令和6年度「市長への手紙」に寄せられた手紙

公開日 2024年05月01日

更新日 2024年10月01日

令和6年9月に寄せられた手紙

総合福祉センターの移転反対、新幹線反対について【9月6日受理】

  1. 総合福祉センター移転に反対します。なぜ移転しなければならないのですか。お年寄りをないがしろにするというのですか。年金暮らしの方はどうしろというのですか。
  2. 小樽に新幹線はいりません。
    少しは市民の声を聴いてほしいと思います。

【回答】

  1. 総合福祉センターが移転する経過や必要性については、利用団体ごとに個別に担当者より説明を行っています。また、個人利用者には、総合福祉センター館内にポスターを掲示するとともに、窓口にて個別にチラシを配布するなど周知に努めてきました。今後、問い合わせがあったときには、移転に関する経緯や必要性を丁寧に説明するとともに、休館時期や移転先での利用開始確定日などの情報は、センター利用者に対し速やかに周知していきます。
  2. 新幹線の整備については、後志地域の交流人口が増加し、にぎわいと活力の創出につながるものと期待されることから、市として必要なものと判断しており、また、すでに着工中であることからも中止等の措置は現実的でないと考えています。

生活保護について【9月2日受理】

生活保護でエレベータ付きマンションに住んでいる人がいます。
毎日、パチンコ、酒、たばこ。生活に無理がありませんか。不正受給ではないですか。

【回答】

生活保護の基準内の家賃でもエレベーターが設置されている居宅はありますが、家賃上限額を超過している世帯については、敷金等の転居費用の支給が可能であることを説明したうえで、基準内家賃の住宅へ転居するよう指導しております。
定期訪問時には、被保護世帯の生活実態の把握に努め、ギャンブル等により生活を圧迫しているような状況が無いかの確認、収入状況変動時の申告についての説明などを行い、収入申告書や資産申告書の提出を求めており、収入に疑義が生じた場合には調査を行っております。
いただいた御意見は課内で共有し、改めて指示、指導を徹底してまいります。

令和6年8月に寄せられた手紙

たばこのポイ捨て禁止について【8月30日受理】

観光客も増え、町内も賑わいが戻ってきていますが、植え込みや歩道のごみが目につき、観光地にふさわしい景観が損なわれているように思っています。特にたばこの吸い殻のポイ捨てが多く不快です。
小樽市で「喫煙禁止条例」を他市よりも先行して、観光のアピールを進めてほしいと思います。

【回答】

たばこのポイ捨てについては、「北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例」で歩きたばこや灰皿の設置されていない場所での喫煙について自粛を求めていることや、「小樽市廃棄物の減量及び処理に関する条例」でたばこの吸い殻などのポイ捨て行為の禁止が定められていることから、広報おたるや市ホームページへの掲載、ポイ捨て防止等の看板の設置により周知啓発を行っております。また、各種団体や事業者、小学校の児童らと協働で、市民ボランティア「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成し、北海道とも連携しながら、清掃活動や街頭啓発を実施しており、ポイ捨ては喫煙者のマナーの問題ではありますが、こうした活動を継続して行うことで、少しでもポイ捨てが減り、きれいな街づくりとなるよう、市民の皆様の協力を得ながら一層の啓発や清掃活動に努めていきます。

市営住宅退去時の原状回復について【8月29日受理】

市営住宅に入居でき、非常にありがたく感謝しております。
退去時に原状回復とのことですが、カーテンレール、網戸はよほど古く痛んでいなければ、そのまま使わせてほしいと思いました。引っ越しは金銭的にも体力・労力・気力もかかり、つらかったので。
規則ではすべてとなっていますが、検討してください。今時、資源の無駄では。市営や道営住宅の入居者は、すべて新品などと高望みはしていないと思います。

【回答】

市営住宅の入居者を募集する際には、同じ住宅で部屋ごとに設備の差があると不公平であることや、前入居者が置いていった設備が故障した場合やそれを原因とする損害等が生じた際に市で責任が持てないため、入居者説明会においても、退去する際は原状回復した上で部屋を明渡していただくようお願いしております。

新型コロナウイルス感染症の予防接種(自己増殖型mRNAワクチン)について【8月26日受理】

この秋に定期接種が開始される予定の自己増殖型mRNAワクチン(レプリコンワクチン)について、非常に危惧しております。世界中の国で安全性が認められず認可がされないものを、なぜ、この島国日本でのみ開始されるのでしょうか。報道はされませんが、事実上、実験でしょうと感じておられる方が多く存在しています。しかし、テレビや新聞のみから情報を得ているいわゆる情報弱者の方は、市から定期接種の案内として予診票が届いてしまうと懸念材料がないまま接種され、本人のほかにも、もしかしたら同居家族にまで影響を及ぼしてしまい、悲しい現実が起きるかもしれません。そのようなことが起きないことを願っています。

【回答】

新型コロナウイルス感染症予防接種につきましては、予防接種法の改正により、今年度から秋冬に1回、高齢者等を対象に個人の重症化を予防し、重症者を減らすことを目的に定期接種として実施することとなりました。接種は義務ではなく、ご本人が予防接種の効果や副反応等を理解した上で、接種を希望する場合にのみ実施することとなっております。接種の際には、予診もありますので、ご不明な点、ご不安なことなどをご確認いただき、最終的に接種を受けるかどうかご判断していただくことになります。
また、接種に使用するワクチンにつきましては、厚生労働省の審議会において決定されたワクチンの中から、各医療機関がワクチンを購入し、使用することとなっておりますので、ご希望のワクチンを取扱う医療機関で接種を受けていただくことになります。
なお、今年度から、対象者の方に個別にご案内をお送りする予定はありません。

バイクの取り締まりについて【8月19日受理】

夜中にバイクがわざとなのか、騒音を出して走っていることがある(ふかして走行)。
取り締まりをするよう要請してもらいたい。

【回答】

いただいたご要望は、小樽署交通課に要請いたしました。

自転車走行のマナーについて【8月15日受理】

最近、自転車の歩道走行が増えてきました。ルール違反です。市や警察の啓発活動は聞きません。事故が起きないと動かないのでしょうか。観光客も増えています。自転車に乗っているのは地元民です。車道走行を徹底して守るように指導してください。
公園内を走行している者もいます。公園歩道の入り口の警告板も蹴り倒されています。
マナー向上は急務です。

【回答】

自転車マナーの啓発については、何ができるか検討していきたいと思います。
公園の警告板については、ご指摘の望洋東公園の警告板(看板)を立て直しました。

低所得世帯への給付金について【8月13日受理】

ここ1、2年、一人暮らしの方に5万円、7万円とお金が支給され、今度は10万円も支給されると聞きました。私は、パートで働く娘と、正社員として介護関連の職場で働く息子がいるので、一度も支給対象になれませんでした。なぜ、息子が一緒に住んでいるかというと、正社員なのに手取りが約12万円で一人暮らしができないからです。それなのに他の仕事をしていた方は、仕事を辞めて子供2人にかなりの金額を渡し、自分も同じくらい持っているのに5万円、7万円と支給を受け、今度は10万円をもらえると言っているそうです。状況だけで支給を決めないで、実情を見て支給できないのでしょうか。

【回答】

令和3年度以降、国ではコロナ禍や物価高騰対策として低所得世帯を対象にした給付金給付事業を複数回実施してきました。
各給付金とも給付要件は国が示す要件に基づき実施しており、世帯全員の住民税の課税状況(非課税または均等割りのみ課税まで)により要否を判断するもので、世帯員に住民税所得割課税の方がいる場合は対象外となっています。また、資産(預貯金等の保有額による要否)については、把握が困難なことから支給要件とはされていないものです。
国ではこれらの要件設定の理由として、コロナ禍や物価高騰などの影響を大きく受ける低所得世帯に迅速に支援を届けることを主な理由として挙げております。
差出人が例に挙げられた世帯が該当しなかったことや、高額預貯金を保有していても住民税が非課税であれば給付対象となってしまうといった不公平感については、他の市民からも度々訴えられておりますが、国の事業であり、給付要件は国が設定していることを丁寧に説明させていただき、個別に御理解をいただいてきたところです。

人口減少対策、広報おたるの文字の大きさについて【8月8日受理】

人口もかなり減少してきたとのこと、今後、大変な直面になります。市の外部との接触も、今まで反対していた人たちにも理解してもらい、無言でいるわけにはいかなくなり、相応に決断しなければなりません。問題を提起し、市民に知らせ、相談することが大事です。
万事休すにならぬよう、熟慮してください。その道に長けた人たちで、今後の在り様を検討するのはどうでしょうか。
まず、広報の字が小さくて読めない。これから直してください。予算がないなど「昔の答弁」はやめてください。

【回答】

人口減少問題は、地方の抱える共通の課題であり、一朝一夕には解決できない構造的な問題であります。本市の人口構造は、高年齢層と比べ、現在の子育て世代及び将来の子育て世代となる層が少ないため、出生率や転出超過が改善しても、当面は人口減少が続く見通しとなっております。
しかし、短期間で自然減に歯止めをかけることは難しいことから、若年層の人口流出の抑制など「子育て」「しごと」「移住」の3本の柱により、社会増を中心に、民間とも連携しながら人口減対策に取り組み、将来の人口規模や人口構造に備えた持続可能なまちづくりを行ってまいりたいと考えております。
広報おたるの文字の大きさについてですが、使用する文字の大きさは、一定の制限を設けておりますが、限られたスペースでより多くの情報を伝えるため、小さい文字を使用せざるを得ない場合があります。できる限り、簡潔な文章を心掛け、不用意に小さな文字を多用しないよう努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

営業指導について【8月7日受理】

不正な営業を行っている店舗があります。他の自治体では営業停止になっている例もあります。保健所は十分な処分を下しませんでした。適正な判断をお願いします。

【回答】

保健所の処分内容についてですが、処分を決定するためには、客観的に見て法令違反行為を行っているかどうか事実関係を判断しなければならず、調査に際しては物証のほか、当人のみではなく、店舗の開設者や実際に従事されている他の職員などにも事実確認を行う必要があります。
当該店舗につきましても上記調査を行い、その調査結果を基に、保健所の判断として今回の改善指導を行ったものです。
他の自治体ではもっと厳しい処分をしているとの御意見につきましては、全国で統一された基準は無く、それぞれの事例に応じて各保健所が個別に判断するものであり、類似のケースであっても異なる内容となることもありうると認識しております。
当該店舗に対しましては、引き続き十分に注視し、健全な運営を行うよう、今後も継続して適宜指導を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。

路上喫煙やごみのポイ捨て、勝納川の清掃について【8月6日受理】

  1. 歩きたばこや路上での喫煙が気になります。札幌市たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱防止等に関する条例のように、小樽市でも市民のためにこのような条例などがあるといいと思います。
  2. 勝納川沿いの散策路を散歩するのですが、ごみの放置が気になります。せっかく整備された道ですので、きれいなところを気分よく散歩したいと思います。ポイ捨て禁止の条例と、サケの上がってくる川ですので、年に数回川の清掃を市が市民に声をかけて行ってはいかがでしょうか。

【回答】

  1. 受動喫煙につきましては、健康に影響があることから、健康増進法による規制が強化され、多数の方が利用する施設の敷地内禁煙や原則屋内禁煙といった取組が義務化されました。屋外については規制の対象外ではありますが、受動喫煙の防止に十分配慮することが必要とされています。
    また、ポイ捨てにつきましては、「北海道空き缶等の散乱の防止に関する条例」で歩きたばこや灰皿の設置されていない場所での喫煙について自粛を求めていることや、「小樽市廃棄物の減量及び処理に関する条例」でたばこの吸い殻などのポイ捨て行為の禁止が定められていることから、「広報おたる」や市のホームページへの掲載、ポイ捨て防止等の看板の設置により周知啓発を行うとともに、各種団体や事業者、小学校の児童らと協働で、市民ボランティア「ポイ捨て防止!街をきれいにし隊」を結成し、北海道とも連携しながら、清掃活動や街頭啓発を実施しております。こうした活動を継続して行うことで、少しでもポイ捨てが減り、きれいな街づくりとなるよう、市民の皆様の協力を得ながら一層の啓発や清掃活動に努めてまいりたいと考えていますので、御理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。
  2. 勝納川の清掃については、毎年、お盆の時期に、支流7河川を含む河川内外の草刈り及びごみ収集等の活動を、河川沿線2連合長会の15町会による主催事業として、住民ボランティア約500人が参加する清掃活動を行っており、河川管理者である北海道後志総合振興局小樽建設管理部と小樽市が協力し、令和6年度で第50回を迎えました。
    活動にご賛同いただける場合は、所属する町内会にご連絡し参加いただけると幸いです。
    ※令和6年度の清掃活動は8月18日に実施しました。

インクカートリッジ回収の促進について【8月5日受理】

近年、各家庭でもプリンターを気軽に使用できるようになったが、使用後のインクカートリッジ回収システムについては、まだ普及していないように見受けられる。小樽市はインクカートリッジを「燃やさないごみ」に分類している。その一方、国内では「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」なるものも稼働しつつある。そこで、リサイクル促進の観点から、小樽市としてもぜひこのプロジェクトに参加するよう提案したい。

【回答】

ご提言いただきありがとうございます。インクカートリッジ回収箱を、利用者が多い市役所本庁舎に設置するよう進めていきます。

桜A団地幼児公園について【8月5日受理】

ローラ滑り台をステンレス製に取り換えてください。あずまやのコンクリート平板の復元をお願いします。あわせて、砕石の撤去も一緒に頼みます。テーブル・椅子の傾きも直してください。
以前、設置されていたスプリング付きの遊具の一基が破損したら、三基とも撤去し、代替え・新設の考えもないようです。
小樽市の人口減に苦しむ中、もっと住みやすい住宅環境を施していくべきと思います。

【回答】

市営住宅の公園内の遊具については、安全性を優先し、必要な修繕等を行っていく予定のため、遊具の新設については、実施することは困難です。
また、あずまや下の舗装については、令和5年度に、今後の雨水等による損傷の発生を考慮して、砕石による復旧を行い、使用上の支障はないと判断しているため、舗装の実施はいたしません。
あずまやのテーブル及び椅子の傾きについては、修繕を実施したいと考えています。

旭展望台に通じる道路の樹木管理について【8月2日受理】

旅行業を営む知り合いに所望されました。その事業者は、旭展望台の多喜二文学碑をはじめ、多喜二ゆかりの地や建造物を巡る小林多喜二ツアー等を実施しています。商大通りから展望台に通じる道の両サイドに生い茂る木々の枝や葉がツアーバスの行く手を阻み、車両を痛めつけるため、観光バス会社からは「旭展望台ツアー拒否」を言い渡されているとのことです。春先には、小樽市に要望して枝払いを実施していただいた経過もあるそうです。しかし、今まさに木々が勢いよく、枝も葉も伸び盛っている季節です。私も車で現地を走ってきましたが、これでは車高の高いバスは嫌がるだろうなと思われる個所が10か所以上確認できました。
旭展望台をバスで訪れる観光客は多くはないと思いますが、小樽が生んだ作家に由来する街並みや歴史を愛する人たちが全国各地にいらっしゃることは、毎年「多喜二祭」を執り行っている経験からも確認済みです。北海道の「心臓」と呼ばれたまち小樽のどの部分からでも小樽に興味を持っていただけるその機会を一つも失いたくないと思います。保安林としての制約もあるのかどうかはわかりませんが、大型車両の安全通行に関する環境整備についてご検討をいただきたいと思います。

【回答】

現地確認を行い、できる範囲で枝払い等を行いました。今後は、市有林のパトロールで、乗用だけではなく、バス視点の支障枝等にも注意し、管理していきたいと思います。

「小樽市くらしのガイド」、窓口の一本化、健康診断を行う医療機関について【8月1日受理】

  1. 「小樽市くらしのガイド」は、平成25年配布の後、新たなものは出されないのでしょうか。内容が大きく変わっていないのであればかまいませんが、すでに10年を経過しております。
  2. 過日、それを読んでいて、小樽市はどうだったのかと思いました。他自治体の中には、窓口の一本化を進めているところもあるように聞いています。もちろん、小樽市もすでに進められているかと思いますが、その様子がわかりません。また、その中でも、お身内がなくなった場合、特に高齢ご夫婦のどちらかがなくなった場合の行政手続きは、可能な限り窓口を一つにしていただき、何回も何日もかけないような工夫をしていただければと思います。
    もし、すでに一本化されているのであれば、広報おたる等でお知らせをいただきたいと思います。
  3. 健康診断を行う医療機関についてです。小樽市では、市民が健康診断を受けられるよう、該当する方々に案内を出していただいています。私は、ありがたくご案内に従って、毎年、欠かすことなく受診しております。案内には、市内の各病院・医院などで受診できることになっており、私は、将来お任せをできる信頼のおける医療機関を知りたいと、これまでに身近、あるいはなじみのない医療機関のいくつかを利用しています。
    この中で、気になることがいくつかありました。診断内容は、身長・体重測定、採尿・採血、医師の診察ですが、体重は着衣のままの重量で風袋を差し引かない体重でのBMI数値(着衣は重いときには2キログラム程度)で結果は「体重異常」、血圧は腕を差し込む器械式で袖をまくらないなど普段より異常に高めの数値が出て「血圧異常」、医師の診察は受診者の顔を見ずパソコン画面を見ながら打ち込みに一生懸命で顔色も見ず聴診器もあてずの診察。
    後日、回答書が郵送され、「再検診」「要精密検査」等の記載があります。
    そのため、他の医療機関で確認すると、「異常なし」との診断が出ます。本人はもとより、家族まで心配をかけ、無駄な時間・労力・お金をかけて再検査することは大変な負担です。
    小樽市で高額の予算を使っての事業ですから、市民の健康を真摯に考えてくれる医療機関の指定に当たっては、流れ作業の診断を行わないように医療機関に指導するとか、実際に庁舎で働いている皆さんが受診した際の意見を聴くなど、機械的ではない指定をしていただきたいと思います。
    もちろん、個人的に胃、大腸、肺、前立腺など代表的ながん検診、脳検診は行っていますが、平素の健康診断の結果が前提になるかとも思います。

【回答】

  1. 「小樽市くらしのガイド」については、平成21年8月、平成22年8月、平成25年9月に全世帯へ配布しましたが、平成28年7月発行以降、公費負担が発生することになったため、配布対象を転入世帯へ変更しました。いただいたご意見のように、全戸配布を希望する声が増えているため、他自治体を参考にしながら、公費負担を抑えつつ全戸配布する方法を検討しているところです。
  2. 行政の手続については複数課にわたる場合も想定され、市民の皆さんには御不便をおかけしていることもあると認識しておりますが、中でも、お亡くなりになった方の手続については、御遺族においてもどのような手続が必要なのか分からないなどの課題もありますことから、可能な限り一か所で手続が行える「おくやみ窓口」の設置に向けて準備を進めているところであります。
    「おくやみ窓口」を設置した際には、市民の皆さんに御利用いただけるよう、広報紙などを活用してお知らせしたいと考えております。
  3. いただいたご意見は、小樽市国保における健診の精度管理方法の参考とさせていただきます。

令和6年7月に寄せられた手紙

商店の営業時間について【7月31日受理】

私は、店を営んでおり、年中無休で商いをしています。
お店は、地元のお客様や、観光客、外国人が近年は多いです。
お客様から、小樽を楽しみに来ても遅くまでやっている店がない、早く閉店している店が多いし、死んだ町だ、小樽にもう二度と来ない等の声が聞かれると悲しくなります。
駅周辺にホテルが建っても、周囲にお店がないと、小樽のイメージが悪く、なんとか対策はないものでしょうか。
例えば、18時から21時まで営業した店に支援金を出したり、この時間に飲食したら半額券を出すとか、小樽ににぎわいを求めたいです。

【回答】

これまでも市民や観光客の皆さんから商店街の閉店時間が早いという意見や、サンモール商店街にあるナイトインフォメーションセンターへ単に食事だけできる店舗の夜間営業を望む声が寄せられています。また、中心市街地においては、外国人観光客を中心とした夜間の人通りが多いことも感じております。
各店舗の営業時間の延長は、各経営者の考えや費用対効果の面から難しい状況もあると考えられますが、市として、商業振興だけでなく、来街者に対するおもてなしという観点から何らかの対策を検討する必要もあると考えております。

総合福祉センターでの入浴、ひきこもり高齢者への対応、「市長への手紙」の処理について【7月29日受理】

  1. 近年、「子育て」ばかりにスポットがあたり、手厚い制度が増えていますが、「高齢者」にも手厚い助成が必要ではないでしょうか。たとえば、総合福祉センターで毎週火曜日、金曜日と行われているお風呂の日ですが、移転した後、そこに通っていた方々はどうなるのですか。小樽には、まだまだ古い家が多く、お風呂のない家も多いです。それに銭湯も減っている。市長は市民との対話が足りなかったと詫びるだけ。対応を考えるべきです。
  2. ひきこもりになっている、また、あまり外出しない、特に男性の高齢者に対して、強制的にでも外に連れ出し、会話をする場を広げるべきではないですか。そうすれば認知症になる人も少しは減りませんか。対策を希望します。
  3. 「市長への手紙」を秘書課の方が読み、返信しているとのことですが、本当ですか。

【回答】

  1. 老人福祉センターの入浴施設は、「憩い・くつろぎ」という視点に基づき、健康増進や交流の場のひとつとして、昭和40年代に現在の場所に設置され、皆さんに御利用いただいておりましたが、建物全体が建築から50年以上が経過しており、老朽化・耐震性等の課題を抱えております。このため、総合福祉センター等を利用される皆さんの安全性・利便性の向上などを総合的に判断し、移転を決定したものであります。
    移転先では、入浴施設を設置することは物理的に困難であり、各世帯の入浴施設の普及状況などを考慮し廃止する運びとなりましたが、現在の総合福祉センターにある研修室や娯楽室などレクリエーション機能は維持いたします。また、移転後の総合福祉センターとしての機能をどのように発展させていくか、今後とも市として考えてまいりますので、なにとぞ御理解くださいますようお願いいたします。
    なお、現在自宅に入浴施設がないご家庭におかれましては、市内に5か所ある公衆浴場をご利用いただきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
  2. 本市が高齢者の方に介護予防や認知症予防を目的に実施している事業として、「シニアからだづくり教室」3か所、「地域版介護予防教室」22か所への助成、「小樽オレンジカフェ(認知症カフェ)」6か所への助成、「認知症予防能力アップ教室」があります。
    ひきこもりになられている、また、あまり外出しない高齢者の方にもこうした活動や交流の場に参加いただければ、認知症予防や仲間との交流や会話の機会も増えると思います。
    これら事業の実施に際しましては、広報おたるや市ホームページへの掲載に加えて、チラシの作成・配布などにより情報発信に努めているところであります。
  3. 「市長への手紙」で届いた手紙について、取りまとめは広報広聴課が担当していますが、市長が最初にすべての手紙に目を通し、担当する職場へ指示を出しています。
    いただいた手紙への回答については、市長から文書で回答させていただくほか、担当課による面談や電話、メールにより回答させていただく場合があります。
    ご質問のような「秘書課が手紙を読み返信している」ということはありません。

ごみ収集・除排雪の体制について【7月25日受理】

7月23日夏休みの初日に起こったごみ収集車が小学生を死亡させた悲惨な事故の再発防止策として提案があります。
報道によると、ごみ収集車は当日、一人で運転と収集を行っていたと記載されていました。私が住んでいる地域を周回しているごみ収集車は最低二人で運転と収集を役割分担しながら作業を進めています。
ここで疑問があります。

  1. なぜ、当日、一人で運転と収集を行っていたのか。(原因の究明とごみ収集・除排雪を請け負う全事業者への調査を要望)
  2. 一人二役は常態化していたのか。(労務管理・作業指示の実態調査、労働基準監督署の立ち入り検査)
  3. 市と事業者との契約で、必ず役割分担を行ったうえで二人以上で回収するよう指示していたのか。(契約書の存在と内容の開示、事業者と市の責任所在の確認)

徹底的に事業者と市担当部署に第三者を加えて調査を行い、結果を公表してください。
今後、エッセンシャルワーカーの担い手不足が深刻化する中、すべての市民サービスを事業者と行政が担うことは現実的ではありません。これまで、対策について検討はしているかと思いますが、実効性のない施策を講じていないのが現状だと思います。今回の事故は、最優先すべき市民サービスの安心安全をないがしろにした末に起こった悲劇であるとみています。
このままでは、このような悲劇が冬の除雪作業中に起こる可能性は高いでしょう。実際に一人で排雪作業を行っている事業者を目にしたことがあり、高齢者がその脇をすれすれで通り抜けるシーンを目撃しています。先日、除雪懇談会が行われたようですが、市民との協働の除雪を掲げて活動している私たちには何も知らされないまま会議が行われたことを非常に残念に思います。
ごみ収集や除排雪は、市民の協力が必要不可欠です。市民がこれまでと同様のクオリティのサービスを求めるのであれば、市民もできることを行わなければいけません。すべてを行政に任せ、もたれかかる市民が多い現状が、除排雪の2,000件以上のクレームにつながっていると推察します。
今後、担い手不足をカバーして市民サービスを維持するための実効性の高い施策を検討すべく、行政・事業者・市民が一体となって役割を明確化して取り組む体制づくりを提案いたします。私たちも協力を惜しみません。
今回、犠牲になった小学2年生とご家族の無念は、小樽市全体として重く受け止めて行動しましょう。

【回答】
7月23日の事故について、今回事故を起こした車両は、市の委託事業者ではなく、廃棄物収集運搬業許可業者です。
路線収集を行う委託業者については、契約で大型車を運転する際2名以上の乗員を義務付けていますが、許可業者は、廃棄物処理法上は車両運行の乗員人数の規定がありません。
そのため、質問の1、2は、各事業者の判断で1人体制となっている場合はありますが、廃棄物処理法上違反しているものではありません。3は、委託業者の作業する人数について指示を出していますが、許可業者について指示はしておりません。ただし、このような重大事故は、廃棄物処理法に違反していないからと言って看過できるものではないことから、生活系廃棄物を取り扱う収集運搬許可業者に対し、事故当日にあたる7月23日に電話で注意喚起するとともに、7月25日には文書にて交差点前の一時停止、追突警報装置を設置するといった対策を要望いたしました。
除排雪業務の安全管理については、現在、機種により1人乗り、2人乗りを分けて管理しておりますが、除雪ステーション会議での安全管理徹底の周知や、IOT技術を用いた安全管理技術の導入を今後も検討していきます。
除雪懇談会の開催については、現在、広報おたる、ホームページで周知しておりますが、その周知方法については、より分かりやすい方法を検討してまいります。

新総合体育館の建設、パークゴルフ場について【7月25日受理】

  1. 大型商業施設にプール、風呂、ジムがありました。体育館を建て直す話が出ていますが、金額のかかりすぎと、これから子供が少なく、高齢者が多くなり、できれば大型商業施設のプールを直したらどうでしょうか。体育館の建替えより金額はかからないと思います。
  2. 高齢者が集まれる場所を考えてもらいたいです。出かけたくてもバス減便、免許返納ではどこにもでかけられず、家にいるだけでは長生きできません。
  3. 小樽にパークゴルフ場を作る計画はないのでしょうか。

【回答】

  1. 大型商業施設にあるプールなどの施設につきましては、仮に市が施設を買い取り改修したとしても、建設から相当年月を経ている施設ですので、この度の総合体育館の建替えに合わせて、プール室を設けた方が、建設費やその後の管理費用において有利であると考えております。
  2. 市としては高齢者施策も取り組んでおり、ふれあいパス制度なども持続させていくために現在の形をとっております。また、健康寿命をできるだけ長く保っていくことが重要と考え、介護予防教室などにも注力しており、子育てに関する施策だけでなく、高齢者に対する施策もしっかり取り組んでまいります。
  3. パークゴルフ場の新設についてですが、現在、小樽市内には市有1か所を含めて3か所のパークゴルフ場がありますが、今後、市として新たにパークゴルフ場を新設することは、用地の取得費や運営費など、新たな経費負担が生じることから難しいものと考えております。何とぞご理解をお願いいたします。

小樽市立病院の土曜日受診について【7月25日受理】

市立病院を土曜日も受診できるようにしてほしいです。平日の午前中に病院に行けるのは高齢者だけです。仕事をしている現役世代は、子育て、介護を担う中、健康第一なのに、調子が悪くて受診するときは有給休暇を使って平日に仕事を休むしかありません。病院受診で有給休暇がなくなります。子供の受診に付き添うときも同じです。
土曜日に行くことができたら、夫に子供を預けて、兄弟を見てもらって受診することも可能になります。土曜日の代わりに月曜日を定休にして、2連休を確保するのはいかがでしょうか。

【回答】

当院は、地域における医療の役割分担において、「かかりつけ医」が診ることが困難な専門的な診療を行う「基幹的な病院」として、住み慣れた場所で行き届いた治療が受けられることを目指しています。この基幹的な病院が、都道府県知事から承認を受けた地域医療支援病院です。
市内においては、土曜日の午前中に診療を行っているクリニック等も数多くありますので、まずは地域の「かかりつけ医」を受診していただき、病状等により当院での診療が必要な場合に当院を受診していただくという役割分担を進め、効率的に医療を提供していくことが、地域の医療提供体制の維持に繋がるものと考えています。
そうしたことから、地域の基幹的な病院としての役割を考えますと、土曜日に外来診療を行うことは難しいものです。

移動式洋式トイレバス、横断歩道の白線、市内空き店舗の活用について【7月22日受理】

  1. 移動式洋式トイレバスを災害対策用として要望します。1台でも全国貸出しの協力もできるし、今時、子供たちもお年寄りも洋式トイレしか使えないので。
  2. 小樽観光の街として、横断歩道の白線、停止線が消えています。繁華街でも、それはあまりにみっともないと思います。車の運転上も困っています。白線の引き直しをお願いします。
  3. 小樽市の街中には、空き店舗が増え、シャッター街となっております。みんな、民間の持ち物として小樽市としては打つ手はないのかもしれませんが、でも、街として寂しいには違いありません。小樽市長には、たまには街を歩いていただき、何か市としてやるべきことがないか考察、若い人とも議論するなどお願いしたいと思います。
    市の持っている物件などは貸したり、売却するなど、収益を上げてほしいものです。

【回答】

  1. 移動式洋式トイレバスにつきましては、道内で唯一トイレトレーラーを保有している沼田町が被災地(石川県珠洲市)に派遣され、被災者の方から大変喜ばれていると伺っており、市議会でも議論されたところであります。
    トイレトレーラーは、牽引移動でき、機動性があるため、平時や災害時などいろいろな場面で利用できるため有効ではあると考えますが、普段の設置場所や管理体制など課題もあるため、今後、トイレトレーラーを保有している沼田町に対し、具体的な運用方法などをお聞きするなど、調査研究を行ってまいりたいと考えています。
    また、トイレの洋式化については、平成29年度から5年間、市の施設や公園トイレの洋式化を行い整備してきたところであります。
    今後においても、各家庭における洋式トイレの普及状況、あるいはバリアフリー化、防災機能の強化などの観点からも、一層トイレの洋式化が進むものと考えています。
  2. 横断歩道と停止線については、市道であっても、市で引くことができないため、所管である公安委員会の窓口となる小樽警察署へ要望をお伝えいたします。
  3. 市内の空き店舗対策につきましては、移住者を含めた新規起業者や商店街及び市場に出店する事業者を対象に、賃借店舗の家賃や一部内外装工事費の助成を行っており、実際にこれらの助成を利用して新たな店舗が開設されているところでございますが、商店街等の空き店舗の割合は依然として高い状況にあることから、いただいた御意見を参考に、より有効な対策はないか検討してまいりたいと考えております。
    次に、当市で保有している公有財産のうち、庁舎や学校、図書館など行政財産以外の普通財産につきましては、現在も貸し付けを行い、収益を上げているものもあります。また、売却可能な物件については、これまでも売却を進めており、直近3年で3件の売却を行ってきたところでありますが、今後もいただいた御意見を参考にさせていただき、更に売却可能な物件がないか検討してまいりたいと考えております。

児童発達支援の支給日数について【7月17日受理】

小学校のエアコン設置など、迫市政には感謝しております。
児童発達支援の上限日数は、厚生労働省で23日と決められておりますが、自治体によって上限が違うと知りました。
共働きで上限を超える月は、仕事を早めに切り上げています。預けられる親族が近くにいないため、職場にお願いして帰っているのが実情です。
小樽市で上限を2~3日でも増やすことができれば安心して仕事ができます。預かる施設側の対応もあるかと思いますが、支給日数の上限をあげることをご検討いただけないでしょうか。

【回答】

障害児通所支援の一月当たりの利用必要日数については、厚生労働省の通知に基づき、原則として、月の日数から8日を控除した日数を上限とされており、国や都道府県も費用負担する障害児通所支援サービスの利用量決定に当たっては、この原則に従うことになっております。
この原則を超えた支給決定には、障害特性や家庭環境などについて、相談支援事業所や主治医など、関係者の必要性に関する意見を聴取した上で、それぞれの通所支援サービス本来の目的を踏まえ、市町村が必要性を判断しますが、上限を超えて恒常的な支援が必要となると、入所での支援も視野に入れ、障害者の支援区分の審査するための見識者で構成する「小樽市障害認定審査会」のご意見を仰ぎ、個別に決定することになります。
そのため、通所支援の継続をご希望される場合には、他のサービス利用の併用も含めて、相談支援員とご相談していただいているのが現状となっています。
現状の制度では、市町村が独自に支給量上限を一律に引き上げることはできないと考えているところであり、ご理解を賜りますようお願いいたします。

歴史的景観、空き家等の活用、高齢者からの採話について【7月16日受理】

  1. 歴史的景観についてです。現在の小樽市にとって、運河や堺町通り周辺の歴史的建造物が織りなす景観は、市の観光産業を支える存在であるだけでなく、小樽を象徴する重要な街並みでもあります。しかし、その景観には、近代建築と現代建築とが入り混じっており、ちぐはぐな印象を受けます。そのため、運河周辺や堺町通りの一帯を「景観復元地区」に指定し、改修時に近代建築風にする、あるいは、市内にとどまらない国内各地から解体の危機に瀕した近代建築を移築するなどの措置を取られてはいかがでしょうか。
  2. 空き家、空き工場に関することです。市内には、現在、多くの空き家、空き工場が点在しております。そこで、小樽市に住みたい方々、起業したい方々に対して、これらを貸し出すため、市で改修を行い、提供してはいかがでしょうか。商工会との連携も可能だと思われます。また、これに応募した方々に対しては、手厚い支援を行い、市への定住を条件として税の控除を行うなどすることがよいのではないかと考えます。
  3. 市内の高齢者の方々に関することです。私は、博物館等とも協力して、高齢者の方々に「小樽の昔話」を語っていただき、聴き取り資料としてまとめるべきなのではないかと考えます。近年、岩手県陸前高田市における昔語りの会をはじめとして、郷土の歴史に関する取組が行われるようになっております。また、このような昔語りは、高齢者の方々にとっても良い影響を及ぼすといいます。これを踏まえて、小樽においても同様の取組を行い、小樽のオーラル・ヒストリーをまとめるべきだと私は考えます。また、この昔語りの会を実行されるならば、私もぜひ参画させていただけますと幸いです。

【回答】

  1. 本市の歴史的景観につきましては、小樽運河や堺町通り周辺は、小樽市景観計画において、歴史、文化等からみて小樽らしい良好な景観を形成している重要な区域として「小樽歴史景観区域」に指定しています。一定規模を超える建築物の新築や外観の変更などについては、歴史的なまちなみとの調和が図られるよう同計画に定める行為の制限に基づき景観誘導を行い、保全すべき歴史的建造物については、景観条例に基づく指定等により、必要に応じて所有者に対する経済的・技術的支援を行っています。
    一方で、同計画の策定前に建設された建築物や経済的な理由などにより最低限の対応となっている建築物が混在するなど、周辺景観と調和しているとは言い難い状況があることは、市としても認識しているところです。
    近代建築の移築につきましては、所有者の意向や市の財政状況などの課題が多く実現が難しいものと考えていますが、歴史的建造物などで形成する歴史的なまちなみは、本市の魅力の一つであり、観光振興にも寄与する重要なものと考えていることから、市民や事業者の景観に対する意識の向上を図るとともに、国の支援制度の活用などにより、まちなみ景観の向上と歴史的建造物の保全に努めてまいりたいと考えております。
  2. 空き家等に対する御提案につきましては、空き家等を市が買い上げて、改修し、貸し出しする場合、予算確保や維持管理の問題など課題が多いため、実施するには難しいものと考えております。
    本市では産業振興施策として、市内で新規起業される方や商店街等で店舗を開設される方に対し、家賃補助や内外装工事費補助を実施しており、空き店舗の解消や人口減少の抑制といった課題解決に向けた取組を行っております。
    空き家等に対する対策は大変重要なものであると考えておりますので、活用策などについて、引き続き検討してまいります。
  3. 歴史研究の方法につきましては、御指摘のように、高齢者の方々を含め、地域住民への聞き取り調査、記録は地域史の重要な手法であり、博物館において継続的に実施をしてきております。地域の方に個別にお話を伺うほか、講演等でお招きいただく機会を利用しての採話も実施しております。こうした調査の成果は、博物館発行の紀要や講座等で一部発表させていただいています。
    聞き取り、採話を通じた調査の取り組みに関しては、今後も継続して行ってまいります。

「道の駅」設置について【7月16日受理】

「道の駅」を小樽に作ってほしいです。
今やどこの市町村にも必ず一つは「道の駅」があります。しかし、小樽にはなぜかない。道の駅中心の街づくりが現在は主流なのに、小樽にそれがないのは謎でしかありません。
市長は、以前、土地がないと答弁していましたが、張碓ー朝里間には広大な土地があり、交通量も多くなっています。張碓峠あたりは旧道跡に広い土地があり、駅の建築場所に適しているのではないでしょうか。

【回答】

本市における道の駅の整備につきまして、これまでも市民の方からご意見をいただき、市としても研究を進めてまいりましたが、幹線道路と接続可能な建設適地がないこと、敷地の取得や施設整備費・維持管理費に大きな費用負担が生じること、また、事業の採算性など、整備に向けてさまざまな検討課題があるところです。
ご提言いただいた張碓から朝里の区間につきましては、国道区間であるため、道の駅の整備に当たっては、道路管理者である国との協議が必要な他、複数の民間事業者が事業(コンビニエンスストアなど)を行い24時間利用可能なトイレが併設されているなど、休憩等の機能が既にあることから、道の駅の整備については、検討を行っていない状況です。
いただいたご提言内容につきましては、庁内で共有するとともに、今後の参考とさせていただきたいと思います。

広報おたるにおくやみ欄を掲載することについて【7月16日受理】

デイサービスでの会話で、新聞を取っていないのでおくやみの情報がなく、ご無礼が多々あり、過去に失礼なことがあったという話が出ています。
広報で一か月に一度のおくやみ欄をお願い申し上げます。例えば、1枚両面の印刷で追加することはできないのでしょうか。

【回答】

広報おたるは月に1度の発行のため、「おくやみ欄」を掲載する場合、1か月分のおくやみをまとめて載せることになりますが、市内の死亡者数は多い月で200人ほどとなるため、仮にその半数が掲載を希望するとしても、少なくても1ページは必要となります。近年は掲載希望が多く、現状でも情報を厳選して掲載しているため、新たに1ページを割くことは難しい状況です。
また、1枚だけ追加印刷して挟み込むことについては、1枚の追加でも数万枚の印刷となるため、費用面から困難です。

市営住宅について【7月10日受理】

市営住宅に入居者不在の状態で、何年もの間、家財道具を置きっぱなしの部屋がありますが、行政で何とかならないのでしょうか。
また、空き部屋の募集は行わないのですか。

【回答】

残置物が放置されている住戸については、現在、世帯主や家族との交渉を続け、最終的には残置物を撤去し、修繕作業後に公募を行いたいと考えております。
空き住戸への公募については、2か月に1度行っていますが、申込みがない状況です。募集住戸が埋まり次第、他の空き住戸の修繕を進め、公募を行いたいと考えております。

パークゴルフ場の建設について【7月10日受理】

小樽市は高齢化率が高いなか、パークゴルフ場の数が少ないです。現在は市内2か所にあるのみで、整備不備や交通の便も悪い状況です。昨年は、大きなパークゴルフ場が閉鎖となり、地方まで行かなければ満足してプレーが楽しめないことから、ぜひとも市内近郊にパークゴルフ場設置の検討をお願いします。

【回答】

現在、銭函に公設のパークゴルフ場を設けており、市内には3か所の施設があります。市が所管する銭函パークゴルフ場については、近年の競技人口減少や近隣市町村に多くのパークゴルフ場が開設された影響から、開設時より利用者が大幅に減少している状況です。
市として新たにパークゴルフ場を新設することは新たな経費負担が生じることから難しいですが、今後の取り組みとして、銭函パークゴルフ場の利用増加に向けて、利用しやすい施設管理・運営に努めていきます。

総合福祉センターの移転について【7月9日受理】

日ごろ、総合福祉センターを利用しています。
先日、新聞報道でセンターの移転を知り、驚いています。今の場所が交通の便が良く、利用している我々は感謝しているところですが、この移転について、要望を上げたいと思います。

まず、計画の是非について、利用者の意見、要望を聞いてほしい。
単に一つの建物をどうするというより、小樽市として市内全域に至る老朽施設をどうするのかという計画を有識者を交えて広く意見を募り、実行すること。多少時間がかかってもベストな長期計画を。市長が以前述べていた、産業会館に市内に散らばった老朽文化施設を集約してほしい。

【回答】

総合福祉センターの移転に関するお知らせについては、施設のポスターやチラシを配布しているところであり、12日に「市長と語る会」でもお話をさせていただきます。
市内の公共施設の長期計画として「公共施設等総合管理計画」「長寿命化計画」等があり、現状では、これらの計画に基づいて、整備・改修等を進めている状況です。ただし、計画策定後の社会状況の変化や利用者の意向などから、必ずしも計画どおりには進捗していない施設もありますが、令和7年度に中間見直しを予定していますので、その中で整理していきたいと考えております。
また、産業会館については、NTTも区分所有しており、調整しながら、検討を進めていくこととなります。

旧公務員宿舎、旧石山中学校、北海製缶旧第3倉庫、オタモイの観光地化について【7月9日受理】

  1. 幸にある旧公務員宿舎は何とかなりませんか。あれだけ大きな空きアパートになっているのは、イメージが悪いです。
  2. 旧石山中学校は保存の方向でお願いします。
  3. 北海製缶旧第3倉庫はホテルになりませんか。
  4. オタモイ観光地を実現してほしい。

【回答】

  1. ご指摘の旧公務員宿舎は、国が所管しております。国の所管部署へ確認したところ、管理を適宜行うこと、当面は売却せず管理していくとのことで、市でも注視していきます。
  2. 旧石山中学校は、博物館資料等の収蔵庫として活用しているものの、老朽化が著しく天井や壁が落ちていることから、収蔵品を旧北手宮小学校へ移転する予定であり、来年度、建物のあり方について庁内で協議予定となっています。また、ホテルや工場等の提案については、「用途地域」の制限があるため開設が難しい地域となっています。
  3. 旧北海製罐第3倉庫につきましては、令和4年12月に、市民の皆さんの強い思いを受け止め、小樽運河と一体となった景観は小樽にとってなくてはならないものであるという認識の下、市が譲渡を受け、保全してゆくという決断をさせていただいたところです。
    ご提言をいただいた内容につきまして、本市は港湾法に基づく「小樽港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例」において、無秩序な土地利用の回避や臨港地区内の計画的な土地利用等を目的として、分区ごとに目的を阻害する建物などの建設を規制しておりますが、同建物が建つエリアは「工業港区」に指定されており、現状、ホテルの建築が困難な状況です。しかしながら、この施設は、小樽にとって、欠くことのできない、歴史的な価値を有しているものと認識しており、将来に引継ぎ、小樽の魅力として誇ることができるよう、保全・活用に取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後もご理解とご協力をお願いいたします。
    また、ご提言いただきました活用方法につきましては、庁内で共有するとともに、今後の参考とさせていただきたいと思います。
  4. オタモイ海岸の開発については、事業主体や財源、周辺の道路等のインフラ整備といった多くの課題があり、どれも容易に解決できるものではありません。一つ一つの課題に向き合い、実現可能性について慎重に検討を重ねていく必要があります。

街路防犯灯設置の助成金について【7月9日受理】

街路防犯灯設置(LED更新)の助成金について相談です。
町会で、計画的に街路防犯灯の更新を行うよう調整していますが、町内会年会費の6割以上を街路防犯灯の維持・更新費用が占める計算になります。
町会として、親睦会の中止や敬老会の費用縮小などで経費をねん出しようと考えておりますが、助成金を現在の1台16,000円から、最低でも3万円に増額をお願い申し上げます。
当町内会も高齢者が多く、今後の町会運営ができなくなり、解散も考えられます。
ぜひとも来年度に向けて検討をお願いいたします。

【回答】

LED灯の更新費用等に係る助成金限度額については、現在見直しを検討しており、実際の工事費用の高騰を踏まえて見直しを検討しております。
来年度の実施に向けて近く庁内協議を行う予定です。

小樽市立病院の開錠時刻について【7月9日受理】

小樽市立病院の朝の中央ドアの開く時間の変更について、市立病院が開院されたときは、中央玄関ドアの開放は7時でした。新型コロナが発症してからは院の規制により7時45分まで外に並びました。毎通院時に思うのですが、市民のために開院された病院が患者のことを思うことなく7時45分まで外に並ばせる、これが誠意のある病院の在り方でしょうか。なぜ並ぶか、それは少しでも早く診察等を終えたいという人間の心理そのものだと思います。遅くてもいいという人はそれでいいのです。7時45分の開錠を新型コロナということで一方的に決めた時間の根拠は何でしょうか。他院は7時にオープンして不都合が出ていますか。病院職員の早出を抑えるためですか。
せめて30分早めて、7時15分にはエントランスルームにて体を休めるようにできないか、懇願いたす次第です。

【回答】

小樽市立病院正面玄関の朝の開錠時刻についてですが、近年の感染対策の重要性に鑑み、多くの患者さんが朝早くに来院し院内が密になることを防ぐとともに、院内での滞在時間を少しでも短くするため、受付開始時刻15分前の7時45分に開錠しているものです。
現在も開錠前に並んでいる患者さんが一定数おり、開錠時刻を早くしますとそれだけ受付機開始時刻までの院内滞在時間が長くなり、診察までの待ち時間の増加にもつながってしまいます。
市立病院には、高齢者や基礎疾患をお持ちの患者さんが来院されることから、今後も感染防止対策を継続していかなければならない状況です。
また、スタッフが十分に揃っていない中、開錠することは防犯対策や施設管理上の問題も生じますので、開錠時刻についてはこれまでどおりとさせていただきます。
早朝から御来院されたいお気持ちは十分に理解しておりますが、開錠時刻の変更は難しい状況ですので、御理解、御協力をお願いいたします。

トイレ水洗化の補助金、滑り止め砂の清掃、マイタイムラインの作成、ペットボトルの回収方法について【7月8日受理】

  1. 下水道工事の補助金について、昨年の夏の猛暑において、近所に水洗ではない家庭があり、各々トイレの汲み取りが来て、何日間か匂いのひどい日がありました。
    水洗トイレの設置を促したいのですが、下水道工事の補助金はありますか。ない場合は、補助制度を作ることは可能でしょうか。
  2. 凍結道の滑りどめ砂の清掃について、冬季の凍結道においての滑りどめ砂は大変助かっております。春先、雪が溶けて道路に残った砂が歩くときに滑って危ない状態です。玄関の軒先は各自で掃除するとしても、道路まではなかなかできません。旧若竹小学校上側の旧教員住宅から平磯公園に降りる道路の清掃をお願いします。
  3. 小樽市でも独自のマイタイムラインの作成は可能でしょうか。
  4. ペットボトルの回収について、ペットボトルをつぶせない理由はわかりました。また、ごみがかさばってごみステーションがあふれることも理解できます。場所が許せば、ごみステーションを大きくすることも可能ですが、管理と費用の問題も出てきます。
    そこで、つぶせないなら住民がペットボトルを半分に切り、重ねたりしてはいかがでしょうか。切り刻んでもいいと思います。
    ただ、指を切ったりすると、それはそれで賠償問題になっても困ります。十分な注意喚起をしてからになると思います。

【回答】

  1. 水洗トイレの設置について、補助金制度はありませんが、水洗便所等改造資金貸付制度があり、50万円までとなっております。詳細は、水道局サービス課でご案内いたします。
    水洗トイレについて
  2. 滑りどめ砂の清掃については、7月13日午後から作業いたしました。
  3. マイ・タイムラインは、住民一人ひとりの防災行動計画です。それぞれ個別の避難行動を時系列で整理した計画になり、事前に作成することで、いざという時に慌てずに行動でき、国が進める逃げ遅れを防ぐ効果があります。これは、地域ごとに作成するものと考えており、町会で計画する避難訓練の際に、防災講話などとともに支援を行っていますので、地域の状況に応じたマイ・タイムラインの作成の支援はできます。
    自治体で作成することについては、住んでいる地域によって、災害リスクも違ってくるので、市全体で一律に作成することは現状難しいと考えておりますが、今後、他の自治体の作成状況などを参考にしていきたいと考えております。
  4. ペットボトルをリサイクルするためには、そのものがペットボトルであるということがわからなければなりません。そのため、切るとしても半分までとなり、試しに切ってみましたが、体積はそれほど縮小されませんでした。また、切る際は、ハサミでは切れないのでカッターで切ることとなり、切り口で指などを切る可能性があります。せっかく御提案いただきましたが、ペットボトルを切る方法は難しいと思われます。今後もプラ等の収集については、検討を続けていきますので、御理解いただきますようお願いいたします。

小樽駅前のスクランブル交差点化について【7月8日受理】

小樽駅前の交差点をスクランブル交差点にしていただけないでしょうか。
右左折の車の渋滞の改善にもなりますし、歩行者の安全も確保されると思います。

【回答】

小樽駅前交差点につきましては、本市が令和4年5月にJR小樽駅前広場再整備基本計画を策定したことにより、駅前広場の再整備にあわせ、「歩車分離式」の信号制御にする方向で、今後、関係機関と協議を進めることとなりました。
この再整備が実現することで、御指摘いただいた右左折車の渋滞改善や歩行者の安全性が確保できるものと考えておりますが、再整備には一定程度時間を要することから、その間につきましては、引き続き事故防止に向けた交通安全の啓発活動を行ってまいりたいと考えております。

総合福祉センターの移転について【7月8日受理】

総合福祉センターの移転について、現在、娯楽室を利用しておりますが、移転の説明は何もなく、次年度からの活動場所を心配しております。合唱を行っているのですが、指揮者・伴走者はボランティアであり、コピー代程度の参加費だったので今年から参加しました。せっかく見つけた娯楽であり、楽しみです。高齢者が楽しく暮らしているのをみてこそ、少子化を止める、次世代の目標となりませんか。移転に際しての情報公開、今まで通り利用できる部屋の確保を希望しております。

【回答】

利用者及び各団体へ向けて受付窓口でチラシを配布しており、移転時期や移転後も現在と同規模の娯楽室や会議室を整備予定であることを周知しております。

介護職員の離職率を下げる取組について【7月8日受理】

介護職員の離職率を下げる取組の一つとして、介護職員の人権を守る必要性を感じます。
利用者によるハラスメントや暴力による被害で離職せざるを得ない人もいると聞きます。そうした資格を持った人たちの人権は軽んじられがちで、利用者側の人権ばかり目を向けがちです。介護職員も人間です。介護職員は何をされてもいいわけではありません。介護職員の人権を守る話し合いやルールなど、そこそこの施設ではなく、小樽市内の施設全体で取り組んで実践できるようなことは高齢者の多い小樽では必要かと思います。介護離職者を少しでもなくすことができればと思います。

【回答】

介護職員の離職率を下げる取組につきまして、高齢化が進む本市において、介護人材の確保は大変重要な課題であり、介護職員が安心して働くことができるよう、ハラスメント対策を含む職場環境・労働環境の改善を図っていくことが必要です。
介護現場におけるハラスメントにつきましては、全国的にも大きな問題となっており、令和3年度からは、全ての介護サービス事業者にハラスメント対策を講じることが義務化されたことから、市としましては、国が作成した「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル(以下、「マニュアル」という。)」等の活用について周知を行ってきたところです。
しかしながら、施設や介護サービ事業所において、国が作成したマニュアル等を含め、ハラスメントへの対応の必要性についても周知が十分に進んでいるとは言えない状況と認識しております。
このことから、あらためて、国が作成したマニュアルをはじめ、関係する手引等について、市ホームページを通じて市内の介護サービス事業所へ広く周知を行うことといたしました。
今後も、高齢化の進む本市において、介護職員を確保する観点から、ハラスメント対策を含めた職場環境の整備・改善等の取組みの推進に努めてまいります。

介護保険サービスを利用した通院について【7月8日受理】

家族が要介護認定を受けています。今、一番苦慮しているのは月に一度の通院の足です。ケアマネジャーや市に話を聞いても納得のいく回答がありません。多額のお金を出せるならいいのですが、少しの年金からの負担はできません。
福祉タクシーはありますが、いろいろと条件があり、この割り切れない気持ちをどう解決していいか、毎月の通院が苦にならないように、安心できるように、納得のいく回答をお願いいたします。
私の住んでいる地域は、断られることのほうが多いのです。あと何年、元気でいられるかわかりません。最後は安心して生活していけるようお考え下さい。

【回答】

介護保険制度における通院等乗降介助サービスは、介護保険法上指定を受けた民間の事業者がケアプランに基づいて提供するものであり、小樽市から事業者へサービスの提供を強制できるものではなく、介護報酬が距離に応じてではなく片道単位で定額であるため、事業所側も地域的に対応が困難であると判断している実情があります。
サービスの利用については、担当のケアマネジャーへご相談いただきますようお願いいたします。

除雪について【7月8日受理】

家の前をごみ収集車等が通るため、春先の気温が上がる時期になると、各家庭で除雪していても道路がザクザクになり、普通車が何台も埋まり困っています。
以前は2~3度、除雪車が入っていたが、今年は除雪ステーションに電話して、ようやく入ってもらいました。車を所有していない小路には何度も入っているのに、この違いは何ですか。
道路パトロール車は巡回しているのに、何を見ているのですか。

【回答】

当該道路は除雪第3種路線であり、圧雪管理を基本とし、交通障害が発生する場合は現地の状況に応じて、除雪作業を行っています。
全ての御要望にお応えすることについて約束はできませんが、ご連絡いただいた際には、路面状況に応じて、適切な除雪等に努めていきたいと考えております。
なお、車を所有していない方が住む地域の道路が何度も除雪されることについては、地域総合除雪の受託業者に確認したところ、民間業者による除雪が行われているものと思われます。

生活の不安について【7月5日受理】

私が中学校を出て、上の学校には進学できませんでした。苦しい生活でした。学校を卒業して、地元の会社に勤めました。その会社は今はありません。
その時代には多くの中小企業があったと思います。今はどうでしょう。交通網も良いと思います。観光も良いと思いますが、生活、日常の暮らし、仕事、歳をとった私どもの生活、バスの問題。これから先の生活。
小樽の課題、住宅、坂道問題、どう考えればいいですか。観光客、船の問題、周辺の店づくり、生活、年金。何か考えてください。

【回答】

お手紙の主に、直接、回答いたしました。

市職員の態度、商店主の態度について【7月5日受理】

小樽で一番行きたくない場所は、市役所、図書館、小中学校の職員室。なぜ、職員たちはあんなに偉そうにしているのか。私と皆さんは、人間の程度が違うとでも思っているのか(ただし、電話交換の人は不愉快にならない)。こんなだから、小樽に旅行には行っても住むのは嫌だという人が多いのではないか。
一元客がたくさんお金を使ってくれればそれでいい、住んでいる人などどうでもいいという商売をしている。「あんたは安いものしか買わない」と言う商店主。個人商店が消えるわけだ。私は小樽が大嫌い。
トップが偉そうにしているから、部下たちも「俺様はえらい」と勘違いしている。今、歳をとって、所得が少ないが、かつてはきちんと税金も払ってきた。いい加減目を覚まし、住みよい街になるよう努力してはいかがか。

【回答】

ご提言として受け付けました。
なお、接遇については、全職員が、市民目線に立って丁寧に対応することや、高圧的な態度を取らないことなどについて、周知してまいります。

国道5号線の取り締まり、給付金、除排雪について【7月5日受理】

  1. 桂岡より札幌方面の国道5号線で、非常に危ない運転があり、危険な目に何回もあいました。スピード違反の取り締まりをよろしくお願いいたします。ちなみに銭函交番から病院までの間が上下線ともに非常に危険です。警察によく伝えてください。
  2. 給付金の配布の手続きが、他市は早いみたいですので、よろしくお願いいたします。早めにお願いいたします。
  3. 除排雪で、桂岡の細い路地が年数回で、雪捨てで大変ですので、よろしくお願いいたします。

【回答】

  1. 銭函地区の国道5号線のスピード違反について、7月5日、小樽署交通課規制係に情報を提供し、取り締まりの強化について依頼しました。
  2. 令和6年度新規非課税世帯等支援給付金及び定額減税調整給付金について、本市でも8月から実施します。
    新規非課税世帯等支援給付金については、今年度から新たに住民税非課税となった世帯及び均等割のみ課税となる世帯に、一世帯当たり10万円を給付します。また、その世帯に18歳以下の子どもがいる場合は、一人当たり5万円を追加で支給するものです。
    定額減税調整給付金については、一人4万円の定額減税の対象となった方のうち、令和6年分の推計所得税額と令和6年度分の個人住民税所得割額から定額減税しきれず、恩恵を十分に受けられないと見込まれる方に、その差額を1万円単位に切り上げて給付するものです。
    給付等のスケジュールは、8月中旬から支給対象となる方々へ給付金受給に関する確認書を送付し、8月下旬には第1回目の給付を開始する予定としており、申請期限は10月31日です。広報おたる8月号や市ホームページで周知するとともに、8月1日からコールセンターを開設し、お問合せに対応する予定としております。
  3. 生活道路(除雪第3種路線)は圧雪管理を基本とし、交通障害が発生する場合に現地の状況に応じて除雪作業を行っています。今後も引き続き、パトロール等により道路状況を確認し、必要に応じて除排雪作業を実施いたします。

道路の補修について【7月5日受理】

いつも市政のために働いてくださり、ありがとうございます。
つい先日、最上橋のバス停前の道路のでこぼこで、雨のときなどに車に思いきり水しぶきをかけられました。できれば早急にお案していただきたく、よろしくお願いします。

【回答】

現地を確認したところ、道道部分でしたので、建設管理部へ対応を依頼いたしました。

災害対策、バスの乗務員不足について【7月4日受理】

  1. 今年1月の能登半島地震の断水で、被災者は今も大変苦労しています。1940年の積丹半島沖地震で震度7クラスの津波を含む地震が起き、被害を受けたと記録されています。小樽市でも巨大地震に備えて、水道施設がだめになった場合に備えて、海水から淡水に変える設備の具体化や、道路が寸断されたときに物資を確保するためのヘリコプター及びドローン中継基地の選定を、自衛隊をはじめ各関係機関と決めておくとか、海上から物資を運ぶ際の要点を決めておく。電源が喪失した場合に備えて太陽光の備蓄設備を活用して最低限の電源確保に努めることや商業施設や公共施設での蓄電施設の拡充を行政側から促す。
    上記に述べている以上にやることがたくさんあると思います。巨大地震に備えて巨大地震大綱を策定したらどうですか。地震などの自然災害に対応できると思います。
  2. 運転手不足で路線バス減便が顕在化しています。道内にある路線バスを運営する20社に聞き取り調査をしたところ、半数の10社が減便したとの調査結果が出ています。
    2030年の新幹線の札幌延伸のめどが立たない中、他町では、小樽~余市間の1日平均1,000人以上の乗客が見込まれる鉄路からバス転換を見直すような発言をしています。その町では、町民団体が小樽~余市間でのバス転換を見直して、鉄路維持を模索しています。札幌市内の地区では、路線バスを運行している会社が、予約制のデマンドバスを運行する取組をはじめました。
    別の市では、運転手不足を見据えて、2023年から自動運転バスを定期運航して運転手不足の解消を模索しています。他県では、行政と複数のバス会社が作る新組織がバスの購入、整備を行い、バス会社が運行を担うバスの上下分離方式といった施策が検討されています。
    小樽市でも新幹線の札幌延伸を見据え、小樽~余市間のバス転換やそれに伴う塩谷から最上、市立病院を経て築港へ行く路線を検討しているほか、運転手不足にどう対応するか検討しています。小樽市の今後の課題は、人口減少によるバス路線運営会社の収益の悪化からくるバス路線の減便がさらに加速化することが予想されます。バス運転手の高齢化と若い人のバスの運転手のなり手不足の課題をどう克服するのか、各自治体の取組を参考にして、方向性の指針を策定してほしいと思います。

【回答】

  1. 災害対策として、備蓄品を確保していますが、現状の備蓄数の見直しや、各機関が集まる防災会議において情報を共有し、災害時の連携について確認する等、本市の災害に対する備えを行っています。胆振東部地震のブラックアウトを経験し、停電時の電源の確保対策なども行っています。また、本市の防災計画が掲載されている小樽市地域防災計画も毎年、見直しを行っています。
    今回の能登半島地震を踏まえ、今後も見直しなどを検討しています。
  2. 乗務員不足対策は、市でも昨年から事業者とともに実施してきており、採用に結びついたケースもありますが、必要な乗務員数の確保にはまだまだ至っておりません。
    今回いただいた御意見は、乗務員確保に向けた指針策定ということですが、市では交通計画を持っており、次年度に改定予定ですので、そこに方向性などを記載する予定です。
    また、その中で、今回いただいた御意見にある自動運転なども検討できればと思います。

オタモイ地蔵尊の整備について【7月4日受理】

市長は、オタモイにお地蔵さまがお祀りしてあることはご存じでしょうか。
毎年、年2回、お参りを欠かしたことはありません。2年ほど前に土砂崩れでお堂に行けなくなり、昨年から駐車場で関係者の努力でお経があがります。
先日、お地蔵様のことで、オタモイ塩谷を西部地区としての観光開発の説明会を聞き、夢みたいな、あまりにも現実的ではない構想の話を知りました。本当にがっかりして帰ってきました。小樽の行政は港と運河以外は「聞く耳持たず」は承知しておりますが、なんとかオタモイのお地蔵様を助けていただけないでしょうか。どうかよろしくお願い申し上げます。

【回答】

オタモイにある地蔵尊につきましては、古くから信仰の対象となっていることは理解しておりますが、まず、地蔵尊のある場所は個人の所有地であることから、市がその整備を行うことは原則的にはできません。更に、政教分離の観点からも、地蔵尊の保存を目的とした費用の負担は現時点では困難です。
また、本市は運河や港のほかにも自然や歴史、文化などの多種多様な資源を生かしながら観光振興に取り組んでいるところでありますが、オタモイ地蔵尊につきましては、市として関わることは難しいものですので、御理解いただきますようお願い申し上げます。

民生委員、高齢者への対応について【7月4日受理】

小樽に住んで10年になりますが、お年寄りが多いのにはびっくりいたしました。
足腰の元気な人には声をかけ、月に1回外へ出て、街の中の草取りやごみ拾いに誘ってみてはいかがでしょうか。そうした小さなことをやっていれば、寝たきりの人が少しは減るかもしれません。
民生委員も月1回はお年寄りの家を訪ねたりしたらいかがでしょう。お年寄りの相手を、若い人がしてあげないから寂しいのです。わずかでも家にあるものを持ち寄って、公民館でも1か月に1回、世間話をしたり、何か簡単なものを作ったり、憩いの場を作ってみたらいかがでしょう。

【回答】

お手紙の主に、直接、回答いたしました。

新総合体育館、ふれあいパスについて【7月4日受理】

  1. 体育館新築について、今、小樽の人口は何年か後には5万人になるのに、体育館を90数億円もかけて建て替える必要があるのでしょうか。それに市役所新築の話も出ています。
  2. ふれあいパスのことですが、私も2回くらい相談したことがありますが、今の枚数では足りません。もう少し枚数を増やしていただけないでしょうか。検討をお願いいたします。
    それと、前にカード式になると聞いていましたが、どうなりましたか。

【回答】

  1. わが国では「人生100年時代」と言われる中、子どもからお年寄りまで、全ての人がスポーツに親しむ環境の整備を進める必要があると言われており、特に本市においては高齢化は進んでいる状況から、こうした取組を積極的に進める必要があります。また、本市においてスポーツ活動の中心的役割を果たす小樽市総合体育館は、災害時には多くの人員を収容する指定避難所であるにもかかわらず、耐震性が旧基準のままであり、バリアフリー化も不十分です。そして、市役所につきましても、耐震性、バリアフリー化に関しては、同じ状況となっています。
    事業費が高額となっていることに関しましては、ご心配されるのも当然のことと思います。しかしながら、お示ししている概算事業費は、その全額を本市が負担するわけではなく、国からの補助金などを可能な限り活用して、市の負担を少なくする努力をしているところであります。
    いずれにしましても、事業を推進するにあたっては、市民の皆さんのご理解を得ることが最も大切であると考えておりますので、今後も、丁寧な説明に努め、常に市民の皆さんのご意見に耳を傾けながら整備を推進してまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
  2. ふれあいパスについては、令和3年度から、事業費の削減を目的として制度変更をし事業継続をしておりますが、この3年間で事業費は増え続けている状況で、令和5年度も1億9,000万円程度の費用がかかっています。この制度を多くの方に利用していただきたいと考えているので、厳しい財政状況に鑑みると、現在の購入上限を増やすのは難しく、現在の制度を維持するため予算を確保していきたいと考えております。
    ICカード化については、初期導入費用が多額であることや、これまでお使いいただいている高齢者の方にはICカードの利用について苦労される方も一定数いらっしゃると考えられます。ICカード化については今後の課題であることは認識していますが、更なる財政負担が伴うため、すぐに導入することは難しいと考えています。今後も、みなさんが使い勝手が良い制度となるように検討していきます。

総合福祉センターの移転について【7月4日受理】

75歳の女性です。
毎週火曜日、金曜日の2回、総合福祉センターの入浴を楽しみにしておりますが、来年3月末で、福祉センターが築港の大型商業施設へ移転するとのことで、とてもショックを受けています。
高齢者はみんな、少ない年金生活者がほとんどだと思います。そんな中で、総合福祉センターのお風呂は温泉でとても広く、ゆっくり入浴できてとてもありがたい場所です。
そんなお風呂がなくなれば、私たちはこれからどうすればいいのでしょうか。490円も出して町のお風呂には行けません。自然の村のお風呂も5月から10月で終わります。10月から翌5月までの間だけでも入浴施設を臨時に開設していただけないでしょうか。観光ばかりにお金を使わないでください。

【回答】

総合福祉センターの移転により、風呂が利用できなくなることでご不便をおかけいたしますが、老朽化により使用を継続することは難しく、移転先でも入浴施設を用意することは難しい状況です。
50年前には風呂の普及率も低く、交流の場として設置しましたが、新たに整備することは難しく、代替施設の設置もできません。なお、総合福祉センターの風呂は、浴槽に鉱石が埋められておりますが、温泉ではありません。

市役所職員の居住地について【7月4日受理】

市役所の職員は小樽市在住の人が少ないように見える。札幌から役所に行っても、市・道民税が小樽市に残らない。対策案はないのですか。
災害時の役所の人員手配、大丈夫なのですか。

【回答】

職員の市内居住につきましては、令和6年5月現在で、全職員約1,830人のうち約85%が小樽市内に居住しています。
本来、全職員が市内に居住することが望ましいことは言うまでもありませんが、現状の市外居住者は、医師や医療技術職員など、市内では十分な人材確保が難しい有資格者が多いこと、親の介護や配偶者の勤務地の都合など個々のやむを得ない事情があることなどの理由によるものです。
また、憲法第22条で「居住の自由」が保障されていることから、市内居住を義務として強制することは困難ですが、これまでも市外に居住している職員に対しては、機会があるごとに市内居住を強く勧めているほか、職員採用試験の実施要領にて「採用時までに小樽市内に居住が可能な方」を受験資格とするなどの方策をとっているところでありますので、御理解をお願いいたします。
なお、御懸念いただいている災害時の対応につきましては、令和3年に策定した「小樽市業務継続計画」において、発災時から段階的に参集する職員数が増えていくことを想定し、優先すべき業務の順位を定めて対応することとしておりますので、併せて御理解をお願いいたします。

介護保険制度について【7月4月受理】

私は、疾病により、医者から雪かきはだめだと言われています。
このたび、介護保険課の人と電話で話しましたら、いかなる理由があろうと雪かきはできないと強く言われました。医者からだめだと言われていても、だめなのでしょうか。今までずっと、国や市や道の世話にもならずにがんばってやってきたのにです。どうにか考えてみてください。よろしくお願いします。

【回答】

介護保険制度については国が提供できるサービスを定めており、当該制度では除雪作業の提供を行うことができません。除雪に限らず、日常生活で困りごとがあった際は、お近くの地域包括支援センターへ相談いただくことで、介護保険制度やその他サービスを紹介することができます。
また、介護保険制度以外での除雪に関する取組として、福祉除雪サービスがあり、申請先は民生委員となっておりますので、担当の民生委員へご連絡ください。

手宮保育所の存続について【7月3日受理】

ここ3~4年の間、私の家の近くは急に小学生や未就学児が増えまして、10人くらいの子供たちの声でにぎやかで楽しいです。毎日、手宮保育所へ連れていく若い母親と子供たちはいつもにこにこしているので、私なりに「きっと手宮保育所は良い、安らぐ居所なんだ」と納得しています。しかし、市・こども未来部の案では、廃止の可能性に言及しています。2年前、市長は「改築」を明言され、議会も全会一致で賛意を示しました。親御さんたちも喜んでいました。市長のこの2年間での心変わりはどうしたのでしょう。合点がいかないのです。保育所をなくさないでほしいのです。

【回答】

手宮保育所につきましては、有識者等からなる「子ども・子育て会議」から、今後の保育所等の在り方について徴した意見の一つとして廃止の方向性が具申されたものであり、市・こども未来部としての案を示したものではありません。
現在、手宮保育所を含む市内全体の保育所等の今後の在り方について、関係機関等への意見聴取や、保育の需要と供給体制などを検証しながら検討を進めているところであり、令和7年3月までに市内の保育所等の規模や配置に関する方針を策定することとしておりますので、その中で同保育所の今後についてもお示ししたいと考えております。
なお、方針の策定に当たっては、将来的な保育の受け皿の確保を含め、本市の子育て支援を決して後退させることがないよう取りまとめたいと考えておりますので、御理解をお願い申し上げます。

人口対策について【7月3日受理】

「人口増加対策課」を設置して、どうしたら小樽に住みたいか、特に若い人が小樽で暮らしたいと思えるか。
例えば、古い空き家を市で買い上げ(100万円から300万円)、軽い補修(100万円から200万円)をし、若い人や移住家族に安価で売り、税制対策を取り、移住家族にはさらに生活費の補助をするとか。
地方から来ている小樽商大生にいろいろな意見を聞いてみてはどうでしょうか。
若い人が住めば人口は増えます。

【回答】

人口対策課はありませんが、今年度から新たに設置した総合政策部内に、人口対策担当を配置し、人口対策を本市の最重要課題として位置付け取り組んでおります。
空き家を市で買い上げる制度につきましては、市で買い取る場合の予算確保や維持管理の問題など、課題が多く難しいものと考えております。しかしながら、現在増加している空き家への対策は大変重要でありますので、活用策などについては、引き続き検討してまいります。
移住者への支援につきましては、東京23区から本市へ移住する方への支援金制度や、転入して三世代の近居、同居を始める方への住宅取得費補助制度などがあり、移住者向けのワンストップ相談窓口「ひと旗サポートセンター」において、移住希望者のニーズにきめ細かく、柔軟に対応してまいります。
小樽商科大学と本市とは、まちづくりに関して、これまでも連携して取り組んできておりますが、若い方からのご意見は大変重要でありますので、商大生に限らず、さまざまな機会を活用してその声を聴き取り、施策に反映してまいりたいと考えております。
人口減少問題は、地方の抱える共通の課題であり、一朝一夕には解決できない構造的な問題であります。少子高齢化が進む本市において、短期間で自然減に歯止めをかけることは難しいことから、若年層の人口流出の抑制など、引き続き、「子育て」「しごと」「移住」の3本の柱により、社会増を中心に、民間とも連携しながら人口減対策に取り組んでまいります。

第2号ふ頭への自衛隊基地の誘致、蒸気機関車アイアンホース号の修繕について【7月3日受理】

  1. 第2号ふ頭を道内の災害発生時における救難物資のデポ倉庫として使用し、海上自衛隊の輸送艦基地を誘致するのを勧めます。他都市のように防衛相より補助金が交付され、道路除雪などに使用されている。第2号ふ頭も毎年維持するお金が結構かかる。小樽市も防衛相に基地誘致するのを勧めます。第2号ふ頭も活用されます。
  2. 総合博物館にあるアイアンホース号が故障し、修理資金集めが大変なよう、古い機関車とはいえ、修理しても、また違うところが故障するかもわからない。小樽市の資金援助に期待します。大事な鉄道遺産、全国的に大事な機関車、長く動態保存するよう、市役所に期待。

【回答】

  1. 第2号ふ頭に海上自衛隊の輸送艦基地を誘致することにつきましては、当該ふ頭は、現在、主に海上保安庁の巡視船など、官公庁船の停泊場所として活用し、ふ頭内の倉庫や土地についても、港湾貨物の保管場所として民間事業者に利用されております。また、当該ふ頭は、令和3年12月に改訂した小樽港港湾計画において、第3号ふ頭のクルーズ拠点化に伴い、各ふ頭に分散し荷役作業が非効率となっている完成自動車やゴム製品等の輸出の集約化に対応するふ頭として位置付けていることから、海上自衛隊の輸送艦基地とすることは難しいものと考えております。
  2. 蒸気機関車アイアンホース号の現状につきまして、同車両は1909年製造と非常に古く、毎年のように修理を行いながら運行を続けている状況です。市としても、修理に要する財源の確保に苦慮しており、市の予算だけでは不足するため、皆さんから市への寄付金である「小樽ファンがささえるふるさとまちづくり」を活用させていただいているところであります。
    アイアンホース号は、修理を終えて7月25日に運行を再開し、復帰を待ち望んでくださっていた多くの皆さんに体験乗車を楽しんでいただいております。これからも、博物館を訪れてくださった皆さんに、小樽市の貴重な鉄道遺産と北海道の鉄道史を伝えていけるよう、取り組んでまいります。

手宮緑化植物園のトイレ、除雪について【7月3日受理】

  1. 手宮緑化植物園内のトイレの使用不可について、使用は「建物内で使用」と看板に書かれていますが、休日は(植物園は月曜日休日で門は開いている)建物は戸締りをしていて使用不可であり、門から建物までにあるトイレが終日使用できず、来園された方は困った様子であるので、使用可能にしてあげてください。門を閉めても園内には入れるのです。
  2. 冬期間における除雪について、除雪をしてその雪を堆積する場所がないからといって、交差点で、しかもバス路線であるカーブのところに堆積をするため、バスが来た時にはいずれかが停止の状態になるため、堆積しないように何度も電話をかけて話をしています。今冬期からは、業者への徹底的な指導を行い、危険箇所をつくらないようにお願いいたします。他山の石で終わらないようにお願いいたします。
    高島小学校の出入り口付近の交差点は除雪を見直してください。

【回答】

  1. 手宮緑化植物園のトイレは、建物内、駐車場前(封鎖中)、稲荷神社横の3か所があります。現在、駐車場前の封鎖中のトイレの看板は、建物内のトイレを利用するよう案内しており、定休日である月曜日には使用できない場所を案内し、ご不便をおかけてしておりましたので、定休日にもトイレが利用できるよう、稲荷神社横のトイレへ誘導する看板等を設置したいと考えております。
  2. 市の除雪作業は、道路脇に雪を寄せる「かき分け除雪」を実施していますが、降雪と除雪作業の繰り返しによって、道路脇に寄せられ積みあがった雪は、路肩部や交差点部に堆積し、車道の走行幅員を確保しています。
    降雪と除雪作業の繰り返しによって路肩部やT字路交差点部の雪堤が成長し、車道が狭く見通しが悪くなるなど、交通障害等が発生することが予想される場合、事前に拡幅除雪や排雪作業を実施している状況です。今後も引き続き、パトロール等により進路状況を確認し、必要に応じて排雪等を実施します。

保健所の移転について【7月2日受理】

保健所、総合福祉センターの移転が計画されているようですが、気になることがあります。
大型商業施設内の各店舗の開店時刻は9時、10時開店ですが、保健所等は何時からやるのか。入り口はどうなるのか。また、2階の入り口付近は雨漏りや、床がめくり上がり、高齢者の通行には問題がある状態が長期間放置されている。市の関係施設が入ることを考えれば、所有者に速やかな改善を求めるべきではないか。工事現場等に使用されるプラスチックのコーンが多数置かれ、ロープが張られ、小樽を訪れる観光客にもいい印象を与えない。いろいろ予算もなく大変だろうが、4階に入ることを考えるなら、所有者にも改善を求めるべきではないか。健康に留意してがんばってもらいたい。

【回答】

保健所など市の関係施設が入居したあとの出入り口の場所や開錠時間については、今後協議することとなっています。
ご指摘の2階出入口付近の雨漏りや床がめくれあがっている状況については、7月中に修繕工事を開始する旨を確認しております。

堺町通りの冠水対策について【7月1日受理】

昨年9月12日の豪雨ですが、入船通りやメルヘン交差点、堺町通りに流入する濁流を、メルヘン交差点でつぶさに見ておりました。
両方から流入した濁流がメルヘン交差点内で合流し、若干波打ちながら盛り上がり、堺町通りに勢いよく流れていました。ごく一部は臨港線に流れていましたが、観光客で若い男性が靴や靴下を脱ぎ、ズボンのすそをひざ上までたくし上げてメルヘン交差点を渡り始めましたが、ひざ下くらいの水位がありました。排水量としては全く足りていない感じで、排水溝がどこにあるかわからない状況でした。雨が小降りになると、最初に路面が出て歩けるようになったのは、メルヘン交差点と臨港線の間にある店のところでした。その一番高いところに排水溝がありましたが、何の役にも立っていなく、その間も堺町通には勢いよく流れていました。今年も豪雨になると昨年と同じようになる可能性があります。
入船通りスーパー前やコンビニ前の交差点のところでたくさん排水し、メルヘン交差点に流入する濁流の量を減らす必要があると思います。
それと、メルヘン交差点手前に融雪で溶かした水を排水する排水溝がありますが、土砂で埋まっており、この土砂を取り除くと多少なりともメルヘン交差点に流入する濁流を少なくすることができるかもしれませんね。

【回答】

大雨に備えて、メルヘン交差点や周辺市道の道路側溝や集水桝等について、点検と清掃を実施しています。また、暗渠の雨水管については、必要に応じて清掃を実施する予定です。
メルヘン交差点付近や立岩線交差点付近などは、冠水被害を軽減するため、臨時市道整備事業により、雨水排水対策工事を令和7年度から着手する予定です。

令和6年6月に寄せられた手紙

新光町に児童館を作ることについて【6月29日受理】

先日、有志で、町内会館で子育てサロンをしてみたのですが、予想以上に、市内での子育て広場開催時よりも集まりまして(ベビーカーを押して歩いて来ることができるためだと思います)、町内会館では狭いし、今後、対応しきれないかと思われます。
ベイビュータウンは人口率も高く、子育て世代が多いです。子育て世代を大切にしたいです。早急に児童会館が必要だと思われます。どうか若い世代が安心して暮らせるようご支援をよろしくお願いします。

【回答】

学校や家庭以外に子どもが安心して安全に過ごせる居場所として、児童館の増設など子どもの居場所の充実が求められていると認識しております。
本市の財政状況等を踏まえますと、直ちに整備していくことは困難でありますが、順次進めていく公共施設の更新や長寿命化の取組において、子どもがのびのび安全に遊べる機能も重要な観点として捉え、地域の現状を踏まえながら、子どもの居場所の充実に努めてまいりたいと考えております。

弓道場について【6月28日受理】

昨年の市民スポーツ大会弓道大会に、市長には来賓としてお越しいただき、誠にありがとうございました。
その折にお話ししました男子トイレの洋式化は、その後に生涯スポーツ課により秋には改修していただきました。誠にありがとうございました。お礼が遅くなり申し訳ございません。
安土小屋のほうは裏側の屋根の軒先の梁が折れていて大規模な工事になりそうです。予算のない中で恐縮ですが、現状は厳しいです。安土小屋の正面側、射場が見える屋根もペンキが剥げてまだら状態です。関係者でペンキを用意して塗ろうかという意見もありますが、財政と人員で苦慮しています。

【回答】

安土小屋正面屋根の塗装については、7月中をめどに対応する予定です。
安土小屋裏側屋根のトタンがはがれていることについては、木材の部分の腐食が進んでいることが確認されました。また、場合によっては、トタンがはがれていない箇所でも内部の木材が腐食している可能性もあるため、想定以上に修理箇所が拡大する恐れがあることから慎重に対応する必要があるものと考えております。これについては、修繕内容が確定した後、今後の修繕計画を検討していきます。

中学校の部活動の拠点校方式について【6月19日受理】

中学校の部活動について、今年度、拠点校で行う部活動がまた増えて、子どもたちは様々な選択肢からやりたいことを選べるようになって良かったと思っています。
今後、その中に吹奏楽部を追加することを検討していただきたいです。西陵中学校区なので、菁園中学校に通えなくはないのですが、吹奏楽未経験な状態で越境入学というのはハードルが高いです。
ぜひご検討をお願いします。

【回答】

現在、市内の吹奏楽部の状況は菁園中学校、桜町中学校、朝里中学校の3校が単独校として活動を行っておりますが、各学校の活動状況は異なっていることから、拠点校方式の部活動が実施可能か今後、検討を行っていきます。

銭函市民センター体育室の照明について【6月9日受理】

銭函市民センター体育室の照明についてです。
私も銭函市民センターを利用する者になりますが、夜間の照明に苦慮しているところです。先の公開されている手紙への回答の趣旨は理解できますが、担当者は夜間の明るさを確認した上での回答でしょうか。一般的な公共施設に必要とされている照度は確保されていないように感じます。
また、照明は水銀灯を使用していると思われますが、電球が古いためか明るさが不足しており、照明5基ほどを不点灯にして間引きしていることも原因かと思います。
すぐに照明の交換が困難なことは百も承知です。市民から利用料金を取って運営している以上、電球をすべて交換し、照明の間引きをやめるのが筋かと思い投稿した次第です。
照明の対策ができないのであれば、利用料金の見直しなども必要かと思われます。
建て直しの検討中というのは行政側が問題を先延ばしにしている言い訳であり、現在も利用している市民がおり、料金を取っている以上対策すべきと考えます。
まずは担当者が実態把握(夜間帯の現地調査)を行い、対応に当たられたい。

【回答】

体育室天井の照明について、先日、施設管理者の立会のもと現地確認をしたところ、最近電球が切れて交換した箇所は、若干明るく感じられたため、他の箇所も交換することによって、現状より明るくなる可能性がありますが、水銀灯電球は現在製造が中止されているため在庫が確保できない状況にあります。
このため、今後は、LED照明への切り替えを実施していく必要がありますが、高額な予算を確保する必要があり、また現在、当施設の将来的な在り方の検討を進めていることから、具体的な時期はお示しできませんが、それらの状況を踏まえながら、取組を進めてまいりたいと考えております。

旧北海製缶第3倉庫の活用方法について【6月5日受理】

旧北海製缶第3倉庫の利用方法について、先日の新聞記事に旧石山中学校の校舎解体する旨があり、改めて第三倉庫の利用について提言させていただきます。

  1. 市が長期又は恒久的に保管する必要な物件(公文書・書画・写真・美術工芸品等)の保管場所として利用する。
  2. 旧第3倉庫を推薦する理由は、特に書物・書画・写真・各種美術工芸品等、長期保存の場合、普通の建物では窓から入る紫外線、季節によっては湿気等により、変色や質の劣化が考えられます。その他に、従来からの木造建物では火災の発生、窓や出入口の構造によっては盗難の恐れも考えられます。また、津波発生時の小樽港に寄せる高さ予想では、この倉庫の2階程度までで、重要な物件については3階から4階に保管すれば良いと考えます。

以上のことから旧第3倉庫の構造を見れば、前記の心配事項も概ね排除できるものと考えられることから推薦するものです。
旧第3倉庫を使用しての考察として、1980年代以降、半導体生産工場として使用されています。その際に懸念されたのは、海岸に所在することから屋内で塩分が検知されないかということでしたが、検査の結果、塩分は全く検出されませんでした。
また、壁の構造のためか、夏や冬の外気の寒暖が屋内にあまり影響なく、冬の暖房は最少、夏はクーラーがなくても昼夜あまり室温が変わりませんでした。
旧北手宮小学校の閉校後、雪まつり資料館の収蔵品がどうなったのかも気にしています。
今回、元石山中学校解体とその保管物の移動計画の報道から、やがては旧北手宮小学校の校舎も同じことになるだろうとの思いで旧第3倉庫利用の提言をするに至りました。

【回答】

旧北海製缶第3倉庫につきましては、令和4年12月に、市民の皆さんの強い思いを受け止め、小樽運河と一体となった景観は小樽にとってなくてはならないものであるという認識の下、市が譲渡を受け、保全してゆくという決断をさせていただきました。
譲渡を受けて以降、この倉庫の保全・活用、歴史的な意義、将来にわたっての可能性を議論する民間団体が設立され、セミナーやマルシェの開催などの社会実験を実施していただいているところです。また、本市においても、国の文化財制度への申請について議論を進めているところです。
今後、この倉庫を保全し、活用を行うことにつきましては、課題もあり、その解決は容易ではないと認識しているところであります。
しかしながら、この施設は、小樽にとって、欠くことのできない、歴史的な価値を有しているものと認識しており、将来に引き継ぎ、小樽の魅力として誇ることができるよう、保全・活用に取り組んでいまいりたいと考えておりますので、今後もご理解とご協力をお願いいたします。
また、ご提言いただきました活用方法と、これまでの活用に経緯につきましては、庁内で共有するとともに、今後の参考とさせていただきたいと思います。

銭函市民センター体育室の照明について【6月3日】

銭函市民センターの体育室の照明が暗いので、明るくしてもらいたいです。2か所は電球を替えてくれたようですが、それでもまだ暗いです。残りも早急にお願いしたいです。

【回答】

体育室天井の照明について、先日、施設管理者の立会のもと現地確認をしたところ、最近電球が切れて交換した箇所は、若干明るく感じられたため、他の箇所も交換することによって、現状より明るくなる可能性がありますが、水銀灯電球は現在製造が中止されているため在庫が確保できない状況にあります。
このため、今後は、LED照明への切り替えを実施していく必要がありますが、高額な予算を確保する必要があり、また現在、当施設の将来的な在り方の検討を進めていることから、具体的な時期はお示しできませんが、それらの状況を踏まえながら、取組を進めてまいりたいと考えております。

令和6年5月に寄せられた手紙

冬期間に散布された滑り止め砂の回収について【5月27日受理】

冬期間に散布された道路の滑り止め砂を、未だに回収・清掃に来てくれなくて非常に困っております。
例年ですと、5月の連休前には作業の車が来ていたのですが、今年は連休過ぎになっても回収されず、5月10日に建設部に電話で早めに対処してほしい旨お願いしたのですが、2週間経過した本日(5月24日)になっても片付けに来る気配がありません。私の家が道路の下に建っているので、車が通る度に砂埃が降ってくるので、天気が良くても外に洗濯物も干せませんし、安心して窓を開けて換気することもできません。もうすぐ6月で暑くなってきます。どうか少しでも早く厄介者の砂を回収していただけないでしょうか。
今年のみならず、今後の春も早いタイミングでの砂の回収が行われることを願ってやみません。

【回答】

路面清掃作業については、雪解け時期などにより、作業が遅れることがあります。
なお、要望箇所については、5月30日に実施いたしました。

船見坂に歩道やガードレールを設置することについて【5月2日受理】

近年、砂留踏切から船見坂における道路について、外国人観光客の観光名所となっていることから、歩行者増加が著しいことは周知の事実かと存じます。しかし、その割には、歩行者を守るための歩道やガードレール、柵が設置されておらず、事故が起きてからでは遅いのではと危惧しています。
歩道があり、道路としては余裕がある市役所の近くにはチェーンの柵が設置されているのに、交通量が多く、歩行者も多い危険地帯に柵や歩道を設置しないのは不合理かつ不可解です。
外国人観光客はもとより、住民の高齢者、数は少ないですが子どもの姿もあります。
抜け道のようになっているため、なかにはありえないスピードで運転している車も見受けられます。
他自治体よりも高齢化が著しい小樽では、当然のごとく運転者の高齢者割合も多く、全国的に高齢者のありえない事故が多発していることからも同様の事故が起きるリスクは明確ではないでしょうか。
観光名所となっている道路で悲惨な事故が起きては、観光資源の減退はもとより、わかりきっている危険を放置した行政の怠慢と捉えられかねません。
交通量も多い、歩行者も多い状況を認識しながら、何らの交通事故対策を講じない理由がわかりません。明らかなリスクを放置し続けるのは懈怠そのものではないでしょうか。市民の多くは明らかに危険だと感じています。早急に対策を講じるべきです。

【回答】

砂留踏切から船見坂までの区間には、歩道のある区間と歩道のない区間があります。歩道のない区間では、幅員が狭く、歩道やガードレールの設置は困難ですが、交通安全対策について検討したいと考えております。

堺町通りを歩行者天国にすること、観光地でのトイレ不足について【5月1日受理】

  1. いまや小樽はすっかり観光客が外国人になり、人口が一時的に増加傾向になりました。交通ルールは万国共通ではないかと思いますが、特に堺町通りの歩道は人の肩がぶつかり合うくらいの人です。横断歩道があってもなくても、確認もせず、みんなで渡れば怖くない精神で渡るので、車で走行時にはとても危なくて時速20キロメートルくらいのスピードでやっとの思いです。メルヘン交差点はもはやスクランブル交差点になっています。車を無視しています。これからますます観光客が増えますので、堺町通りを歩行者天国にしたらいいのではないかと提案させていただきます。歩道をベビーカーで歩くのも人を気にしながら、最近では電動カートでの走行者もいますので、ぜひ検討してください。
  2. トイレ不足についてです。日本人だと無料で借りるのは気が引けますが、外国人は平然と店舗に入り、買い物もせず、トイレを使用し、そのまま出ていく。店の方は困惑しています。電気も水も値上がりしている昨今、店の負担増は大変なものがあります。

【回答】

  1. 堺町通りの歩行者天国のご提案につきましては、観光客の増加に伴う対策として有効な手段の一つと考えます。
    しかしながら、現在の一方通行になった当時の検討案の中にも歩行者専用道路がありましたが、地元関係者からの反対を受けて、現在の道路形態になった経緯があります。昨今では、商店街など地元関係者のイベント等において車道を一時的に使用するケースもありますが、歩行者天国のような長い期間での規制となれば、地元の総意をもとに、庁内関係部署、警察や交通事業者等と協議を進める必要があるものと考えております。
  2. トイレの増設につきましては、財政的にも難しい状況ではありますが、令和6年度において臨港線沿いにある小樽市堺町観光バス駐車場内に、駐車場をご利用される皆さんのためのトイレの設置を進めております。なお、トイレが完成するまでの間は、2基の仮設トイレを設置して対応しているところです。
    今後ともより一層、観光客受け入れのための環境整備に努めてまいりたいと考えております。

令和6年4月に寄せられた手紙

市庁舎の避難訓練、避難所開設訓練、小中学校での津波避難訓練について【4月19日受理】

  1. 市民が庁舎利用時に地震が発生した想定の避難訓練を実施してください。市職員は地震発生時に市民をどのように避難させるかのマニュアルはあるのでしょうか。
  2. 災害時の避難所開設訓練を市民も交えて行ってください。段ボールベッドの組み立てなど、市民とともに練習してください。
  3. 津波警報発生中の高台避難の場所は、小樽市にはありますか。津波災害のビデオ等を小中学校の避難訓練に活用して万が一のときに備える準備を教育するようにしてください。

【回答】

  1. 市役所庁舎における避難訓練については、地震を想定したものではありませんが、市民も利用している時間帯において火災を想定した訓練を毎年1回実施しております。
    市役所の標高からは津波被害が想定されないこと、また、地震発生時においても火災は想定されることから、火災を想定した避難訓練を優先したいと考えておりますが、地震についてもどのように現在の避難訓練に取り込めるか検討を行ってまいりたいと考えております。
    また、庁舎内にいる市民の避難誘導については、各フロアに避難誘導の班長を配置し対応することとしておりますが、その時の状況によって様々な対応が求められるため、細かなマニュアルは作成しておりません。
  2. 災害時の避難所開設・運用訓練を市民も交えて行うことについては、防災講和等のお申し込みをいただいている一部の町会には、希望される訓練内容に応じて、段ボールベッドの組み立てなども体験いただいております。
    また、本年8月30日に実施予定の小樽市総合防災訓練において、一部の町会と市職員が協働で避難所開設の訓練をするほか、年内に一部の町会員を対象とした避難所開設・運営訓練の実施も予定しており、今後、さらに対象となる町会を拡大していく方向で考えております。
    避難所の開設や運営に際しては、ご指摘のとおり、地域住民の協力が不可欠であり、今後とも小樽市総連合町会を通じて各町会等に対し、防災講和や防災訓練の実施を継続的に呼びかけてまいります。
  3. 津波警報などが発表された際の緊急避難場所については、市内の沿岸部に津波発生時の緊急避難場所を17か所指定しており、すべての緊急避難場所がそれぞれの地域で予想される津波の浸水想定よりも高い場所に位置しております。
    また、小中学校での避難訓練における津波災害のビデオ等の活用については、津波災害の対策は大切であると考えておりますので、各学校にビデオ等を有効に活用して防災教育を実施するよう指導してまいります。
    ご意見のとおり、小樽市で大きな被害が想定される地震・津波発生時の避難訓練を通じた防災意識の高揚は重要であり、今後とも各学校の防災上の特性に応じた防災教育の実施を呼びかけてまいります。

小学校の対応について【4月8日受理】

小学校の対応に疑問があり、教育委員会に相談しましたが、納得のいく回答が得られませんでした。学校でのできごとについて、市長の意見をお聞かせいただければと思います。

【回答】

今回、ご相談いただいた内容については、市教委から指導をしているとの報告を受けております。また、市教委には今後も引き続き、お話を丁寧に伺うとともに、学校と連絡を取り合い、子どもたちの成長を見守り、支援するよう指示しております。
問題に真摯に向き合い、学校が子どもたちや保護者の思いをくみ取り、安全・安心な学校生活を過ごせるよう取組を進めてまいります。

銭函市民センター体育館の照明について【4月5日受理】

銭函市民センター体育館で、夜間にバドミントンで利用しています。
練習場所ホームがあるということは非常に恵まれていて、ありがたいことだなと日々感謝して利用させてもらっています。
しかし、照明の数が少なく、電球そのものも暗いため、羽が見えづらく、とても練習しづらい環境です。また、天井が低く、羽を高く上げて打つ練習もできない状況です。天井を直すことは難しいと思いますので、せめて照明だけでも明るくしていただけないでしょうか。ご検討をよろしくお願いいたします。

【回答】

銭函市民センターにつきましては、昭和51年に建設され、老朽化が進んでいるため、将来的な施設の在り方を検討することとしております。
施設整備に当たっては、消費電力の削減効果の大きいLED照明の導入や、利用者の皆さんの声もお聞きしながら利便性向上を図っていきたいと考えており、体育館の照明についても、その中で検討してまいりたいと考えているため、すぐに照明器具を増やすことなどは難しい状況にあります。御不便をお掛けいたしますが、御理解を賜わりますようお願いいたします。

並行在来線の存続について【4月5日受理】

並行在来線のバス転換を考え直し、在来線の存続をお願いします。
以前いただいた回答で、在来線の収支は見積もり済みとおっしゃいましたが、いつ計算したものなのでしょうか。住民説明会があったときと今とでは状況が違いすぎます。ほぼ毎時間、列車が外国人客で満員な今の状況は想定外だと思います。実際に見て、計算し直す必要があると思います。また、倶知安方面から在来線で小樽に遊びに来るニセコ近辺の外国人滞在客の存在はすでにご存じで、新幹線で来るようになるとおっしゃいましたが、彼らが1日数本しかなく、割と高額な運賃で、おそらく全車座席指定の新幹線をわざわざ予定を組んで予約して来るでしょうか。しかも、新小樽駅から市街地へはバスに乗らないといけなく、帰りも予約した新幹線の時間に合わせなければならないという煩雑さがあります。とても気軽に小樽へ遊びに来るような感じにならないと思います。私なら、ここまで必要なら、小樽で下車せず、いっそのこと札幌まで行ってしまうと思います。在来線だからこそ、ニセコ近辺の滞在者が来るのだと強く思います。それに、驚いたことに、塩谷にも、丸山の冬山登山のために外国人が来ていました。在来線だからできることではないでしょうか。
バスですが、観光客が路線バスに乗車することで住民がバスに乗れなくなる事態が小樽でも発生していると新聞に書かれていました。そのような状況なのに、4月からのダイヤ改正で、いろいろ本格的に減便が進みました。余市観光や、ニトリによるオタモイ海岸の開発による新たな観光地の出現で、既存のバス路線がパンクし、住民生活に支障をきたす可能性が濃厚です。在来線で交通網を強化する必要があります。
また、4月からの残業規制で、トラックによる荷物の運送が難しくなりました。在来線を活用できれば、旅客列車に荷物も載せることで、沿線の過疎地域にも荷物を届けられると思います。さらに残業規制の影響が深刻な場合、後志の産物を東京に送るために、在来線を使った貨物列車の利用を考える時が来る可能性があると強く思います。住民生活だけでなく、地域経済を支えるためにも、在来線の存続をぜひ考えていただきたいです。

【回答】

最近の外国人観光客の利用増加に伴う収支予測の見直しにつきましては、新幹線開業時点における並行在来線の収支見通しとしまして、令和3年に北海道新幹線並行在来線対策協議会の後志ブロック会議において試算しており、インバウンドを含む観光客の利用が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前の水準まで回復するものとして算出しており、一定程度の観光客増加による増収を見込んでおりますので、この収支予測を見直す必要性は考えておりません。
また、仮に並行在来線を存続させた場合の需要としましては、今回御提案いただいたような、旅客列車による荷物輸送などの各種利用も考えられますが、この並行在来線につきましては、沿線自治体の将来負担など様々な観点で比較検討した上で廃線やむなしと判断したものであり、その判断を見直す状況にはないものと考えております。
その一方で、バスの運転手不足等の影響が大きくなってきていることから、まずはブロック会議でバス転換の課題解決に向けた協議をしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

少年柔道大会の報道依頼について【4月3日受理】

4月28日、小樽市総合体育館で後志地区の少年柔道大会があります。
ぜひ、幼児から中学生までの雄姿を新聞社などに取り上げてほしいです。小樽市の柔道人口が減り、危機的状況です。空手はよく見るのですが、ぜひ、少年柔道をもっと新聞などで取り上げてください。よろしくお願いいたします。

【回答】

報道各社に取り上げてほしいことがある場合には、「報道依頼(プレスリリース)」を16部用意して、広報広聴課へお持ちいただくか、郵送をお願いいたします。
なお、報道依頼の提出後、新聞等に取り上げるかどうかは報道各社の裁量によって決められるため、報道依頼をしたからといって必ず取材・報道されるものではありません。
また、市政記者を集めて直接説明する「記者レクチャー」も可能です。詳細は広報広聴課へお問い合わせください。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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