旅館業の施設等におけるトコジラミ対策について

公開日 2023年12月26日

更新日 2023年12月26日

トコジラミは、卵や幼虫が、荷物やポケットなどに付着して、室内に持ち込まれることがあり、寝具、家具の隙間やカーテンの裏などに潜り込みます。夜間の就寝中にヒトの体にとりついて吸血することで、強いかゆみを生じる被害が発生します。
近年、トコジラミに関する相談件数が増えているとの報道がなされており、国内における被害の拡大が懸念されています。

旅館業の施設の営業者は、旅館業法の規定により、宿泊者の衛生に必要な措置を講じなければならないとされています。
また、トコジラミは、建築物における衛生的環境の確保に関する法律で規定する防除の対象で、特定建築物に該当する旅館業の施設の営業者は、法律に基づく措置を講じなければならないとされています。

トコジラミ被害は主に旅館業の施設で生じる傾向がありますが、その他の施設でも生じることがあります。
旅館業や特定建築物に該当しない施設であっても、多数の方が使用、利用する施設では注意が必要です。

見つけたときの対応策は?

早期発見・早期駆除をすることが大切です。
専門的な技術や知識がなければトコジラミの駆除は難しいため、生息しやすい場所に血糞があったりトコジラミを見つけた場合は、被害の拡大を防ぐため、専門業者に調査、防除を依頼しましょう。

参考

旅行・帰省時にはトコジラミに注意![PDF:356KB]

旅館・ホテルのための害虫対策の手引書[PDF:2.22MB]

お問い合わせ

保健所 生活衛生課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3118
FAX:0134-22-1469
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