市長記者会見記録令和5年8月30日

公開日 2023年08月30日

更新日 2023年08月30日

市からのお知らせ

■動画データ:小樽市長記者会見 令和5年8月30日(YouTube)

■資料1:並行在来線代替バスの運行実験(体験乗車会)を実施します[PDF:1.4MB]
■資料2:おたるプレミアム付商品券の販売について[PDF:493KB]
■資料3:合同企業説明会in小樽[PDF:1.56MB]

下記のとおり、市長から発表がありました(午前11時〜)

(総務部長)
定刻となりましたので、これより市長定例記者会見を始めます。それでは、市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。まず初めに、自由民主党 濱本進議員のご逝去にあたり、謹んで哀悼の意を表します。市議会きっての論客であり、私が信頼を寄せる議員の一人でもあっただけに、大変残念に思っていますが、何よりも、現職であり、まだまだおやりになりたいことをやり残した濱本さんの無念さに思いを致すと、胸が痛くなる思いです。長年にわたり、市政の進展にご尽力をいただいたことに、感謝を申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りします。
それでは、8月の記者会見を始めます。
初めに、並行在来線代替バスの運行実験についてです。お手元の資料をご覧ください。並行在来線については、北海道新幹線並行在来線対策協議会において、函館線長万部・小樽間の代替バスの検討を行っているところですが、市内のルートやダイヤなどの検討を進めるため、塩谷・蘭島地区にお住まいの方を対象に、検討中の代替バスルートを体験できる運行実験を実施します。実施日は、明日8月31日(木)から9月3日(日)までの4日間です。運行実験は、午前9時に「蘭島」バス停を発車する便と、11時に「塩谷駅前」を発車する便の1日2便で行い、参加は無料で、事前申し込みも不要となっています。なお、参加した方にはアンケートにご協力いただきたいと思っています。多く皆さんの参加をお待ちしています。
次に、おたるプレミアム付商品券についてです。お手元の資料をご覧ください。物価高騰の影響を受けている市民の皆さんの消費を下支えし、市民生活の支援と市内経済の活性化を図るため、おたるプレミアム付商品券事業を実施します。今回は、1冊1万3000円分、500円券26枚つづりの商品券を1万円で販売するものです。26枚の内訳は、市内に本社や本店の登記がある店舗で使用できる地域応援券13枚と、登録店舗全店で使用できる市内共通券13枚となっています。商品券の購入には、9月15日から10月5日までの間に、事前申し込みが必要です。9月15日(金)に新聞折り込み予定のチラシに掲載されている専用はがきのほか、一般の郵便はがきや、ホームページからも申し込むことができます。申し込み方法や販売方法については、あさって9月1日発行の広報おたる9月号に詳しく掲載していますので、そちらもご覧ください。販売場所については、昨年度より6カ所増やし、市内21カ所の郵便局と、長崎屋1階サービスカウンターで販売します。多くの市民の皆さんが購入できるよう、1人3冊までという上限を設け、購入希望が販売冊数の7万冊を超える場合には抽選を行います。市民生活を支援するとともに、市内経済の活性化につなげるため、広く周知にご協力をお願いします。
次に、合同企業説明会についてです。お手元にパンフレットを配布しています。市が事務局となっている小樽地域雇用創造協議会が主催する合同企業説明会を、9月25日(月)午前10時30分から午後4時まで、グランドパーク小樽で開催します。午前10時30分から12時30分までの、午前の部は女性・高年齢者向けとして、年齢不問やパートタイムの企業も参加します。また、託児ブースも用意しています。参加企業数は最大45社を予定しています。参加の事前申し込みや履歴書は不要で、時間内は自由に企業の話を聞くことができますので、市内での就職を希望している方は、ぜひご参加ください。
次に、第7次小樽市総合計画基本構想の改訂原案に対するパブリックコメントについてです。現行の第7次総合計画は、令和元年度から10年度までを計画期間としていますが、策定後、デジタル化や脱炭素など、大きな社会変革の動きが生じてきたことから、こうした変化に対応したまちづくりを進めていくため、現在、計画の中間見直しを行っています。総合計画は、まちづくりの基本的な方向を示す基本構想と、この方向に沿って具体的な施策の内容を示す基本計画とで構成されています。このたび、基本構想の改訂について原案がまとまりましたので、明日8月31日(木)に、学識経験者や市民公募委員などで構成する小樽市総合計画審議会に諮問し、今後、継続的に審議することになっています。また、9月1日(金)から10月2日(月)までパブリックコメントを行い、市民の皆さんからご意見をいただきたいと思っています。基本構想の改訂原案や、ご意見の提出方法については、ホームページに掲載していますので、ご意見をお寄せください。
次に、明日実施する令和5年度小樽市総合防災訓練についてです。今年度の小樽市総合防災訓練は、マグニチュード7.8、最大震度6強の大規模地震の発生、家屋倒壊や土砂崩れの被害、津波浸水の被害などを想定し、災害対策本部と、災害発生現場に見立てた実動訓練会場との、情報の伝達や共有および対応方法を確認する訓練を行います。8月31日(木)午後1時20分から訓練を開始し、現場の実動訓練では、小樽開発建設部、小樽海上保安部、自衛隊第11特科隊、小樽警察署、東日本電信電話、北海道ガスなどを含め、15の関係機関等が参加します。私も消防庁舎6階講堂に設置する災害対策本部で、模擬的ではありますが、被害や対応状況報告の記者会見訓練を行うほか、対策本部に寄せられる被災事象の報告などに対して判断をし、対応するという訓練の一連の流れを確認しながら、対策本部長としてのリーダーシップを発揮していきたいと思っています。なお、現場の実動訓練は、勝納ふ頭と東小樽会館の2カ所となります。
最後に、小樽運河竣工(しゅんこう)100周年についてです。今年は、小樽運河が竣工した1923年から起算して100年に当たります。市では、小樽運河竣工100周年について紹介する専用ホームページを設け、小樽運河の歴史をたどるスライドショーや、小樽運河関連の主要事項をまとめた年表、市内で実施または実施予定の記念イベントなどを掲載しています。また、あさって9月1日に発行する広報おたる9月号でも、小樽運河100年についての特集を掲載します。9月には、若手市民を中心とした実行委員会が企画する小樽運河100年プロジェクトがスタートします。小樽運河周辺を会場にして、北運河ナイトマーケットや、オタルオータムフェスト2023など、さまざまな企画が12月まで続くと聞いています。さらに、10月には、NPO法人全国町並み保存連盟などにより全国各地で開催されている全国町並みゼミが、小樽で開催されることになっています。全国からまちづくりに取り組む個人や団体が、ここ小樽にお越しになり、分科会やシンポジウムなどが行われることとなっています。これらの記念イベントを私も楽しみにしていますし、小樽運河100年を市民の皆さんとともにお祝いしたいと思っています。
私からは、以上となります。

出席した報道機関の記者から、下記のような質疑がありました。

(総務部長)
ご質問等ございましたら、どうぞご発言ください。

(読売新聞)
並行在来線代替バスの運行実験に関してですが、このコース設定の狙いについて教えてください。

(市長)
「蘭島」のバス停を発車する1便は、北海道並行在来線協議会の後志ブロックの中で示されたルートで、これに沿った形で実証実験を行います。特に小樽市が考えたルートではありません。「塩谷駅前」のバス停を発車する2便は、意見交換会の中で出たプランで、地域住民の皆さんから、築港駅経由だけではなくて、小樽駅から戻ってくることができるルートもあったらどうだ、という意見を踏まえて設定しました。

(読売新聞)
小樽市としては、メリットがあるコースだという認識ですか。

(市長)
基本的には、バス転換された場合、塩谷駅周辺にお住まいの方々が大きな影響を受けるだろうと判断しています。今、環状線で最上トンネルが工事されていますが、この最上トンネルが開通するという前提でのルートです。これができると、塩谷駅を出て、環状線を通って、南小樽地区や小樽築港駅地区にまっすぐ行くことができます。南小樽地区には、病院も集積をしていますし、途中、学校もあります。こういったことを考えると、沿線住民の方々にとっての利便性は、一定程度見込めるのではないかと考えています。明日は、私も実際乗ってみようと思っています。

(小樽ジャーナル)
この実証実験について、塩谷・蘭島地区の皆さんには、手紙で連絡したのですか。

(新幹線・まちづくり推進室主幹)
蘭島・塩谷地区の方には、町内会で回覧をお願いしたのと、塩谷駅周辺地域の方には、別途個別で周知しています。

(小樽ジャーナル)
塩谷駅周辺地域の方にのみ、別途手紙を出したということですね。

(新幹線・まちづくり推進室主幹)
塩谷駅周辺の4町会のエリアにお住まいの方が約450人いまして、一番影響を受ける地域にお住まいということで、その方々には町会の回覧に加えて、個別に郵送で案内しました。

(小樽ジャーナル)
こちらは事前に申し込みは不要ということですね。

(市長)
はい。4日間ありますので、ご都合の良い日にでもご乗車いただければと思っています。

(NHK)
今のお話に関連して、市長はどの便のどこからどこまで乗るのですか。

(市長)
明日8月31日の塩谷駅から小樽築港駅までです。塩谷駅9時11分発ということですので、9時頃には塩谷駅の辺りに行くことになります。

(NHK)
1便と2便合わせて、どれぐらいの利用客が来ると想定していますか。

(市長)
この運行実験にですか。

(NHK)
影響がある人数です。

(市長)
鉄道からバスに変わった時に影響を受ける人数ですね。

(新幹線・まちづくり推進室主幹)
今、塩谷駅の1日の乗降客数が60人から70人ぐらいですので、その方の代替交通を確保するということになります。

(NHK)
60人から70人くらい影響があるということですか。

(新幹線・まちづくり推進室主幹)
今のJR塩谷駅の利用者が1日当たり平均してそのくらいの人数となります。

(読売新聞)
処理水放出の関連で、小樽の水産業・水産加工業や関連業界にどのような影響があると考えているのか。もし何かあるとすれば、対策を検討しているか。また、中国から来る観光客に、何か啓発的なことを考えているかを聞かせてください。

(市長)
想定されることについては、私も新聞の報道でしかまだ把握していませんので、一般的に言われていること、この辺りで言うと、ホタテやナマコ、こういった水産品が行き場を失うことによって、国内で商品がだぶついて、価格が下がっていく、というのは、そのとおりかなと思っています。実際にどのようになっていくかは、現実的にはまだ正直把握できていません。今週の月曜日の部長会議で、担当には、漁業や水産加工業を含めて、処理水の放水に伴って、どういった影響が市内経済に考えられるか把握し、注視をしておくようには指示しています。ただ、観光客にどのようなアピールをするかについては、まだ考えていませんので、これからの対応になると思っています。昨日もテレビで、観光客へのインタビューでしたが、「水産品は口にしない」と答える方もいるし、「いや、そういったことを気にしていたら日本に観光なんか来ないよね」みたいな意見も拝見しました。観光客が一様にどういった考えを持っているかも把握できていませんので、そういったことを調べた上で、対処していく必要があると考えています。現在では未定だということでご理解いただきたいと思います。

(北海道新聞)
高濃度ポリ塩化ビフェニール(PCB)についてです。市内3施設で、未処理のものがまた見つかったということで、6月にPCBが博物館で見つかったことから引き続いて、連続して見つかっていることが問題だと考えているのですが、その辺りの管理体制はどうなっているのか、市長としての受け止めを聞かせてください。

(市長)
指摘のとおりだと思っています。このPCBの処理は、無期限でやっているわけではなく、期限が定められているので、それに合わせた形で庁内の調査を行ってきましたが、ここに来て、さらに庁内で発見されたことは、大変残念に思っています。今後こういうことがないよう注意し、改めて、調査するよう職員に指示をしました。きっかけは電気機関車からだと思いますが、それから大小いろいろな物が出てきていますので、対応が十分ではなかったと思っています。これまでもかなり調査はしてきましたので、また見つかることがないように願っていますが。

(北海道新聞)
今、インターネット上でも話題になっていますが、解体予定だった電気車両2両のうち準鉄道記念物に指定されているものが、一転、保管する方向へ変わり、予算計上もされました。保管に転じたことについて、その経緯と、市長からどのような指示をしたのかを教えてください。

(市長)
PCBを取り出すために車両を解体しなければなりませんし、長い間、雨風にもさらされていたので、保存には耐えられないのではないかという教育委員会の判断がありました。実際にPCBを取り出す作業を終えてみると、準鉄道記念物になっているED75については、何とか外郭保存できるという教育委員会からの報告がありました。私としては、小樽は北海道において鉄道発祥の地でもありますし、鉄道遺産や鉄道文化は、可能な限り将来に継承していきたい・遺していきたいという思いはありましたので、遺すという考え方にはOKしました。ただ、以前から懸念に思っていることがあり、いわゆる博物館に展示されている車両は、すべからく野ざらしになっているので、鉄道遺産・鉄道文化として将来に遺していくためには、ED75を遺すことはOKだけども、野ざらしにはしないように、と宿題を出しました。教育委員会がどういうプランを出してくるかわかりませんが、この議論をきっかけに、今ある車両を、価値があるとか、希少性があるとか、小樽にゆかりがあるとか、そういったように選別して、まとめられるものはまとめて、それをまた覆うというようなことを、将来的には考えていきたいと思っています。どのぐらいの時期で実現できるかわかりませんし、相当な費用もかかるとは思いますが、とりあえず、今回、外郭保存することになったED75も、保存の前提として、野ざらしにしないように、と条件を付けました。

(北海道新聞)
イメージとしては、屋内ですか。屋根を付けるイメージですか。

(市長)
全国に保存車両はありますが、全部を屋根で覆っているところもあるし、片側だけ覆っているところもあります。海岸に近いことや、積雪寒冷地でもありますので、そういったことも踏まえて、覆う方法はこれから検討していきたいと思っています。

(北海道新聞)
今年の夏は非常に暑く、職員の皆さんも大変だと思いますが、この暑さに対する市長の受け止めや、空調設備を学校の保健室や市庁舎に設置しましたが、今後の対応について、可能な範囲でお考えを聞かせてください。

(市長)
もちろん十分ではないことは認識していますが、とりあえずどこまでできるかということで、職員の業務に対する影響もありますので市役所の4階、5階の部分と、小学校各校の保健室にウインドエアコンというのを付けました。それから市民から要望がありました、保健所の子育て世代包括支援センターなども、やはり「子どもたちが来るのにクーラーが効いてない」というご意見がありましたので、まずここの部分は、この夏中に整備しました。昨日とおととい、各会派に議案の説明をしましたが、議案の説明の前の冒頭のあいさつで私がお話したことを、参考までにお伝えします。間違ったら困りますのでそのまま読み上げます。「この夏、北海道は真夏日が連続(昨日で40日だったでしょうか)となり、記録的な暑さとなっています。伊達市では女児が熱中症で命を失い、危険な暑さを実感しており、保護者の方々からも、学校への冷房施設の設置を求める声も届いています。地球全体が気候変動の中にあって、こうした傾向は今後も続くものと考えられ、暑さ対策は新たな行政需要と捉えています。今後の予算編成の過程で、新年度以降の暑さ対策を検討して参りたいと考えています。」とあいさつしました。これから新年度予算の編成作業が始まってきますので、これは市教委との協議が必要になってくると思いますが、教育委員会と協議を進めながら、新年度に向けた暑さ対策、これは冷房施設を整備するというハードの部分もあるでしょうし、ソフト対策などについても協議をしていきたいと思っています。ただ、1年で全ての学校の全ての教室に冷房設備を整備・配備をするということは、財政的にも大変厳しいですし、難しいと思っていますが、どういった形で計画的に暑さ対策を講じていけるか、ということについては、新年度予算の編成に向けて、しっかり考えていきたいと思っています。保護者の皆さんからも、学校への冷房施設の設置についての要望も数多く伺っていますので、できるところから、新年度に向けて考えていきたいと思っています。この暑さ経験すると、本当に暑さ対策というのは新たな行政需要というか、行政課題となりますので、その辺はしっかり対応していきたいと思っています。

(北海道新聞)
看護学校の関係で、その後動きはありましたか。

(市長)
心優会、医師会、小樽市の3者で構成している協議会がありまして、7月31日に協議会で意見交換を行ったところです。この7月31日の協議会は、どちらかというと、まずは心優会側の考えを聞くという形で進めましたので、次は、市としての考え方を話す協議会の場を設置しなければなりませんので、今、その調整を行っています。次回の協議会に向けて止まっているわけではなく、事務レベルで、日程の調整だとか、どういった形でやるのか、ということを今協議しているところです。

(北海道新聞)
北海道新幹線の札幌延伸に絡んで、羊蹄トンネルの工事が一旦止まっていましたが、再開されました。開通時期の遅れなど、いろいろ懸念がありますが、工事の再開についての受け止めと、今後への期待を教えてください。

(市長)
今回の羊蹄トンネルの岩盤の話もそうですが、全体として工期が遅れているということは耳にしています。2030年の開通に向けて、この遅れをどの程度挽回できるかは大きな課題だと思っていますが、とりあえず、羊蹄トンネルの問題が解決されて、工事が再開されることは、私としては好意的に受け止めています。今後、2030年の開通に向けて、工期の遅れを挽回していただければと思っています。

(北海道新聞)
この間、小樽市では、前向きに、早め早めに行動されてきたと、私個人は思っていましたが。

(市長)
戦略会議がありますので、戦略会議の中では早めに対応できていると思っています。市としては、いくつか予算を付けていますが、一つには、駐車場の基本設計の業務は、すでに発注を終えていますので、今年度中にはその基本設計ができてくると思っていますし、駅舎の中の付帯施設、市が管理する部分ですが、その基本設計もすでに発注済みですので、順調に進んでいると思っています。また、9月末にはJRTTから新駅の駅舎のデザイン案が3案出てきますので、市民の皆さんからの投票もいただきながら、年度内にはこの3案を一つの案に絞っていくことで今は考えています。

(北海道新聞)
9月6日で、胆振東部地震が発生してから丸5年になります。胆振東部地震のときに、全道的な停電とかがあり、災害対応でかなりいろいろと言われたのですが、小樽市が今どれぐらい進みましたか。

(市長)
私が当選してすぐこの胆振東部地震があったのですが、ああいうことを踏まえて、明日行う総合防災訓練のやり方もガラッと変えました。今までは、私はテントの中で訓練を見るという、いわゆる劇場型の防災訓練でしたが、市長をはじめ、市の職員が訓練されていないとずっと思っていましたので、今回3回目となりますが、実際に対策本部を模擬的にやって、職員の訓練も行うというように切り換えたのは、胆振東部地震がきっかけだったと思っています。ただ、あの当時は地震の影響というよりも、停電の影響が大きかったので、胆振東部地震以降で小樽市が取り組んだ事項としては、指定避難所の機能強化ということで、移動式の発電機を、主要な避難所に35台配備しました。市庁舎内には、非常用発電機があり、対策本部は大丈夫でしたので、避難所の強化に取り組みました。

(北海道新聞)
今、海外からの観光客がV字回復しています。胆振東部地震のときはウイングベイ小樽でボランティアの人が対応し、課題が残ったと思います。その課題は解決に進んでいますか。

(市長)
今、取り立てて何かをやっているということではありませんが、観光客への対応については、令和2年3月に災害時の対応マニュアルを作っていますので、これに沿って対応することになると思います。あとは、外国人観光客が多いということで、多言語表記した避難場所への誘導看板を、堺町地区を中心に19カ所設置しています。そういった意味では、観光客、特に外国人向けの観光客対応はできていると思っています。災害時の対応マニュアルはすでにありますが、改めてもう1回確認してみる必要があると思います。

(総務部長)
次回については、令和5年9月29日(金)午前11時からを予定していますので、よろしくお願いします。以上をもちまして、本日の市長定例記者会見を終了します。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る