令和5年度「市長への手紙」に寄せられた手紙

公開日 2023年05月01日

更新日 2023年09月05日

令和5年8月に寄せられた手紙

小樽市地域公共交通活性化協議会のホームページの公開について【8月13日受理】

小樽市地域公共交通活性化協議会のホームページについて、6月8日に協議会が開催され2か月が経過したが、協議会の結果や資料が公表されていない。
昨年も公表が遅いとお伝えしたが改善されない。一度、市長から担当者へ指導してほしい。

【回答】

8月21日現在、当該ホームページは公開できていません。
早めの公開を心がけておりますが、今後は、開催から1か月程度で公開できるよう努めます。

観光バス駐車場でのごみのポイ捨てと喫煙室の設置について【8月10日受理】

観光バス駐車場で、観光バス出発前に折りたたみ傘を捨てていかれた。また、出発前に柵にて喫煙したり、他の敷地にて喫煙したばこを捨てていく行為が毎日ある。風の強い日にたばこが飛ばされると、燃えるものがあるので危険で、火災になる恐れがある。喫煙室を作るなりの対応をお願いしたい。

【回答】

観光バス駐車場周辺のごみの廃棄問題につきまして、利用者の皆さんにマナーを守っていただくよう、ポイ捨て禁止の張り紙を設置いたします。
喫煙について、当バス駐車場は法律上、敷地内禁煙が義務化されておりませんが、喫煙する際には、携帯灰皿を使用し吸殻を捨てないよう、マナー啓発の張り紙を設置いたします。なお、喫煙室の設置予定はありません。

産業会館前の歩道橋の撤去について【8月2日受理】

産業会館前の歩道橋を撤去し、横断歩道を希望します。理由は、高齢者は歩道橋より横断歩道のほうが楽である。また、降雪時に市の方で封鎖しています。

【回答】

産業会館前の歩道橋については、工事の時期は決まっていませんが、歩道橋を所管している開発建設部が今年度予算で撤去します。また、撤去後には横断歩道が設置される予定です。

小樽市立病院の紹介制について【8月1日受理】

小樽市立病院の受診時の紹介制導入について、国の施策が進められていて、それにのっとって小樽市立病院も導入したとのことです。内容的には「先進医療の導入」、「二重手間を省く」、「混雑の解消」等々という文言が並べられていますが、市立病院が新しく開院されて、このような紹介制が導入されることを思った人がいたでしょうか。私たち市民が、古くなった病院が新しくなって、医療機器も時代の先端を行く新しいものになることに喜びを感じたかははかり知れません。
しかし、時が経つにしたがって、かかりつけ医の紹介制導入という、病気を持っている患者にとってこんなに重荷になる締め付けがあるでしょうか。
一番不安を感じるのは、かかりつけ医にかかっていて、市立病院にかかりたいと思ったとき、かかりつけの医師は素直に紹介状を書くのでしょうか。患者は平等に医療機関を選び、診療を受ける権利があるはずです。病院もその義務があるはずです。
呼吸器、消化器、眼科ときて、今度は泌尿器。病人として重症に陥りやすい科が弱い気持ちに陥っている患者を救うのではなく、見捨てられるように感じてなりません。この制度はやめていただき、安心して病と向き合える市立病院としての方策をとっていただきたくお願い申し上げる次第です。議会でも紹介制に賛成したというのは大変残念です。
次に、朝の玄関オープンは、以前は7時にエントランスに入れましたが、今は7時45分。5類に移行したことでもありますので、アナログな考えは新たにして以前と同じ7時にロビーに入って体を休めて受付ができますようにご検討いただき、ご一考のほど切にお願い申し上げる次第です。

【回答】

紹介制の拡大について、不安なお気持ちにさせておりますことを大変申し訳なく思っております。
まず、小樽市立病院には、病状の程度を問わず、想定を超える患者さんが来院しており、専門的な医療の提供に支障をきたしているほか、外来診療の待ち時間の長さや、医師への過重な負担が問題となっており、この現状が続きますと医師確保への影響が懸念されているところです。
今後、医師や看護師等医療従事者の不足も想定される中で、限られて医療資源を効率的に活用していかなければなりません。
将来にわたり「地域の医療提供体制を維持」するためには、まずは「かかりつけ医」に診察していただき、専門的な治療を必要とする場合には、症状に適した医療機関を紹介してもらうという「医療の役割分担」と医療機関の「連携」が必要です。
市立病院はこの取組を推進し、将来にわたり救急医療を含め、専門的な医療を提供する地域の基幹病院として、本来果たすべき役割を担っていくため、紹介制の導入を進めておりますのでどうかご理解いただきますようお願いいたします。
次に、「市立病院にかかりたいと思ったとき、かかりつけ医は紹介状を書いてくれるのか」という点についてですが、紹介制の開始以前より、医療機関から市立病院への患者紹介、逆に市立病院から医療機関への患者紹介を円滑に行えるよう説明を行い、ご理解を得られるよう努めておりますので、かかりつけの医師が市立病院の受診が必要であると判断された場合は、紹介状を書いていただけるものと考えております。
また、緊急性が高いと医師が判断した患者さんは、紹介状がなくとも受診していただけますので、その点はご安心いただければと思います。
次に、朝の玄関の開錠時刻についてですが、新型コロナウイルス感染症の位置づけは5類へと移行しましたが、市立病院には高齢者等重症化リスクの高い患者さんも多くいらっしゃることから、引き続き感染防止対策として不特定多数の人がいるような混雑した場所に集まることや、近接した会話を避けることが有効であり、また、施設管理上からもスタッフ不在時の外来エリアへの侵入等を防ぐため、開錠時刻についてはこれまでどおりとさせていただきますので、開錠時刻に合わせてご来院いただきますようご理解とご協力をお願いいたします。

令和5年7月に寄せられた手紙

銭函サービスセンターの窓口業務の充実について【7月31日受理】

銭函サービスセンターの窓口業務の充実を望みます。例えば収入証明書など、本庁と連携して取組を拡大してほしい。

【回答】

例示された収入証明書については、既に実施済みです。また、サービスセンターの窓口に取り扱っている証明手数料一覧を掲示しているほか、窓口職員による口頭案内を行っております。その他の要望については、具体的な要望が示された際に対応することとします。
参考に、当該センターが本庁と連携している主な部署の例としては、市民税課、こども家庭課、こども福祉課、水道局料金センター、保険年金課、介護保険課、学校教育支援室、保健総務課、商業労政課、農林水産課、生活安全課、図書館、災害対策室、企画政策室などがあり、連携内容については、法令や、時々の事情等で変更もありますが、いずれの場合も、担当部署等から周知が図られているところです。

戸籍証明のコンビニ交付について【7月31日受理】

市外在住の家族からですが、戸籍が市内にあります。市外のコンビニで戸籍抄本をとれませんか。

【回答】

戸籍のコンビニ交付については、令和5年3月から開始した住民票と印鑑証明のコンビニ交付の利用状況をみながら、今後検討していきたいと思います。また、2024年をめどに、戸籍の広域交付(本籍以外の役所でも戸籍の証明書が取得可能)が運用開始予定となっております。

銭函の雪堆積場について【7月27日受理】

毎冬の除排雪ご苦労様です。銭函浄水場南隣の雪置き場についての要望を記します。
木々を幹の途中からへし折って雪を置いていますが、無残であり、醜い景観です。

【回答】

当該雪堆積場の枯れた木は、令和3年度の記録的な大雪の影響により前年の2倍以上の雪を受け入れたために、現在の状況となりました。枯れた木は傾斜地に生育しており、今すぐの伐採はできませんが、今年度の除雪業者決定後、作業方法の検討と現地確認を行いたいと思います。

市役所庁舎の暑さ対策について【7月26日受理】

市役所は、この暑さなのにエアコンがついておらず、かなり過酷な状況で仕事をしていると聞いた。
北海道の気候は数年前とは全く異なって、猛暑日は珍しくなくなっている。気候に合わせて職員の就業環境を見直す必要があるのではないだろうか。
市や個人にまつわる重要な情報を扱う業務も多々あると思われるし、その業務のさなか、暑さで体調を崩して重大なミスをしてしまわないようエアコン、またはそれら機器を使えるような環境の整備を進めるのは必要なことではないかと考える。

【回答】

市役所本庁舎における暑さ対策については以前からの課題であり、これまで一部カーテンの設置などを行ってきましたが、効果的な対策には至っておりませんでした。
しかし、室温や湿度の上昇は年々厳しさを増していることから、当面の対策として、特に室温が高くなる別館4階、5階にはウインドエアコンとサーキュレーターの設置、同じく4階、5階の海側にはブラインドを設置することといたしました。
それ以外の執務室の対応につきましては、上記対策の効果や状況を見て検討します。
また、来庁者への対策として、1階の市民ホールには大型の扇風機を3台配置、保健所庁舎内で小さなお子様がいらっしゃる、子育て世代包括支援センター「にこにこ」にはスポットクーラー2台を配置することといたしました。
今後も、このほかの対策について引き続き検討し、効果を検証しながら取り組んで参ります。

ごみの不法投棄防止とペットのフンの散乱防止について【7月24日受理】

ごみの不法投棄防止とペットの糞の散乱防止のための広報等について、現在の小樽市は観光客が落としていくお金に依存している部分がかなりあると思います。しかし、市内の裏通りに入ると、コンビニのビニール袋にペットボトル、ビニールポリガラを入れて投棄され、散乱しているのを目にしますし、道で犬のフンのあるところで転倒しそうになったりしたことがあります。背の低い注意を促す看板では目に入らないので、ポールに旗をつけて、目に入るようにしてはどうでしょうか。あまりにマナーが悪くて恥ずかしい限りです。もっと広報の機会も多くしてほしいです。

【回答】

「不法投棄防止ののぼり」の設置についてのご提案ですが、のぼりを設置する際は、設置する場所を管理している方のご協力が必要となることから、今後、ご協力をしていただける方で、のぼりを設置したいというご要望が多数ある場合には、検討していきたいと考えます。本市の街中の不法投棄対策としては、小樽駅前の緑地に看板を2か所設置するとともに、「広報おたる」や市のホームページへの掲載により周知啓発を行っております。また、各種団体や事業者、小学校の児童らと協働で、市民ボランティア「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成し、清掃活動や街頭啓発を実施しております。ポイ捨ては、個人のマナーによるところですが、こうした活動を継続して行うことで、少しでもポイ捨てが減り、きれいな街づくりとなるよう、市民の皆さんの協力を得ながら一層の啓発や清掃活動に努めてまいりたいと考えていますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ペットのフンのマナーについては、小樽市畜犬取締まり及び野犬掃とう条例により、犬がフンをした場合は、飼い主が後始末をするように規定されています。フンの放置が頻繁にあるような道路については、マナーが悪い飼い方をしている飼い主を指導する必要がありますので、保健所までご相談ください。
また、看板に関するご意見については、保健所生活衛生課では、市民の皆さんから相談があった場合に、ラミネート看板を配布しておりますが(大小2種類あり、ご希望に合わせて配布)、設置は相談者ご本人に行っていただいております。そして、他人の土地ではない場所や許可を得た場所に設置するようにお願いしています。
ペットのフンに関する広報については、毎年4月の町内回覧に内容を掲載し、市内全域に配布しています。なお、町内会からの要望があれば、個別に町内への配布も行っていますので必要がある場合は併せてご相談いただければと思います。

中学生の全国大会出場に係る補助金等について【7月24日受理】

現在、市内中学校に通学している子供がいます。
このたび、スポーツの全国大会に出場することになったのですが、小樽市から補助金などを出してもらえないでしょうか。

【回答】

中学生の全国大会出場に係る補助金等については、小樽市教育委員会では、沖津寅太郎・安子スポーツ振興基金を基に市内の小・中・高校生のスポーツ参加を奨励し、技術の向上を図るほか、スポーツ競技大会の参加助成などを行う青少年スポーツ振興事業を実施しております。ただし、助成に当たっては、小樽市内の団体に所属し、かつ、小樽市に住所を有する児童・生徒が全国大会に出場することが条件となります。お子様が、市外の団体に所属し全国大会に出場されるとのことであれば、助成の対象とはなりませんので、ご了承ください。

市税や国民健康保険料の納付、おたる水族館の高齢者割引について【7月20日受理】

市長の精力的なご活躍に心から敬意を表します。
さて、日頃思っている市政への関心ごとについて、せっかくの機会ですので、意見として提出させていただきます。

  1. 小樽市に納入する税等の口座振替、一括納入について
    小樽市が窓口となる税のうち、市民が通常支払うものとしては、固定資産税、道・市民税、自動車税、国民健康保険料などがありますが、そのうち、固定資産税、道・市民税、国民健康保険料は、年度分を数期に分けての納入です。これらの請求に対して、口座振替や一括で支払った場合、せめて5%でも割り引くことはできませんか。
    数期支払いに対する手間や時間、あるいは督促をする手間や費用、時間を考えると、若干の割引をしてでも口座振替や一括で支払ってもらえれば、業務軽減や経費減につながる気がします。
  2. おたる水族館の高齢者入場料金について
    現在、小樽市内居住の70歳以上の高齢者については、市施設入場割引を受けています。しかし、水族館は無料です。
    無料の理由はわかりませんが、私も家族もその恩恵を受けており、数回にわたり孫を連れて入場しています。
    ただし、無料はよろしくないかと思います。
    水族館の入場料は半額か3割引き程度でもよろしいのではないでしょうか。施設維持やえさの購入などいくらかでも経費を賄うことにつながりませんか。

【回答】

  1. 小樽市に納入する税等の口座振替、一括納入について、口座振替で納付された方にのみ税を割引くことは、他の納期内納入をされた方との公平性を欠くこととなり、また、一括納入された方にのみ税を割引くことは、資力がある方にしか適用されないことからやはり税の公平性が保たれないこととなるため、対応は難しいものと考えます。
    国民健康保険料を一括納付や口座振替した場合に割引する制度は、国民健康保険法などで規定されたものではないため、導入するためには、保険者が独自に制度を設けることになります。
    しかし、平成30年度の国保財政運営の都道府県単位化に伴い、北海道内の市町村国保は国金健康保険料の賦課や事務手続き等の共通化が進められている中で、北海道は一括納付や口座振替した場合に国保料を割引する制度を導入する方針はありません。また、小樽市としても、共通化の観点から、小樽市独自で国保料を割引する制度を導入することは考えていません。
  2. 小樽水族館は、小樽市の第3セクターであり民間事業者の株式会社小樽水族館公社により運営されております。
    いただいたご意見は運営会社に共有いたします。

ごみの散乱、道路の維持管理について【7月18日受理】

  1. 花園のネオン街を歩きながら、各店舗の市道を抜けてみると、路上にごみが散乱し、各小路の汚さにうんざりしています。店の経営者の自覚に他ならないとは思いますが、観光地に居住している私には目に余る不潔さです。倉敷市のきれいさをご存じでしょうか。知名度の違いもあるかと考えたりもします。歓楽街だけではありません。商工会などで指導などできないものでしょうか。
  2. インフラ整備は何十年も経ち、至るところでフェンスの損壊等や歩道の盲人用の案内用のブロックが消えています。これは弱者への配慮のなさ、優しくないですね。点検・整備等は業者がするのでしょう。市の職員管理者・責任者は資質が問われます。十年計画等では間に合いませんね。各種課題が多すぎ、優先事項が何か、再度十分な問題点を洗い直し、予算を組み直してほしいものです。良くも悪くも人次第です。
    私は、小樽に住んで本当に良かったと実感しております。大好きな街、有名な建物が保存されず解体されたものが痛い。歴史が消えていく現状は悲しいものです。

【回答】

  1. ご意見のあった場所については、私有地が多く、市でボランティアを募っての清掃は難しい場所となります。いただいたご意見は飲食店組合にお伝えし、組合員の方に伝えていただくよう依頼しました。
  2. 道路等のインフラ施設については、破損等と確認した際は補修を行っております。しかし、場所によっては私道のため小樽市で補修できない箇所がありますのでご了承ください。

民泊施設について【7月18日受理】

小樽市の民泊についてです。観光業界も大切ですが、市民の生活を守ってください。
高齢者が多い住宅街にある民泊施設ですが、市外の事業者が経営しているらしいのですが、連絡先の電話番号にかけても「知らない」と言われます。
去年からガラの悪い団体や男女の若者たちの喧嘩声や奇声、薬でもやっているかのような騒ぎ声で寝られません。
先日はひどく、8人くらいで外で騒ぎ、2度注意するも朝4時半まで外で騒いでいました。ご近所中寝られませんでした。警察と思いましたが、逆恨みも怖いので、皆さん通報できませんでした。
弁護士等、町内で考えるしかないのでしょうか。どうか行政から指導改善などお願いします。

【回答】

苦情の連絡をいただいたあと、現地確認を行いましたが、施設には誰もおらず事実確認はできませんでした。
営業者に連絡し、苦情があった旨と連絡先の電話番号がつながらない旨を伝えました。同日中に、現在管理している事業者から連絡があり、つながらないという電話番号は以前に管理していた業者の番号であるためつながらないことを確認しました、また、現在の管理会社にも苦情がある旨を伝えています。

クルーズ船客への小樽PR、築港広場公園、築港臨海公園について【7月13日受理】

  1. 小樽に移住して約10年、今、大型クルーズ船の歓迎ボランティアをしています。案内時に気になるのは、運河・堺町通り、寿司と定番の質問はありますが、水族館がほとんどないです。海の街小樽の水族館、せっかく素敵な場所があるのにもったいないです。あと、モノづくりの案内、和菓子・ガラス・お寿司など、もっと観光客のために知恵を絞ってください。船内でそれらの案内をしておくと船がついても慌てずに移動できます。
  2. もう一つ、築港広場公園に噴水がありますが、今、機能していません。もう水が出ないなら、撤去してください。よちよち歩きの子供には段差になっていて危ないですし、冬囲いを毎年やっているのを見ていますが、無駄遣いですね。
  3. 築港臨海公園、ぜひ横浜の山下公園のように整備してください。市民の憩いの場にもっとなれると思います。

【回答】

  1. クルーズ船寄港地の観光につきましては、市内には小樽運河や小樽堺町通り商店街に限らず多くの魅力的な観光施設があります。また、小樽でしか体験できないことや、味わうことのできない食べ物などもあり、乗船客の方々にはさまざまな形で小樽をお楽しみいただけるものと思っております。
    このため、これまでも船会社や旅行代理店等には観光コンテンツの紹介を行ってきておりますが、乗船客への事前の周知も重要であると考えておりますので、船内での事前案内を含めた周知方法等につきまして、今後とも船会社と連携しつつ検討してまいりたいと考えております。
  2. 築港広場公園の噴水につきしては、昨今のコロナ禍の影響があり、当面の間、噴水の運転を見合わせていたところですが、5月に外出抑制などのコロナ対策が緩和されたことに伴い、本公園の噴水についても、令和6年度から運転再開に向けて準備中ですので、今しばらくお待ちください。なお、噴水の段差等につきましては、段差有りの表示をするなど注意喚起を行い、安全対策に努めますのでご理解ください。
  3. 道路海側の築港臨海公園につきましては、将来的に「水面や水辺を生かした海を体感できる魅力あるウォーターフロント空間」として、拡張する計画がありますが、当面は、現在の施設を適切に管理しながら、市民の憩いの場となるよう努めてまいりたいと考えております。

市営住宅の立木、カラスの巣について【7月13日受理】

団地裏に白樺の木が複数あります。5階の屋根を超えて伸びていて、おそらく樹から発生したと思われる無数の毛虫がベランダの壁に張り付き、駆除が大変でした。現在もまた毛虫が数匹見つけられます。布団や洗濯物を干したりしますので、気持ちが悪いです。
4月ごろにはカラスが巣を作り、ひなが親とともに巣立っていきましたが、数日前から巣にカラスが出入りしているのを確認しました。
駐車場のそばの桜の樹にもカラスの巣があり、こちらもカラスの出入りを確認し、近寄らないようにしていますが、早朝のごみ出しのときに2度襲われ、皆さんが恐怖を感じております。
お願いしたいことは、桜の巣の撤去と白樺の樹の伐採のご検討をしていただきたいです。電波障害もあります。よろしくお願いいたします。

【回答】

市営住宅裏の木については、バルコニーが南西向きであることから、日よけや民間住宅との目隠しとしての役割があるほか、市の許可のもと自治会による枝払いが行われており、一定程度の管理、維持が図られているため、現状では伐採する予定はありません。
電波障害については、ときどき映りが悪いということであれば、設備の再確認や受信状況の良い場所を探すなど、ご自身での対応をお願いしたいと思います。
カラスが営巣したときや害虫の発生が著しい場合は、市営住宅管理事務所へご相談いただきますようお願いいたします。

市営住宅の騒音について【7月13日受理】

市営住宅の騒音問題です。私が入居して7年から8年になると思います。私が入居する前から騒音が絶えなかったようです。「ガン、ガン、ドン、ドン」との音。最初は上下階の生活音かなと思い我慢していましたが、月日が経つにつれてひどい音になってきました。
警察にも建築住宅課にも相談しましたが、改善しません。小樽市は公営住宅法、入居法、条例等を改正する必要があると思います。私のほうが被害届を出したいくらいです。

【回答】

ご指摘いただいた件につきまして、自治会様からも同様のお話をいただいており、周囲にお住いの方々から確認を取るなどして、事実関係は把握いたしております。
事実確認後は、本市及び市営住宅管理事務所において、複数回の訪問や電話、注意文書の投函などを行っておりますが、これらに対する若干の反応はあるものの訪問の際にはドアを開けてもらえない、電話では一方的な主張を繰り返されるなど、対応には非常に苦慮しているところであります。
自治会様には騒音がひどい場合には連絡をいただけるようお願いしており、最近は特に連絡もなかったことから、騒音は落ち着いたものと判断しておりましたが、「市長への手紙」をもって状況が継続していることがわかりましたので、管理事務所等への呼び出しを行い、強く指導を行うことにより事態の改善を図ってまいります。

乗合タクシーについて【7月13日受理】

高齢者が増え、車を手放すのが多い今、病院、買い物、その他で外出する際、乗合タクシーがあれば、自宅から目的地まで楽に、交通費も安く行け、友人ができ、楽しく乗れるとテレビでよく宣伝しています。
私の周りを見ていると、車を手放し、足腰が弱く、交通手段に困っている人を何人も見ます。自分が高齢者になったときのことを考えると不安でたまりません。
介護タクシーがありますが、それとは別に乗合タクシーを実施してほしい。強く願います。
これから増える高齢者のために、もっと小樽市は住みよい市づくりに力を入れてほしい。乗合タクシーをぜひ作ってください。

【回答】

本市はバス路線が他市よりも充実しているため、市ではその維持に努めております。また、バス路線も、利用者の減少などで経営が苦しい中、その競合相手になり得るデマンド交通を現状で導入することは簡単ではないと考えています。
昨年、高齢者を対象とした乗合タクシーの実証実験を行いましたが、さまざまな課題があり、すぐに全市で実施できる状況にはありません。
デマンド交通については、本市に合う形態などがないか、他市の状況を研究してまいります。

望洋シャンツェについて【7月13日受理】

望洋台に十数年前、ラグビーとサッカーの専用グラウンドが作られましたが、それと同時にスキーのジャンプ台も併設されまして、それは立派で素晴らしいものです。が、一度も使用されていないみたいです。
規格が大会に合わないのか、何のために作ったのか、費用はいくらかかったのか、どこが主導したのか疑問です。20年ほど放置して自然消滅させるのか。
先日、新聞に他地域にあるジャンプ台に2500万円ほどの解体費用が必要と載っておりました。責任をはっきりさせるべきです。

【回答】

小樽市望洋シャンツェは、本市のスキー競技の普及・促進や第54回国民体育大会「みなと・おたる国体」(平成11年2月開催)の際に使用するため、平成10年5月に開設されました。
総事業費は約14億円で建設された施設であり、K点80メートルのノーマルヒルと呼ばれる規格のシャンツェになります。
完成後、平成18年度までは国体をはじめとする各種大会で使用されてきました。その後、ジャンプ大会が集客力のある札幌市に集まり誘致が思うように進まなく、また、迫力あるラージヒル(K点約120メートル)の人気に押されたこと、少子化に伴う子供たちのジャンプ人口の減少、大会開催に対する支援や施設整備費の負担が難しくなったこともあり、平成19年度以降は使用していない状況でした。
また、小樽市望洋シャンツェでジャンプ競技を開催するためには、全日本スキー連盟の新たな規格に合わせるため、ランディングバーンなどの改修が必要であり、大規模な改修で多額の費用を要することや、スキー人口の減少が続いている現状から費用対効果は見込めないと判断し、平成28年4月に体育施設としての用途を廃止したものです。
本市の他の体育施設につきましては、今後は社会情勢の変化、スポーツ人口やニーズ等の変化を勘案し、さらなる利便性向上に向け努力していく所存です。

ふるさと納税の活用について【7月11日受理】

札幌市から銭函に入ると道路が急に悪くなります。車がガタガタと揺れ始めると、札幌と小樽の違いを感じて悲しくなります。交差点では、横断歩道の線も停止線も消えているので、停止の場所がわからず、危ない場面もあります。小樽市は道路の白線はもとより、あらゆる分野でお金の不足を訴えて、ずいぶんと長い間、市民に我慢を強いています。魅力ある街づくりとは遠い存在にあります。
そこで提案です。ふるさと納税を利用しませんか。もちろん今でも利用しているのでしょうが、これだけ納税されました、このように使いましたという報告を聞いたことがありません。全国の市町村では真剣にふるさと納税に取り組み、結果を出している自治体がたくさんあります。
そこで、小樽市役所内に「ふるさと納税日本一を目指す課」を作って、真剣にふるさと納税に取り組みませんか。全国に知名度が高い小樽市、納税日本一をきっと実現できると思います。担当者は市役所職員と市内の大学、そして市民。この三者が力を合わせれば、きっと良い結果が生まれると思います。ぜひ取り組み、少しでもお金に困らない小樽市をつくってほしいと思います。

【回答】

寄付額上位の自治体でも、担当人数は数名程度であり、当市においても委託先と協力しながら、限られた人数のなかで効率よく事業運営を行い、寄付額の増加を目指してまいります。

選挙の投票所について【7月10日受理】

小樽も御多分に漏れず、高齢化が進んでいます。若いときは山・坂も気にならず歩けましたが、皆さん外出には一苦労しています。その中でも、選挙のときは投票所に行くのが大変なので、行きたくても諦めている人がたくさんいます。もっと近くで(例えば町内会館やコンビニなど)、移動の車でまわって投票してもらうとか、年々投票率が下がってきているのも「不便さ」が原因の一つになっているのではと思います。私は成人してから50年間一度も棄権したことはありませんが、将来は不安です。これ以上の「選挙離れ」を防ぐためにもぜひ考えてみてください。実際に取り組んでいる町をテレビで観たことがあります。よろしくお願いします。

【回答】

投票所については、市長部局とは独立した行政委員会であります選挙管理委員会の担当となりますので、次の通り、選挙管理委員会から回答いたします。

選挙の投票所ですが、私どもが場所を選定する際は、住民の皆さんにとってわかりやすい建物であること、適切な広さを確保できること、施設内外の段差を解消してバリアフリーにできること、駐車場の有無や駐車可能台数などを総合的に判断して現在の46か所の投票所としており、そのなかには、ご意見にあった町内会館も含まれております。ただし、コンビニに投票所を設置することは、スペースの問題や、選挙に関係のない不特定多数の方が往来できる状況が好ましくなく、設置することは困難であります。また、人口が減少している中、選挙管理委員会といたしましては、有権者の皆様の利便性のため、できるだけ現在の投票所数を維持したいと考えておりますが、どうしても、お近くの方と少し歩かなければならない方がいらっしゃいますので、どうかご理解をお願いいたします。
次に移動式投票所ですが、他市の例を見ますと、投票所の廃止などに伴い、その失われた利便性を担保するために実施していることが多いものと認識しております。本市では、できるだけ今の投票所数を維持したいと考えておりますので、すぐに導入することは考えておりませんが、今後に向けて他市の事例研究は続けてまいりたいと考えております。

買い物難民について【7月7日受理】

潮見台に住んで30年、坂道で大変なところですが、海の香りや自然が美しいので、主人と退職を機に小樽に住みたいとやってきました。知人も友達もいない町で、主人は満足して住んでよかったと言っていましたが、車があって、主人がいたので、私も坂道をそんなに考えずに来ました。6年前、主人が亡くなり、私は車を運転できませんし、毎日、冬になると家から車道まで50メートルから70メートルくらいあり、タクシーも家前まで来てくれません。そんな中、近くにあったコンビニと個人の店も昨年末になくなり、そんなとき、足腰の病気で歩くのも大変になり、潮見台2丁目は買い物難民の状態に。本当にこの先行くところもなく、小さな店でも、野菜・くだものなどの店がほしいと思います。

【回答】

お手紙の主に、直接、回答いたしました。

風力発電、オタモイエリア再開発、小樽公園のトイレについて【7月7日受理】

  1. このたびの風力発電建設の反対の意思表示、ありがとうございます。北海道知事は「再エネ」「脱炭素」という言葉で、「再エネ」を前後の事情も考えず受け入れる態度への「ノー」回答、賛同いたします。
  2. 「オタモイエリア」の再開発は、小樽のためとなる形を希望します。
  3. 小樽公園内の公共トイレ、家族が乳幼児のおむつ替えのため利用したかったのですが、汚く、乳児をベッドに寝かせるのはためらわれる状態にありました。清潔の確認をお願いします。

【回答】

  1. ご提言として受け付けました。
  2. 令和2年9月25日に、小樽市と株式会社ニトリホールディングス、公益財団法人似鳥文化財団は、官民協働により魅力的かつ持続性の高い地域社会を創造するために、連携協定を締結しました。これまでに、小樽芸術村、銀鱗荘などの事業展開や「小樽雪あかりの路」への参画などによる観光振興、ニトリレディスゴルフトーナメント開催によるスポーツ振興など、本市に対する様々な貢献をいただいております。また、オタモイエリアの再開発につきましては、小樽商工会議所が設置する「オタモイ開発特別委員会」に本市も委員として参画しており、その中で必要な制度の確認や諸課題についての議論を進めているところです。
    オタモイ海岸は、国定公園にも指定されている重要な観光資源であると認識しておりますので、周辺道路等の整備のほか、事業主体や財源などの課題解決に向け、必要な検討を進めてまいりたいと考えております。
  3. 小樽公園内にはベビーシートが備わっているトイレは2か所あります。管理状況としては、トイレの清掃とともにベビーシートのアルコール消毒や拭き掃除をなどの清掃を週4回行っています。
    なお、7月10日、7月12日に現地を確認し、異常がないことを確認しました。

市営住宅の連帯保証人について【7月6日受理】

独居の高齢者です。今住んでいる市営住宅について、20年くらい住んでいるのにいまだに保証人がいるとか、新しく入居した人は保証人がいらないとか不公平です。納得できる回答をお願いします。

【回答】

現在、小樽市営住宅の連帯保証人については、民法改正を契機に、令和2年4月1日以降の新規入居者に対しては、連帯保証人の選任が不要となりましたが、令和2年3月31日以前に入居した方の連帯保証人については、従前どおり保証契約の効力を継続させることとなっています。
しかしながら、法の改正後、連帯保証人をされている方が死亡、破産等となった場合は、契約者からの申請により連帯保証人の解除が可能となり、かつ、新たな連帯保証人の選任が不要となるなど、既存の連帯保証人の取り扱いについても、緩和をしているところです。そのような状況になった際にはご相談いただきますようお願いいたします。
今後も、法改正があった場合には、適切に見直しを検討してまいりたいと考えております。

横断歩道の白線の補修について【7月6日受理】

市内の横断歩道の白線がほとんど消えていて見えません。たまに真っ白い箇所があるのは「なんでここだけ」と思うほどです。
市の予算の関係上とは思いますが、これは絶対に必要なことです。雪が解けたら真っ先にしてほしい仕事です。来年こそはと期待しています。

【回答】

横断歩道の白線の管理については、北海道警察署(公安委員会)となります。北海道警察署では、春から夏にかけて全道的に修繕が必要な個所を調査し、全道をブロックに分けてまとめて入札・発注しているため、例年、補修の時期が遅れています。具体的に要望箇所があれば警察署へ伝えますので、お知らせください。

ボランティア活動の周知、ヤングケアラーの支援について【7月6日受理】

  1. 退職後、新しい情報を得にくくなっているので、「広報おたる」を丁寧に読ませていただいています。人口減少や少子化など難しい問題も多々あると思います。高齢者も多いので、元気な高齢者に積極的にまちづくりに参加していただくのも良いと思います。私自身もボランティア活動に参加して、何かお役に立てることがないかと思っています。ボランティア活動の選択肢が少ないように思います。もっとボランティア活動の場が広がるような企画を期待します。
  2. 子育て支援については、いろいろ企画がありますが、子育てと同じく、今、問題となっている「ヤングケアラー」についても支援の必要性を強く感じています。小樽市のヤングケアラーの現状や支援の内容についても情報発信してほしいと思います。

【回答】

  1. ボランティア活動については、社会福祉協議会のホームページで紹介しておりますが、ホームページを見やすくすることやボランティア活動の周知方法について工夫ができないか、社会福祉協議会と一緒に考えてみたいと思います。
  2. 小樽市ではケアラー(ヤングケアラーを含む)とはどのような人か、小樽市の相談窓口はどこになるのか等が記載されているリーフレットを作成したり、小樽市のホームページに掲載したり、研修会を開催したりしています。併せて、子どもと身近に接する機会がある関係機関(保育所や学校等)への周知活動を行っています。
    こども家庭課はヤングケアラーの支援対応窓口になっており、関係機関に寄せられた相談はこども家庭課に集約され、支援策について検討しています。
    今回いただいたご意見を参考にさせていただき、これからもヤングケアラーの早期発見・早期対応に努めてまいります。

木の伐採について【7月6日受理】

自宅の庭先に10メートル以上の大木があります。大木の周辺には、多くの住民の家が大木を囲むようにあります。強風や根腐れで倒木した場合に、家屋、外壁の崩壊につながり、人命にも関わると思われます。住民の安全を配慮して、早急に伐採をしていただくことを切に願います。

【回答】

ご要望のあった木は民地にあり、市では民地の木を伐採することはできません。有料となりますが法務局で空き地の所有者を調べ、木の現状と心配される倒木等の被害について所有者へ相談し、伐採を依頼するようお願いいたします。
また、空き地の所有者が伐採に応じない場合は、専門家による法律相談を利用いただきますようお願いいたします。

公共施設のトイレの洋式化について【7月6日受理】

今、小樽市では市民会館が新しくなるように準備中と聞いております。それで一言申し上げます。
公共の施設については、和式のトイレは一つでも不要です。このことは重々検討中と思っておりますが、しっかり考えてください。
各々の家庭では洋式が普及しております。一度、大勢の人で洋式が使えなくて困ったことがあります。催し物があってもトイレのことを考えると行けなくなります。
公共施設には和式が残っておりますが、それも一考をお願いします。高齢者が増えている小樽です。それから、これから育つ若い人も慣れておりません。洋式に変えることはどうでしょうか。深く考えていらっしゃることと思いますが、申し上げておきます。

【回答】

ご提言として、受け付けました。

JR小樽駅へのエレベーター設置要望について【7月5日受理】

観光都市小樽、国内・外から多くのお客様が快速エアポートで訪れます。築港、南小樽にありますが、小樽駅にはありません。現在、バリアフリー、少子化問題を考えると、車いす、ベビーカーを利用される方については不便で、エレベータがないこと自体、時代にそぐわない、観光都市としてはふさわしくない現状ではないでしょうか。
たしかに、対応策としてエスカレータを切り替えて利用は可能ですが、時間もかかり安全性からも不便さはぬぐえません。もちろん、JRに設置していただくのが本来ですが、市が積極的に動いて、一日も早く設置の取り組みをしてほしいです。

【回答】

市としても、小樽駅へのエレベータ設置についてのご意見があることは承知しております。いただいたご意見はJRにも伝えておりますが、JR側にも費用負担が生じることや、特殊な駅構造のため、簡単には実現できない状況にあると聞いております。しかし、市としても、エレベータは円滑な移動のために必要との認識は持っておりますので、ご了承ください。

JR廃線後の跡利用について【7月5日受理】

小樽市と余市町の現在利用しているJR線は、いずれ廃止路線となる思う。小樽は桜並木がない。そこで、跡地を利用して桜の植樹はどうでしょう。また、畑として市民農園はどうでしょう。
観光小樽も良いが、堺町方面だけがにぎわって、それなりに税金も入って、市としてもいいでしょうが、市民にとっては特別メリットはなし。
人口はどうなっていますか。住みやすい小樽、生活しやすい小樽へ。

【回答】

ご提言として受け付けました。

高額療養費の還付について【7月5日受理】

高額療養費の還付は大変ありがたいのですが、手続きが、体の悪い者にとっては大変負担です。これは主に病気の者に還付されると思いますが、必ず市役所に出向いて申請しなければならず、ひとり者の病気の者には大変過酷なシステムに思います。マイナンバーも普及し始めましたので、口座に振り込まれるようぜひお願いします。高齢者が多い市ですから、高齢者に優しい市を目指されるよう希望しています。

【回答】

高額療養費の還付について、2回目以降の支給申請手続きを省略できる高額療養費の支給簡素化について、導入は検討しておりますが、事務システムの変更及び郵送料等の費用の増加もあり、実施は年単位で先になることが見込まれます。やむを得ない事情により、来庁できない方には、個別に郵送での手続きにて対応できますので、ご相談ください。

結婚期間の年金受給の取扱いについて【7月5日受理】

私は結婚していたときがありました。10年くらいでしたが、年金のところへ行って、その話をしました。そうしたら、職員は「あなたはその年金をもらわなくても」とのことでした。大きな声で言われて私も恥ずかしくなってしまって、でもいただけるものですよね。いただきたいと思います。なんとかお願いしたいと思い、今でも損をした気持ちです。

【回答】

お手紙の主に直接回答いたしました。

給付金、札樽病院付近での取り締まりについて【7月5日受理】

  1. 新給付金3万円の支給は、小樽市が他自治体に比べて遅いと思います。前回の5万円支給も遅く、他自治体と比べて2週間後くらいに支給されました。小樽市として給付金を出す予定はないのですか。非常に生活が苦しいのでよろしくお願いいたします。
  2. 市長へ直接ではないのですが、毎回お願いしていますが、5号線でのスピードの出しすぎの車が非常に多くなっております。特に、銭函交番付近から札樽病院くらいの間が非常にスピード違反の車が多いと思われますので、取り締まり強化をお願いしたいと思います。

【回答】

  1. 給付金については、令和5年度住民税非課税世帯を対象として給付することが国から示されたことから、令和5年6月の住民税の賦課決定情報を元に対象世帯の選定作業を開始し、今月中旬以降に対象世帯に関係書類を発送する準備を進めているところです。他自治体においても、それぞれ準備が進んでいるところ、そうでないところはあると思われますが、本市においてはなるべく早く関係書類をお手元にお送りできるよう準備を進めております。
  2. いただいたご意見は、警察署へお伝えいたします。

デマンド型交通、バイオマス発電、市民の意見を聞く体制と選挙の投票率向上について【7月5日受理】

  1. 石山町では、地域包括支援センターで社会福祉協議会が所有する車両を活用して希望する高齢者の自宅まで迎えに来て、医療機関や商業施設に送迎して高齢者に好評を得ています。郊外の地域を中心に運行範囲を広げることを検討してほしいと思います。デマンド型交通体系を始めている自治体もあります。
  2. 風力発電計画が、小樽市長の反対表明をきっかけに、事業者の判断で計画が中止となりました。それに代わるものとして、生ごみを活用してバイオマス発電を近隣の自治体と連携してごみ処理のコストを軽減して企業の参入を促したらどうでしょう。小樽市活性化アクションプランのひとつになればよいと思いますが、検討してみたらどうでしょう。
  3. 4月に行われた市議会議員選挙は、投票率が40%を少し超えただけで、過去最低の投票率となりました。市民の間に「誰がやってもかわらない」という閉塞感が漂っています。
    小樽市は高齢化の比重が高く、それが投票所に行くのを阻んでいる傾向があると思います。市政運営に誰でもものが言えるサポーター制などを取り入れている自治体もあります。誰からの意見でも聞く耳を持っていれば、風通しのよい市政運営につながって、もっと市民に問題提起すれば、投票率向上につながると思います。

【回答】

  1. 買い物や移動に困難を感じておられる方がいることは認識しております。
    令和4年度に石山地区において期間限定で実施した試行的移動支援の実施では複数の課題が挙げられたほか、路線バスやタクシーなどの交通事業者との調整、財政負担や公平な制度設計など十分な検討が必要となります。このため、高齢者の移動支援については、他市の事例も参考にしながら、研究をしてまいりたいと考えております。
  2. 再生可能エネルギー導入について、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生可能エネルギーの導入を推進する立場にあり、導入可能な設備等について、検討しているところです。
    ごみを活用した発電については、北後志地域の6市町村(小樽市、積丹町、古平町、仁木町、余市町及び赤井川村)で排出される一般廃棄物を共同処理している北しりべし広域クリーンセンターにおいて、生ごみ等の焼却熱を利用した発電を平成19年から行っております。
    今後の再生可能エネルギーの導入についても、皆さんからいただいたご意見を踏まえるとともに、生活・自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断してまいりたいと考えております。
  3. 市民の皆さんが市政に対する意見を伝える制度については、現在、「市長への手紙」、「ご意見・お問い合わせメール」、「市民の投書箱」のほか、パブリックコメントの募集や各種審議会等への市民公募委員としての参加があります。
    このうち、「市長への手紙」、「ご意見・お問い合わせメール」、「市民の投書箱」、パブリックコメントは、誰でも意見を提出することができ、匿名での意見提出も可能であることから、多くの方にご活用いただいているところです。
    しかし、市民の皆さんからご意見等をいただくためには、市政について広く知ってもらい、興味・関心を持っていただくことも重要であると考えるため、これからも広報誌やホームページ、ラジオ、SNSなどを活用して広く情報発信を行うよう努め、市民の皆さんからいただいたご意見等を参考にしながら、「風通しのよい市政運営」と感じていただけるよう努めてまいります。
    選挙の投票率については、市長部局とは独立した行政委員会であります選挙管理委員会から回答いたします。
    本年4月に執行された小樽市議会議員選挙においては、残念ながら44.63%という低い投票率となってしまいました。市議選挙の直近にありました知事選挙の年代別の投票率を見ますと、10代から20代の若年層の投票率が21.43%と大変低くなっており、逆に65から74歳の高齢者の投票率は57.59%と全体の投票率よりも高くなっております。すべての選挙において、全国的にもこういった傾向が見られます。また、小樽市の場合、市長選挙と市議会議員選挙は、平成30年から別々の時期に選挙が執行されるようになり、そのことも市民の関心が低くなっている要因ではないかと考えています。
    小樽市選挙管理委員会では、特に若年層に選挙への関心をもってもらうために、高校などで選挙の出前講座や模擬投票を行い、また、新たに名簿に登録された18歳の有権者を対象に選挙への参加を促すはがきを送るなどして、選挙啓発に取り組んでおります。
    今回お寄せいただいたご意見も参考にしつつ、今後も投票率向上のために選挙啓発に取り組んでまいりたいと考えております。

夢や希望を持てるまちづくりについて【7月4日受理】

子供のうち、1人は本州へ就職、1人は市内で就職しました。もう一人は学生で、小樽は何もない、楽しくない、いやだと言っています。若者が小樽からいなくなります。家族がバラバラにもなります。
小樽は空き家が目につきます。使われていない団地もあります。市がもっと積極的に動いて地方の若者たちに働きかけると、小樽に住んだら子育てがしやすいサービスとか、小樽に住みたいと思ってもらえるような街づくりにしてほしいです。今の小樽では、夢も希望もありません。もっと本気で考えていただきたいです。

【回答】

小樽市は人口減少問題や空き家対策など多くの課題を抱えております。
現在、地域経済の下支え、「強み」を活かしたまちづくりを進め、新たな雇用や所得を生み出すとともに妊娠から出産、子育て期の支援を一層拡充し、若い世代の方々が安心して働き、子育てできる環境をつくり出すことを目指しています。
これまでも、こども医療費助成の拡充や、子育て世代包括支援センター「にこにこ」を開設するなど、誰もが安心して子どもを産み育てることができるよう、さまざまな取組を進めてきたところです。
また、令和5年度からは、子育て世帯の家計負担軽減のための保育料の引き下げのほか、病児保育の利用料の完全無償化の実施、市営住宅に子育て世帯向け住宅を用意することによる住まい確保の支援を行うなど、子育てしやすい環境の充実のために、さらに取組を進めているところです。
今後も本市が持つポテンシャルを引き出し、近代建築群により形成された個性的な街並み、交流としての機能を付加した港湾空間を生かしたまちづくりを進め、移り住んでみたい、投資をしたい、訪れてみたいと感じていただける「選ばれるまち」を目指すことで、活力ある、そして、持続可能なまちづくりを実現したいと考えており、夢と希望を感じられるまちづくりを着実に進めてまいります。

除雪について【7月4日受理】

高齢者の一番困っているのは除雪です。空き家を排除して、雪捨て場の確保を検討してください。空き家の取り壊し費用の半分を市が負担するとか、所有者または相続人の負担を軽減するとか、坂を利用して融雪溝を設置するとか。前は海、後ろは山で景色が良く、空気のおいしい小樽に一生暮らしたいと思うのです。
次に住民の除雪隊を作って、除雪困難者(家)の応援をすることです。隊員の費用を市が負担するようにしてはどうでしょうか。ぜひ早急に検討してください。

【回答】

現在、本市では危険な空き家を除却する所有者等に対し助成を行っております。しかしながら、当該制度は対象者が限定されているため、空き家が解体されずに放置されている状況も見受けられるところであります。除却後の跡地を地域で活用する方への支援については、対象地の選定や空き地の将来的な担保の問題など課題も多いものと考えておりますが、今後も空き家の増加が見込まれていることから、さまざまな視点から検証を行い、いただいたご意見も踏まえ除却制度について検討してまいりたいと考えております。
また、流雪溝や融雪溝につきましては、道路の下に水路を設け、そこに河川の水などを流し、雪を投入して雪を流す、あるいは溶かしながら川や海まで流すものですが、その整備に当たっては、安定した水量のある川などの水源の確保や地形的な制約により設置場所が限られるなどのほか、投雪作業中の安全対策の確保及び一度に大量の雪を詰め込まないなど使用上の制限や、多額の整備費用が掛かるなど、多くの課題がありますので、流雪溝・融雪溝の設置については難しいものと考えております。
福祉除雪や除雪ボランティアについては、毎年、広報おたる11月号でお知らせしていますが、窓口は社会福祉協議会となっており、市は補助金を出しています。関係者団体などとの話し合いでは、制度をより知っていただくための工夫が必要との話が出ており、いただいたご意見を参考に周知の工夫に取り組みたいと思います。

公園の整備と歩道の設置について【7月4日受理】

清水町に公園と歩道を作ってください。周りに公園がなくて、遊べなくて困っています。ぜひ作ってください。
歩道がなくて、車にぶつかりそうで、毎朝怖いです。学校に安心して行けるように作ってください。

【回答】

お手紙の主に、直接、回答いたしました。

乳幼児健診の開催場所について【7月4日受理】

子育てでいろいろと取組をしてくださり助かっております。
先日、10か月健診で保健所に伺いましたが、駐車場が満車でした。満車の場合は市役所に停めてよいとのことでしたが、市役所から保健所までは、赤ちゃん連れには結構な距離で、なおかつ、帰り際に雨が降ってしまいとても大変でした。子連れは大きい車の方も多く、市役所の駐車場も場所によっては狭いです。
大型商業施設の空きスペースなど、駐車場に困らない場所で開催していただけるとありがたいです。ご検討くださいますようお願いいたします。

【回答】

保健所の駐車場が狭いことにより、ご不便をおかけいたしました。
さまざまな課題があり、すぐに健診場所を移すことは困難ですが、今後も乳幼児健診の案内時間及び人数を調整し、1回当たりの健診受診数が多くなりすぎないよう工夫することを徹底いたします。また、保健所駐車場は、総合福祉センター利用者の駐車も多数見られており、乳幼児健診の実施日には駐車を控えてもらうよう依頼もしております。少しでも利用しやすくなるよう、今後も検討を重ねてまいります。

精神障がい者のバス運賃割引制度の実現について【7月4日受理】

毎年お願いしておりますが、精神障がい者のバスの運賃半額となりませんでしょうか。私ども、大変苦しい財布です。ご検討のほう、よろしくお願いいたします。
私どもも大変です。どうかお考えいただき、動いていただければと思います。

【回答】

精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方へのバス運賃の割引制度につきましては、国からその取扱いが示され、各バス事業者等に対し協力が求められているところであり、本市としましては、これまでも北海道バス協会、JR北海道や北海道運輸局に対して、公共交通機関の運賃割引が実施されるよう要望を行っておりますが、事業者の経営も厳しい状況にあり、運賃割引の実現には至っておりません。
これからも全国市長会等を通じて、全国的な割引制度の創設に向け積極的な措置を講じるよう国に対しても要望を続けるとともに、精神障がいのある方々への支援が充実するよう関係機関等への働きかけを継続してまいりますので、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

子どもの「第3の居場所」について【7月4日受理】

子どもたちにとっての「第3の居場所」、学校でもない、家でもない場所があるといいと全国で言われ始めています。
そして今、札幌で作られました。小樽市にもあるといいと思います。予定はありますか。ご検討をよろしくお願いいたします。

【回答】

こどもの「第3の居場所」については、学校や家庭以外にこどもたちが過ごせる場所であると考えておりますが、地域のこどもたちが自由に来館し過ごすことのできる施設として、市内には「とみおか児童館」「いなきた児童館」「塩谷児童センター」の3か所の児童館・児童センターがあります。
また、地域での人間関係をはぐくむ場として、地域の団体により運営されているこども食堂や地域食堂が市内にいくつかあります。こちらは毎日ではないですが、地域の方々と食卓を囲みともに過ごすことができ、こどもがひとりで訪れても安心して過ごすことのできる、地域でのこどもの居場所となっております。
現時点では、市内に新たに「第3の居場所」を作る具体的な予定はありませんが、これらの既存の居場所を活かしながら、こどもが安心、安全に過ごし、地域の人々との交流を通じて、将来の自立に向けた「生き抜く力」をはぐくめるような環境をより一層充実させてまいりたいと考えております。

風力発電事業、国民健康保険の高額療養費について【7月3日受理】

  1. 大型風車設置による風力発電事業中止について、市民の会に参加して取り組んできたものですが、自然破壊と低周波被害の心配が深刻でした。市長の勇気ある発言に敬意を表します。何よりも市民の声に耳を傾け、丸山登山に参加し、自らの判断をされてきたことをうれしく思います。ありがとうございました。
  2. 国民健康保険の高額療養費の自己負担限度額を超えた分について、施設入所している妹の分を手続きしていますが、今後、高齢者人口が増加する中、手続きは大変です。施設入所者のほとんどが自力で手続きできません。保険料は口座引き落としになっているのですから、払い戻し分も同様に口座に入金してほしいと思います。ぜひ検討してください。

【回答】

  1. 風力発電に係る計画については、事業者が作成した環境影響評価準備書に対する本市の意見を北海道知事から求められておりましたが、住民の理解が進んでいないことに加え、特に「生態系への影響」、「土砂災害への懸念」、「景観上の影響」、「自然遊歩道への影響」の観点から疑問を呈せざるを得ないことから、本年6月に本事業計画を是認できない旨の意見書を提出いたしました。
    しかしながら、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生可能エネルギーの導入を推進しなければならないため、今後も、皆さんからいただいたご意見を踏まえつつ、生活・自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断していく必要があると考えておりますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
  2. 国民健康保険の高額療養費については、令和3年3月に国民健康保険法施行規則改正があり、高額療養費について「市町村が別段の定めをすること」により、一度高額療養費手続きを行うと、2回目以降の手続きを省略できる、いわゆる手続きの簡素化が可能となりました。
    本市としても、導入することにより被保険者の皆さんの利便性が向上すると考えておりますが、本市で実施する場合、新たに毎月約1000件の還付通知の発送が見込まれ、そのためのシステム改修が必要となるなどの課題があります。そういった課題の整理や他都市の状況を十分に考慮しながら、導入の可否について検討しているところです。
    現状では、ご不便をおかけして大変恐縮ではございますが、お時間をいただくことにご理解いただきますようよろしくお願いいたします

まちづくりと公共施設について【7月3日受理】

築港の大型商業施設は、このままだとスーパーの撤退で廃墟になってしまうと思いますよ。あと15年くらいかな。大企業でも手に負えないでしょう。
他市の駅前よりもひどい状況になってしまいそうです。
新幹線駅前を作る力もないでしょう。他の新幹線駅より閑散とした寒々しい街にしかならないでしょう。
プール、体育館、市民会館など新たな公共施設作りはやめるべきです。既存の施設、公共・民間問わず活用再生を考えるべきです。

【回答】

本市としましても厳しい財政状況を踏まえ、既存施設の活用再生の重要性を認識しているところです。このことから、平成28年12月に策定した「小樽市公共施設等総合管理計画」に基づき、既存施設の適切な維持管理と計画的な長寿命化改修の実施に加え、施設の集約や複合化の推進により、将来負担の軽減を図っているところです。
一方で、今後も行政サ―ビス水準を維持し、安全性を確保していくうえで、新たな施設整備を行う必要もあるところです。例えば総合体育館につきましては、市民が日常的にスポーツに親しむ場として、市民の健康寿命の延伸に寄与するとともに、災害時には避難所として多くの市民を受け入れることが想定されています。現総合体育館は老朽化が著しく、新耐震基準を満たしていないことに加え、高齢者や障がい者が利用するためのバリアフリー化も困難なため、厳しい財政状況の中にあっても建替えによる再整備が必要と判断したところです。
公共施設は単に行政サービスを提供する場だけではなく、老朽化の進行による地域のイメージ低下、廃止による利便性の低下などにより、人口流出や公共交通網の衰退などに影響を及ぼす可能性があるところです。新たに施設を整備するにあたっては、本市の最重要課題である人口減少対策や、まちづくりの視点も取り入れながら、総合的な判断のもと事業を厳選してまいりたいと考えております。

減免用ごみ袋の配布方法について【7月3日受理】

高齢になる母の自宅介護をしています。介護用品助成券、少し足りませんが助かっています。
ごみ袋ですが、20リットルと30リットルを毎年送っていただきますが、30リットルはほとんど使っていません。10リットルで間に合う時もあります。助成券にしたほうが経費もかからず無駄がないと思います。

【回答】

ごみ袋を配布するのではなく、助成券方式にしたほうがよいのではないかという御意見についてですが、ごみ袋の大きさにつきましては、各家庭の御事情に合った大きさのものを使用できるようにすることが望ましいと考えておりますので、事業開始当初は30リットルを100枚配布していましたが、市民の皆さまからの御要望等を踏まえ、令和元年7月から、30リットルを50枚と20リットルを75枚の組合せに変更して配布しているところです。
また、御提案いただいた助成券方式とした場合、取扱店に、ごみ袋を引き換えに行く必要が生じることや、助成券処理に係る取扱店の新たな負担が生じるなどの課題があることから、現時点では、直ちに助成券方式を導入することは難しいと考えておりますが、今後も、市民の皆さまの御要望などを踏まえ、配布方法について検討してまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

新総合体育館の建設場所について【7月3日受理】

市内には、杖を持った高齢者が増えました。体育館、プールは車を持たない者たち、子どもたちのために利便性の良いところを選ぶべきと考えます。このたび、初心者卓球教室に6日間通い、国道からの道はストックを使い、情けない思いでした。夫は生前、都市計画に一生を捧げましたが、築港に大型商業施設が建つことを残念と反対しておりました。せめて、空きが多い築港に体育館とプールができるなら、活気が生まれると思います。

【回答】

現在の総合体育館は小高い丘に位置していますので、国道から坂道を上るのに大変ご苦労されたこととお察しします。「新総合体育館は、もっと利便性が良い場所を選ぶべき」とのお気持ちは、よくわります。
現在の建設予定地は、現総合体育館に隣接した土地になりますが、この場所は、市内のどの地区からもアクセスしやすい市の中心部に位置し、さらに、もともと小樽市の土地ですので、土地を新たに取得する必要がなく、建設費用を抑えることができます。また、新総合体育館は、防災拠点としての役割を果たすことになるため、海抜が低い土地への建設は避ける必要もあります。新総合体育館の建設予定地を選定した背景には、こうした事情があります。
「築港に建設しては」というご意見もいただきましたが、確かに同地区の活性化には役立つと思われ、良いアイデアとは思いますが、総合的には、現在の建設予定地が優位と考えますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

令和5年6月に寄せられた手紙

市道の除雪について【6月23日受理】

水天宮の鳥居から階段までの道路がすごく傷んでいます。神社からの眺望がすばらしいので、観光客、修学旅行生等、大勢が訪れています。どう感じられているかと思うと恥ずかしい限りです。一度、ご覧ください。直してほしいです。
冬、この階段の除雪は、ボランティアの方がときどきしてくださってはいますが、市道なので、通行可能なようにしておくのは市の責任ではないでしょうか。近くに代わりになる道もないので困っています。

【回答】

冬季間の階段部分の除雪については、市内の他の箇所でも降雪の都度、除雪を行うのは難しいため、道幅が狭い状態または路面状態が悪くなった際に連絡をいただくことで、人力作業にて改善を図るようにいたします。また、パトロールでも確認いたします。
舗装の補修については、今年度の道路の改良工事は難しい状況にあります。

「道の駅」の開設、築港臨海公園の駐車場の利用可能時間について【6月23日受理】

私は、現役を離れて、全国を車旅して回りました。道の駅が多くなり車旅している人が多くなりました。各地で知り合いとなり、ついつい小樽を宣伝します。しかし、小樽には道の駅がありません。築港臨海公園を教えてあげますが、トイレが汚いと言われました。また、午後5時から翌朝9時までの入り口封鎖は使いづらいとの話も聞きました。できれば、道の駅開設をお願いします。また、築港臨海公園の件、ご一考いただければと思います。

【回答】

「道の駅」の設置は、これまでも市民の方から御意見をいただいたこともあり、市としても研究してきておりますが、設置するためには、「幹線道路との接続可能な設置に適した敷地の確保」、「市の財政状況が厳しい中での施設整備費や維持管理経費の確保」などが課題となります。
また、本市には魅力ある特産品が数多くあり、観光情報や休憩場所を提供する「道の駅」は、車で来訪される方にとって有用な施設であると考えておりますが、既存の商業施設との競合、集客力ある魅力づくり、将来性と採算性など、設置に向けた課題の整理が難しいと考えているところです。
一方、現在、第3号ふ頭及び周辺地域では、今後のクルーズ振興や港を生かした「にぎわいある交流空間」の創出に向けて、大型クルーズ船に対応した岸壁などの整備を進めており、今後、地域住民、観光客、クルーズ旅客などとの交流機能を併設した観光船ターミナルや、イベント等が開催できる公園の整備を予定しております。
また、この地域では民間投資による観光・商業施設が建設中であり、観光インフォメーションや物販の機能に加え、駐車場やトイレなど「道の駅」に類似した施設の整備が実現する予定となっています。
本市では、この施設を代表施設としたこの区域一帯を「みなとオアシス」として国に登録し、地域住民の交流や観光拠点として、振興を図っていきたいと考えております。
築港臨海公園の管理につきましては、まず、トイレの清掃については、見回りを強化し、皆さんに、きれいにお使いいただけるよう努めてまいります。
また、出入口の施錠時間については、付近にはJR小樽築港駅があり、公園利用者以外の駐車となるケースが散見したことから、現在の開放時間としており、今年度の変更は考えておりませんが、次年度に向け、検討してまいります。

風力発電について【6月20日受理】

このたびは、風力発電計画について、はっきりと市民の総意として反対の意見書を北海道に提出してくださったこと、本当にありがとうございました。
事業者がこんなに早くに計画撤退を決めることになったのは、まさに鶴の一声、市長の揺るがぬ決意があったからと心より感謝いたします。
事業者の撤退理由は最終的には「本事業は投資基準に合致しない」との結論に至ったとのこと、資材の高騰などもあり、もうからないとわかったら「さっさと撤退する」という企業の姿を見せつけられた思いもします。企業の儲けのために大切な小樽を壊されないで本当によかった。
この件を許せば、まだまだたくさんある後志地方の巨大風力発電計画がなし崩し的に進められてしまうことを恐れていました。後志の他の計画も、今回の件に続いて撤退してくれるように切に願います。
「さすが小樽」と本州の友人たちも喜んでくれています。
この件で何度もお願いのお手紙を書きましたが、こんな形でお礼のお手紙を出すことができることがとてもうれしいです。
市長とともに、この件に誠実に向き合い関わってくださった環境課の皆様ありがとうございました。

風力発電について【6月16日受理】

市長記者会見で「風車建設で固定資産税が入る。経済合理性はあるが自然環境や景観、市民生活を守ることのほうが重要と判断した」と述べた報道を拝見し、市長の御英断に経緯を表します。
風力発電も資源のない国日本にとっては、貴重なエネルギー源(しかも再生可能な)ではありますが、太陽光発電とともに、設置場所を吟味する必要があると考えます。小樽―余市間は、市長の御慧眼のとおりであります。
かつて、他地域のウインドファームを見学し、「この世の地獄を見た」との印象を持ちました。北海道には、洋上風力の適地がふんだんにあるとされております。そちらでの検討・計画推進を願ってやみません。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
このたびの風力発電所に係る計画につきましては、事業者が作成した環境影響評価準備書に対する本市の意見を北海道知事から求められておりましたが、住民の理解が進んでいないことに加え、特に「生態系への影響」、「土砂災害への懸念」、「景観上の影響」、「自然遊歩道への影響」の観点から疑問を呈せざるを得ないことから、本事業計画を是認できない旨の意見書を提出いたしました。
一方で、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生可能エネルギーの導入を推進しなければならないことも御理解いただきたいと存じます。今後は、皆さんからいただいたご意見を踏まえるとともに、生活環境と自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断してまいりたいと考えております。

さまざまな策略に対する小樽市の対応について【6月14日受理】

毎日、市民のために御政務ありがとうございます。また、一市民として感謝いたします。
今回の風力発電に対する実質的な反対提言に賛同いたします。いろいろな推進派の力等もあったと思いますが、国防や国益を優先した決断に感謝いたします。
今後は、北海道知事と国の対応が気がかりですが、住民のことを優先した結果になることを切望します。
小樽市については、今後もさまざまな心配があると思いますが、市長を先頭に、市議会議員が一体になり目を光らせていただきますようにお願いいたします。

【回答】

ご提言として受け付けました。

市内の「音」を録音して発信することについて【6月14日受理】

進学のために道外から引っ越して1年が経ち、ようやく生活に余裕が出てきたころです。本州では感じることのできない気候に毎日心踊らされています。雪がふれば子犬のようにはしゃぎ、春紅葉は天狗山に紅一点として粋な差し色と感嘆したり、最近はひぐらしでしょうか。本州では初秋を連想させる代表的な音なので不思議な感情を覚えます。
いつしか、この地を離れても手元に置いていきたい、もっと多くの人に魅力を知ってほしいと思うようになりました。
私は音に着目してあることを実行しようと計画しています。環境音と呼ばれるものを小樽市内外で採集して保存と公開をするというものです。環境音とは、船や電車が動く音、話し声、笑い声、木々が擦れ、さざ波がこだまする音。言うなれば生きていることを実感できる音と私は解釈しています。
音すべてを1つの物としてとらえて録音する計画です。今後どのような形で公開するか悩んでいるところですが、フリーもしくは他の団体の方のお志を頂戴する形が最適かと考えています。公開した音は、私がこの地を去るときに寄贈できたらいいなという漠然とした、そしてあまりにも計画性のないことを考えていたりもします。もちろん私の技量次第なのは十分に承知です。
自分自身は死に直面したことがあり、生を実感しようと藁にもすがる思いでもがき苦しんだ時期がありました。そこに音がありました。目が開かずとも、見知った声やラジオの音で生を実感できる、身近で準備のいらない音が藁でした。
このような経験から、音、特に生きている音に強い思いを抱いています。
音は、動画ほどかさばらず、ASMRが流行ったように想像力と感覚を研ぎ澄ますのに最適なツールです。小樽に来たことのない方は、想像力を働かせて憧れの小樽旅行に思いふけるかもしれません。
市長のように、古くから小樽と縁が深い方は、感覚を研ぎ澄まして録音ポイントを当てることができるかもしれません。風鈴と川のせせらぎ、堺町商店街の入り口だろうと、川にかかる風鈴と店先の風鈴では、風鈴の大きさから音程が違うので、風向まで大体は正解できるでしょう。さらには、普段活気であふれているはずなのに自動車の音が多く聞こえれば、時間帯まで当てることができると思います。視覚という大きすぎる情報を遮断してもなお、これだけの情報が得られる音に魅力を感じませんか。
情報にはプライバシー問題がつきものです。その辺も許可取りから録音詳細のご案内方法、トラブル対応までひとまとめにしたマニュアル等を鋭意作成中です。
また、先日、市役所でご相談させていただきました。録音に関しては、良識の範囲内であれば特段問題はないとのご回答をいただきました。丁寧に対応していただきとてもうれしかったです。
私は、小樽の生きている音を録音し、その最大の魅力を引き出す活用方法を探すことと、保存を目的に計画を進めていきます。この活動にご興味をお持ちになられたら応援していただけると幸いです。

【回答】

小樽の魅力を「音」と捉え、その「音」を保存・発信する活動をされるという、他に類を見ない計画かと思います。
活動に際しては、すでに市役所まで足を運んでいただき、録音に関して御相談いただいているとのこと。録音の際に個人の住宅等が特定されることのないよう、情報プライバシーに御配慮いただいた上で、商業目的の録音ではないということであれば、特に問題ないものと思われます。
なお、撮影等に関する相談窓口として、小樽市産業港湾部観光振興室内に小樽フィルムコミッション事務局がありますので、許可取りやマニュアルの作成等について、何かございましたらお問い合わせください。

中学校のバレー部について【6月9日受理】

中学校の部活動に関して要望です。
中学男子バレー部もしくは男女を分けないバレー部を作っていただきたいです(人数が集まらない場合は大会にはエントリーできない等の但し書きがあってもいいと思います)。
市内に少年団があり、市内の高校にも男子バレー部があるにも関わらず、男子のみ中学時代にバレーをするのが難しい状況なのは少し疑問です。
少年団に入ってバレーをやってみたいけれども、中学で続けられないからやらないという悪循環も生まれています。
もちろん人数の都合や指導者のこともあるかとは思いますが、少年団で3団体もあるのに、こんなにも中学校で活動ができないのは男子バレーだけではないでしょうか。拠点校方式になった今、ぜひご検討いただければと思います。

【回答】

拠点校方式による合同部活動は、陸上競技、サッカー、茶道で導入しておりますが、これらの3種目につきましては、希望する部活動の生徒数の見通しや、指導が可能な教員又は部活動指導員の確保、部活動が行える施設環境などを確認した上で、校長会などの関係者と協議の結果、導入を決定したものです。
3種目以外のバレー部など各校に設置されている部活動につきましては、様々な条件を調査し拠点校方式を導入できるかどうか検討を行ってまいります。

令和5年5月に寄せられた手紙

アーティストバンクの情報提供方法について【5月31日受理】

小中学校のPTAの活動で、保護者向け、児童向けのイベントを企画する際に、市内のお店他アーティスト等の方に来ていただいて講習をお願いすることが多いです(働いている保護者が増え、自分たちで準備するイベントだと負担が大きいので)。その際に、アーティストバンクをもう少し踏み込んだものにしたカタログのようなものがあれば、とても助かると思いました。
何人でいくら、何人から何人まで、何歳児向け、会場の広さはこのくらい等、実際のイベントを企画するのに必要な情報をまとめたものを閲覧できるようにしてもらえれば、何度も集まらずその場で具体的な話し合いができると思います。
これがあれば、会議の回数と時短になり、役員の負担がかなり軽減されます(講師側の個人情報的な問題があれば、学校等の団体内で閲覧できればかまいません)。
市内の店舗やアーティストにとっても、こんなことができますよとアピールができるので良いと思います。
小樽市にとっても、PTA活動に協力している自治体というのは子育て世代にとって魅力的です。
最初は審査が必要だろうし、数年に一度、更新の必要もあるかと思いますが、ぜひ御検討をお願いします。

【回答】

アーティストバンクは、小樽市文化芸術振興条例に基づき、「文化芸術活動者を把握し、その活動内容を市民に周知することにより、市民の文化芸術に接する機会を拡大するとともに、文化芸術活動者の育成を図る」ことを目的として設置、公開しているものです。
現在、141名の方(団体含む)が登録しており、ホームページ上でアーティストの人材情報(代表者、活動内容、連絡先)を個別のページで公開していますが、アーティストへの出演依頼や出演料等に関する交渉は、当事者間に一任しています。
今回御要望のあった出演料や会場等の細かな情報(少し踏み込んだカタログのようなもの)については、交渉により柔軟に決めていただいている側面があるため、141名分の出演料等を整理することは難しいと考えていますが、現在のホームページ上のアーティストの人材情報は、一人ひとりクリックしなければ確認できず、比較・検討しにくい形であるため、新たに一覧表形式での情報提供を検討するなど、イベント等の企画でアーティストバンク制度が活用しやすくなるよう工夫していきたいと考えています。
アーティストバンクについて

風力発電について【5月24日】

天狗山、おこばち、遠藤山、塩谷丸山の風力発電施設計画について、林野庁は、植物の伐採を市が行うことはよくないということで、それから遊歩道は荒れていきました。先輩の人たちが人力で笹刈、倒木切をして遊歩道を維持してきています。
国有林は、公益的な機能があり、その一つに健康維持のため、登山・ハイキングで利用させてもらっています。
トレイルラン・モトクロスバイクなど、この遊歩道を活性化して、小樽市の財産にしてほしいです。
遊歩道をつぶさないでください。よろしくお願い申し上げます。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
このたびの風力発電所に係る計画につきましては、事業者が作成した環境影響評価準備書に対する本市の意見を北海道知事から求められておりましたが、住民の理解が進んでいないことに加え、特に「生態系への影響」、「土砂災害への懸念」、「景観上の影響」、「自然遊歩道への影響」の観点から疑問を呈せざるを得ないことから、6月13日に本事業計画を是認できない旨の意見書を提出いたしました。
その後、6月17日に当該事業者ホームページで本事業計画を中止する旨が公表されたところです。
今後も再生可能エネルギー導入に当たっては、皆さんからいただいた御意見を踏まえるとともに、生活・自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断してまいりたいと考えておりますが、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生司能エネルギーの導入を准進しなければならないことを御理解いただきたいと存じます。

窓口対応について【5月16日受理】

先日市役所を訪れた際に、手当の手続きに訪れていた女性に対して、こども福祉課の職員が丁寧に手続きの仕方を説明している様子を拝見しました。
ともすれば大変な手続きの仕方を大変丁寧に来庁者の方にわかりやすく説明しているのが印象に残りました。窓口対応のまさに模範的な対応です。決して事務的にならず、一つ一つ確認して相手に納得をしていただいて次へ進むという当たり前のことかもしれない事務手続きを、さわやかに説明しておりました。好印象を持ちました。
ともすれば窓口対応のまずさの不平が多いようですが、このようにしっかりした対応をする職員がいらっしゃるのは素晴らしいことであります。市民からお褒めの言葉があったことを部長会で報告してください。職員の意識向上に結びつくと思います。又、市長におかれましては庁内をまわり、窓口対応をしている職員に対しての声かけも心がけていただきたいものです。
市長が何気ない言葉をかけることで職員のモチベーションもあがると思います。

【回答】

お手紙の主へ、直接回答いたしました。

風力発電について【5月15日受理】

風力発電建設計画に関して、胸が張り裂ける思いでお便りさせていただきます。
わずか20年稼働の巨大風車のために、小樽の美しいかけがえのない景観を壊さないでください。
50年培ってきた小樽周辺の自然遊歩道を現状のまま保存することを切に願います。
桃内地区は、地形・地質が火山性でもろいこと、熱海の土石流事故地域と自然環境が類似しています。住民の生命・安全を考慮すれば、市の責任も大きく、事業は中止すべきです。
かけがえのない自然豊かな美しい小樽、魅力ある小樽をどうか守ってください。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
このたびの風力発電所に係る計画につきましては、事業者が作成した環境影響評価準備書に対する本市の意見を北海道知事から求められておりましだが、住民の理解が進んでいないことに加え、特に「生態系への影響」、「土砂災害への懸念」、「景観上の影響」、「自然遊歩道への影響」の観点から疑問を呈せざるを得ないことから、6月13日に本事業計画を是認できない旨の意見書を提出いたしました。
その後、6月17日に当該事業者ホームページで本事業計画を中止する旨が公表されたところです。
今後も再生可能エネルギー導入に当たっては、皆さんからいただいだ御意見を踏まえるとともに、生活・自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断してまいりたいと考えておりますが、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生司能エネルギーの導入を推進しなければならないことも御理解いただきたいと存じます。

政策について【5月15日受理】

「市長の提案説明」を拝読させていただきました。政策が盛りだくさんで、消化不良を起こします。何か一つに絞ったほうがよいのではないでしょうか。
ところで、明石市の市長はご存じでしょうか。政策を一つに絞って、ここ10年右肩上がりで人口が増え、増えたがゆえに財源も増えてきています。他の市町村も真似をし始めているところも出てきています。
財政が苦しい中で、あれもこれもやるほうが無理だし、中途半端に終わってしまします。残りの任期期間に一つに絞っていただきたいと思います。
私であれば、防災に特化したいと思っています。災害が少ない街と聞いております。それならば対策を打って「災害の少ない街」をうたって、移住者を募り人口増を考えたいと思っています。

【回答】

本市の政策につきましては、今年度の市政執行方針において、最大の課題である人口減少問題に対し「子育て」「しごと」「移住」の各対策を柱として取り組む「人口対策」、デジタル化や脱炭素などの社会変革に適応する「時代や社会の変化への対応」、歴史や港などの強みを持つ本市の可能性を引き出す「魅力を活かしたまちづくり」の3つの取組に的を絞って、重点を置くこととしたところです。
いただいたご意見にもあるとおり、本市の財政状況は決して潤沢ではありませんので、政策における重点の絞り込みは重要なことと考えておりますが、多様な行政課題や市民ニーズを踏まえながら、必要な取組を実施してまいりたいと考えています。
また、政策の表明にあたっては、市民の皆さんにとってより分かりやす表現となるよう、引き続き努めてまいりたいと考えていますので、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

風力発電について【5月12日受理】

現在、計画されている風力発電所については、小樽市に反対していただきたい。理由は次のとおりです。

  1. 塩谷丸山の山頂の見晴台の眺望を守ってください。
    準備書によると、登山者へのアンケートで60%が景観が損なうと話しています。小樽の登山関係者が山頂でアンケートをしましたが、80%が否定していました。計画は、風車の配置は、羊蹄山が見えるよう配慮したと記していますが、見晴台から見える遠景は、於古発山~遠藤山~塩谷丸山~余市町市街~日本海です。この稜線の後方にそびえている朝里岳、余市岳、羊蹄山~三角山~ニセコ連邦、ニセコ・イワオヌプリ・ニトヌプリ・チセヌプリ・シャクナゲ岳・目国内岳を見ることができます。羊蹄山だけ配慮しても景観は戻りません。稜線の上に出る風車すべてが目障りとなります。特に4月から6月まで稜線の後方の山脈は雪渓(残雪)で真っ白く輝いて素晴らしい絶景であります。一度、登山に訪れてください。どうかこの180度全ての眺望に配慮いただき、この計画を白紙にしていただくよう切にお願いいたします。
  2. 風力発電より、遊歩道の保護と登山者の安全が優先です。
    準備書によると小樽周辺遊歩道に沿って風車9基が至近距離で建設を計画しています。そして既存の遊歩道と風車連絡工事道路との交差箇所が概ね16か所から18か所あります。
    遊歩道がずたずたに迷路になって、壊滅状態となります。登山者は大変なことになり、遭難いたします。
    私たちは2003年から20年間、小樽周辺遊歩道を通行する登山者の安全のため、草刈りボランティアをして、自然保護活動をしていました。2003年、約40基の標識を遊歩道に設置しています。この遊歩道が無残な姿を見ることは忍びないことです。今のうちに、この計画を白紙として、もう一度計画を検討して、少なくとも遊歩道から50メートルから100メートル以上の間隔を置いて設置してください。遊歩道の保護と登山者の安全が大前提です。それができなかったら、今回の計画を中止して適地を探してください。このエリアには風力発電は要りません。
    環境保全・自然保護運動の見地からあえて申し入れます。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分に配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
このたびの風力発電所に係る計画につきましては、事業者が作成した環境影響評価準備書に対する本市の意見を北海道知事から求められておりましたが、住民の理解が進んでいないことに加え、特に「生態系への影響」、「土砂災害への懸念」、「景観上の影響」、「自然遊歩道への影響」の観点から疑問を呈せざるを得ないことから、6月13日に本事業計画を是認できない旨の意見書を提出いたしました。
その後、6月17日に当該事業者ホームページで本事業計画を中止する旨が公表されたところです。
今後も再生可能エネルギー導入に当たっては、皆さんからいただいたご意見を踏まえるとともに、生活・自然環境の保全との調和を図りながら、個別の事案ごとにケースバイケースで判断してまいりたいと考えておりますが、2050年脱炭素を目指す本市においては、再生可能エネルギーの導入を推進しなければならないことも御理解いただきたいと存じます。

帯状疱疹ワクチン接種の補助について【5月9日受理】

もうすぐ還暦を迎えます。ストレスや疲労で帯状疱疹が出ることがあります。子供のころの水ぼうそうが原因で、誰でもなり得る病気です。気づかずに放置すると神経症になったり、繰り返し発症する恐ろしい病気です。最近、テレビコマーシャルでも50歳以上の方はワクチン接種をと流れますが、市長は拝見されましたか。
1回打つのと、2回打つのと二通りのワクチンがありますが、いずれも大変高価で市町村で補助金を出すところも増えています。小樽市は高齢者の多い街です。ご検討いただけないでしょうか。

【回答】

帯状疱疹ワクチンの接種につきましては、子どもの定期予防接種や高齢者等の肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンといった国が定期接種として定めているものと異なり、任意の予防接種となっております。帯状疱疹ワクチン等の任意接種の助成を行っている自治体が一部あると承知しておりますが、本市では定期接種のみを助成することとしておりますので、ご承知の通り費用の助成等の補助は行っていない状況となっております。
現在、国では帯状疱疹ワクチンのほかにもおたふくかぜワクチンや男性のHPVワクチンなどの定期接種化について議論を進めていると聞いており、今後、帯状疱疹ワクチンが定期接種となりましたら、本市においても助成について速やかに対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

令和5年4月に寄せられた手紙

風力発電について【4月21日受理】

畑を耕作している一人として、自然破壊及び災害等に関して、桃内川上流に景観を損なう設備の設置及び人的被害を被ることに関しては、反対であります。
これからも、土とともに安心・安全で畑作業に従事できることを切望する一人の意見として聞いてください。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続きが定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
本市では、これまで計画されている風力発電事業について、市民の方々の声を踏まえた上で、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会や、事業者に対して、市として必要な意見を述べております。
現在計画されている風力発電事業の環境影響評価準備書については、私も目を通しているところであり、この計画も含めたすべての風力発電事業において、皆さんからいただいたご意見や事業者が実施した環境影響評価の結果等を踏まえ、判断を見極めていきたいと考えております。

風力発電について【4月21日受理】

人が集まり、楽しむ季節、人と人がつながりあう機会が多くなってきた昨今であります。
日頃より市政への取組に対して、ご尽力をいただき感謝しているところであります。
さて、私は市内に居住している者で、親が健在のときは塩谷・桃内地域で農業を営んでおりました。親が他界した現在は、土地を活用し、家族と畑仕事に通っているところです。
さて今般、桃内川上流山岳地帯に巨大風力発電設備が建設されるとの情報を得て、私の意見をお届けさせていただきます。
脱炭素社会に向けての化石燃料から、風力発電等の自然に依存する取組が盛んに行われている現状には大賛成です。しかし、自然を破壊して山頂付近(土石流危険渓流となっている)に建設することは賛成できません。
幼少時、大型台風で桃内川が氾濫し被害を被った記憶がございます。桃内川流域で畑を耕作している者は不安でいっぱいです。
私の意見をくみ取り、ご再考をお願いする次第です。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続きが定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
本市では、これまで計画されている風力発電事業について、市民の方々の声を踏まえた上で、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会や、事業者に対して、市として必要な意見を述べております。
現在計画されている風力発電事業の環境影響評価準備書については、私も目を通しているところであり、この計画も含めたすべての風力発電事業において、皆さんからいただいたご意見や事業者が実施した環境影響評価の結果等を踏まえ、判断を見極めていきたいと考えております。

水道メーターの交換作業員について【4月12日受理】

水道メーター交換業務についてです。
水道メーター満了交換は8年に一度、市内を回って交換しています。現在は、水道局発注で組合で受注し、組合所属の市指定工事店に発注という流れで交換しています。
ですが、交換するにあたって、資格が必要です。資格のある人が身分証を持って交換しています。でも、現状では、ごく一部の人たちが、資格を持っていないのに交換しています。水道局にそのことを話しても全然改善されません。なので、市長へ伝えさせていただきました。水道局は黙認ですか。こんなのはいいのですか。だとしたら、だれでもいいことになってしまいませんか。
来月5月末ごろから、本格的に満了交換が始まります。改善を望みます。

【回答】

無資格者が水道メーター交換作業に従事しているとのご指摘ですが、いただいた手紙にもありますとおり、水道局では、水道メーターの交換業務を組合へ委託しており、組合加盟店の業務従事者については、委託業務仕様書の中で水道局が定める各種の資格を有する者に限定しています。
以前にも同様の指摘を受けたことがあり、その際には、組合に対して、このような指摘をされることのないよう申し入れをした経緯がありますが、今回の手紙を受け、今一度、業務仕様書の遵守を徹底するよう強く指導してまいります。また、交換業務実施に当たりましては、加盟店の業務従事者が新しい水道メーターを水道局から受け取る際に、その従事者が有資格者であることを組合担当者が立ち会い、必ず確認するようにいたします(確認できない場合は、水道局としてメーターを渡さない措置を取ります)。

市役所からの電話着信について【4月5日受理】

小樽市からスマホに着信があって、折り返すも、いつも代表電話の番号のため、電話した部署がどこの部署かわからないということがたびたびあり、困っている。留守電にも要件が入っていない。
担当部署も要件があって電話しているのに、話が進まず困っていると思う。毎回、電話交換手に電話をつないでもらうのも非合理的で、前時代的だ。
他市町村では、代表電話もあるが、基本的には部署ごとに番号がある。複数回やりとりする場合に毎回、交換手につないでもらうのは、時間的にも金銭的にもロスになるため、つらい。
小樽市にもたくさんの部署があるだろうに、全体で同じ番号を使っているのか、相手に通知される番号が代表電話なのかわからないが、改善を望む。財政難だとは思うが、複数回線を引く事務経費くらいは出してほしい。せめて、大きなくくりで何系統の部署からの電話だったのかはわかるようにしてほしい。
市長がこの件について今後どうしようと思っているのか、回答を希望する。

【回答】

いただいたご意見は、1.市役所代表電話からの着信が、どこの部署からの電話かわからない、2.留守番電話にも要件が入っていない、3.毎回、電話交換手につながるのは時間的・金銭的にロスになる、の3点について改善を求めるとのことですが、まず、3.につきましては、市役所にかかる電話は必ずしも、問合せしたい部署が特定されておらず、実態としては交換手が内容をお伺いし、担当へつなぐケースが多いことから、交換手による対応を維持する必要があると考えておりますので、ご理解のほどお願いいたします。
次に2.についてですが、留守番電話が設定されている場合は、きちんと発信者・内容を留守番電話に入れるよう努めているところですが、この度のご指摘を踏まえ、改めて職員に周知・徹底いたします。
最後に1.ですが、ご指摘のとおり現状における市役所の電話システムは代表電話を共有して使用しており、発信者を特定できません。そのため、市民の方から着信に関するお問合せがあった際には、お時間をいただき、メールにて全ての課に問合せ、発信者を探すということを行っております。
このままでは市民の皆様にご迷惑をかけるとともに、事務作業としても非効率でありますことから、現在、発信元を特定できる方法や、問合せが多い部署だけでもダイヤルインとすることができないかなどについて検討しております。
まずは、技術的に対応可能な改善策を洗い出し、改善に向けた取組を進めたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

風力発電について【4月5日受理】

地球温暖化対策として再生可能エネルギーの果たす役割は大きいことに異論はありませんが、桃内の土砂災害特別警戒区域に毛無山での風力発電建設により、万が一、災害が発生すると、これは自然災害ではなく、人災と思います。災害が発生した場合、私たちの生活や安全をどう守ることができるのでしょうか。
どうか住民の気持ちに寄り添って慎重にご検討していただきたいと思います。不安を取り除く判断をお願いします。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
本市では、これまで計画されている風力発電事業について、市民の方々の声を踏まえた上で、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会や、事業者に対して、市として必要な意見を述べております。
現在計画されている風力発電事業の環境影響評価準備書については、私も目を通しているところであり、この計画も含めたすべての風力発電事業計画において、皆さんからいただいたご意見や事業者が実施した環境影響評価の結果等を踏まえ、判断を見極めていきたいと考えております。

風力発電について【4月4日受理】

桃内の土砂災害特別警戒区域に毛無山の風力発電建設は弱り目に祟り目。とんでもない。市長が保安林解除の反対声明を出せば中止できると説明がありました。ぜひとも反対声明をお願いします。

【回答】

風力発電のように規模が大きく環境に著しい影響を及ぼすおそれのある事業につきましては、環境影響評価法において、事業が環境の保全に十分配慮して行われるよう、専門的な見地を踏まえた段階的な手続が定められており、関係自治体は各段階において意見を述べる仕組みとなっております。
本市では、これまで計画されている風力発電事業について、市民の方々の声を踏まえた上で、環境影響評価法に基づく北海道知事からの意見照会や、事業者に対して、市として必要な意見を述べております。
現在計画されている風力発電事業の環境影響評価準備書については、私も目を通しているところであり、この計画も含めたすべての風力発電事業計画において、皆さんからいただいたご意見や事業者が実施した環境影響評価の結果等を踏まえ、判断を見極めていきたいと考えております。

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