FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和5年5月1日放送分

公開日 2023年05月03日

更新日 2025年02月05日

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【前半】

  • (仮称)小樽余市風力発電所計画について
  • 小樽市ひとり親の会について

【後半】

  • 新型コロナウイルス感染症の5月8日からの取り扱い変更について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、5月になりまして、大型連休の中日、月曜日です。明後日水曜日からまた5連休という方も多いのではないかと思いますが、今日もよろしくお願いします。さて今日は、小樽・余市にまたがる国有林地内で計画が進められています風力発電について、計画の内容ですとかまた現在の状況などについて、迫市長にお伺いしたいと思います。まずこの計画ですが、そもそもはどのような計画なんでしょうか。

(市長)
はい。この計画は双日という会社が事業者となっていて、小樽市と余市町の境界付近の国有林の中に、風車を最大で26基設置をするという計画です。風車の高さは約140メートルのものが7基、それから170メートルのものが16基予定をされていまして、計画では令和6年9月に工事開始の予定というふうになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
100メートルを超えるような巨大な風車が山の中に26基ですね。かなり規模の大きい計画になるかと思いますが、民間の企業が計画しているもので、市は参加はしていないということなんですか。

(市長)
おっしゃる通りですね。それでも村岡さん、「環境影響評価」という言葉を聞いたことは多分ないと思うのですが。

(FMおたるパーソナリティー)
環境影響評価。ちょっと聞いたことないですね。

(市長)
むしろ「環境アセスメント」という言い方もしますので、こちらの方がもしかしたらお聞きになったことがあると思います。

(FMおたるパーソナリティー)
ちょっとこっちの方は確かに聞いたことはありますね。

(市長)
この環境影響評価といいますのは、例えば鉄道ですとか高速道路の建設など、規模が大きくて、環境に著しい影響を及ぼす恐れのある事業につきまして、あらかじめ事業者が調査を行って、環境への影響を予測したり、評価を行って、住民や自治体からその評価についての意見を聞いて、環境の保全に配慮しながらよりよい計画を作り上げていこうという制度なんです。風力発電所を建設する場合も、この環境影響評価の対象になっていますので、今回の計画、仮称ではありますが「北海道小樽余市風力発電所」ということになっています。この建設にあたっても、環境影響評価が行われているということなんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
では、風力発電所の建設工事というのは、環境影響評価を経てから実施されるということなんですか。

(市長)
その通りですね。この環境影響評価の手続きの中で、住民の方々も意見を述べる機会がありますし、私たち関係自治体としても、意見を述べる機会というのがあるんです。ですから、市としてもこのような規模の大きい計画が行政区域の中で行われるので、こうした場合にはそれがどのような計画なのか、あるいは環境にどのような影響を及ぼすのかといったことをしっかり把握して意見を示さなければならないですね。

(FMおたるパーソナリティー)
では、この環境影響評価なんですが、どのように行われるものなんですか。

(市長)
この環境影響評価は、簡単に説明しますと全部で四段階までの手続きがあって、最終的に第四段階の評価書の手続きというのがありますが、これを経て環境影響評価書が確定し、環境の保全に関する適正な配慮が行われ、工事が始まるということになります。実際には各段階ごとにさまざまな過程がありますが、この場では大まかな説明でご容赦いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
四つの段階があって、その一つ一つにさまざまな工程があるということですが、今、この小樽余市風力発電所計画の環境影響評価ですが、どの段階まで進んでいますか。

(市長)
今は、第三段階の途中まで進んでいます。事業者の考え方をまとめた評価書の前の段階ですけれども、準備書という図書の縦覧を先月終えたところです。関係自治体はこの第一段階から第三段階まで、その段階ごとに意見を述べることができますので、市としてもすでに第一段階、そして第二段階で市民の方々の声を踏まえた上で、市としての意見は述べてきているんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
すでにもう二回意見を述べているということで、今、第三段階の途中ということは、この第三段階でも、小樽市としての意見を示すということになるのでしょうか。

(市長)
そうなんです。これからそう遠くない時期に北海道知事に対して、小樽市としての意見を述べていく機会が用意されています。

(FMおたるパーソナリティー)
では、ここで市の意見といいますか、市の判断が求められるわけですね。

(市長)
そうですね。そのために私も事業者から示されたこの準備書、かなり分厚いものなんですが、その内容にも目を通しましたし、市民の皆さんのご意見も考慮に入れながら、さまざまな観点から判断をしていく必要があるというふうに思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さまざまな観点とは、いろいろありますが、例えばどのようなことに配慮が必要になってきますか。

(市長)
何点かありますが、この風力発電所の計画によって、一つには本市の特性である自然景観やその景色、こういったものが損なわれないかというのが一つあります。それから塩谷丸山、天狗山からの眺望、それから周辺の自然遊歩道からの景観、こういったものが損なわれないかどうかという点も重要だというふうに思っています。また、改変面積といいまして手が加えられる面積というのは、風車の用地と管理用道路などで約45ヘクタールなんです。ですから、動植物や生態系への影響がないのかということです。一例を挙げますと、国内の希少種であるクマタカという鳥がいますが、このクマタカはこの地域で繁殖が確認されているので、こういった視点も大事だというふうに思っています。建設予定地は近くに河川があるので、やはりその下流にある漁場に影響がないかどうか。それから騒音や低周波による健康被害の懸念はないかといったことなどに配慮していくことが必要だというふうに思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
まず、自然環境であったり、生態系への影響。それからそこで暮らしている人たちの健康など、さまざまなことが考えられると思いますが、いかがですか。住民の皆さんも、それだけ大きな風車がたくさん建てられるということに、やはり不安を抱いてる方が多いのではないでしょうか。

(市長)
市の方にもそういった不安の声や反対意見など、さまざまなご意見が寄せられています。市民の皆さんの意見は十分考慮に入れていかなければいけないと思っていますが、一方では、気候変動という世界的な問題に直面している中で、市としては前に話したと思いますが、ゼロカーボンシティというのを宣言しています。脱炭素、それから再生可能エネルギーを推進するという立場でもありますので、今ここでこの計画の賛否について申し上げることは控えますが、残された時間で慎重に判断したいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。今、第三段階の途中でもう第四段階が迫ってますので、また何か詳しいことがわかりましたら、この番組の中でまたお知らせさせていただきたいと思います。さて、話題はがらっと変わりますけれども、先月、迫市長は、小樽市ひとり親の会の活動を見学されて、会の方のご意見を伺う機会があったそうですね。

(市長)
はい。かねてからちょっと関心があった団体ではあるんですけれども。この小樽ひとり親の会は、昭和30年に小樽市母子会という形で創立されてからは、ひとり親世帯の生活の安定ですとか、児童の健全な育成、あるいは会員同士の助け合い、こういったものを目的として活動している大変歴史のある福祉団体なんです。

(FMおたるパーソナリティー)
昭和30年と言いますと、70年近い歴史があるわけですね。

(市長)
これまでも、市内のひとり親世帯の方々の交流や、相談の場として活動されてきましたが、令和4年度、昨年度から新しい体制になりまして、最近ではひとり親世帯への食料支援、いわゆるフードバンクや子ども服のおさがり交換会、こういったことに力を入れているんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
では、その活動を見学されたということなんですね。

(市長)
先月15日は食糧支援の様子。それから22日はおさがり交換会にお邪魔しまして、会の方にもお話やご要望を伺って参りました。とても皆さん熱心に活動されていましたが、やはり人手が足りないということとか、もっと市民の方に知っていただきたい、PRに協力していただきたいということをお聞きしました。市としても多くの方にこの活動にご賛同いただきたいと思っていますし、PRなどにも今後協力していきたいなというふうに思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
食糧支援と言いますと、お米ですとか、あとは缶詰だとかお菓子など寄付で募って必要な方にお配りすることなんだと思うんですが、私たちも家庭で使わない食品を寄付することはできるんでしょうか。

(市長)
できますね。市役所別館5階にあります小樽消費者協会で、食品を回収させていただいておりますので、持ち寄っていただければというふうに思っています。ただしルールがありまして、一か月以上の賞味期限があるものと、それから未開封で破損などがないもの、それから常温保存ができるもの、こういった食品を募集させていただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
市役所別館5階にあります小樽消費者協会で回収をしているということですが、食料支援にしましても、子ども服のおさがり交換にしても、まだ使えるものを必要としてる方に有効活用してもらうというのは環境にやさしいという面もありますよね。

(市長)
そうですね。おさがり交換会も見学させていただきましたが、少ないスタッフの方々で一枚一枚破損がないか、チェックしていました。前日までに丁寧にアイロンをかけて、たたみなおして、出展されていて本当に頭が下がる思いでした。ひとり親の会の活動につきましては、会のインスタグラムで情報発信しているとのことですが、ぜひご覧いただきまして、会の活動にもご理解をいただければというふうに思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
今回の放送も、小樽ひとり親の会の活動のPRになってるといいですよね。

(市長)
そうですね。少し話はそれますが、本市のひとり親世帯の割合なんですけれども、18歳未満のお子さんがいる世帯全体で17.2%なんです。これは令和2年の国勢調査の数字ですけれども、全国平均と比べますと、およそ2倍の割合なんですね。つまりひとり親世帯の割合が多いということなんです。

(FMおたるパーソナリティー)
全国平均の2倍ですか。

(市長)
多いんですね。ですから、市でも子ども未来塾っていうのをやりまして、ひとり親世帯や経済的にお困りの世帯のお子さんたちの学習支援も行っていますが、ひとり親世帯への支援はもう大変重要な政策課題の一つだというふうに私も考えていますので、今後もこのような活動をされている方々のご意見もしっかり伺いながら、できることを考えていきたいなというふうに思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、わかりました。前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長どうもありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は「新型コロナウイルス感染症の5月8日からの取り扱い変更について」、保健所健康増進課の久司さんにお話をお伺いします。久司さんよろしくお願いします。

(久司)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、国内で新型コロナが流行してからおよそ3年が経過しますが、ついに国の方針によって取り扱いが変更されるということですが、久司さん自身はどうお感じですか。

(久司)
正直に申し上げると、やっとかという気持ちです。2020年、令和2年1月に日本で最初の感染者が確認されてから、約3年間、健康増進課でコロナ対応に携わってきましたので、非常に感慨深いものがありますね。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね。健康増進課という課は、新型コロナに対してはどのように携わる部署なんでしょうか。

(久司)
まずは、健康増進課というのは、保健師、管理栄養士、精神保健福祉士、歯科衛生士などの専門職を中心に構成されている課で、がん検診とか、健康づくりウォーキング推進事業、あとは食生活の改善教室、歯科健診などを行うグループと、心の相談や結核などの感染症の患者さんの治療や健康相談などの支援に関わるグループがあります。私はその中でも、結核などの感染症に関わるグループに所属してまして、主に感染した患者さんへの対応について、入院や療養生活に関する調整や指導を行ったり、市民の皆さまへの周知を中心となって行うグループです。新型コロナウイルスが多く発生した時期には、一つのグループだけでは対応できなかったので、健康増進課を含めた保健所が一丸となって、市役所からの応援職員の力も借りて、陽性者の方の健康相談やご相談に応じる窓口を開設したり、あとは入院や受診、療養のために、医療機関や関係機関との調整を行って参りました。

(FMおたるパーソナリティー)
まさにコロナの最前線で戦われてたという感じがありますけれども。それだけじゃなくて、小樽市全体でやはりコロナという感染症に立ち向かってきたという感じですよね。

(久司)
本当にそうですね。関係者の皆さま、そして何よりコロナという厳しい状況の中、ご理解、ご協力いただいた市民の皆さまのおかげで何とかここまで乗り切ってきたのだなと思います。ですが、今回、国の方針によって取り扱い変更となるといったものの、新型コロナという感染症自体がなくなるわけではありませんので、本日、この放送を聞いていただいている方をはじめ、市民の皆さんにはどのような変更があるのかを知って、今後に備えていただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。今後の備えについてぜひ、ラジオの前の皆さんも一緒に考えていただきたいということなんですが。
さて、今回の変更点なんですけれども、改めて、これはどのようなことなんでしょうか。

(久司)
令和5年5月8日から新型コロナウイルス感染症は、「5類感染症」という季節性インフルエンザと同様の取り扱いになります。ですので、これまで行政が強く関与する仕組みから、季節性インフルエンザと同様に、市民の皆さまの自主的な感染症予防対策へと変更します。

(FMおたるパーソナリティー)
新型コロナが「5類感染症」になることで、自主的な対策が必要となってくるということなんですよね。具体的にはどのような変化があるんでしょうか。

(久司)
まずは、療養の考え方が変わります。令和5年5月8日以降、新型コロナの患者さんは、法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは個人の判断にゆだねられることになります。

(FMおたるパーソナリティー)
外出を控える具体的な目安みたいなものってのあるんでしょうか。

(久司)
はい。今後は症状が出てから5日間を経過し、かつ、軽快してから24時間経過するまでは、外出を控えることが推奨されてます。また、発症してから10日間が経過するまでは、マスクを着用したり、高齢者などとの接触は控えることが推奨されていますので、個人や事業者の皆さまの判断にお役立てください。

(FMおたるパーソナリティー)
外出ができると判断した後でも、症状が発症してから10日間は高齢の方や持病のある方と会う機会の多いという方は、会うのは避けたほうがいいですよね。無症状の場合はどうですか。

(久司)
無症状の場合は、検体を採取した日をゼロ日目として、5日間経過するまでは外出を控えることが推奨されています。

(FMおたるパーソナリティー)
どちらの場合にしても、発症してから5日間経っても体調がすぐれないなら外出を控えて安静にしておいたほうがいいということですよね。医療や介護などのお仕事をされている方の場合、お仕事どうするといいですか。

(久司)
これも法律に基づく就業の制限がありませんので、それぞれの医療機関や職場が、先ほど推奨されてた情報を職業形態に合わせて考慮していただくことになります。

(FMおたるパーソナリティー)
それぞれの医療機関であったり職場なりで、合わせてということになるんですが、これ就業や外出について制限がないということは、お買い物などはOKということになるんでしょうか。

(久司)
はい。マスク着用や高齢者などとの接触を控えるなど、感染対策をしていただければ問題ありません。そして、5月8日から、これまで、外出制限があったために小樽市で実施していた生活支援物資の提供、隔離目的の宿泊療養施設、自宅療養者の健康観察、パルスオキシメーターの貸し出し、患者さんの移送などは終了となります。

(FMおたるパーソナリティー)
生活支援物資の提供、そして隔離目的の宿泊施設の療養、自宅療養者の健康観察にパルスオキシメーターの貸し出しが終了ということは、今後は冒頭で言ってました「自主的な対策」が必要になってくるということですよね。

(久司)
ですので、これからは、発熱などの体調不良時に備えて、体温計、検査キット、解熱鎮痛薬、あとは5日から7日分ほどの日持ちする食料などを、皆さま一人一人が、万が一に備えて用意しておくということが大切になります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうすると、検査キットも個人で用意しておいた方がいいっていうことでしょうかね。

(久司)
そうですね。5類移行後は、検査キットなどの無料配布も終了となりますので、医療用もしくは一般用と書かれた抗原定性検査キットを用意していただきたいと思います。薬局で購入できますので、取り扱いしてるかどうか、事前に薬局にお問い合わせの上、ご購入ください。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。万全の準備をしていたとしても、目に見えないウイルスなので、もし症状が現れたときにはどうするとよろしいでしょうか。

(久司)
その場合は、重症化リスクがあり、かかりつけ医がいる方、重症化リスクがあり、かかりつけ医がいない方、あとは重症化リスクが低い方、の三つのパターンで説明していきます。症状が現れたときの受診について、高齢者、基礎疾患のある方、妊婦さんなどの重症化リスクの高い方や、小学生以下のお子さんは、かかりつけ医に電話をした上で受診をお願いいたします。かかりつけ医のいない方は、道のホームページで公表されている外来対応医療機関に電話をした上で受診をしてください。医療機関や薬局などに行くときには、マスクを着用するなど、感染対策を行いましょう。重症化リスクが低く、症状が軽い方はご自身で抗原定性検査キットを使って検査を行って、陽性の場合は、自宅で療養をお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
ちなみにですが、医療費というのは、今後どうなってくるのでしょうか。

(久司)
医療機関を受診したり、検査をしたり、場合によって入院となった時は、9月末まで一部減額措置がありますが、医療費の自己負担が生じますので、ご注意ください。

(FMおたるパーソナリティー)
インフルエンザと同じように医療費がかかるということですね。

(久司)
はい。ですので、重症化リスクは特にない方については、より一層、検査キットやお薬を事前に購入するなど備えをしていただければ、医療費の負担を低くすることができるということになります。

(FMおたるパーソナリティー)
ちなみに、陽性になった人の家族ですとか、あとは濃厚接触者についてはどういう扱いになるんでしょうか。

(久司)
保健所から新型コロナ患者の「濃厚接触者」として特定されることはありません。また、濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められません。ご家族、同居されている方が新型コロナウイルス感染症にかかったときは、可能であれば、部屋を分けるなどの感染対策に注意してください。その上で、ご家族、同居されている方が外出する場合は、新型コロナにかかった方の発症日をゼロ日目として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。

(FMおたるパーソナリティー)
法律に基づく外出自粛は求められないということは、濃厚接触者かどうか、どのように対応するかというのは、皆さま個人や、それから家族、お勤めの職場で判断をしていただくということになるのですよね。まだまだ深掘りしたいところではありますが、ちょっと時間が近づいてきました。これからは行政が強く関与する仕組みではなくなるということですが、もし症状が出たときに相談をしたい、これからの自主的な対策について話を詳しく聞きたいという場合、どこに相談するとよろしいでしょうか。

(久司)
5月8日からは、発熱時の受診相談や陽性判明後の体調不良時の相談、その他後遺症をはじめとする新型コロナウイルスに関する各種相談は、小樽市新型コロナ相談センター、電話0120-890-177にて24時間受け付けています。ファックス番号もありまして、011-330-2424です。こちらの番号は現在も、小樽市新型コロナウイルス一般相談窓口として開設しておりますので、5月8日になる前でも、5月8日以降もお気軽にご相談ください。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市新型コロナ相談センターの電話番号は0120-890-177です。ファックス番号は札幌011-330-2424。電話番号の掛け間違いにはお気をつけください。こちらは新型コロナウイルスに関するご相談24時間受け付けるということです。さて迫市長、5月8日からの新型コロナの取り扱いの変更について今日は伺ってきました。

(市長)
冒頭に担当の方も言っていましたように、これまでの3年間本当に関係者の皆さま、そして市民の皆さんのご理解、ご協力で新型コロナウイルスの対応を進めて参りました。この5月8日からは国の方針に沿って、市の取り扱いも変更させていただくことになりますが、新型コロナ感染症自体が無くなるわけではありませんので、引き続き感染にはご注意いただきますようお願いしたいというふうに思います。

(FMおたるパーソナリティー)
本日は迫市長、そして保健所健康増進課の久司さんにお話をお伺いしました。迫市長、久司さんどうもありがとうございます。

(市長・久司)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
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この番組の再放送は、5月3日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、5月15日月曜日です。どうぞお楽しみに。

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