FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和6年4月1日放送分

公開日 2024年04月03日

更新日 2024年04月03日

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【前半】

  • 新年度に新設した「総合政策部」について
  • 新年度に新設した「こども家庭センター」について
  • 新年度の取り組み「ゼロカーボン」について

【後半】

  • 小樽市のふるさと納税について

放送の内容


オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、今日は4月1日ということで令和6年度がスタートしましたが、新規入社の方や人事異動で新たな職場でお仕事を始められるという方も多いかもしれませんね。

(市長)
市役所でも新年度の辞令交付式を行いました。今日はこの後、小樽商工会議所主催の新入社員合同入社式にも出席をさせていただきます。また、来週の月曜日4月8日には、市内の小・中学校で、入学式も行われることになっています。新しい生活を迎えられる方には、環境も変化しますので、健康に留意され、それぞれの場所で、ご活躍をご期待申し上げたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市でも、新年度から始まる新たな取り組みがあると思いますが、「総合政策部」という新しい部署ができたと伺いました。

(市長)
これまで「総務部」の中に設置をしていた企画政策室とデジタル推進室、そして新たに設置をした官民連携室、その三つの室を合わせて総合政策部という新しい部を作りました。

(FMおたるパーソナリティー)
この新しい部を作った理由といいますか、目的はどんなところにあるんでしょうか。

(市長)
最重要課題と位置付けている人口減少への対策をはじめとして、行政に求められていることが、複雑化・多様化してきています。そういった複雑化・多様化したニーズに対応するためには、市としては効果的な政策を考えて、実行する体制を強化していくことが必要だと思っています。また一方で、人口が減少していく中で、まちの持続的な発展のためには、行政だけではなくて、市民や民間企業、それから団体の皆さんの協力連携が必要不可欠だと思っていますので、まちとしての政策実現のための体制強化と、それから民間事業者との協力、連携を進めていくというために、総合政策部を新たに設けたところなのですね。

(FMおたるパーソナリティー)
その中でも新しく設置された「官民連携室」ですが、こちらでは具体的にどのような業務を担当されるんでしょうか。

(市長)
その名前のとおり「官民連携」を担当するんですが、主なものといたしましては、北海製罐第3倉庫の活用検討を、現在NPO法人OTARU_CREATIVE_PLUSと連携協定を締結して進めていますが、こういった民間と連携したプロジェクトを担当することになります。

(FMおたるパーソナリティー)
確か、1月1日元日のこの番組の中で、今年は北海製罐第3倉庫が完成してからちょうど100年だということをお伺いしましたよね。

(市長)
そうですね。今年は北海製罐第3倉庫の完成から100年の年になります。

(FMおたるパーソナリティー)
第3倉庫100年の記念イベントなども行われるんでしょうか。

(市長)
具体的には決まっておりませんので、これから検討していきたいと思っています。北海製罐第3倉庫は、運河周辺の景観を生かしたまちづくりにとっても重要な建物ですし、OTARU_CREATIVE_PLUSと連携して、活用検討が進められている官民連携の象徴的な建物でもあります。建物の魅力、ポテンシャルは高いと思っていますので、今後も良い活用策を見つけていきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
官民連携室というのは、そういった事業を担当されるということなのですね。

(市長)
その他にも、これまで農林水産課で担当していたふるさと納税ですとか、建設部で担当していた地域公共交通に関する業務も、官民連携室で行って参りたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ふるさと納税に地域公共交通ですか。なんか、どちらも全く違う分野のようにも感じます。

(市長)
ふるさと納税につきましては、これまでは、ふるさと納税の返礼品は海産物などの一次産品が多かったため、農林水産課が担当をしていましたが、最近の返礼品はそういった地元の特産品だけではなくて、さまざまな返礼品が増えてきていますので、民間事業者と協力して返礼品を開発するため、それと、企業版ふるさと納税というのもありまして、企業からの寄付も併せてふるさと納税の業務を一元化する、こういった目的があります。

(FMおたるパーソナリティー)
確かに、民間事業者との連携が必要な分野と感じますね。

(市長)
そうですね。そして地域公共交通につきましては、公共交通を維持していくことやその在り方など課題がある分野ですが、課題解決のため、バス会社など民間との連携が不可欠なため、これも官民連携室で担当させていただくことになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
ふるさと納税の取り組みについては、番組の後半に担当の職員の方が出演するということになってますので、後半で詳しくお話を伺いたいと思います。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、官民連携室を含め、新しい総合政策部の働きに期待したいと思いますが、そしてもう一つ、新年度から「こども家庭センター にこにこ」を新たに設置するということですが、これまで「子育て世代包括支援センター にこにこ」がありましたよね。これまでの「にこにこ」とは違うものになるんですか。

(市長)
令和6年度から、児童福祉法の改正に伴いまして、児童福祉法に基づいて虐待や貧困などの問題を抱えた家庭に対する「子ども家庭総合支援拠点」と、それから母子保健法に基づいて妊産婦や乳幼児の保護者の相談を受ける「子育て世代包括支援センター」を統合して、「子ども家庭センター」を各市町村に設置する努力義務というのが課されたことになります。小樽市では既に「子ども家庭総合支援拠点」も、「子育て世代包括支援センター」も、同じこども家庭課の中に設置していましたので、その2つの機能を統合しまして「こども家庭センター」を新設することといたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
児童福祉と母子保健という別々でくくられていたものが、一緒になるということですね。

(市長)
児童福祉と母子保健がこう統合されることで、妊娠、出産、子育て、それから親子関係、虐待、あるいはいじめや不登校、子どもの家での過ごし方まで、幅広く切れ目のない支援を担うことになります。相談支援体制を強化いたしまして、ヤングケアラーなどの相談にも対応しますが、これまで行っていた事業も引き続き実施していくことになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
これまでの「にこにこ」がパワーアップするようなイメージですね。

(市長)
対象が、妊産婦の方から子育てをされている方、そしてお子さん自身も対象になりますので、支援の内容もさまざまになると思いますが、ご本人の気持ちに寄り添い、悩みや問題に向き合いながら、ご本人の課題解決のお手伝いをできる場所にしていきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
場所は、これまでと同じ保健所の中になるんでしょうか。

(市長)
保健所の庁舎内で、場所は変わりません。現在「にこにこ」で行っている「にこたまクラブ」、それから「おひさま広場」「のびのび広場」、こういった催しは引き続き行って参りますので、今後もご利用いただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
その他、新年度から始まる新たな取り組みというのは何かありますか。

(市長)
何度かお話をさせていただいていますが、子育て世代の経費負担軽減のため、4月から放課後児童クラブの利用手数料を無償化したり、8月の診療分から、18歳までの入院・通院医療費を実質無償化させていただきます。その他全てをお話しするのは難しいですが、今日一つ紹介させていただくのが、ゼロカーボンに向けた取り組みであります。

(FMおたるパーソナリティー)
こちらのゼロカーボンの取り組みについては、これまでもこの番組で何度か紹介をしていますよね。

(市長)
市では、3年前の令和3年5月に「ゼロカーボンシティ小樽市」を表明して、2050年度までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指しています。そして昨年、令和5年9月に市の取り組みだけではなく、市民や事業者の方など、小樽市全体を対象といたしました「小樽市温暖化対策推進実行計画【区域施策編】」というのを策定いたしました。今年度は、この実行計画を策定後のファーストステップとして、実行計画に示す内容を市民の皆さんに周知するリーフレットの作成ですとか、省エネをわかりやすく皆さんに知っていただくためのイベントを行ったり、市内の事業者の方に省エネ診断をしていただくなど、市民や事業者の方々がゼロカーボンに向けた取り組みを積極的に行っていただくための啓発活動を主に実施する予定であります。

(FMおたるパーソナリティー)
さまざまな取り組みが予定されてるようですが、イベントも行われるんですね。

(市長)
例えば、間伐材を使った木工教室を開催したり、それからご家庭から排出されるCO2、二酸化炭素を可視化できるアプリを使いまして、CO2の削減率を競っていただくコンテスト、こういったものを実施したりしながら、これから具体的な準備を進めて参りますが、決まりましたら、市民の皆さんにもお知らせをしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
それは楽しみです。こうしたイベントなどを通して市民の皆さんにゼロカーボンの取り組みを知っていただくということが必要ですよね。

(市長)
温室効果ガス削減の取り組みは今年度だけではなくて、今後も着実に続けていかなければならない取り組みですが、2050年度に排出量実質ゼロという目的、目標達成のためには、市民の皆さん、それから事業者の皆さん、オール小樽の協力が不可欠と考えていますので、ぜひご理解とご協力をお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半もそろそろ終わりのお時間が近づいてきましたが、3月25日には小樽国際インフォメーションセンターがオープンとなりまして、来週からは今年のクルーズ船のシーズンが、もう始まるんですよね。

(市長)
来週8日の月曜日には、第一船で「ル・ソレアル」という船が入港して参ります。その後10日の水曜日には「ウェステルダム」が小樽港第3号ふ頭に寄港します。この二つの船は毎年入ってますので、市民の皆さんにもおなじみの船ではないかなと思っています。また第3号ふ頭は改良工事が終わりまして、今、村岡さんおっしゃったように、小樽国際インフォメーションセンターもすでにオープンをいたしましたので、クルーズ船の寄港、今年は30回寄港することになっていますが、こうした船の寄港に合わせて、第3号ふ頭ですとかその周辺の港散策を市民の皆さんにはぜひお勧めしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます

(市長)
ありがとうございました。


後半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!、後半は小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は「小樽市のふるさと納税」について、産業港湾部主幹の鈴木貴大(すずきたかひろ)さんにお話をお伺いします。鈴木さん、どうぞよろしくお願いします。

(鈴木)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて鈴木さんは昨年度まで3年間、ふるさと納税の担当をされていたんだそうですが、本日4月1日付で、産業港湾部の商業振興担当主幹に異動されたんだそうですね。

(鈴木)
そうなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
今日から担当代わられるんですが、これまでふるさと納税の担当されていたということで、今日はお話を伺いたいと思います。ふるさと納税の担当といいますと、実際にはどのような業務をされてるんですか。

(鈴木)
ふるさと納税の担当といいますと、ふるさと納税の寄付をいただいた方々の寄付情報の管理や、返礼品を提供していただく事業者をふやすために事業者訪問活動をしたり、寄付拡大をねらった戦略的PRの検討などを行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
様々な業務があるということですが、もうすでに後任の方への引き継ぎを終えられたということなのですね。

(鈴木)
今日から新しい担当者が引き続きしっかり業務を行います。

(FMおたるパーソナリティー)
では、改めてふるさと納税の制度について整理しておきたいと思いますが、鈴木さん、そもそもふるさと納税とはどのような制度なのか、そのあたりから教えていただけますか。

(鈴木)
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体を選んで寄付ができる制度のことです。自治体は、市町村だけでなく都道府県も選ぶことができます。自治体の取り組むまちづくりや復興支援など、様々な課題に対して、寄付金の使い道を指定できます。また、寄付者は、寄付した際に送られてくる寄付金受領証明書にて確定申告を行うことで、税金の控除が受けられます。さらに、寄付のお礼として、各自治体の地場産品がもらえるという仕組みになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
税金の控除が受けられたり、地場産品がもらえるというのは、これは寄付をする側のメリットですよね。では、寄付を受ける側、自治体にとっては、どのようなメリットがあるんでしょうか。

(鈴木)
まずは税収を確保して、地域の課題解決に活用できるという点があります。地域外からのふるさと納税の寄付はそのまま自治体の財政収入源となりますので、ふるさと納税による税収を増やすことで、課題解決に向けた資金とすることが可能です。それ以外にも返礼品を提供いただいている事業者などの販路拡大や、売り上げが増えるため、地域経済が活性化するといった波及効果も考えられます。また、ふるさと納税を通じて地域の魅力をPRできる点もメリットと言えます。小樽市に興味を持っていただくことで、実際に訪問する人が増えるなど、ふるさと納税をきっかけとした地域活性化も見込めます。

(FMおたるパーソナリティー)
市の収入が増えるという直接的なメリットの他に、農産物のPRや観光の促進につながっているというメリットがあるんですね。そして地域経済も盛り上がるというわけですよね。小樽市では、ふるさと納税でどのくらいの寄付を受けているんでしょうか。

(鈴木)
令和3年度で約6億5,000万円。令和4年度で約8億7,000万円のご支援をいただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
この寄付金が小樽市のまちづくりに活かれているということなのですね。

(鈴木)
寄付者から寄付をいただく際ですが、12種類の使い道を選んでいただいていますが、その使い道に応じた事業に使わせていただいています。具体的には、歴史的建造物の保全や観光振興、わかりやすいところで言えば、潮祭りの開催といったところに使わせていただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
自分の寄付金をどのような事業に使ってほしいかは、寄付をする人が選べるということなのですね。では、小樽市のふるさと納税について伺いたいんですが、小樽市では何種類の返礼品があるんでしょうか。

(鈴木)
現時点では約100社の事業者さんに協力いただきながら、1,000品目ほどの返礼品を提供しています。

(FMおたるパーソナリティー)
1,000品目もあるんですね。その中でも、どんな返礼品に人気があるんでしょうか。

(鈴木)
人気のある返礼品ですが、小樽産ニシンの数の子や、ホタテなどの海産物、あとはスイーツ、旅行クーポンなど、全国的に小樽のイメージと一致しているような返礼品が人気です。旅行クーポンは小樽への旅行にも使えるものなので、小樽を訪れる観光客が増えることになります。

(FMおたるパーソナリティー)
まさに観光振興や地域の活性化に繋がるというわけですね。他の市にはない変わった返礼品などはありますか。

(鈴木)
変わった返礼品といいますか、小樽市で人気のある返礼品でもあるのですが、においを防ぐ袋、これは生ごみや赤ちゃんのおむつを捨てるときに使える便利な物です。他に小樽の事業所さんが製作販売している薪ストーブといった返礼品も人気です。

(FMおたるパーソナリティー)
においを防ぐ袋に薪ストーブと、かなり幅広いジャンルの返礼品があるんですね。どうでしょう、今後、返礼品になりそうなものはありますでしょうか。また、どんな返礼品をふやしたいと思われますか。

(鈴木)
旅行クーポンと近い種類にはなるのですが、小樽を訪れた際に、スマホなどを使ってその場で寄付を申し込んでいただくことで、地域の飲食店や体験型施設の利用クーポンが得られる現地決済型という返礼品の仕組みがあるのですが、小樽市に訪れて、市の魅力を直に感じていただくために、そういった現地決済型のクーポンが利用できる市内加盟店をふやしたいと思っています。後任の担当者にぜひ実現してもらいたいです。

(FMおたるパーソナリティー)
これは面白いですね。現地決済型、小樽の場合は観光で訪れる方も多いでしょうから、その場で決めていただくというのは新しいなと思いますよね。他には新年度、市として、新たに取り組もうとを計画してることはありますか。

(鈴木)
昨年度、RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサンロックフェスティバル)のチケットを、新たに返礼品として取り扱ったのですが、一例としてはそういった体験型返礼品の拡充について取り組んでいければと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
RISING SUN ROCK FESTIVALのチケットは結構話題にもなりましたよね。新しい返礼品がまた話題になるといいなと思いますが、鈴木さんは、3年間、ふるさと納税を担当されたということですが、どのようなこと、また、どんなときにやりがいを感じていらっしゃいましたか。

(鈴木)
お届けした返礼品に対しまして、寄付者様からインターネット上や直接電話でコメントをいただくことがあるんですが、やはり小樽は素晴らしいということで、返礼品を通じてお褒めいただいたときは、大変うれしく思いました。あとやはり担当として取り組んできたことが寄付額として目に見えますので、寄付が増えた際は、成果が出せたのかなと実感しました。それと少し話が逸れるのですが、インターネットではなく毎年電話などの直接のやりとりで、小樽市にふるさと納税をしていただいている方々がいらっしゃいます。その方々とのやりとりの中で、今年の小樽のまちの様子はどうですかとか、今年は小樽も随分暑いと聞いたが大丈夫ですかといった会話があるんですが、そういった会話を通じて小樽への想いを聞いていると、ふるさと納税の担当というとどうしても返礼品や寄付額のことを考えてしまいがちになるんですが、制度の本質でもある地域を応援していただける方を増やすといったことに心がけて仕事に取り組んでいかなければならないと感じさせられました。

(FMおたるパーソナリティー)
その電話での直接のやりとりの中で、小樽に関心を持っていただいている、また、夏が暑かったようだけど大丈夫かとお気遣いをいただけると、これはうれしいですよね。逆に、ふるさと納税担当としてこれはちょっと難しかったなと思ったことなどは何かありましたか。

(鈴木)
ふるさと納税の返礼品は、あくまでも寄付をいただいた際の御礼という位置付けですが、どこまでふるさと納税利用者の好みに合った返礼品を準備できるか、そういうところがやはりふるさと納税において小樽市をが支持をられるか、つまり寄付を得られるかというところに結びついてしまいます。先ほど、小樽市で人気のある返礼品として、小樽産ニシンの数の子があるとお伝えしましたが、こちらの返礼品は、担当としてはとても小樽のイメージに合った返礼品であると思っているんですが、数の子の需要というのはどうしても年末に集中してしまうことと、小樽産ですので供給量もある程度上限がありますので、ただ魅力的な返礼品を準備するだけでなく、ふるさと納税市場におけるニーズにも万能に応えられる返礼品としなければならないというところが難しい点であると感じていました。

(FMおたるパーソナリティー)
このお勧めをしたいところと、その時期的なものとなかなかこうタイミングが合わないと難しい部分もあるかと思いますが、こうしたマッチングというのをぜひ深められていければいいなと思いますよね。どうでしょう、この番組を聞いてくださってる方にお願いしたいことですとか、何かPRしたいことというのはありますか。

(鈴木)
既に多くの企業様に返礼品を出品していただいていますが、返礼品を提供いただける事業者様は随時募集しています。魅力ある返礼品がふるさと納税には必要ですので、企業様のご協力をよろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。ここまで鈴木さんにお話をお伺いしてきましたが、迫市長、今日はふるさと納税についてお話をお伺いしてきましたが、たくさんの方に小樽を応援していただいてるって感じが伝わってきましたね。

(市長)
随分周知されて、寄付額も伸びてきていますが、今、担当の方からもお話がありましたように、現在では市内の事業者の皆さんのご協力もいただきまして返礼品の充実も図られてきておりまして、今1,000を超える返礼品が、今、揃っているわけでありますが、こうした効果もありまして、近年はふるさと納税の寄付額、それから件数ともに順調に推移しているような状況ではあります。担当の方からもお話がありましたとおり、ふるさと納税というのは本市にとりましても貴重な財源でありますので、さらに返礼品の掘り起こしにも努めていきたいなと思っています。今年度からはふるさと納税の業務を、これまでの産業港湾部から、新設される総合政策部の官民連携室へ移管し、市内事業者の協力をいただきながら、さらにふるさと納税事業の充実には努めていきたいと思っています。また皆さんとともに小樽市に「生まれてよかった」、そして「住んでよかった」、「育ってよかった」と思えるふるさとにしたいと考えていますので、今いただいたご寄付は、ご意向に沿って、喫緊の課題である人口減少対策や様々なまちづくりに活用させていただいています。今後とも多くの方々からのご支援をお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。本日は、小樽市のふるさと納税について産業港湾部商業振興担当主幹の鈴木さんにお話をお伺いしました。迫市長、鈴木さん、どうもありがとうございました。

(市長、鈴木)
ありがとうございました。

エンディング

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この番組の再放送は、4月3日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、4月15日月曜日です。どうぞお楽しみに。

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