おたる潮まつり

小樽港フェリー新潟航路50周年

公開日 2024年05月17日

更新日 2024年06月04日

 「小樽港フェリー新潟航路が就航50周年を迎えます。」

新潟航路 就航50周年

航路図 小樽港では、新日本海フェリーが運航する小樽と舞鶴、小樽と新潟を結ぶ長距離フェリーが就航しており、令和6年6月に小樽-新潟航路が就航50周年となる記念の年を迎えます。                   フェリー新潟航路は昭和49(1974)年6月9日に小樽-新潟-敦賀航路の第1船が就航し、その後、昭和52(1977)年には小樽-新潟直行便の運航が開始されました。最初に新潟航路に就航したフェリー「あかしあ」は、当時北海道のフェリー航路では初めて1万トンを超えた大型フェリーで、観光交流や商取引の活発化、新規企業の進出を促進し、北海道の物流に大きな変化を与えるなど本市経済に多大な恩恵をもたらしました。

北海道と本州の日本海側を結ぶ現代の「北前船」

 小樽港におけるフェリーの取り扱い貨物量は、小樽港にフェリー航路が就航した昭和45(1970)年には約20万トンでしたが、今では1100万トンを超えるほどとなっており、安定的に北海道内の新鮮な水産品や農産品などが本州に輸送され、本州からも多くの生活物資が運ばれています。また、年間20万人を超える旅客が小樽と本州を行き来しており、フェリーは北海道と本州の日本海側を結ぶ大動脈として、小樽港のみならず北海道の経済を支えるまさに現代の「北前船」と言えます。

環境にも人にも優しいフェリー

 フェリー輸送は環境にも優しく、CO2排出量がトラック輸送と比べて約5分の1と言われており、また乗船中のドライバーが休息時間を確保できるほか、ガソリン消費量が格段に少なくなるなど多くのメリットがあります。                                                                                                  また、令和6年4月からドライバーの時間外労働時間上限規制が強化され、トラックによる長距離輸送が難しくなるため、その解決策としての役割がフェリーに期待されています。

フェリーに乗って旅に出よう!

 フェリーは人や貨物、乗り物などを定期的に目的地に運ぶことで、交通機関としての役割を果たしています。昔のフェリーは、船内で雑魚寝で一晩を過ごすイメージがありました。それが今ではすっかり進化し、専用テラスやバス・トイレを備えた客室のほか、レストランや大浴場、トレーニングルームなどの充実した施設や設備が備えられ、まるで海上を動くホテルで過ごすような快適な船旅を楽しむことができます。小樽港からのフェリーは新潟航路が週6便、舞鶴航路は毎日運航しており、予定に合わせて利用しやすいのも特徴です。みなさんもフェリーを使って本州への優雅な船旅に出かけてみませんか。

フェリー図

小樽港発着 フェリー運航ダイヤ

小樽発⇒新潟着

月~土17:00発⇒翌9:15着

小樽発⇒舞鶴着

毎日23:30発⇒翌21:15着

新潟発⇒小樽着

火~日12:00発⇒翌4:30着

舞鶴発⇒小樽着

毎日23:50⇒翌20:45着

「フェリー新潟航路就航50周年記念 小樽市民限定特別企画」

 小樽市と関係団体が一体となって小樽港の物流振興を推進する小樽港貿易振興協議会では、フェリー新潟航路就航50周年を記念して、フェリー事業者と連携した小樽市民限定の特別企画を実施します。

 フェリー船内見学会ご招待(カレーランチ付き) https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2024051300016/

 小樽市民限定割引 フェリードライブパック https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2024051600062/

 

お問い合わせ

産業港湾部 港湾室 港湾振興課
住所:〒047-0007 小樽市港町4番2号
TEL:0134-32-4111内線7386・7387
FAX:0134-23-1109
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