公開日 2023年02月22日
更新日 2025年02月17日
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【前半】
- ふれあいパスについて
- 令和5年度予算と重点施策について
【後半】
- 小樽市職員の仕事と職員採用について
放送の内容
オープニング
明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。
前半
(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。
(市長)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティー)
さて、前回2月6日の放送ですが、迫市長が急に番組をお休みされまして、迫市長に何かあったのではと心配された方も多かったと思います。
(市長)
皆さんにご心配をおかけしまして、本当に申し訳なく思っています。実は、放送日の前日の2月5日日曜日なのですが、夕方から急にひどい腹痛に襲われまして、翌日、かかりつけの先生の所にお伺いして血液検査ですとかレントゲンも撮っていただきましたが、急性胃腸炎と診断されまして、ちょうど番組が放送されている時には点滴を受けておりました。おかげさまで一日休養いたしまして、その後、薬は服用いたしましたが、元に戻って今元気に仕事をしています。本当にご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
(FMおたるパーソナリティー)
大事に至らなくて本当に良かったです。どうぞお身体を大切になさってください。今日もよろしくお願いいたします。
(市長)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティー)
さて、先週の土曜日18日まで「小樽雪あかりの路」が開催されていましたが、多くの観光客の方が訪れてくださって、特に土日の運河周辺などはすごい人出だったようですね。
(市長)
そうですね。私も11日の土曜日は午後5時からのオープニングセレモニーに出席していましたが、初日ということもありまして、オープニングセレモニーが行われた浅草橋街園、それから散策路にたいへん多くの観光客がお見えになっていまして本当に嬉しく思いましたが、足元も悪いですから、非常に混雑していましたので少し心配もしましたし、来年の課題かなと思ったりもしていますが、大変多くの皆さんにお越しいただいて嬉しく思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
3年ぶりの通常開催ということで、たくさんの方に注目されていたようですが、海外から、主に韓国や台湾からたくさんのボランティアの方が参加されたようですし、すごく良かったなと思いますね。
(市長)
新聞でもかなり取り上げられていますが、韓国のボランティアの皆さんはオコボと言いますね。それから台湾のボランティアの皆さんはヨウハオと言っていましたが、本当に韓国、台湾からのボランティアの皆さんにお手伝いをいただきまして、雪あかりの路は国際親善としての役割も果たせたのではないかなと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
お天気が悪い日もありましたが、無事に開催されて良かったですよね。さて、雪あかりの路も閉幕しますと、2月も後半になりまして、そろそろ市役所でも、新年度に向けた準備が始まっているのですよね。
(市長)
明日21日から、新年度予算案につきまして審議する市議会の第1回定例会が始まります。また新年度といいますと、4月には4年に1度の統一地方選挙がありまして、4月9日には北海道知事と北海道議会議員の選挙、それから4月23日には小樽市議会議員の選挙が行われることになっています。実は今日午前中に選挙管理委員会のほうで立候補される方への説明会があって、午前中の時点で31の陣営が集まったということです。市議会議員の定数は25名ですので、まだ増えるような話もありますので、大変な激戦になるのではないのかなと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
様々なところでもう令和5年度に向かっていると思いますが、市民の皆さんにとって身近なこととしては、令和5年度のふれあいパスの申請が始まっているのですよね。
(市長)
ふれあいパス制度は、70歳以上の方を対象にしたバス、それからJRの交通費を一部助成する制度になっていますが、昨年度から更新の方法を見直していまして、今年度につきましても、市役所にお越しいただかなくても自宅で手続きができる、そのためご自宅で受け取ることができる制度に改めています。
(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。わざわざ市役所まで行かなくてもいいのは、いいことですよね。
(市長)
現在ふれあいパスをご利用の方は、市内に約2万人いらっしゃるということなのですが、その方々が一斉に市役所にお越しになられますと、やはり大変な混雑になりますので、現在はこのような方法で実施をさせていただいています。
(FMおたるパーソナリティー)
では、具体的には、どのようにすればよいのですか?
(市長)
令和4年度分として今年1月までに交付を受けた方には、ご自宅に案内をお送りいたしましたので、既に案内を受け取られた方もいらっしゃると思います。その中に令和5年度分の申請はがきを同封いたしましたので、必要事項を書いてポストに投函いただきますと、申請はがきが市役所に到着した方より順に、3月中旬からふれあいパスをご自宅に送付させていただくことになっています。
(FMおたるパーソナリティー)
これが昨年度交付を受けた方についてですが、昨年度交付を受けていないという方はどうするとよろしいでしょうか。
(市長)
交付を受けていない方は従来どおり市役所に来ていただきまして、申請をしていただく必要があります。その際に、ふれあいパスの利用方法についても詳しくご説明させていただきます。70歳の誕生日以降に本人確認書類をお持ちになって、福祉総合相談室の窓口にお越しいただければと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。案内が届かないという方は、市の窓口にお越しいただければということですね。
(市長)
はい、是非お願いしたいと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
それと、現在バスを利用されている方ですが、4年度分の購入チケットの有効期限についてもご注意いただきたいのですよね。
(市長)
4年度の購入チケット、つまり回数券ではなくて、回数券を購入するためのチケットのことなのですが、4年度の購入チケットを使って回数券を購入する期限は3月31日までとなっています。4月1日になりますと4年度の購入チケットは使えませんので、この点についてはご注意いただきたいと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
回数券を購入する期限が3月31日ということで期限が迫っているということですが、購入した回数券には有効期限はないのですよね。
(市長)
そのとおりです。購入した回数券はいつまででも使えますのでご安心いただきたいと思います。ふれあいパスの申請については、広報おたる2月号にも掲載していますので、そちらも併せてご確認いただければと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
このふれあいパスの制度ですが、昨年度、令和3年度に制度の変更があったかと思いますが、令和4年度、そして令和5年度についても、引き続き同じ方法で事業が継続されるということなのですね。
(市長)
この制度は、高齢の方々の生きがいづくりを支援することを目的に、交通費を一部助成する制度ですが、お渡しした方一人一人が、外出先で楽しさですとか生きがいを見つけていただきたいという考えのもと、交通費の割引額につきましてはすべて市が負担をさせていただいております。そのため、お渡ししたふれあいパスにつきましては、ご家族を含め、他の方へ譲渡することや転売することは禁止をさせていただいていますので、ご理解の上、正しくご利用いただきますようにお願いしたいと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
くれぐれもご注意いただきたいと思います。さて、先ほどもお話に出ましたが、市議会第1回定例会が明日から始まるということなのですよね。
(市長)
明日21日火曜日に本会議が開かれまして、そこで提案説明を行います。第1回定例会は、新年度の予算に関する審議が中心となります。
(FMおたるパーソナリティー)
新年度予算については、すでに市長記者会見もされていまして報道もされていますが、改めて、どういったところがポイントになりますでしょうか。
(市長)
新年度に向けた市政執行の考え方といたしましては、これまでも様々な場面でお話をさせていただきましたが、やはり人口減少対策、中でも社会減の抑制に市の施策を集中させることが重要だと思っています。新年度の予算編成は一つテーマを決めまして、「安心で、思いや希望がかなう「選ばれるまち」へ」とさせていただきました。安心して子育てができる環境を充実させるということ、それから住み続けたい、移り住みたいという方々の思いや希望を支援いたしまして、「選ばれるまち」になることを目指して社会減に歯止めをかける、そういう思いを込めたところなのです。
(FMおたるパーソナリティー)
「安心して子育てができる」「住み続けたい」「移り住みたい」といいますと、まさに人口対策がメインになるということですよね。
(市長)
そうですね、人口対策につきましては、1つには「子育て」、2つ目には「しごと」、3つ目には「移住」この3点を柱といたしまして、「子育て」につきましては、保育料の引き下げなどの子育て世代の家計負担の軽減、これは私公約でもあるのですが、ご家庭の負担をできるだけ減らしていくということです。それから産婦健康診査の費用助成など妊産婦から子育てまでの切れ目のない支援、それからひとり親家庭への支援、あとは学校教育の体制ですとか環境、こういったものの充実にも取り組んで行きたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
「しごと」の支援ですとか「移住」についてはいかがでしょうか。
(市長)
しごとの支援につきましては、若い創業者向けの支援ですとか、就職希望者の地元定着を後押しする取組、それから移住対策につきましては、今月2月1日に、商工会議所に開設をいたしました「おたる移住・起業『ひと旗』サポートセンター」を設置しましたが、これと連携いたしまして、お仕事の事、住まいの事、こういった相談窓口機能を強化するほか、移住体験ツアーの実施ですとか、市内の発達支援事業所や保育所、宿泊施設などと連携いたしました親子ワーケーション、こういったものも実施したいと考えています。
(FMおたるパーソナリティー)
これらが人口対策というところですね。このほかにも、重点的に取り組まれる事業というものはあるのでしょうか。
(市長)
人口対策のほかには、「時代や社会の変化への対応」、それから「魅力を活かしたまちづくり」、こういったものも重点の取り組みとして掲げさせていただきました。「時代や社会の変化への対応」につきましては、引き続きデジタル技術を活用しまして、サービスの向上ですとか業務の効率化に努めていきたいと思っていますし、脱炭素化への取組、それに加えて、パートナーシップ制度の導入なども考えていまして、多様性を認め合って誰もが安心して暮らせるまちづくりの実現に取り組んでいきたいと思っています。それから「魅力を活かしたまちづくり」ですと、やはり歴史的な景観を生かしたまちづくりですとか、港の整備などに重点的に取り組んでいきたいと思っています。そういった事業が盛り込まれました新年度予算案について、明日から始まる市議会でしっかりと市の考え方をご説明していきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
先ほど思いましたが、「選ばれるまち」というのは素敵な響きがありますよね。
(市長)
ありがとうございます。昨年、市制100周年を迎えまして、100周年記念式典ですとか、市内で100年以上長く続く長寿企業の表彰などを行う中で、小樽の歴史の重さですとか受け継がれてきた財産、こういったものに強く思いをいたしました。これからも、それらを引き継いで、持続可能なまちにしていかなければいけないと改めて思っています。こうした小樽の財産ですとか、小樽が持つ魅力をさらに磨き上げまして、「選ばれるまち」を目指していきたいと思っています。令和5年度もそういった思いを市政の基本方針として、まちづくりに取り組んでいきたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
市議会第1回定例会は、明日2月21日から3月16日の採決の日まで開会されるということで、会期が長いですが、迫市長、どうぞよろしくお願いいたします。前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。
(市長)
どうもありがとうございました。
後半
(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」後半は、市役所職員の方にお話を伺っていきます。 今日は、小樽市職員の仕事や職員採用について、小樽市総務部職員課の増子さんにお話をお伺いします。増子さんよろしくお願いします。
(増子)
よろしくお願いします。
(FMおたるパーソナリティー)
この番組では、ほぼ毎回、市の職員の方に出演していただいていますが、様々な職種の方がいて、保健師の方ですとか消防の方ですとか学芸員の方だとか、バラエティに富んでいると前々から思っていたのですが、今日はそういった市の職員のお仕事についてお話をいただけるということですが、増子さんご自身は、どんなお仕事を担当されているのですか。
(増子)
私は、職員の研修や人事評価、職員の採用などを担当しています。職員の採用担当として、皆さんに市職員の仕事に興味を持っていただき、就職先として小樽市を考えてほしいと思って、今日話をしに来ました。
(FMおたるパーソナリティー)
では、今日は「市の職員として働いてみませんか?」というPRになるわけですね。
(増子)
そうなのです。是非これから就職活動をする方や、そのご家族の方に聞いていただきたいと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
では、小樽市職員と言っても、先ほど言いましたように、いろんな仕事や職種があるかと思いますが、具体的にはどういった職種があるのでしょうか。
(増子)
代表的な職種としては、事務、土木技術、建築技術、衛生化学技術、保育士、保健師などがあります。また、消防士や小樽市立病院で勤務する医師や看護師、技師も小樽市職員となります。
(FMおたるパーソナリティー)
本当に幅広くていろいろありますよね。実際には、どのようなお仕事をしているのでしょうか。
(増子)
特に職員数が比較的多い事務職、土木技術職、建築技術職についてお話しさせてもらいますが、事務職については、住民票やマイナンバーカードの交付業務などを行う窓口のほかにも、生活保護や介護保険などの福祉分野、住民税や固定資産税の賦課徴収などの税分野、国民健康保険や後期高齢者医療保険などの保険分野、子育て分野、観光や産業振興など、市の仕事のほとんどに関わっていて、配属先によっては様々な業務を行うことになります。土木技術職では、道路、河川、公園、港湾、上下水道などの公共施設の計画・設計・積算・施工管理のほか、新幹線を活用したまちづくりなどの業務を行っています。建築技術職では、市が所有している小中学校や市営住宅、歴史的建造物などの老朽化や利用方針の変更に伴う改修工事、建替えの際の施設の調査、設計、工事監理などを行っています。
(FMおたるパーソナリティー)
市の仕事は本当に多岐に渡っているというのがよく分かりましたが、具体的な1日の業務の流れというのはどんな感じなのでしょうか。
(増子)
例えば、広報広聴課職員のある日の1日のスケジュールを紹介させてもらいますが、8時50分に出勤し、メールチェックとその日のスケジュールを確認、午前中は広報おたるの編集、午後は1時から書類作成等を行い、午後3時から取材、午後4時に帰庁し、取材内容の整理やSNSを編集し、午後5時20分に退庁するというような流れになっています。小樽市ホームページでは、職員の業務内容や1日のスケジュールを写真付きで紹介しています。職員紹介動画や採用パンプレットなども掲載しているので、ぜひ一度ホームページをご覧いただければと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
職員紹介動画やパンフレットも掲載されているということで、なんだか面白そうですよね。是非ご覧いただきたいと思いますが、実際に仕事をする上で気になるところは、給与や福利厚生など様々あるかと思いますが、やはり「やりがい」というのも重要なポイントかと思うのですが、市役所の仕事のやりがいはどういった点になりますか。
(増子)
職員によってやりがいを感じる点は異なるとは思いますが、土木技術職員として民間企業から転職した方は、市民の声が聞けることと話しています。民間企業で働いていた時は、同じ土木の仕事でも市民のためになっている実感がわかなかったそうなのですが、市職員として働くことで、直接、市民の声を聞く機会ができ、やりがいに繋がっていると話していました。特に市民から感謝の電話を受けた時は、仕事をやっていてよかったと思えたと話していました。
(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。やはりやりがいが仕事の活力にもつながりますよね。公務員は安定しているというイメージもありますし、仕事にやりがいもあるとなると、公務員になりたいと思う人も多くいらっしゃるのではないかと思うのですが、公務員になるのは難しい筆記試験を突破しなければならないのではないかと思うのですが、いかがですか。
(増子)
そう思う方も多いと思うのですが、実は、数年前から、小樽市では一般的な公務員試験で出題されている数的推理や判断推理などの教養試験ではなく、総合適性検査というものを実施していまして、昨年からはSPI3という民間企業でも多く導入されている総合適性検査を導入しました。この検査は、基礎能力検査と性格検査を行うもので、特別な公務員試験対策が不要な出題内容となっています。公務員志望の方だけではなく、民間企業志望の方にも受験しやすい試験となっています。また、全国に開設されているテストセンターや自宅のパソコンを利用したオンライン会場で受験することもできますので、道外にお住いの方にも受験しやすくなっています。
(FMおたるパーソナリティー)
オンラインで試験を受けることができるのですね。実際に全国から応募があるのでしょうか。
(増子)
今年度は、首都圏や九州地方に住んでいる方からも応募がありました。やはり採用試験の方法を変更したことが影響しているのではないかなと感じています。
(FMおたるパーソナリティー)
市の職員になって、全国から小樽に移住してくださる方が増えるとよいですよね。
(増子)
そうですね。移住するには、仕事を見つけることがポイントになると思うのですが、その選択肢の一つとして小樽市職員という選択肢もあるのかなと思います。全国各地から、小樽の魅力を感じて小樽市で働きたい、小樽のために働きたいという気持ちを持った方々が集まっていただけたらと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
そうなると、気になるのが応募ですとか選考のスケジュールだと思うのですが、もう決まっているのでしょうか。
(増子)
まだ正式には決まっていませんが、事務職を例に挙げますと、例年では4月に募集、5月に1次試験、6月下旬から7月上旬にかけて2次試験、7月下旬に3次試験を行いまして、8月上旬に合格発表を行っています。また、高校新卒の方については、8月上旬に募集、8月下旬から9月上旬に1次試験、10月に2次試験、11月上旬に3次試験を行いまして、11月下旬に合格発表を行っています。
(FMおたるパーソナリティー)
3次試験までそれぞれあるのですね。応募したい場合は、履歴書を市役所に送るとよろしいのでしょうか。
(増子)
応募は専用の申込フォームからオンラインでのみ受付けています。正式なスケジュールは4月頃に決定すると思いますので、募集の案内やホームページでご確認いただきまして、スマートフォンやパソコンから応募していただければと思います。準備するのは、顔写真の画像データだけで、あとは必要事項や志望動機等を入力するだけで、簡単にいつでもどこでも応募することができます。
(FMおたるパーソナリティー)
応募もオンラインで簡単になったのですね。採用試験内容も応募方法も変わったとなりますと、色んな方が受験されるのではないかと思いますが、その中でも、小樽市が求める人材というのは、どのような人材なのでしょうか。
(増子)
小樽市では、目指すべき職員像として、市民の目線に立った職員、チャレンジ精神を持った職員、行政のプロフェッショナルとしての職員、コスト意識・スピード感を持った職員、倫理観・使命感を持った職員という、5つの目標を掲げています。このような職員を目指して、頑張って仕事に取り組む意欲のある方を求めています。
(FMおたるパーソナリティー)
専門的なことも色々と学ばなければならないでしょうし、公務員になってからも、公務員でなくてもどの仕事も大変なのだと思うのですが、仕事を行う上では職場環境も重要な気がしますが、職場の雰囲気というのは、市長を目の前にして話すのもちょっと難しいかもしれないですが、どういった感じですか。
(増子)
私の職場の雰囲気なのですが、真面目に黙って仕事をしているだけではなく、同僚や部下とコミュニケーションを取りながら仕事を行っています。堅苦しいと思われがちな公務員なのですが、働いてみると気さくで、活気がある職員が多くいると感じていただけると思います。
(FMおたるパーソナリティー)
ますます公務員が魅力的に感じてきたという方も多いのではないかと思います。一方で、公務員は福利厚生が充実していると聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。
(増子)
基本的に公務員の給与や勤務条件というは、国家公務員の内容を参考に条例で決められているので、どの自治体でも大きな違いはありません。具体的にいうと、令和4年度の給料の月額は、新卒の場合で、大卒で約185,000円、短大卒で約167,000円、高卒で約154,000円となっています。休暇ですと年次有給休暇のほか、病気休暇や服喪休暇、結婚休暇など様々な休暇があります。福利厚生の一つとして、市役所にも野球、サッカー、バスケなどの部活動があり、仲間と一緒に部活動を楽しんでいる職員もたくさんいらっしゃいます。
(FMおたるパーソナリティー)
真面目で机に向かって仕事をしているというイメージがありますが、結構活発というか活動的なのですね。
(増子)
そうですね。本日は市職員の仕事ややりがい、採用の流れなどについてお話しさせてもらったのですが、実は、市職員を希望する方が年々少なくなっていて、十分な人材を確保できていない状態が近年続いているのです。
(FMおたるパーソナリティー)
意外ですね。
(増子)
少子高齢化が進み、働き手が少なくなっているなど、原因は様々考えられると思います。人口減少や少子高齢化、社会情勢の変化が急速に進む中で、複雑・高度化する課題を解決していくには色んな人の知恵が必要と感じています。「公務員試験は難しいから諦めよう」と思うのではなく、進路の選択肢の一つとして、前向きに検討していただけたら嬉しいです。
(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。さて迫市長、今日は小樽市職員の業務や採用などについてお話を伺ってきましたが、小樽市職員を目指す方が増えてくれると嬉しいですよね。
(市長)
そうですね。市職員の職種ですとか業務内容、それから採用についての説明がありましたが、近年は職員の欠員状態が続いておりますし、市民のために意欲を持って働いてくれる人材を多く採用したいと考えています。受験する環境も以前と比べて簡単になっていますし、特別な公務員試験対策も必要ありませんので、是非この機会に小樽市職員として働くという道を考えていただければと思っておりますし、先ほど言いました公務員を目指す受験生の皆様にとっても「選ばれるまち」を目指していきたいなと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
今日は、迫市長、そして総務部職員課の増子さんにお話をお伺いしました。どうもありがとうございます。
(市長・増子)
ありがとうございました。
エンディング
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォームからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、2月22日水曜日、午後7時から。次回は、3月6日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。