FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和6年2月5日放送分

公開日 2024年02月07日

更新日 2024年02月07日

音声ダウンロード

音声データダウンロード(2月5日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • 除排雪ついて
  • 新小樽(仮称)駅の駅舎デザインアンケートについて
  • いちびるプラザのオープンについて

【後半】

  • パートナーシップ宣誓制度ついて

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
2月になりました。迫市長、今日もよろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、先月1月の小樽市内の除雪状況でしたが、大雪で残った雪と、それから暖気の影響で道路の雪がガタガタ。そして、また寒暖の差もありますので、路面状況が刻一刻と変わるという大変な状況でしたね。

(市長)
まさにおっしゃる通りですね。1月7日、8日に降った大雪と、その後の積雪の処理に追われる中で、気温が高い日が続きまして、道路の雪が緩んでしまい、わだちですとか悪路になってしまった訳です。本来でいきますと、まずバス路線の排雪をして、それから小・中学校の始業式に合わせて排雪をして、それから生活路線にという順番があります。今回はドカ雪でしたので、それをすべて同時に行わなければならない状況もありまして、除排雪の作業が当初の予定通りいってなかったというところは認識していますし、市民の皆さんにもご不便をおかけしているなという様子は実感しています。

(FMおたるパーソナリティー)
やはり市民の方からのご要望やお問い合わせも多かったそうですね。

(市長)
そうですね。市民の皆さんからは除排雪に対する要望というのが行政に対して一番多いですから、今回の状況についてご意見・ご要望をたくさんいただいています。全ての場所とか地域で課題がある中で、一斉に対応するということはなかなか難しいという状況になっています。優先度あるいは危険度、こういったことに鑑みながら、順番に実施させていただいているということにはご理解をいただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
確かに、一気に全ての対応をするというのは難しいと思いますが、今、トラックですとかダンプも人手不足ということで、それも除排雪が進まない原因の一つなんでしょうか。

(市長)
現場の方からもお話を聞きましたが、ダンプトラックの不足ですとか人手不足という課題はあると伺っています。ただ、担当の方に聞きますと、幹線の排雪は一通り終わってますので、これからは生活道路の排雪にも入っていくと伺っています。もう少しお待ちいただければなと思っていますし、引き続きしっかり対応していきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ドカ雪となると、ちょっと厄介者の雪ではあるんですが、今週土曜日からは小樽雪あかりの路が開催されますよね。こういったイベントでは、雪を楽しんでいただければと思いますね。

(市長)
そうですね。国内外からたくさんの皆さまにお越しいただきたいなと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、話題は変わりますが、北海道新幹線の新駅の駅舎デザインアンケート。昨年12月1日から21日までがこのアンケートの募集期間でしたが、集計がまとまったそうですね。

(市長)
はい。鉄道・運輸機構から示された三つのデザインがありましたが、この三つのデザイン案の中から、「最も新駅にふさわしいと思われるデザイン案」、「一番良いと思うデザイン」を選んで回答いただきました。5,000件を超える回答をいただきまして、本当にご回答いただいた皆さんに感謝しています。

(FMおたるパーソナリティー)
たくさんいただきましたね。アンケートについては、この番組で12月に新幹線・まちづくり推進室の西尾さんに紹介をしていただきましたが、鉄道・運輸機構から示されたデザインはA案、B案、C案の三つの案があったんですよね。

(市長)
結果を申し上げますと、一番人気が高かったのはA案でした。このA案を選んだ方の意見といたしましては、小樽の歴史が感じられるというのがありますし、落ち着いたデザイン、それから長く親しみが持てる、あるいはシンプルでモダン、重厚感がある、こういったご意見が多かったと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
斬新なデザインというよりも、重厚感のある落ち着いたデザインが良いという意見が多かったということですね。

(市長)
あとはB案の曲線的なデザイン、それからC案の近未来的なデザインが良いという意見ももちろん多くありましたが、どれもやはりそれぞれ良いデザインだったと私は思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
今回のアンケート調査では、一般の方からの回答のほかに、市内の小・中学生にも回答してもらったんだそうですね。

(市長)
そうですね。教育委員会を通じまして、各学校にこのアンケートの周知をさせていただいたんです。小学生から2,454件、それから中学生からは987件の回答をいただきました。これは、小学生の数で言いますと全体の約66%、それから中学生は全体の約46%から、回答をいただいたということになるんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
小学生の66%ってのはすごいですね。

(市長)
そうですね。学校単位でご回答いただいたところもありまして、協力には感謝したいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
子どもたちの世代が、今後、最も多く新駅を利用することになりますね。そういう世代の方に関心を持ってもらって回答してもらうというのは、意味があったんではないかと思います。

(市長)
おっしゃる通りだと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
ただ、このアンケート結果で小樽市の推薦案を決定するわけではないと伺っているんですが、今後はどのように決定をされるんですか。

(市長)
まずは市民等アンケートの結果を踏まえまして、「北海道新幹線活用小樽まちづくり協議会」というのがあるんですが、この中に幾つか部会があるんですが、「駅舎デザイン検討部会」というのがありますので、そこで推薦案を選定をいただき、市に提言をいただくことになっています。市では部会からの提言を踏まえまして、推薦案を決定することになりますが、市から鉄道・運輸機構に推薦案を回答するという流れの中で、推薦案の回答はおそらく3月下旬ころになるのではないかなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。その3月の発表を楽しみにしたいと思います。

(市長)
北海道新幹線の新駅というのは、新たな小樽の玄関口として、そして地域のシンボルになる駅ですので、ご注目いただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
変わっての話題ですが、先週2月1日に駅前第一ビルに「いちびるプラザ」という新しいスペースがオープンしたんですね。これはどのような施設なのでしょうか。

(市長)
駅前第一ビルの地下、元は玉光堂さんがあった場所になるのですが、小樽市と小樽駅前第一ビル商店会、小樽駅前ビル株式会社が協働で開設をいたしまして、気軽に読書をしていただいたり、ちょっと休憩をしていただいたり、あるいは勉強スペース、それから子どもの遊び場として利用いただく憩いのスペースになるわけなのです。管理は小樽駅前ビル株式会社の方にお願いすることになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
この場所というのは、市民は誰でも自由に利用できるものなのですか。

(市長)
コンセプトは「ちょっと」というのが一つテーマになってるんですが、「ちょっと」集える、「ちょっと」学べる、それから「ちょっと」遊べる場となっています。待ち合わせまでに「ちょっと」時間がある、あるいはバスを待つ間「ちょっと本を読もう」、それから「ちょっと打ち合わせをしたい」「ちょっと勉強したい」あるいは「ちょっと子どもを遊ばせたい」という、「ちょっとの隙間を埋められる場所」として利用していただければということです。

(FMおたるパーソナリティー)
「ちょっと」の隙間を埋める場所ですよね。2月1日にはオープニングセレモニーが行われまして、すでに開設されているとのことですが、開館時間は午前10時から午後7時30分まで、休館日は年末年始ということです。もちろん無料で開放されているということですから、子育て世代、学生の方、それからご年配の方など多くの世代の方にとって便利になりそうですね。

(市長)
そうですね。カーペット敷きのフロアで、お子さんを遊ばせることもできる部分があると聞いています。駅前ビル株式会社の皆さんが、自ら作業していただいたという本当に手作りの場所ですので、ぜひお楽しみいただければなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
何かこう、手作りのあったかい感じがありますよね。このいちびるプラザですが、「おたるまちなか図書館」の参加施設ということで、自由に読める本がたくさん置いてあるんだそうですね。

(市長)
「おたるまちなか図書館」は、市民の皆さんが気軽に読書に親しめるように、市立図書館に寄贈された図書を「おたるまちなか図書館」に参加していただいた施設に無償で提供させていただいており、図書を利用していただくという市立図書館で行っている取り組みなんです。小樽は東西に長い地形ですが、図書館は中心部に一か所しかありません。図書館では「移動図書館車わくわく号」も走らせていますが、より身近な地域で読書に親しんでいただけるように参加施設を募集しているところなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
町内会館に「おたるまちなか図書館」があるという話は聞いたことがありますが、これは現在、何か所ぐらいあるんですか。

(市長)
令和3年から取り組みがスタートしていまして、このいちびるプラザで17か所目になるんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
市立図書館に寄贈された本が提供されているんですね。

(市長)
そうですね。図書館から提供した本は、図書館への返却は必要ありませんし、利用方法もそれぞれの施設に任されています。いちびるプラザの「おたるまちなか図書館」に置かれている本も、多くの方に利用していただきたいと思っていますが、今回市立図書館が提供する本には、子ども向けの本が少ないと伺っています。いちびるプラザには子どもが遊べるスペースがありますので、児童書を設置したいと考えていますが、ちょっと少ないようなんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
子ども向けの本といいますと、例えば絵本ですとか、児童書になるわけですか。

(市長)
そうですね。もともと市立図書館へ寄贈される本の中でも、子ども向けの本というのは寄贈される冊数が少ないんです。理由としては、本の寄贈は、ご家庭で読み終わったものを寄贈していただくケースが多いのですが、ご家庭にある子ども向けの本は、子どもさんが使われますので、きれいな状態で残すのが難しいということもあります。やはり一般の本よりも少ないそうなんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
確かにうちの子も本を読んでますが、うちの子どもが読んだ後の本ってのは、気に入った本であればあるほど、ボロボロになっていますからね。

(市長)
おっしゃる通りだと思いますね。もし、お譲りいただける本、特に就学前のお子さん向けの本がありましたら、市立図書館、あるいはいちびるプラザを運営する小樽駅前ビル株式会社へご寄贈をいただければ、大変ありがたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
駅前ビル株式会社へ本をご寄贈いただく場合は、事前に事務所へご連絡をいただきたいということです。連絡先お電話番号は、33-8511です。電話番号の掛け間違いにはお気をつけください。さて、皆さんも「ちょっとの隙間を埋める場所」としていちびるプラザを利用されてみてはいかがでしょうか。

(市長)
多くの世代の皆さんに親しみを持って利用される場所になるように、今後も楽しみにしています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございました。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は小樽市職員の方にお話を伺います。本日は、「パートナーシップ宣誓制度」について、男女共同参画課の柴田さんにお話をお伺いします。柴田さん、よろしくお願いします。

(柴田)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
柴田さんは、男女共同参画課の主査ということですが、男女共同参画課という部署は、どんなお仕事を担当するところなんでしょうか。

(柴田)
ちょっと堅い話になってしまいますが、「男女共同参画社会」という言葉がありまして、これは「男女が互いに人権を尊重し、『女性』や『男性』というイメージに当てはめてしまうことなく、一人一人が持っている個性や能力を十分に発揮できる豊かな社会」のことを言います。例えば、一昔前までは、「子育てや家事は女性がやるもの」だとか、「男性は外で働いて一家を支えるべき」など、性別による固定的な役割分担意識が強く残っていましたが、現在、特に若い世代ではそういった意識も薄くなり、女性も男性も共に社会に出て、お互いに子育てや家事を担っていく、といった考えが浸透してきています。

(FMおたるパーソナリティー)
確かにいろいろな場面で、そういった意識の変化というのを感じますよね。

(柴田)
でも、世界経済フォーラムが発表している男女格差の現状を評価したジェンダーギャップ指数というランキングで、昨年の日本の順位は146か国中125位とかなり低い状況となっており、特に政治や経済分野での女性の参画が遅れている状況です。

(FMおたるパーソナリティー)
そういえば、昨年も政府の副大臣や政務官に、女性が1人もいないといったことも話題になっていましたよね。

(柴田)
そうですね。このように、まだまだ男女共同参画社会の実現は道半ばであるため、男女共同参画課では、その実現へ向け、さまざまな取り組みを行っています。市民の皆さんに向けた取り組みとしては、男女共同参画の意識を高めるための講演会やセミナーを開催したり、ウイングベイ小樽や長崎屋小樽店などでパネル展を行ったりしています。また、私たちの課では、女性相談室も開設しており、夫婦のことや子どものこと、家庭のことなどで困っていたり、悩んでいたりするとき、また、どこに相談してよいかわからないときなど、女性の抱えるさまざまな問題の相談に応じています。女性相談員が問題解決のお手伝いをしますので、気軽にご相談ください。女性相談は専用電話0134-22-6010でお受けしています。匿名での相談も可能です。女性相談室に来所し、対面での相談もできますので、希望する場合、事前に電話で予約をしていただくとスムーズに相談が可能です。

(FMおたるパーソナリティー)
男女共同参画課で行っている業務の一端がよくわかりました。そして、今日のメインのテーマは、「パートナーシップ宣誓制度」についてということなのですね。

(柴田)
「小樽市パートナーシップ宣誓制度」は、LGBTなどの性的マイノリティの方が暮らしやすい社会を実現するため、今年の1月から開始したばかりの制度です。ところで村岡さん、先ほど出てきた「LGBT」って何の略かわかりますか。

(FMおたるパーソナリティー)
最近はいろいろなところで耳にすることも多くなってきましたよね。LGBTのLはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシャル、そしてTがトランスジェンダーですよね。

(柴田)
そのとおりです。レズビアンは女性を好きになる女性、ゲイは男性を好きになる男性、バイセクシャルは同性も異性も好きになる人、そしてトランスジェンダーは自分の身体の性に違和感を持つ人のことです。現在の日本では、異性同士の結婚しか認められていません。パートナーシップ宣誓制度は、人生のパートナーとして歩む性的マイノリティーのカップルを婚姻に相当する関係として、市が公的に承認することにより、生活上の困り事を軽減し、当事者の方々の暮らしやすい環境づくりにつなげることを目的として導入したものです。

(FMおたるパーソナリティー)
婚姻に相当する関係と市が承認するということですが、実際の結婚との違いは何なのですか。

(柴田)
この制度は、婚姻制度とは異なり、法的な権利や義務が発生するものではありません。例えば、法定相続人になったり、税の扶養に入ったりすることはできません。でもパートナーシップの宣誓が承認されると、市立病院でパートナーの入院や手術に関する説明を聞いたり、同意書にサインしたりできるようになったり、市営住宅へパートナーとの入居申し込みができるようになるなど、市で行う手続きで利用できるものが出てきます。

(FMおたるパーソナリティー)
そういった違いがあるんですね。ところで、このパートナーシップ制度というのは、日本ではいつごろから始まったものなのでしょうか。

(柴田)
平成27年に、東京都の渋谷区と世田谷区が全国で最初に導入しました。北海道では、平成29年に札幌市が最初に導入した後、令和4年に江別市、函館市、北見市、帯広市、令和5年に苫小牧市、岩見沢市、北斗市が導入、この1月に小樽市と滝川市、旭川市と上川中部の八つの町など、続々と導入されています。令和6年度末までには、道内の導入自治体が29となる予定で、道内人口の約7割がカバーされることになるそうです。

(FMおたるパーソナリティー)
そんなに多くの自治体で導入されることになるんですね。では、この制度の具体的な内容について聞いていきたいのですが、利用にはまずどんな要件があるんでしょうか。

(柴田)
パートナーシップ宣誓対象者の要件は、一方または双方が性的マイノリティーであること。成年(18歳)に達していること。双方が市内に住所を有するか3か月以内に市内への転入を予定していること。配偶者や他のパートナーシップ関係にある方がいないことなどがあります。

(FMおたるパーソナリティー)
それでは、実際の宣誓手続きの流れを教えてください。

(柴田)
まず、宣誓の予約が必要になります。原則として、希望日の1週間前までに、男女共同参画課へ宣誓日時の予約をしていただきます。宣誓が可能な日時は、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時まで、土曜日と日曜日や祝日を除きます。予約は電話のほか、FAXやメールでも可能です。予約状況等により希望に添えない場合もありますので、第3希望までの日時を検討しておいていただければと思います。宣誓日時が決まりましたら、宣誓日に必要な書類等をお持ちの上、宣誓するお二人で男女共同参画課まで来ていただきます。

(FMおたるパーソナリティー)
宣誓に必要な書類はどんなものがありますか。

(柴田)
まず、一つ目が「現住所を確認する書類」で、住民票の写しなどになります。次に、二つ目として「配偶者がいないことを証明する書類」があり、これは戸籍抄本や独身証明書といったものになります。三つ目が「本人を確認できる書類」で、例えばマイナンバーカードや運転免許証などになります。なお、宣誓のために手数料などはかかりませんが、住民票や戸籍抄本の交付手数料などは自己負担となりますので、ご注意願います。

(FMおたるパーソナリティー)
今お伺いした必要書類を用意して宣誓に行くということですね。

(柴田)
そうなのですが、村岡さんは、男女共同参画課がどこにあるかご存知ですか。

(FMおたるパーソナリティー)
市役所の建物の中ではないんですか。

(柴田)
男女共同参画課は市役所の建物内ではなく、すぐ近くにある「小樽市勤労女性センター」の中にあるんです。勤労女性センターは水道局から国道へ向かう下り坂の途中、ライオンズマンション小樽花園の向かいにある4階建ての建物になります。宣誓日にはそちらまで来ていただき、お二人に宣誓書に署名をいただきます。原則として、個室で対応しますので、ご安心ください。

(FMおたるパーソナリティー)
市役所の中ではなくて、小樽市勤労女性センターの中にあるんですね。これは行き先を間違わないようにしないといけないですね。

(柴田)
その後、提出された書類等を審査し、問題がなければ、おおむね1週間後に、A4サイズの「パートナーシップ宣誓書受領証」とカードサイズの「パートナーシップ宣誓書受領カード」を発行しますので、男女共同参画課まで取りに来ていただくことになります。お受け取りの際は、お一人での受け取りも可能です。

(FMおたるパーソナリティー)
その「パートナーシップ宣誓書受領証」と「パートナーシップ宣誓書受領カード」によって、そのお二人がパートナーシップの関係が承認されたということになるわけですね。

(柴田)
そのとおりです。

(FMおたるパーソナリティー)
今年の1月から始まったパートナーシップ宣誓制度ですが、もうすでに利用された方はいらっしゃるんでしょうか。

(柴田)
1月11日に第1号となる宣誓があり、1月25日に宣誓書受領証と受領カードを迫市長から交付していただきました。その後にも、もう1件の宣誓がありましたので、現時点では2件の利用となっています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。小樽市でもすでに2件の宣誓があったということですが、迫市長、これまでの話をお伺いされていかがでしょうか。

(市長)
制度の開始まで時間がかかりましたが、ようやく実現できて大変うれしく思っています。性的マイノリティーの皆さんが、自分らしい生活を送れるための一助となればと思っています。先日、第1号の宣誓者であるお二人に受領証などを交付させていただいたときも、とても幸せそうな様子をうかがえることができました。制度を作ることが目的では決してありませんので、当事者の方々が抱えている不安ですとか困り事などを解決していくということが大切だと思っていますし、性的マイノリティーの方々は、私たちの周りで生活をしていて、決してよその世界の特別なことではないんだといったことを市民の皆さんの間にも広めていくということが、これからも大切なことかなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
本日は、小樽市パートナーシップ宣誓制度について、迫市長、そして小樽市生活環境部男女共同参画課の柴田主査にお話をお伺いしました。迫市長、柴田主査、どうもありがとうございました。

(市長・柴田)
ありがとうございました。


エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォーム新しいウィンドウで外部サイトを開きますからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、2月7日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、2月19日月曜日です。どうぞお楽しみに。</p>

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る