レッタくんが「燃やさないごみです」と答えてくれます。
(FMおたるパーソナリティ)
それはすごく便利なんですね。私も、乾電池を捨てたくて、実際に使ってみたことがありますが、ごみの分別ってたくさんあって迷いますからね。
(中澤)
そうなんです。ごみの分別方法は自治体によって違うので、この春から小樽で新生活を始めた方にも、ぜひ利用してほしいですね。そしてもう一つ、友だち追加してもらうと、緊急性のある情報や災害情報の通知を受け取ることができるようになります。例えば最近ですと、3月末まで実施していた、新型コロナウイルスワクチンの集団接種の日程や会場などについて、市からプッシュ通知しました。先月も東北で大きな地震がありましたが、災害が起きたときにも、避難情報などをプッシュ通知したりして活用していきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
災害が起きたときは、出どころ不明のデマ情報も流れることがありますから、市が発信する正確な情報を知ることができるのは安心ですよね。早速、友だち追加してみたいという方がいらっしゃったら、どういう方法をとればいいですか。
(中澤)
「広報おたる」4月号をお持ちの方は、裏表紙の「白樺の妖精レッタ」が持っている二次元コードを読み取ると、簡単に友だち追加することができます。4月号をお持ちでない方も、「小樽市公式LINE」と検索して「小樽市LINE・オフィシャル・アカウント」にアクセスすると、友だち追加することができます。
(FMおたるパーソナリティ)
結構簡単なんですよね。ぜひ、ご利用されてみてはいかがでしょうか。
(中澤)
はい、ぜひお願いします。それから、もちろんですが、LINEからも「広報おたる」のページにアクセスすることができるので、レッタくんに「広報おたる」と話しかけてみてください。毎月1日の午前0時に公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
(FMおたるパーソナリティ)
わかりました。早速4月号を御覧になっていただきたいと思いますが、スマートフォンを持っていない方ですとか、インターネットができない方は、やっぱり紙の「広報おたる」が見たいという方もいらっしゃると思うんですが、今はどうやって配布しているんですか。
(中澤)
毎月1日の朝刊に折り込んで配布しているんですが、新聞をとっていない方もいらっしゃると思いますので、そういった方は、広報広聴課に電話一本いただければ、郵送でお届けします。送り先の住所などをお聞きするだけですので、お気軽にお電話いただければと思います。他にも、市内3か所にあるサービスセンター、小樽駅前と銭函、塩谷にあるのですが、こちらでも配布していますし、JRの各駅、市内のセイコーマートやローソンにも設置していますので、ぜひ手にとってみてください。
(FMおたるパーソナリティ)
いろいろな方法で手に入れることができるんですね。皆さんもぜひ「広報おたる」をご覧ください。
さて、広報広聴課では、広報おたるや、メッセージアプリLINEでさまざまな情報発信をしているということですが、この他にも、FacebookやTwitter、Instagramからも情報発信をしていますよね。
(中澤)
はい。LINEもFacebookも、Twitter、Instagramも、それぞれユーザーが違いますし、SNSの特性も違いますので、それぞれ扱う情報や役割を使い分けて投稿しています。ただ、どのSNSも市内に住んでいない方にも情報を発信できますので、「小樽ってこんなことをやってるんだ」、「小樽ってこういう町なんだ」ということを知っていただいて、それをきっかけに「小樽に住んでみたいな」、「小樽に遊びに行ってみよう」と思っていただければと思っています。
(FMおたるパーソナリティ)
そうですよね。そう考えるとこの情報発信ってとても大切ですよね。
さて迫市長、市の情報発信はさまざまなツールを使って行っているということでしたが、これは大切なことですよね。
(市長)
そうですね。昨年11月から公式LINEの運用を始めたわけですが、市民の皆さんへの情報伝達手段というのは、いくらあってもいいものですので、特に災害時や緊急時に、正確な情報を速やかに市民の皆さんへ発信するという場面で、LINEやtwitterなどのSNSが活用できるものと思っています。
地方自治体の広報は、広報紙のような紙媒体も、これはこれで重要なんですが、デジタル化が進んだことによりまして、ホームページやSNSと手段が多岐に渡っています。それらをうまく活用して、市民の皆さんのニーズやサービス向上を目指して、引き続き広報活動を行っていきたいと思っております。
(FMおたるパーソナリティ)
本日は、迫市長、そして、総務部広報広聴課の中澤さんにお話を伺いました。迫市長、中澤さん、ありがとうございました。
(市長・中澤)
ありがとうございました。
エンディング
次回は4月18日月曜日午後2時からとなります。次回もぜひお付き合いください。