FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和5年2月6日放送分

公開日 2023年02月08日

更新日 2025年02月17日

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音声データダウンロード(2月6日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • 水道管の凍結防止について
  • マイナンバーカードについて

【後半】

  • 小樽市の空き家対策・空き家ガイドブックについて

放送の内容

オープニング

明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!お送りします。2月に入りました。今日は生放送ですが、迫市長が実は欠席ということで、前半は急遽ピンチヒッターとして、この番組を担当している広報広聴課の石井さんにご出演いただきます。石井さん、よろしくお願いいたします。

(石井)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
市長の欠席というのは、番組始まって以来のことですよね。

(石井)
そうなのです。今日は105回目の放送になるのですが、毎回欠かさず出演されていた市長の皆勤記録が途絶えてしまって非常に残念です。市長の代わりということで、非常に僭越ではございますが、今日はよろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
よろしくお願いします。さて、今年は非常に寒い日が多くて、先月1月25日は最高気温でもマイナス11度という日でしたよね。水道局への水道管凍結のお問い合わせが非常に多いそうで、改めての確認になるのですが、水道が凍結した場合は水道局の方が直してくれるのでしょうか。

(石井)
いえ、そうではなく、ご家庭の水道は施設の所有者、つまりご本人が責任をもって管理することになっておりますので、水道管が凍結した場合の解氷作業は小樽市指定の水道工事業者に依頼して、費用もご本人の負担となります。小樽市指定の工事業者がわからないですとか、または電話がつながらないなど対応が難しい場合は水道局へお問い合わせいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
思いがけない費用負担を招かないためにも、自分でしっかり気を付けたほうがいいですね。

(石井)
そうなのですね。水道管の凍結を防ぐためには、普段から水抜き栓の位置を確認しておく、そして天気予報などで低温が予想される場合は、外出の際や寝る前に、必ず水抜きを行うことが重要になります。

(FMおたるパーソナリティー)
確かずいぶん前になりますが、この番組でも水道局の方にご出演いただいて、水道凍結防止のことについて話していただいたことがありましたよね。

(石井)
調べてみましたら、ちょうど2年前の令和3年2月1日の放送で「厳冬期における水道凍結防止のノウハウ・工夫について」をテーマにしました。その時は、令和2年から3年になる年末年始の「正月寒波」がありまして、それを受けての放送だったのですが、その時も年末年始に水道管凍結で139件の問い合わせがあって、市内でも水道管凍結でお困りになった方が多かったのです。

(FMおたるパーソナリティー)
139件の問い合わせがあったということですが、今年もまだまだ寒い日があると思いますし、面倒かもしれませんが、大丈夫だと思わないで、水抜きなどの対策をしたほうがいいですね。

(石井)
おっしゃるとおりです。まだまだ寒い日は続きますし、気温がマイナス4度以下になると、日中でも水道管が凍ったりする恐れがありますので、お気を付けいただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
もし水道管が凍結してしまった場合は、小樽市指定の水道工事業者に解氷の作業依頼をしていただく事が基本となります。そして、工事業者の受付が困難な場合は、水道局に問い合わせをしていただくということですね。

(石井)
そうですね。その場合は、水道局の担当は水道事業課となります。水道事業課のお問い合わせ番号は22‐8111です。水道管の凍結を防止する対策については、市のホームページで詳しく紹介していますので、ご参考にしていただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
水道事業課のお問い合わせ番号は0134-22-8111です。電話番号のおかけ間違いにはお気を付けいただきたいと思います。さて話題は変わりますが、今はマイナンバーカードの申請手続きをされる方が多いと思いうのですが、市役所の窓口も混雑しているのではないでしょうか。

(石井)
そうなのです。マイナポイントの対象となるマイナンバーカードの申請期限が2月末、つまり今月末までということが影響しているのか、今申請される方、そしてカードを受け取りに来られる方が非常に多い状況です。

(FMおたるパーソナリティー)
最大で20,000ポイント受け取れるですとか、コマーシャルや新聞広告などでも周知されていますものね。

(石井)
市としても、マイナンバーカードの交付率を上げるために、月曜日から金曜日の通常の市役所開庁時間のほかに、毎週木曜日は延長して夜7時まで、また、毎月第2土曜日の午前9時から午後3時まで窓口を開設して対応しています。

(FMおたるパーソナリティー)
今月の第2土曜日といいますと、今週の2月11日になります。祝日でお休みかと思いますが、祝日でも窓口を開けられるのだそうですね。でも、やはり手続きには時間がかかってしまうものなのですか。

(石井)
そうですね。戸籍住民課に確認したところ、マイナンバーカードの交付と一緒に、市民サービスとしてマイナポイントの申し込みのサポートも行っておりますので、そのためにどうしても、お一人お一人の対応時間がかかってしまい、待ち時間が長くなってしまうそうです。

(FMおたるパーソナリティー)
マイナンバーカードの交付と一緒にマイナポイントの申し込みのサポートを行っているということで時間が長くなってしまう、そういう理由があるんですね。

(石井)
マイナポイントの申請に不安のある方に丁寧にご説明していますと、やはりお一人につき15分程度時間がかかってしまいます。窓口の数も限りがありますので、お待たせするのは心苦しいのですが、ご理解いただきたいと思います。
 
(FMおたるパーソナリティー)
ただ、カードの受け取りについては、ご自宅に郵送で送ってもらうということもできるのだそうですね。

(石井)
そうですね、市役所での申請は、本人確認を申請の際にきちんとできれば、郵送でご自宅にカードが届きますので、もう一度市役所にお越しになる必要はありません。できあがるまでは1か月半から2か月ほどお時間をいただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
本人確認書類をしっかり準備して持っていって、一回で済むというのであれば、自宅に送ってもらった方が便利かもしれませんよね。

(石井)
そうですね。マイナポイントの申し込みについては、ご家族やお知り合いの方にご相談されるとか、携帯ショップなどの「マイナポイント手続きスポット」などを利用するという方法もありますので、ご都合の良い方法で手続きをしていただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
市役所でのマイナンバーカードの申請について、もう一度確認しますが、月曜日から金曜日の市役所の開庁時間は午前9時から午後5時20分までですが、毎週木曜日は午後7時まで延長していると。そして毎月第2土曜日は午前9時から午後3時まで受け付けをされているということですね。

(石井)
そのとおりです。そして、申請の手続きをする場合は事前の電話予約が必要ですので、戸籍住民課へご連絡ください。ただし、第2土曜日につきましては予約は不要になります。申請手続き後のカードの受け取り方法については、申請の際にご説明いたします。

(FMおたるパーソナリティー)
そしてこれまで何度か実施されていますが、またウイングベイ小樽で出張申請会場を設置するのだそうですね。

(石井)
はい。今回は、2月18日土曜日から2月26日日曜日までの9日間、ウイングベイ1番街の3階に出張窓口を開設いたします。

(FMおたるパーソナリティー)
ウイングベイ小樽の1番街3階と言いますと「しまむら」の向かいになる通路スペースですね。また、あのウサギちゃんのキャラクターが目印というわけですね。

(石井)
目が数字の「1」になっているウサギ、あの子の名前は「マイナちゃん」というのですが、マイナちゃんのポスターが目印になります。

(FMおたるパーソナリティー)
では「マイナちゃん」のポスターを目印にしていただきたいと思います。でも、9日間というと結構長期で開設しているのですね。

(石井)
期間中は、土日祝日も休みなく午前10時から午後6時まで受付しております。そして、これは新規の申請受付となります。受け取りの窓口ではありませんのでご注意いただきたいと思います。顔写真の撮影も無料で行いますし、ここでしっかりとご本人確認ができればカードはご自宅に郵送いたしますので、市役所にお越しにならずに受け取ることができます。

(FMおたるパーソナリティー)
まだ申請がお済みになっていないという方は是非ご利用いただきたいですね。本人確認書類というのは運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、健康保険証、障がい者手帳、介護保険証、学生証などだそうですね。

(石井)
そうですね。それらの本人確認書類を二つお持ちになってください。

(FMおたるパーソナリティー)
詳しいことについて確認したい場合は、市役所の戸籍住民課にお問い合わせするとよろしいでしょうか。

(石井)
そのとおりです。出張申請会場の開設につきましては、近くなりましたら新聞折込のチラシですとか、新聞広告でもお知らせする予定にしています。そちらもご覧いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
そしてマイナンバーカードと言いますと、来月3月1日から、マイナンバーカードを使っての住民票の写しと印鑑証明書のコンビニ交付サービスがスタートするのだそうですね。

(石井)
そうなのです。3月1日からコンビニのほかに、イオン小樽店やマックスバリュ手宮店、ラルズマートなど、証明発行用端末機を設置しているスーパーなどでも交付サービスを利用できます。詳しくは、広報おたる2月号をご覧いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
土日や夜間も受け取れるとなりますと、とても便利になりますね。こうやってデジタル化が進んでいるということなのですね。

(石井)
デジタル化の一番の目的は市民サービスの向上、市民の皆さんにとって便利になることですので、市といたしましても、その考えを基本にして、これからもデジタル化を進めていきたいと思っています。証明書のコンビニ交付など新しいサービスが今後スタートする際には、皆さんにお知らせしていきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
この番組の中でもお伝えできればと思います。前半は、広報広聴課の石井さんにお話をお伺いました。石井さん、どうもありがとうございます。

(石井)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。 今日は、小樽市の空き家対策のお仕事と先月1月に発行されました「小樽市版空き家ガイドブック」について、建設部建築指導課空き家対策担当の阿部さんにお話をお伺いします。阿部さんよろしくお願いします。

(阿部)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
それではさっそくですが、私、空き家対策担当という部署なのですが、あまり聞きなじみがなかったのですが、空き家対策担当の部署はいつ頃からあるのでしょうか。

(阿部)
平成27年6月に建設部建築指導課内に設置されたのが始まりとなっています。それ以前は、建築指導課の相談指導係が、空き家を含めた建物に関する相談窓口となっていましたが、そこから空き家部分を抜き出して、空き家に特化した窓口として新たに設置されました。

(FMおたるパーソナリティー)
平成27年からといいますと、今年で発足8年目ということになるのですが、割と新しい部署になるのでしょうか。

(阿部)
はい、そうなのです。近年の人口減少や既存住宅の老朽化に伴い、全国的に空き家が増加していることで、空き家問題が大きく取り上げられるようなりました。空き家に関する法律、正式名称としましては「空家等対策の推進に関する特別措置法」といいますが、この法律が平成26年11月に制定されたことが大きなきっかけとなっています。

(FMおたるパーソナリティー)
たしかに、最近はニュースや新聞でも「空き家」というワードをよく目にしますよね。今のお話のなかで、空き家が全国的に増えてきているということでしたが、小樽市内ではどのくらいの数の空き家があるのでしょうか。

(阿部)
5年ごとに国が実施している住宅・土地統計調査の結果、小樽市内にある住宅戸数に対する空き家の数の割合である空き家率は17.3パーセントであり、おおよそ6件に1件が空き家であるというデータがでています。

(FMおたるパーソナリティー)
6件に1件と聞きますと、とても多い感じがしますが、これは全国的にみても多い方なのでしょうか。

(阿部)
はい、全国の空き家率が13.6パーセント、北海道が13.5パーセント、それに対して小樽市は17.3パーセントですので、小樽市の空き家率は全国的にみても高い数値となっています。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市には想像以上に空き家があると考えてよさそうですね。空き家が多く存在しているということで、空き家対策のお仕事も大変重要かと思うのですが、阿部さんたちは、具体的にはどのようなお仕事をされているのですか。

(阿部)
市では空家等対策計画を平成28年度に策定し、この計画に基づいて危険な空き家の解消や発生の予防、空き家の利活用の推進など、様々な取組を行っております。その中でも特に力をいれているのが相談業務であり、空き家所有者からの相談に応じたり、空き家の近隣にお住いの方から空き家で困っているなどの相談を受けた場合に、空き家の所有者や相続人の方へ情報提供をすることで、その改善に努めています。

(FMおたるパーソナリティー)
主に市民からの相談窓口ということですよね。相談窓口はとても大変なお仕事だと思うのですが、特に苦労されたことはどんなことがありますか。

(阿部)
私たちは空き家に関する相談を受けますと、その空き家の所有者又は相続人を調査し、その方たちに対応を促していくことになります。基本的には市が個人の財産である空き家に直接手をかけることはできないため、連絡が取れない場合や対応をしてもらえない場合、どうしても行き詰まってしまうことがあります。そのような場合には相談者の方から厳しい意見を聞くこともあり、苦労した経験があります。

(FMおたるパーソナリティー)
あくまで空き家の管理は所有者の方や相続された方の責任であるということですよね。市としてもできる範囲に限界があって苦労されているところだと思うのですが、具体的にはどのような相談が寄せられるのでしょうか。

(阿部)
相談内容としましては、自分で所有している空き家の処分や相続についてのこと、または隣の空き家からの樹木の越境や、近隣にある空き家からの落雪の相談など、季節ごとに様々な相談が寄せられています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうしますと、今の時期はやはり雪の相談になりますかね。

(阿部)
そうですね、毎年のように空き家からの落雪の相談が寄せられています。特に、昨年は、積雪量が多かったこともあり、例年よりも相談が多く寄せられました。空き家の維持管理は所有や管理をされている方が行う必要がありますので、痛ましい事故を無くすためにも、是非定期的に管理を行っていただきたいと思っています。それと、もう一点、気を付けていただきたいことがあります。それは適宜雪下ろしを行っていただきたいということです。昨年は1年間で10棟もの空き家が積雪により倒壊してしまいました。雪止めを付けているから安心ということではなく、大切な空き家を守っていくためにも必要なことですので、所有者の方々にはぜひお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
バス通りの空き家も雪で倒壊してしまったという事例がありましたが、この冬も大雪が何回かありますし、日頃から心がけておく必要がありますよね。事前にお伺いしましたところ、空き家対策のご担当は3人ということだそうですが、小樽市内の6件に1件が空き家という状況で、3人で相談を受付けるというのは、とても大変なことなのではないでしょうか。

(阿部)
そうですね。ただ、空き家の数としては相当な数があるのですが、空き家そのものが悪いわけではなく、所有者や相続人によって適切に管理がされておらず、近隣に迷惑をかけてしまっている空き家、我々は「管理不全な空き家」と呼んでいますが、この管理不全な空き家が、相談の寄せられる主な空き家となっています。ちなみに、この管理不全な空き家は小樽市内に約400件以上あると想定しています。
  
(FMおたるパーソナリティー)
400件以上ですか。

(阿部)
また、空き家は今後も増加する見込みとなっておりまして、全国的にも深刻な社会問題となっております。小樽市でも空き家対策の方向性を市民の皆様に知っていただくために、空家等対策計画を作っておりますが、より実効性を高めるために、昨年度、この計画の見直しを行ったところです。

(FMおたるパーソナリティー)
具体的には、どのような見直しを行ったのですか。

(阿部)
当初の計画では、管理不全な空き家の解消を優先して取り組んでまいりましたが、2次計画ではこれらの取組に加え、空き家の発生を予防する取組も重要であると考え、その一つとして、空き家所有者の方がより踏み込んだ相談ができるような空き家の相談会やセミナーなどを行っていきたいと考えております。また、所有者やこれから所有者になる可能性のある方に空き家に対する意識を持ってもらうために、小樽市版の空き家ガイドブックを作成いたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
空き家の発生予防にも力を入れているということなのですね。それでは今お話にもありました先月1月に発行された「小樽市版空き家ガイドブック」についてお伺いしたいと思います。今、私の手元にもガイドブックがあるのですが、まず表紙をみて目に入ってくるのが、小樽市の公式LINEの案内人、白樺の妖精レッタくんですね。

(阿部)
はい、レッタ君は市の公式LINEやホームページの中で様々な情報を発信してくれる市の公式LINEのキャラクターです。空き家対策と直接関係があるわけではないのですが、小樽の街が大好きで勉強熱心なレッタ君と一緒に、このガイドブックを通じて空き家について学んでいただけたらなという思いで出演していただきました。
 
(FMおたるパーソナリティー)
「空き家」と聞きますと、どちらかというと、あまり良いイメージが浮かばないものかもしれませんが、ガイドブックの中に、いろいろな表情のレッタ君ですとかその仲間たちが登場することで、とてもかわいらしくて読みやすく感じますよね。このガイドブックの内容についてですが、先ほどのお話の中でこのガイドブックを作ったのが、所有者ですとかこれから所有者になる可能性のある方に空き家に対する意識を持ってもらうことが目的ということでしたが、ガイドブック自体の構成としてはどういったものになっているのでしょうか。

(阿部)
はい、ガイドブックの構成としましては、全16ページで12の項目で構成されています。各項目には空き家の発生予防や相続について、そして管理についてなど知りたい情報が分かりやすくなるように項目を分けています。また1ページ目にはフローチャートを掲載して、例えば建物を持っているかというような質問に対してYES・NOを選択して進んでいくと、自分の知りたいことが載っているページに進めるようなつくりとなっています。

(FMおたるパーソナリティー)
私はそのガイドブックの実物を見てわかるのですが、質問に対してYESもしくはNOで答えていきますと、今このガイドブックを読んでいる方がどういう状況にあって、どんな事が問題になり得るのかがわかるということで、それに対応したページに飛べるという仕組みになっているのですよね。とてもわかりやすくていいですね。

(阿部)
ありがとうございます。ガイドブックのサブタイトルにもなっていますが、「空き家の発生予防から管理、利活用、解体まで」ということで、空き家になる前から解体に至るまでの知っておいていただきたい情報や市で行っている各種制度、空き家に関する各種相談窓口一覧などを載せています。

(FMおたるパーソナリティー)
空き家に関して様々な内容がこの一冊で読み取れるということですね。お聞きしましたらこの空き家ガイドブック、阿部さん方、空き家対策担当の方々が自分たちで作成したということですが、自前で作成するのは大変だったのではないですか。

(阿部)
空き家ガイドブックの作成は令和4年1月から本格的に始めたのですが、ガイドブックを作るノウハウがまったく無い中での作成ということで、他都市で発行されている空き家ガイドブックですとか、小樽市の他の部署で発行しているガイドブックなどを参考にしながら、読む方に伝えたいことを一冊にまとめるのがとても大変で時間もかかってしまいました。

(FMおたるパーソナリティー)
ゼロからの作成だったのですね。それは大変だったかと思いますが、ガイドブックを作る上で工夫した点というのは何かありますか。

(阿部)
工夫した点は、空き家を所有している方はもちろんですが、これから所有するかもしれない人など、さまざまな方に見ていただくため、文字のサイズですとかフォント、親しみやすいレッタ君というキャラクターを使ったり、とにかく見やすくなるような工夫を重ねました。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。本当にとても読みやすくてわかりやすい作りになっているなという印象を受けています。では、この阿部さんたちが苦労して作られました小樽市版空き家ガイドブックですが、どちらでもらうことができるのでしょうか。

(阿部)
小樽市版空き家ガイドブックは、小樽市のホームページでダウンロードすることができます。また、建設部建築指導課空き家対策担当窓口をはじめ、市役所本庁舎と別館1階を結ぶ渡り廊下や各サービスセンター、戸籍住民課の窓口などに設置しています。さらに今後は、宅建協会、法務局などにも設置する予定ですので、お気軽に手に取って読んでいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
ぜひ多くの皆さんに読んでいただいて、所有している、もしくは所有するかもしれない空き家について考えるきっかけとなるといいですね。今日は小樽市の空き家対策、そして小樽市版空き家ガイドブックについて建築指導課空き家対策担当の阿部さんにお話をお伺いしました。阿部さんどうもありがとうございます。

(阿部)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォーム新しいウィンドウで外部サイトを開きますからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、2月8日水曜日、午後7時から。次回は、2月20日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

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