FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和5年6月19日放送分

公開日 2023年06月21日

更新日 2023年12月28日

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【前半】

  • (仮称)北海道小樽余市風力発電所環境影響評価準備書に対する小樽市意見について
  • 小樽市議会第2回定例会について

【後半】

  • 小樽市ふるさとまちづくり協働事業について

放送の内容

オープニング

この番組は、6月16日(金)に事前に収録した内容を放送いたします。
毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、前回のこの放送でお話をしました、小樽伝統文化の会「第12回和を遊ぶ」ですが、6月11日に行われまして、もう1週間は経ってしまってはいるのですが、改めて、市長お疲れ様でした。

(市長)
ありがとうございます。村岡さんこそ、本当にお疲れ様でした。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。

(市長)
小樽の選ばれし殿方、7人によります日本舞踊を拝見させていただきましたが、本当に素晴らしかったと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
何とか責任は果たせたかなと思っていますが、やはり会場の皆さんの温かい拍手が、もうとてもありがたかったですね。

(市長)
そうですね。本当に会場は盛り上がっていたと思います。私も、お琴で出演させていただきました。他にも、日本舞踊だけではなくて詩吟ですとか、あるいは民謡ですかね。それぞれの団体の皆さんが、芸を披露されていまして、多くの方が来場されていましたが、行事として大成功だったのではないかなと思っていますし、何よりも企画・制作されました藤間扇玉(ふじませんぎょく)先生をはじめ、小樽伝統文化の会の皆さんには本当に敬意を表したいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
4年ぶりの開催だったとのことですが、来年以降も、この歴史ある小樽で継承されてきた伝統文化に触れることができる「和を遊ぶ」の開催が続いていくといいですよね。

(市長)
そうですね。私も会場でのごあいさつで触れましたが、やはり小樽らしいといいますか、小樽ならではの催しでもありますので、何とか伝統文化の会の皆さんを支えていきたいと思っていますし、村岡さんにもぜひ、日本舞踊を続けていただければと思います。一緒に伝統文化を継承していきましょう。

(FMおたるパーソナリティー)
もうそこまで言われたら、そうですね。今後も続けていきたいと思います。さて、先週6月13日火曜日ですが、まず市長の臨時記者会見が開かれまして、(仮称)北海道小樽余市風力発電所の計画に対する小樽市の意見を北海道知事宛てに提出したと発表がありました。

(市長)
先日新聞でも報道されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。この風力発電所の計画については、多くの方に知っていただきたいということもありまして、この番組でも5月1日の放送で取り上げましたが、その時はこの計画に対して市の意見といいますか、そういったことは話せずに、事業計画の内容、巨大風車が26基建設されるですとか、環境影響評価、いわゆるアセスですが、どういう手順を踏んで行われるのか、それから何が問題になっているのかというようなことをご説明をさせていただきました。先ほども言いましたように、まず多くの市民の皆さんにこの問題について、関心を持っていただきたいと思ったからなんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
それで、今回、北海道知事宛ての意見書を提出されたということですね。

(市長)
はい。環境影響評価の手続きの中で、法令にのっとって小樽市の意見を申し上げることができる機会はいくつかあるのですが、このたびの準備書に対する北海道知事への意見書は、もう最後の機会ということになりますので、先週13日火曜日に、その意見書を北海道へ提出をしまして、その日の午後に、本市としては現状においては市民の総意として、この事業計画を是認することはできない、という意見書の内容について発表させていただいたわけなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
是認できない。つまりは、この計画には賛成できないという意見を明確にされたということですね。

(市長)
そうですね。

(FMおたるパーソナリティー)
このように反対を表明するということは、まれなケースだと伺いましたし、市としては非常に大きな決断だったと思いますが。

(市長)
そうですね。小樽市は、令和3年5月に「ゼロカーボンシティ小樽市」を発表いたしまして、2050年までの二酸化炭素の排出量を実質ゼロを目指すことにしているのです。ゼロカーボンを実現するために、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進していかなければならないのですし、風車が建つことによって、市に固定資産税が入ってくるというメリットもあるのですが、そういった面からすれば、確かに村岡さんがおっしゃるように、計画に賛成しなかったというのは、まれなケースかもしれません。

(FMおたるパーソナリティー)
経済的合理性よりも、今の環境を守るということに重きを置いた決断だったということですね。

(市長)
おっしゃる通りです。ゼロカーボン推進をしてはいますが、市民の皆さんの生活環境ですとか、自然環境の保全と、あるいは調和。こういったものは欠かせないと思っていますし、これまでも本市で風力発電や太陽光発電の計画がありましたが、必ず賛成、あるいは必ず反対という立場ではなくて、個別の事業ごとに対応をしてきています。今回もこの事業計画については、是認できなかった、ということではありますが、これをもって決して小樽市としてこの再生可能エネルギーそのものを否定するというものではないことは、ご理解をいただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ゼロカーボン推進という面もありながら今回の計画については是認できないとした、という部分については。

(市長)
理由はいくつかありますが、まず市の内外から非常に多くの反対意見をいただきました。7000筆以上の署名、このうち市民は3000筆と理解していますが、署名があったことですとか、市議会でも、昨年の第4回定例会は12月でしたが「状況によっては、事業者に対してこの計画を進めるべきではないと提言すること」という陳情があったのですが、これに対して全会一致で採択されています。それから、その後も今年に入って、事業者による住民説明会ですとか、住民の皆さんが主催する勉強会というのも行われたのですが、それに参加された方々から、土砂災害に対する不安の声が非常に多く寄せられました。これは特に桃内地区の皆さんからのご意見が多かったのですが。

(FMおたるパーソナリティー)
もし土砂災害が発生したらと、不安に思ってしまう住民の方々のお気持ちというのは、大変理解できますよね。

(市長)
そうですね。そしてこのほかにも、この判断に至った理由としましては、観光都市を掲げる本市の自然豊かな景観上の影響ですとか、自然環境、それから、希少種ですね、希少生物も含めた生態系の影響も無視できませんし、計画区域には山歩きをされている方々が利用されている自然遊歩道もありますので、その遊歩道への影響も理由の一つとして掲げさせていただきました。

(FMおたるパーソナリティー)
迫市長自ら自然遊歩道ですとか、登山道を歩かれたそうですね。

(市長)
去年と今年の2回歩きましたが、去年は景観を中心に調査しまして、今年は、自然遊歩道の脇に風車が立ちますので、その影響がどのぐらいあるのかということを、2回に分けて調査しまして、現地で特に自然遊歩道への圧迫感といいますか、こういったものは現地視察で実感をしたところでもあります。

(FMおたるパーソナリティー)
事業計画に対する疑問を抱かざるを得ないポイントとして、「生態系への影響」、そして「土砂災害への懸念」、また「景観上の影響」、そして「自然遊歩道への影響」、この四つを示されましたよね。

(市長)
北海道へ提出した意見書には、この事業計画への疑問点として、今、村岡さんがおっしゃられたその四つのポイントを補足させていただきました。

(FMおたるパーソナリティー)
と言っても、迫市長。市が提出した意見書には法的な強制力はないのですよね。ということは、この風車の計画が進められてしまうのでしょうか。

(市長)
今後は、今回のわれわれの意見を踏まえて、北海道知事が経済産業大臣に意見書を提出しまして、経済産業省の方では知事の意見をつけて事業者に勧告をするという流れになりますが、小樽市の意見に強制力がないということは、われわれもかねて承知をしておりました。しかし、この計画区域は保安林になっていますので、風車を建てるとなると、保安林の解除を事業者が申請することになります。この保安林の解除を事業者が申請するときに、ここで言いますと石狩森林管理署から、地元自治体の保安林を解除することへの同意を求められるということになっていますので、その同意をしない、ということで、市の意見を表明することができると思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
市の意見を述べる機会はまだ残っているということですね。

(市長)
そうですね。そういう機会にはしっかりと市の意見をお示しさせていただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
またこの問題については、改めてこの番組でもお話をしていただけますか。

(市長)
もちろんです。いろんな機会を見て、風車の問題もそうですし、再生可能エネルギーへの行政としての向き合い方。こういったことも含めてお話をさせていただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
はい。よろしくお願いいたします。さて今日から市議会第2回定例会の本格的な議論が始まるそうですね。

(市長)
本日19日と明日20日の2日間は、各会派の代表質問が行われます。21日が一般質問となっていまして、議員の皆さんからのご質問に、私が答弁させていただくことになっています。その後は、議会が一回休会しまして、議論の場は、予算特別委員会、そして各常任委員会という場に移されることになっていまして、最終日に、また本会議が開かれて採決される。こういう流れになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
市が提出した今回の補正予算案では、価格高騰の影響を受けている事業者に対しての支援金が多く盛り込まれていると伺いました。

(市長)
はい。国から交付されている、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これを活用しまして、燃料費や、それから電気料金の価格高騰の影響を受けている市内のバス事業者、タクシー事業者、あるいは、障害福祉施設や介護保険施設、それから保育所等の児童福祉施設。公衆浴場ですとか、クリーニング店、あるいは病院等の医療機関に加えまして一般廃棄物事業者、それからトラック運送事業者、また、さまざまな業種の皆さん方が、この物価高騰、燃油高騰の影響を受けていますので、その支援のためとして、予算を計上させていただいています。ほかにも、市民生活を支援するためのプレミアム付商品券事業費や、それから街路防犯灯を維持・管理していただいている団体への支援、これは電気代上がってますので、そういった支援をさせていただくのと、学校給食費の支援に関わる費用、これは具体的には4カ月、給食費を無料にするということなんですが、そういった予算も計上しています。

(FMおたるパーソナリティー)
プレミアム付商品券がまた販売されるそうですが、リスナーの方から実はメッセージが届いていますのでご紹介します。「今回プレミアム付商品券を発行するための予算が提案されていますが、その効果が定量的に示されたことはなく、消費に関する課題が解決するとは思えません。行政のDX化など、未来へ投資すべきです」と、こういうちょっと厳しいご意見が届いていますね。

(市長)
ご意見ありがとうございます。今回のプレミアム付商品券事業につきましては、先ほども言いましたように、電気やガス食料品等の価格高騰に対する支援として、市民の消費の下支えを図ることを目的として、1万3000円の商品券を1万円で購入できるというものなんですが、これを7万冊発行する予算を提案させていただいています。かねて、このプレミアム付商品券事業の効果については、職場の方にも「効果というのをしっかりと検証しておきなさいよ」ということで指示はしていまして、この効果について、昨年度の実施分についてお話しますと、利用された方のアンケートなのですが、このアンケート結果からは、このプレミアム付商品券をきっかけに普段の買い物のほかに追加して買い物をした、というような効果というのを把握してるのですが、これが約4億4000万円ということで推計していまして、消費の喚起にはつながったものと、私どもは捉えているのです。ただ、ご質問があったということは、そういった効果をわれわれも市民の皆さんに十分説明できていなかったということで、その点については反省しなければいけないなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
それにしても、商品券をきっかけにして買い物をしたという結果ですよね。

(市長)
そうですね。取扱店からも、「来店者が増えました」「売り上げが増加した」という声ですとか、市民の皆さんからは、「商品券事業を継続してもらいたい」という声をいただいていますので、幅広く市内の経済に効果を及ぼしたものと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
また、行政のDX化など未来に投資すべきという点もありますが、こちらはいかがですか。

(市長)
これはもう、リスナーの方のご指摘の通りだと思いまして、私どもも行政のデジタル化というのは、避けて通れないと思っていますので、今年度における私の市政運営の基本方針の中でも、重点取り組み事項の一つとしていますので、なかなか一度に進めていくことは難しいのですが、着実に行政のデジタル化を進めていきたいなと思っていますので、ご理解いただければなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長どうもありがとうございます。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。本日は、「小樽市ふるさとまちづくり協働事業」について、小樽市生活環境部生活安全課の早川さんにお話を伺います。早川さん、よろしくお願いします。

(早川)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
初めに早川さんの担当されている業務について教えていただけますか。

(早川)
私は生活安全課という部署で、主に町内会など、地域のコミュニティによるまちづくりに関する業務を行っています。町内会のほかにも、今日紹介させていただくふるさとまちづくり協働事業の業務も担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
「ふるさとまちづくり協働事業」、協働というのは、協力して働く、と書くのですが、こちらはどのような事業なんですか。

(早川)
平成21年度から始まった事業で、市と市民との協働による、つまり市と市民が協力しあって、個性豊かなふるさとまちづくりを進めるため、公益性の高いまちづくり事業を主体的に実施する団体に対して30万円を上限とする助成金を交付する制度です。この制度は、全国の小樽ファンから寄せられた寄付金、いわゆるふるさと納税の一部を財源として助成を行うもので、昨年、令和4年度までの14年間で、延べ142事業に対して助成を行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
まちづくり事業を実施する団体に対して助成をしているんですね。このまちづくり事業というのは実際にはどういう内容なんでしょうか。

(早川)
そうですよね。聞いただけではなかなかイメージしづらいですよね。「まちづくり」といいますと、皆さんどのようなイメージを持たれるかなと思って、試しにパソコンで調べてみました。広い意味では「道路や建物、公園をつくるというような、まち並みをつくる」ということがありますが、一般的には、「今ある『まち』をよりよいものに『つくり』変えていく」という意味で、まちづくりという言葉が捉えられています。小樽市のふるさとまちづくり協働事業の対象となるまちづくり事業も、大きい目的としては、小樽のまちをよりよいものにする活動が対象になります。例えば、市民が楽しめるとか、市民が暮らしやすくなるとか、市民がもっと小樽を好きになるとか、そういうことを目指して活動されているものは、まちづくり事業ということになります。

(FMおたるパーソナリティー)
市民の皆さんの生活が快適になったり、もっと楽しくなるような、市民にとって身近な活動がまちづくりなんですね。

(早川)
そうなんです。行政でできることには限りがありますので、市民の皆さんが行っているさまざまなまちづくりの取り組みを支援することで、市民と行政が力を合わせて、小樽のまちをよくしていきたいという思いで、このふるさとまちづくり協働事業を行っています。ただ、最初にも申し上げたのですが、全国の皆さんからいただいた、ふるさと納税を財源として助成を行っているので、助成を受けるためには、公益性が高いという点が大切な要件となります。

(FMおたるパーソナリティー)
まちづくりの活動であれば何でもオーケーというわけではないんですよね。「公益性が高い」というのはどういうことでしょうか。

(早川)
まず、できるだけたくさんの小樽市民の方が参加できる、見たり聞いたりできる事業ということになるかと思います。例えば、「市民のみんなが楽しめるイベントをやりたい」と言っても、参加人数が10人ぐらいしかいなかったら、その場にいる人だけが楽しんで終わってしまう。こういう内容ですとなかなか小樽のまちがより良くなるということには結びつきづらいわけです。とはいえ、人数が多ければいいというものでもなく、なるべくたくさんの人が興味を持ちそうなテーマとか、参加したい人が気軽に参加できる内容など、その活動がより市民に広がっていくような内容であれば、公益性が高いということになります。また、事業の内容についても、小樽のことをより深くわかる、その事業をやったら小樽の魅力がアップするなど、その事業と小樽との関わり方についても重視しています。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽のまちをより良くするという目的がより達成できるような内容であることが求められているんですね。このふるさとまちづくり協働事業、今年で15年目ということですが、今まではどのような事業が助成されてきたんですか。

(早川)
平均して、1年に10団体程度が助成を受けているのですが、平成21年度のスタート当初は、わかりやすくまちづくりという感じの地域の公園に桜を植えようとか、花壇を整備したいといった内容や、地域を盛り上げようというお祭り系のイベント、歴史的建造物を生かした芸術系の取り組みなどが多かったように思います。最近の内容はとても幅広くなってきていて、例えば子どもたちを対象とした、体を動かすものや、自然体験、紙芝居、科学、歴史を学ぶ授業等も多く見られます。

(FMおたるパーソナリティー)
さまざまな方面で、小樽のまちをよりよいものにしようと取り組まれている方々がいらっしゃるというのは、とても心強いですよねえ。では、今年度のふるさとまちづくり協働事業はどのような状況なんでしょうか。

(早川)
この事業は、毎年、年度の初めに、事業を募集して、選考会で審査を行って、最終的に市長が助成する事業を決定します。今年度は、今年3月に12事業の応募があり、4月に選考会を行い、選考会からその結果報告を受け、そのうちの10事業を5月下旬に助成事業として決定しました。今回は応募があった12事業のうち、九つが新規の事業でした。昨年、一昨年はコロナ禍ということもあり、助成を受けたのはそれぞれ6事業だったので、コロナが落ち着いてきて、まちづくり活動がまた活発になってきたなという気がしています。

(FMおたるパーソナリティー)
それはうれしい動きですよね。今年度助成を受けることになった10の事業というのは、どのような内容なんでしょうか。

(早川)
すべてご紹介しますと、「塩谷桃内のまちづくりについての講演会」「町内会でのスマホ教室を通して若者と高齢者の世代交流を図る取り組み」「性的少数者、LGBTQをテーマとした映画祭」「YOSAKOIソーランのイベント」「ジャズフェスティバル」「小樽を和装の街にしようというテーマのシンポジウム」「小さいお子さん向けの親子サイエンス教室」「小樽の歴史とアートを融合させ、発信する取り組み」「小樽の海と山の食材のことを子どもたちに伝える取り組み」「小樽の自然の中で行うヨガフェスティバル」の10事業となっています。ジャンルもさまざまですし、地域も市内中心部だけではなく、塩谷地域や銭函地域の特性を生かした事業もあり、今まで市民の皆さんが知らなかった小樽の新たな側面からの魅力を感じることが期待できそうです。

(FMおたるパーソナリティー)
本当に幅広い分野のまちづくり活動ですよね。こういった取り組みが活発に行われたら、小樽のまちがとても生き生きと楽しくなりそうですね。

(早川)
そうなんです。助成を受けることとなった事業団体の皆さんには、頑張っていただきたいなと思います。市民の皆さんも興味を持たれた事業にはぜひご参加いただきたいです。実施する側だけではなく、参加する側もまちづくりの一員になると思うんですよね。参加して何かを感じたり学んだりして、それを自分の生活に生かしたり、周りに伝えたりしていただけたら。そういう一人一人の小さい動きが、小樽のまちがよくなることにつながっていくと思うので、このふるさとまちづくり協働事業がそのきっかけになったらとても嬉しいです。

(FMおたるパーソナリティー)
まちづくりというとハードルが高い気がしますが、参加することがまちづくりにつながるということであれば、皆さん気軽にやっていただけそうですよね。参加された方が自分もこういうことをやってみようと思うこともね、あるかもしれませんが、もしこの事業に応募したいとなりましたら、どのように動くとよろしいですか。

(早川)
この事業は年に1回、年度ごとに応募を受け付けますので、来年度の事業は来年3月ごろに募集する予定です。応募の際には、ある程度形になった年間の事業の計画等が必要になりますし、また、5名以上の市内在住の会員の団体で、営利や宗教、政治を目的とした活動ではないことなど、要件もいろいろありますので、ホームページに掲載している募集要項を読んでいただいたり、ご不明な点がありましたら生活安全課にお問い合わせいただきながら、計画をしっかり立てた上で、時期になりましたらご応募いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
これからも小樽のまちをよくする取り組みがどんどん出てくるといいですよね。さて迫市長、ふるさとまちづくり協働事業についてお話を伺ってきましたがいかがでしょうか。

(市長)
今お話がありましたように、今年度も幅広いジャンルの事業が出てきていますので、さまざまな方向から小樽のまちを活気づけてくれるのではないかとに期待していますし、市としても、各団体の皆さんをバックアップしながら、よりよい小樽のまちづくりのために、私自身も動いていきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市ふるさとまちづくり協働事業について、小樽市生活環境部生活安全課の早川さんにお話をお聞きしました。迫市長、早川さん、どうもありがとうございます。

(市長、早川)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。
電話とfaxは、0134-21-2000。emailは、763@fmotaru.jp。おはがき・封書でという方は、郵便番号047-0021小樽市入船4-9-1「FMおたる明日に向かってスクラムトライ!」までお送りください。
この番組の再放送は、6月21日水曜日、午後7時から。次回は、7月3日月曜日、午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

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