FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和5年6月5日放送分

公開日 2023年06月07日

更新日 2023年12月28日

音声ダウンロード

音声データダウンロード(6月5日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • 小樽市議会第2回定例会について
  • 生活支援給付金について
  • 合同部活動(拠点校方式)について
  • 「和を遊ぶ」について

【後半】

  • パッケージ作成支援事業・女性復職支援事業について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
6月になりました。6月は市議会の第2回定例会がありますね。

(市長)
今年は4月の統一地方選挙で市議会議員の改選がありました。改選後初めての定例会ということになりますね。

(FMおたるパーソナリティー)
定例会にせんだって、5月25日木曜日に臨時会が開かれたのだそうですね。

(市長)
そうですね。臨時会は市議会議員の選挙後に、新しい議会の人事などを決めるために必ず行われるもので、そこで議長、副議長、各常任委員会の委員の選任などが行われました。

(FMおたるパーソナリティー)
新体制での初めての定例会ということですが、第2回定例会では主にどんなことが議論されると予想されますか。

(市長)
市が提出する補正予算案の審議もありますが、本市の重点施策である人口対策、子育てや移住などが中心になるかもしれません。また物価高騰対策についても、喫緊の課題ですし、当選された議員の皆さんが、それぞれ選挙時に掲げられた公約、政策というものもあるかと思いますので、質問も多岐にわたるのではないかと予想しています。活発な議論ができればと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
市民生活のために、ぜひ有意義な議論をお願いしたいと思います。そして、物価高騰政策についてですが、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金が対象の世帯へ給付されたそうですね。

(市長)
はい。国の施策としまして、低所得の子育て世帯に対して、児童1人当たり5万円を支給するものなのですが、ひとり親の子育て世帯のうち、3月分の児童扶養手当を受けている世帯、それからひとり親世帯以外の子育て世帯のうち、昨年度に同様の給付金を受給された世帯は、ご本人からの申請は不要となりますので、すでに先月5月30日に支給をさせていただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
申請不要の方には支給されたということですが、申請が必要になる方もいらっしゃるんでしょうか。

(市長)
そうなんです。支給されていない世帯でも、物価高騰の影響を受けて家計が急変されたことによって、この特別給付金の支給要件に該当する場合というのがあるんですね。そのような方は、市の方では把握していませんので、申請が必要になります。市のホームページで詳細をご確認いただいて、申請をお願いしたいと思っています。6月1日から受け付けが始まっていまして、来年の2月29日まで受け付けています。

(FMおたるパーソナリティー)
子育て世帯生活支援特別給付金の窓口は、市役所のこども福祉課になるということです。お問い合わせは、0134-31-1533、給付金専用ダイヤルとなります。電話番号の掛け間違いにはお気をつけください。子育て世帯への生活支援については、今お話した通りなんですが、国の施策として、低所得の世帯へ3万円を給付するというものもありますよね。その準備というのは進められているんでしょうか。

(市長)
はい。低所得の世帯への緊急生活支援給付金給付事業につきましては、6月1日現在で、小樽市に住民登録があって、世帯全員が令和5年度市民税の均等割が非課税である世帯が対象となりまして、1世帯当たり3万円を支給させていただきます。こちらにつきましては、対象となる世帯に、7月の中旬に通知を発送しまして、8月上旬をめどに支給させていただく予定で作業を進めていくということになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
7月中旬に通知を発送して8月上旬に支給する予定ということですね。さて、話題はガラッと変わりますが、小樽市の中学校では、今年度から合同部活動が始まっているんですよね。

(市長)
そうです。陸上競技とサッカー、そして茶道で、私たちは拠点校方式と言っていますが、合同部活動を実施しています。

(FMおたるパーソナリティー)
この合同部活動というのは、どのように実施されているんですか。

(市長)
運動競技である陸上競技と、サッカーが対象になるのですが、陸上競技とサッカーについては、複数の学校でブロックを結成しまして、拠点となる学校に集まって合同で部活動をするということなんです。陸上競技でいうと、西陵、菁園、朝里、銭函の4校は、単独で部を持っていますが、北陵、長橋、忍路の3校は、北陵中学校で、松ケ枝と向陽の2校が松ケ枝中学校で、潮見台、桜町、望洋台の3校が潮見台中学校に集まって、部活動を行っているということなんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
今市内に中学校は12校あるとのことですが、陸上競技はそのうち8校で合同部活動を行っているということですね。

(市長)
そうですね。そしてサッカーについては、12校を6校ずつの二つのブロックに分けていまして、長橋中学校と望洋台中学校を拠点にして部活動を実施しています。

(FMおたるパーソナリティー)
ではちょうど6校ずつに分かれているのですね。そして、長橋と望洋台以外の学校の生徒は、授業が終わると拠点校に集まって部活動を行うわけですが、その移動をタクシーで行っているそうですね。

(市長)
はい。5月から10月の期間、月曜日から金曜日のうち、週2日、学校間の移動に関わる費用を市が助成をしているのです。

(FMおたるパーソナリティー)
離れた学校からもスムーズな移動で部活動に参加できるというわけですね。そもそもなのですが、この合同部活動、なぜ実施することになったんでしょうか。

(市長)
背景には、国が進めている部活動の地域移行という、休日に行われる運動部の部活動の指導を、地域のスポーツクラブや民間企業などに移行する、という考え方があるのですが、本市では少子化によって、やりたい部活動が自分の学校でできなくなっているという状況を解消しようということと、顧問の先生の負担をこれ以上増やさないようにしようといったところから、スタートしました。

(FMおたるパーソナリティー)
中学の部活動にもこの少子化の影響というのが出ているんですね。

(市長)
そうですね。実施するに当たりまして、昨年度は先生方へのアンケート、それから、小学校6年生、中学校1・2年生を対象に、生徒へのアンケートを行ったのですが、その結果から部活動が思うようにできていないという現状ですとか、さまざまな学校に少しずつ入部希望者がいる種目があることがわかったのです。

(FMおたるパーソナリティー)
それで合同部活動を実施しようということになったんですね。

(市長)
そうですね。先生方の負担を減らす、減らすところまではいかないにしても、これ以上負担を増やさないということと、やはり生徒の希望をかなえるという考えをもとに、検討、それから学校間の調整を行った結果、陸上競技とサッカーの2種目で合同部活動は拠点校方式ですけども、実施することになったわけなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
よくわかりました。ところで、確か最初に、陸上とサッカーと、あと茶道とおっしゃっていたと思うんですが。茶道はどうして始めることになったんでしょうか。

(市長)
もともと市内の中学校に茶道部そのものはなかったのですが、先ほど申し上げました、昨年度実施した生徒のアンケートで、茶道に興味のある生徒が多かったということと、市内で活動する茶道の団体の協力が得られるということもありまして、今年度は試行的な取り組みとして、茶道については平日ではなくて、土日に活動する合同部活動が実施されることになったわけなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。

(市長)
茶道の部活動は、主に生涯学習プラザと公会堂で行われていますが、土日の活動ですので、先ほどの陸上とサッカーとは違いまして、送迎の補助はありませんので、各自集まってもらうという形にしています。また学校ごとにブロックが分かれているということではなくて、どの学校の生徒でも自分の希望で、表千家か裏千家のどちらかを選ぶことができることになっています。ちなみに今、茶道と話していますけども、茶道というのは表千家で言う言葉で、裏千家は「ちゃどう」と言うと聞いています。

(FMおたるパーソナリティー)
合同部活動に入部している生徒さんですが、何人くらいの方がいらっしゃるんでしょうか。

(市長)
茶道部で言いますと、表千家のクラブに5人、裏千家には8人が入部していると聞いています。少ないと思われるかもしれませんが、裏千家の部員は、この六つの中学校から集まっています。合同部活動は違う学校の生徒とも友達になれる、いい機会になるのではないかなとは思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね。サッカーは11人必要ですが、11人そろって、チームを組めているのでしょうか。

(市長)
はい。長橋中学校拠点で21人、それから望洋台中学校拠点で34人の部員が集まりましたので、部活動としてはしっかり成立しているのではないかと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ではこのチームで中体連などの大会にも参加できるんでしょうか。

(市長)
そのように聞いています。

(FMおたるパーソナリティー)
今後こうした合同部活動を実施する種目というのは増えてくるのでしょうか。

(市長)
現時点で具体的にはお話できませんが、増やしていけるかどうかというのは私自身も考えていきたいと思っていますし、校長会という組織がありますので、そういったところのご意見を伺うことになるのかなと思っています。今実施されている陸上やサッカーの合同部活動についても、拠点校やブロックの数などはずっとこのままというわけではなく、顧問の先生の配置状況ですとか生徒数によって、変更する場合も出てくるのではないかと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そのときの状況によって適宜判断していくということですね。

(市長)
そうですね。

(FMおたるパーソナリティー)
今年度から実施されている合同部活動拠点校方式についてお話を伺いました。さて、こちらは私からも皆さんにご紹介したいことなんですが、実は6月11日日曜日に市民会館で小樽伝統文化の会「第12回和を遊ぶ」という催しが行われるんですよね。

(市長)
次の日曜日になりますね。小樽市文化団体協議会にも加盟している、小樽伝統文化の会と市民会館が共同で主催をいたしまして、箏曲、琴ですね。それから詩吟、日本舞踊、民謡などの演目ですとか、書道の展示、詩吟体験など、さまざまな和の文化に触れることのできる催しですね。

(FMおたるパーソナリティー)
今回4年ぶりの開催になるんですが、実は迫市長もお琴の演奏で出演されるんですよね。

(市長)
そうです。村岡さんも小樽の選ばれし殿方による日本舞踊のメンバーとして、日舞をご披露されるんですよね。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。光栄ながら選んでいただきまして初めて出演をさせていただくんですが、本番まであと1週間、頑張りたいと思います。

(市長)
お互い頑張りましょう。村岡さんの日本舞踊を楽しみにしていますし、こういう催しが小樽で行われるというのも、かつて経済が繁栄した小樽で、日本古来の芸事が盛んだったという歴史、そして伝統を守ろうという方々の思いから来ているものですので、ぜひ多くの方にこの伝統文化に触れていただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。6月11日日曜日開催の「和を遊ぶ」。迫市長のお琴も楽しみにしています。前半は迫市長にお話を伺いました。どうもありがとうございました。

(市長)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市役所職員の方にお話を伺っていきます。本日は産業港湾部産業振興課の渡邊さんにお越しいただいてます。よろしくお願いします。

(渡邊)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
渡邊さんには2年ほど前にもこの番組にお越しいただいたんですよね。その時には創業支援、事業承継支援についてのお話をお伺いしましたが、改めて産業振興課のお仕事についてお伺いしてもよろしいですか。

(渡邊)
産業振興課は事業者の支援を行う部署で、例えば、新たに創業される方への支援や事業承継支援、海外への販路拡大支援、小樽がらす市、異業種交流など、小樽市の産業振興に関わる業務を行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
今日はそんな産業振興課で昨年度から実施している事業についてお話しいただけるということなんですよね。

(渡邊)
はい。今日はパッケージ作成支援事業と女性復職支援事業という二つの事業についてお話したいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
こちらの取り組みについては昨年もこの番組でご紹介をしたんですが、改めてお話を伺いたいと思います。ではまず、パッケージ作成支援事業について教えていただけますか。

(渡邊)
はい。パッケージ作成支援事業は、商品を製造している市内の事業者の方を対象に、商品のパッケージデザインのリニューアルをお手伝いして、販路拡大などにつなげてもらうというものです。例えばお菓子とか水産加工品などです。具体的に説明すると、まず事業者からパッケージデザインを変えたい商品を募集します。次に、その商品の新しいデザイン案を、全国のデザイナーから募集します。そして、一般消費者の方にデザイナーが考えたデザイン案の中から、どのデザインがいいか投票してもらい、その結果を踏まえて、事業者が新パッケージのデザインを決定し、最後に新パッケージのPR動画を作るという流れです。

(FMおたるパーソナリティー)
いくつかの工程を経て、より魅力的なパッケージへ導かれる事業なんですね。昨年度初めて実施された事業ということですが、ずばり昨年度実施した反応はいかがでしたか。

(渡邊)
昨年度は3商品に対して34のデザインの応募があり、投票総数はおよそ5600票でした。パッケージデザインをリニューアルした商品は井原水産株式会社の「おつまみにしん」、株式会社本野雄次郎商店の「おたる雄次郎のこぶ茶」、株式会社六美の「小樽生クッキータルジェンヌ」の3商品だったのですが、どれもすてきなパッケージへとリニューアルしています。

(FMおたるパーソナリティー)
おつまみにしん、こぶ茶、クッキーですか。どれも小樽観光のお土産になるような商品ですよね。

(渡邊)
そうなんです。3事業者とも応募いただくにあたって、女性の目に留まるようなデザインにしたいですとか、こだわりの素材を使用していることが伝わるデザインにしたいなどの希望をお持ちになっていて、多くのデザインの中から投票を踏まえた選考ができたので、新パッケージに対して強い手応えを感じていました。また、デザインの募集や投票の呼びかけなどをSNSを活用して行っていますので、商品自体の認知度が上がったという感想や、中小企業で一つの商品のPR動画を作成することはほとんどないので、本当にありがたいという感想もいただきました。

(FMおたるパーソナリティー)
確かに全国のデザイナーからデザインを募集するというのは、自力ではなかなか難しい部分もありますし、加えて消費者の意向を参考にできるというのは、パッケージデザインの刷新で困っている事業者にとっては、素晴らしい機会になりましたよね。しかも、SNSを活用することは今の時代では必要なことですし、動画作成までできるのはすごいですよね。好評を受けて、今年度も実施するということですが、今年度の応募方法などについて教えていただけますか。

(渡邊)
はい。まず商品の募集は6月19日金曜日まで受け付けています。希望する事業者の方は、小樽産品デザインマッチングプロジェクト2023という専用ホームページから応募していただきたいと思います。事前に応募条件などをご確認の上、お申し込みいただければと思います。また、募集する商品は1事業者につき1商品、合計3商品です。

(FMおたるパーソナリティー)
ということは三つの事業者を募集しているということですね。そして、パッケージデザインの投票もあるということですが、いつ頃実施されるんでしょうか。

(渡邊)
三つの商品が決まった後、デザイン案が出そろったら、9月上旬から10月上旬にデザインに対するオンライン投票を実施します。最終的には事業者がデザインを決定するのですが、この投票をすることによって、事業者の方は、投票した一般の方々の評価や反響も踏まえて新しいデザインを決定することができます。もしかしたら皆さんの投票したデザインが実際の商品になるかもしれませんので、今、ラジオをお聞きの皆さんにもぜひ投票していただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
デザイン案の投票ではわれわれもこの事業に参加できるということですね。自分が投票したパッケージが実際の商品になるかもしれないと思うと、ワクワクしますよね。私もぜひ投票したいと思います。

(渡邊)
はい、ぜひご参加ください。この事業を通して、商品のパッケージがどのようになるのか、投票に参加しながら楽しんでいただけるとうれしいです。

(FMおたるパーソナリティー)
投票のお知らせや新しいデザインの公表など、この事業の最新情報を知りたい方はどうするとよろしいですか。

(渡邊)
先ほどお伝えした、小樽産品デザインマッチングプロジェクト2023のサイトで情報を随時更新していますし、TwitterやFacebookでも情報を発信していますので、こちらをフォローしていただければ、タイムリーに情報を受け取ることができます。また、デザインが決まった後は、新しいデザインになった商品のPR動画を作成し、公開しますので、こちらも合わせてチェックしていただければと思います。応募を検討されている事業者の方は、昨年度作成したPR動画がYouTubeにアップロードされていますので、「小樽産品デザインマッチングプロジェクト」と検索してください。

(FMおたるパーソナリティー)
この事業は小樽市民の方も参加できる非常に面白い事業ですよね。楽しみにしています。それでは次に、女性復職支援事業についても改めて教えていただけますか。

(渡邊)
はい。女性復職支援事業は、女性の視点でいうと育児や子育てなどと仕事を両立できる場の確保、企業の視点でいうと企業の労働力確保を目的として、女性が子育てなどを理由に一度離職した後、同じ企業に復職することのできる制度を設けている企業を、専用ホームページやSNSで情報発信するという事業です。

(FMおたるパーソナリティー)
よく人手不足ということも聞きますし、育児が落ち着いた後の就職先に困ってる方も多いと思います。女性にとっては、一度働いていた職場でもう一度働くことができれば、いろいろと知ってることが多いので安心ですよね。

(渡邊)
そうですね。復職する女性にとっては仕事の要領などがわかっていて、不安は少ないと思います。また、企業にとっては、教育・採用といった部分にかけるコストも少なくなり、何よりも人材不足の中で、即戦力として働いてもらえるというのは非常に魅力的だと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
この女性復職支援事業では、こうした女性の再雇用を制度化している企業をPRするということなんですよね。

(渡邊)
はい。女性の再雇用制度、ジョブリターン制度と言ったりしますが、この制度がある市内の企業の情報を専用ホームページに掲載し、SNSも活用しながら情報発信しています。ホームページでは、単に再雇用制度があるという情報だけでなく、例えば育休の取得実績があるとか、土日休みなど、女性に向けたPRができる情報も掲載しています。

(FMおたるパーソナリティー)
女性の皆さんにとってはこうした企業の情報が集約されているページがあるというのはいいですよね。復職を目指す女性だけではなく、就職活動をするにあたっての情報収集ツールとしても活用できそうですね。

(渡邊)
そうですね。小樽市は人口減少という最大の課題がありますので、ホームページの情報が若い女性の就職先として、小樽市の企業を選んでもらうということにつながっていけば、人口対策にもなりますし、企業にとっても人材確保という課題の解決につながっていくと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
素晴らしい考えですよね。女性に選ばれる企業というのは魅力的で、企業価値の向上にもなりますよね。ちなみに掲載を希望する場合、どのようにするとよろしいでしょうか。

(渡邊)
専用のホームページからお申し込みいただければと思います。専用ホームページについては、「小樽市女性再雇用」と検索すると確認することができます。

(FMおたるパーソナリティー)
この専用ホームページへの掲載は女性の再雇用を制度化している企業が対象であって、まだ制度化していない企業の場合は掲載できないんでしょうか。

(渡邊)
そうですね。ですので、今、再雇用制度がない企業は、この機会にぜひ再雇用制度の導入について考えていただければと思います。ホームページには再雇用制度を導入する際に、参考となる社内規定のひな型をアップしていますので、活用していただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
ひな型を参考にすれば作るのが難しいと思っていた社内規定も簡単に作れるかもしれないですよね。まだ再雇用制度がない市内の企業の皆さんは、制度化を検討されてみてはいかがでしょうか。さて迫市長、今日は産業振興課の渡邊さんに、パッケージ作成支援事業と女性復職支援事業の二つについてお話を伺ってきましたが、いかがでしょうか。

(市長)
はい。小樽市が抱えている課題として、少子高齢化や人口減少があり、それぞれの部署で課題解決に向けて、全力で取り組んでいるところです。その中で一般企業と同様に、市役所も新しいことにチャレンジすることも必要だと思っています。今日紹介させていただきました二つの事業は、昨年度の新しいチャレンジで生まれたものですが、パッケージ作成支援事業の背景には、コロナ禍でオンライン販売が進んだことによるデザインの重要性の高まり、それから女性復職支援事業の背景には、企業の人手不足がありまして、いずれも現在の消費者動向や社会動向を踏まえた事業だと思っています。このように、今の時代の流れをとらえた事業を、今日の渡邊のような元気のある若い職員が積極的に取り組んでいくことが、次世代を見据えたまちづくりをしていく上で重要だと考えていますので、ぜひこのような本市の新しい取り組みにも注目いただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)。
そうですね。私たち民間企業も同じですが、時代に合わせて変化していくということは重要ですよね。

(市長)
そうですね。

(FMおたるパーソナリティー)
本日は迫市長、そしてパッケージ作成支援事業と、女性復職支援事業について、担当の産業港湾部産業振興課渡邊さんにお話を伺いしました。迫市長、渡邊さん、どうもありがとうございました。

(市長・渡邊)
ありがとうございました。

エンディング

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。
電話とfaxは、0134-21-2000。emailは、763@fmotaru.jp。おはがき・封書でという方は、郵便番号047-0021小樽市入船4-9-1「FMおたる明日に向かってスクラムトライ!」までお送りください。
この番組の再放送は、6月7日水曜日、午後7時から。次回は、6月19日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る