FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和5年1月16日放送分

公開日 2023年01月18日

更新日 2025年02月17日

音声ダウンロード

音声データダウンロード(1月16日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • 市制施行100周年記念事業 子どもたちが選ぶ「ふるさと100選」について
  • NPO法人OTARU CREATIVE PLUSとの連携協定について

【後半】

  • 市民税課の業務と確定申告について

放送の内容

オープニング

明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
今年2回目の放送となります、よろしくお願いします。今週は、市内の小学校では3学期の始業式があるのですね。

(市長)
1月19日木曜日から3学期が始まります。楽しい冬休みも明後日までということになりますが、小学生の皆さんにとっては、後2か月ともう少しでそれぞれ進級なり進学されますので、残り元気に、有意義に過ごしていただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
お伺いしたところ、市では安全な通学路を確保するために、始業式に間に合うように市道の除排雪を進めていらっしゃるそうですね。

(市長)
そうですね、まずは学校が始まるまでに通学路を排雪しまして、今、スタジオの近くでも排雪が入っていますが、この後、順次、生活路線の排雪に進んでいくということになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
先週10日の火曜日ですが、大変な大雪で、まさか国道5号線が通行止めになるとは思わなかったですよね。

(市長)
国道と高速道路の両方が通行止めになりましたので、多くの方に影響があったと思っていますが、こうした局地的な降雪というのは雨だけではなくて、地球温暖化の傾向とも聞いていますので、なんとなくその兆しを感じています。市の業務の影響といたしましても、国道が通行止めになりましたのでごみ収集車が銭函方面に向かうことが出来ずに収集が翌日になりまして、ご不便をおかけしました。50cmの降雪がありましたが、翌日までに大きな障害などは無かったと報告を受けています。一部、道路が狭くなったりはしていますが、夜を徹して作業いただいたと思っていますので、事業者の皆様には本当に感謝しています。これからも予防保全と言いまして、早め早めの対応を心掛けてまいりたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
まだ雪の季節は続きますが、雪の中作業される方ですとか、雪道を運転される方、そして雪かきや屋根の雪下ろしをされる方など、くれぐれも安全に、そして慎重に作業していただきたいですよね。

(市長)
そうですね。各地で事故の報道もありますので、気を付けていただきたいと思いますが、今日あたり暖気の後に気温が下がっていますので、路面も凍結していますので、是非転倒などにもお気をつけいただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、その大雪の降った1月10日ですが、市民センターで「子どもたちが選ぶふるさと100選」の発表会が行われたそうですね。

(市長)
これは、小樽市制執行100周年記念事業の一環として、市内の全ての小中学校、全部で29校ありますが、代表者の皆さんに集まってもらって、それぞれの校区にあるおすすめの場所などを、各学校で5か所ずつ選んでいただいて発表してもらいました。

(FMおたるパーソナリティー)
全部で29校から5か所ずつということですから、実はこれ100選ではなくて145選になるということですよね?

(市長)
そうですね、100は超えていますが、各校で5か所を発表するにあたりまして、事前に校区にあるそれぞれおすすめの場所についてみんなで話し合って、それを発表するためにふるさとの歴史だとか文化を調べて、発表のための準備ですとか練習を重ねてきたのだと思っています。学校ごとに工夫や個性がありまして、私も見に行きましたが、大変楽しい発表会でした。

(FMおたるパーソナリティー)
我らがFMおたるの田口智子さんが司会を務めたということもあるのですが、子どもたちの視点がすごくおもしろくて、初めて知ることもたくさんあって、いろいろ逆に教えてもらうところがあったと話をしていました。

(市長)
私も仕事の関係がありまして最後まで見ることができませんでしたが、やはり大人の視点とは違っているなという場所もいくつかありました。自分たちが普段遊び場にしている地域の公園を選んだ学校もたくさんあったそうなのですが、やはり子どもたちの目線ならではだなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ガイドブックに載っているような有名な場所ではない所ということですよね。

(市長)
例えば、幸小学校の生徒さんたちが選んだ「幸3丁目公園」というのがあるのですが、「正式な名称は幸中央公園ですが、僕たちは幸3丁目公園と呼んでいて、みんなの遊び場になっています。」というような発表をしていまして、中々ユニークだなと思いました。

(FMおたるパーソナリティー)
正式名称よりも愛称の方がみんなに知られていて、そのこともきちんと調べてから発表しているというのが良いですよね。

(市長)
他にも「学校から見える小樽の海」とか、学校からの景色を選んだところも複数ありまして、生徒さんたちの母校に対する愛情といいますか、こういったものも感じられましたし、また小樽のほとんどの小中学校は坂の上、高台にありますから、やっぱり学校からの景色は眺めがいいのだろうなと思いまして、お話を聞いていました。

(FMおたるパーソナリティー)
私も29の学校が発表した場所の一覧を見せていただいたのですが、それぞれの地域にある坂を選んでいるところが多いのですよね。「船見坂」は有名ですが、忍路の「観音坂」とか中学校前の坂と言われても、知らない坂もいっぱいあるのだなと思いましたね。

(市長)
私も小樽に長く住んでいながら、知らない坂なんかもたくさんありまして、興味深く聞かせていただきました。是非、村岡さんも、調べて行ってみていただければと思いますね。

(FMおたるパーソナリティー)
番組で坂を全部特集して、行っていない坂はないくらいと思っていたのですが、まだまだ知らない坂がいっぱいあるなと思いました。

(市長)
私もそうですね、まだまだたくさんあるのだろうなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
是非調べて行ってみたいと思います。

(市長)
是非お願いいたしします。

(FMおたるパーソナリティー)
他には、飲食店ですとか食べ物屋さんを選んだという学校も多かったですよね。

(市長)
そうですね、学校の前のソフトクリームのお店とか、焼き鳥なんかもあったでしょうね。ラルズマートだとかセブンイレブン、こういったお店を選んだところもなかなか面白いなと思いました。

(FMおたるパーソナリティー)
まさに地元に根付いているといいますか、地元愛を感じますよね。「花銀通り」を選ばれているところもあったりして、渋いなと思いますね。

(市長)
花銀は、私の母校でもあります西陵中学校の生徒さんたちが選んでくれたのです。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。なんだか改めて、子どもたちの力というか、学校の力に感心しますね。

(市長)
その通りだと思います。小樽の子どもたちの素晴らしさといいますか、あるいは頼もしさも改めて感じました。これを機会に地域や小樽に更に愛着を持ったり感じてもらう、そういったきっかけになればいいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
この「子どもたちが選ぶふるさと100選」ですが、ただ発表して終わりだともったいないような気がするのですが、この後、何か展開というのはあるのでしょうか。

(市長)
はい、主催いたしました教育委員会に確認いたしましたが、この各学校で選んだおすすめの場所等につきましては、後日、散策マップとして小冊子にして各学校に配布するということになっています。またこの事業は小樽観光協会などに後援していただいておりますので、散策マップは観光案内所などにも配備をすることになっているということです。

(FMおたるパーソナリティー)
散策マップの完成が楽しみですね。

(市長)
そうですね。もう少し完成は先になりますが、完成いたしましたら、ホームページなどで市民の皆さんにもお伝えをしたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、「子どもたちが選ぶふるさと100選」でも迫市長の母校、西陵中学校が選んでいます旧北海製罐小樽工場第3倉庫に関連した話題なのですが、旧北海製罐第3倉庫の保全・活用に関する連携協定が締結されたのだそうですね。

(市長)
先週の金曜日、13日ですが、市とNPO法人OTARU CREATIVE PLUS(オタル クリエイティブ プラス)との連携協定の締結式を行いました。

(FMおたるパーソナリティー)
この連携協定ですが、どういった内容になるのですか。

(市長)
まず、NPO法人OTARU CREATIVE PLUSについて、少しご紹介させていただきますと、通称、頭文字を取りましてOC+(オーシープラス)とお呼びしていますが、このOC+は、市が第3倉庫を北海製罐さんから無償譲渡を受けるにあたりましてご助言をいただきました小樽第3倉庫活用ミーティングという組織が元々あったのですが、この組織の考えを引き継いで活動しているNPO法人なのです。第3倉庫をはじめとした北運河地区の活性化などに取り組まれていまして、市内の経済界それから市民の方、比較的若い方々がメンバーになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
では、この連携協定によりまして、そういった方々と協力しながらまちづくりを進めていくというのが狙いなんでしょうか。

(市長)
その通りですね。市では、第3号ふ頭とその周辺の再開発を官民で連携して進めていますが、この港のにぎわいづくりと北運河地区のまちづくりをつなげる拠点としての第3倉庫の使い方をともに創造する、創る、共創していくことができるようにOC+のアイデア、それからノウハウをお聞かせいただきながら、一緒に取り組んで行きたいと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
何か具体的な事業の予定というのはあるのでしょうか。

(市長)
本格的な活用ということになりますともう少し先になると思うのですが、消防法ですとか建築基準法といった様々な法規制があるのですが、これをクリアする必要がありますので、もう少し時間がかかると思っています。それでも先ほど申し上げましたとおり、OC+には魅力あるアイデアですとか発信力を持った若い方々がメンバーとして参画されていますので、法規制をクリアした上でのイベントなどでの一時利用ですとか、多くの方々が第3倉庫に興味を持ってくれるような、あるいは注目してくれるような企画、それからイベントのアイデアなどを出していただけるのではないかと、今、期待しています。

(FMおたるパーソナリティー)
こちらも今後の展開が楽しみですよね。さて、たしか例年、この時期というのは、来年度、令和5年度の予算の市長ヒアリングというのがあるのですよね。

(市長)
そうですね。予算は2月のだいたい20日過ぎから始まる第1回定例会にご提案申し上げますので、それまでの間に予算を作らなければいけませんので、ちょうど今日から予算編成作業がスタートいたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
大変お忙しいところかと思いますが、生放送のご出演ありがとうございます。新年度予算編成にあたっては何か重要視する点というのはあるのでしょうか。

(市長)
やはり人口対策が1番だと思っています。この人口減少を解消するための子育て支援、それから移住策、こういった社会減を抑制するための予算が大事だと思っていますので、これから担当の方からいろいろお話を聞きまして、実現できるものについては、全体を見ながら、優先順位なども考えながら、令和5年度から実施していきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。前半は迫市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。 今日は、小樽市財政部市民税課の西山さんと本間さんにお越しいただいています。西山さん、本間さん、どうぞよろしくお願いします。

(西山・本間)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、お二人は市民税課に配属されているということですが、西山さんは配属されてどのくらいになりますか。

(西山)
私は、今年で3年目になります。

(FMおたるパーソナリティー)
西山さんが3年目。本間さんは何年目になりますか。

(本間)
私はまだ1年目です。

(FMおたるパーソナリティー)
本間さんはまだ1年目ということで。では今年、確定申告の受け付け業務は初めて経験されるということですね。

(本間)
そうなのです。今からドキドキしております。

(FMおたるパーソナリティー)
さて市民税課の方には昨年度もご出演いただきまして、市民税についていろいろとお話をいただいたのですが、改めて市民税課の業務について、本間さん、ご紹介していただけますか。

(本間)
はい。市民税課では、個人や法人の市・道民税、軽自動車税などの税を扱っています。いずれも税額を計算して皆さんにお知らせすることが主な業務ですが、窓口で証明書を発行したり、税に関するご相談をお受けしたりもしています。私達は、個人の方の市・道民税に関係する業務を担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
窓口での証明書の発行を行っているということですが、証明書もいろいろ種類がありますよね。主なもので、何種類くらいあるのでしょうか。

(本間)
発行できる証明書は主に4種類あります。まず一つ目は所得課税証明書です。これは一年単位の所得と控除及び市・道民税額が記載されているもので、学校の授業料の減免や指定難病支給認定受給者証の申請など、様々な用途でご請求いただいています。他には所得のみ記載されている所得証明書や、納税状況について記載されている納税証明書、住民税や固定資産税に滞納がないことを証明する市税に滞納がないことの証明書があります。

(FMおたるパーソナリティー)
なんだか似たような名前の証明書がたくさんあるのですが、間違えてしまうという方も多いそうですね。

(本間)
そうですね。特に、所得課税証明書と納税証明書は同じものだと思っている方が多いようです。誤って別の証明書を発行してしまった場合、差し替えや返金ができないので、どの証明書が必要なのかしっかり確認していただいた上で請求いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
気を付けなければいけませんよね。ほかに注意点というのは何かありますか。

(本間)
あとは、所得に関する証明書を発行する際には、必要な証明書の年度にも注意していただきたいです。住民税の場合、1年前の収入をもとに計算するため、証明書の年度と実際にその所得が発生した年が1年ずれる形になります。例えば、令和3年中の所得が載った証明書が必要ということであれば、令和4年度の所得証明書もしくは所得課税証明書を請求していただきたいです。

(FMおたるパーソナリティー)
なんだか混乱しそうですが、そういったことを窓口で市民の方にご説明するというのも大きな仕事の1つなのですよね。本間さんは異動されて1年目ということですが、戸惑われるということも多かったのではないですか。

(本間)
そうですね。税に関する知識がほとんどない状態からのスタートだったので、初めのうちは緊張でうまく話すこともできなかったですし、仕事を覚えるだけで精一杯でした。ですが、市民の方から「ありがとう」「頑張ってね」と温かい言葉を掛けていただいて、それがとても励みになり、自分の成長にもつながったと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
市民の皆さんとのやり取りで成長した、学ばせていただいたということですね。本間さん、ありがとうございます。さて、西山さん、実は昨年度、市民税課の方が出演されたときに、医療費控除について説明をしていただいたのですが、これも大事なことだと思いますので何度聞いてもいいかなと思いますから、もう一度、医療費控除についてご説明していただけますか。

(西山)
医療費控除についてですね。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、どういう医療費が医療費控除の対象になるかとか、限度額とかあるかと思いますので、こちらを教えていただけますか。

(西山)
医療費控除は、ご自分や生計同一の配偶者などご家族の医療費の自己負担が高額となった場合に、税の控除として確定申告や市民税・道民税申告を行うことで納める税金を減らす手続きです。支払った医療費が10万円または所得の5%のどちらか少ない額を超えた場合、その超えた額を所得から差引くことができます。医療費が必ず10万円を超えないと医療費控除が適用されないと思われている方もいらっしゃると思いますが、所得金額が200万円を超えない場合は、医療費の合計が10万円未満でも適用となることがあります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。では、まず自分の所得がいくらか確認した方が良いのですね。

(西山)
そうですね。そして医療費控除の対象となるのは、医師の診察を受けて病院や調剤薬局に支払った自己負担額のほか、治療目的に限りますがドラッグストアで購入した医薬品の購入費用などが対象になります。バスや電車などの公共交通機関で通院した場合の交通費も含まれます。

(FMおたるパーソナリティー)
通院したときの交通費も医療費控除の対象になるのですね。これは忘れないようにした方がいいですね。

(西山)
そうなのです。医療費控除を申告するときは、医療費の内訳の明細書の作成が必要となりますので、あらかじめまとめて計算してからご相談いただければと思います。迷うことがありましたら、遠慮なく市民税課にお問合せください。

(FMおたるパーソナリティー)
西山さん、ありがとうございます。年も明けて、確定申告と市民税申告の受付が始まると思いますが、本間さん、今年は会場が変更になるのだそうですね。

(本間)
はい。会場については、これまで約20年間、産業会館で行っていましたが、今年から変更になります。確定申告は港町にある小樽税務署で、市民税・道民税申告は市役所別館5階会議室で行うこととなりました。昨年までは確定申告も市民税・道民税申告も産業会館で行っていましたが、今年はそれぞれ会場が異なりますので、お間違いのないようお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
これまで20年間も産業会館で行っていたのですね。これは間違えないようにしていただきたいですね。

(本間)
そうなのです。この番組をお聞きになっている方で、周りに申告手続きをする方がいましたら、ぜひ教えてあげてください。お願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
そして受付の期間についてですが、いつからいつまでになりますか。

(本間)
期間は土日祝日を除いた令和5年2月16日から3月15日まで、受付時間は午前9時から午後4時までです。また、出張会場として、2月6日から塩谷サービスセンターで2日間、2月8日から銭函市民センターで3日間、申告受付を行います。詳しい日時は広報おたる1月号や町内会の回覧板などでお知らせしていますのでご確認願います。なお、申告書の作成には時間がかかりますので、余裕を持ってお越しいただくか事前予約もできますので、ぜひご利用ください。

(FMおたるパーソナリティー)
毎年、大変混雑しますよね。事前予約なのですが、どのようにするとよろしいですか。

(本間)
小樽税務署で行う確定申告については、密になることを防ぐため入場制限をしており、入場整理券の入手が必要です。入場整理券は国税庁LINE公式アカウントより事前に入手するか、当日先着順で受け取るかのどちらかの方法となりますのでご注意ください。市役所で行う市民税・道民税の申告については当日先着順で受け付けますが、日によっては待ち時間がとても長くなりますので、WEBでの事前予約をお勧めします。WEB予約は、市のHPから予約ページに進んで行えます。インターネット環境がない方は市民税課にお問合せください。予約は相談受付日の前日、午後5時まで可能です。

(FMおたるパーソナリティー)
分かりました。そして申告の際には、どのようなものを用意するとよろしいですか。

(本間)
税の申告内容によって必要となるものは異なりますが、まずマイナンバーカード、マイナンバーカードをお持ちでない方は通知カードと運転免許証などの本人確認書類が必要となります。それから、給与や年金の源泉徴収票や営業、不動産などの所得のある方は、その収入や経費を証明できる帳簿や領収証など収入を確認できるものが必要になります。また、前年中に支払った社会保険料の領収書や生命保険、地震保険の控除証明書など、各種控除を受けるときは支払を証明できる書類もお忘れなくお持ちください。

(FMおたるパーソナリティー)
自分が何を持っていけばいいかの確認のために、事前に相談したり、電話で問い合わせをするというのはよろしいですか。

(本間)
はい。必要なもの、また申告した方が良いかどうかなど様々なケースがありますので、ご不明な点は確定申告については小樽税務署に、市民税・道民税申告については小樽市役所市民税課までお気軽にお問合せください。税の制度につきましては、複雑でわかりづらいところも多いと思いますが、私たちも日々勉強を重ねて、市民の皆さんにわかりやすい説明ができるよう心がけておりますので、よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
それを伺うと、市民の皆さんも安心ですよね。そして西山さんからも、税の申告に関連してお知らせしたいことがあるのですよね。

(西山)
はい。実は小樽税務署からPRの依頼があり、この機会に皆さんにお知らせしたいのですが、新型コロナウィルス感染症対策としてスマートフォンでの確定申告をお勧めしております。マイナンバーカードをお持ちの方、または税務署が発行するID・パスワードをお持ちの方は、国税庁の申告書作成コーナーのサイトから、スマートフォンやパソコンを使って所得税の確定申告を作成して送信できます。さらに、スマートフォンのカメラで給与所得の源泉徴収票を撮影すれば、金額や支払者情報などが自動入力される機能も追加されています。会場へ行くことなく自宅から申告できますので、とても便利です。

(FMおたるパーソナリティー)
いわゆる電子申告ってやつですよね。本当に便利な時代になりましたよね。でも、マイナンバーカードとID・パスワード、どちらもお持ちでない方はどうすればよろしいでしょうか。

(西山)
ID・パスワードの発行は、税務署の窓口で職員による本人確認を厳格に行った上で発行しますので、申告するご本人が運転免許証などの本人確認書類をお持ちのうえ、平日午前8時30分から午後5時までの間に小樽税務署でお手続きください。ID・パスワードは即日発行が可能です。今年は、特に力をいれているようで、各所で出張発行会を行っているようです。直近では、明日1月17日の午前9時30分から11時30分までは銭函市民センターで、午後2時から4時までは塩谷サービスセンターで出張発行会を行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
この電子申告についてのお問い合わせは、小樽税務署にした方がよろしいですか。

(西山)
はい、小樽税務署の方にお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。さて迫市長、今日は市民税課の西山さん、そして本間さんに税の申告などについてお話を伺いしました。税金の制度も申告の手続も難しいなと感じている方が多いと思いますが、ご理解いただいた上で手続きをしていただきたいですね。

(市長)
そうですね。税額の計算ですとか控除の内容など、毎年、税の制度が変わることもありますし難しいところもありますが、仕組みを理解し正しく計算された税を納めていくことが、みなさんの市民生活の維持ですとか、地域の発展に繋がっていくと思っています。ご不明な点などありましたら、市民税課の職員が丁寧にご説明をさせていただきますので、遠慮なくお問合せいただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
よろしくお願いします。そして繰り返しになりますが、今年は申告会場をお間違えにならないようお願いしたいですね。

(本間)
はい、お願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
本日は、迫市長、そして財政部市民税課西山さん、本間さんにお話をお伺いしました。迫市長、西山さん、本間さん、どうもありがとうございます。

(市長・西山・本間)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォーム新しいウィンドウで外部サイトを開きますからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、1月18日水曜日、午後7時から。次回は、2月6日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る