公開日 2024年02月04日
更新日 2024年02月04日
小樽高等商業学校時代の伊藤整は、二年生の時、親友の川崎昇とともに当時休刊中だった短歌雑誌『青空』の復刊を計画。その資金を得るために、彼らは花園公園通りの夜店で〈高商石鹸〉を売ることにしました。当時、高商の工場で製造されていた石鹸は、街の人々の間でも品質が良いことで大変評判だったのです。
第8回は、伊藤整の文学資料の展示と同時に、小樽商大の沼田ゆかり教授(高分子化学専門)のご協力を得て、〈高商石鹸〉とはどのようなものであったかということとその製法について、パネルでご紹介いたします。またちょうど現在、小樽商大では、小樽高商の誘致に関わった榎本武揚が幕末にオランダで学んできた石鹸製造法を基として〈榎本石鹸〉を作るプロジェクトを進行させています。本展示では、この〈榎本石鹸〉についても高商・商大ゆかりの石鹸として、合わせてご紹介させていただきたいと思っております。
会期
令和6年2月3日(土)~3月3日(日)
会場
市立小樽文学館2階無料展示スペース
休館日
毎週月曜日(2月12日を除く)、2月13日(火)、14日(水)、27日(火)
開館時間
9時30分~17時
入館料
無料
※企画展示コーナー、常設展示コーナーの展示もあわせてご覧になる場合は、下記の入館料が必要です。
入館者区分 |
普通入館料(文学館のみご覧になれます) |
共通観覧料(文学館と美術館の両方をご覧になれます) |
---|---|---|
一般 |
300円(240円) |
600円(480円) |
高校生 市内にお住まいの70歳以上の方 |
150円(120円) |
300円(240円) |
中学生以下と障がい者(注) |
無料 |
無料 |
※()は20名様以上の団体料金です。
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方
お問い合わせ
教育委員会教育部 市立小樽文学館
住所:〒047-0031 小樽市色内1丁目9番5号
TEL:0134-32-2388
FAX:0134-32-2388
E-Mail:bungaku-kan@city.otaru.lg.jp