FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和6年5月20日放送分

公開日 2024年05月22日

更新日 2024年05月22日

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【前半】

  • 学校給食費における物価高騰対策について
  • おたる子ども未来塾について
  • たるたる支え愛ぷらんについて
  • 歴史的建造物の一般公開について

【後半】

  • 小樽市国保が実施する「たるトク健診(国保の特定健診)」について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて5月も下旬に入りまして、いよいよ今週末は運動会という学校も多いようですね。その学校についてなのですが、まずは学校給食から今日はお伺いしたいと思うんですが、小樽市では4月分と5月分の学校給食の給食費、無償化しているんだそうですね。

(市長)
物価の高騰が続いていますので、特に出費が多くなる4月分と5月分の給食費を無償化することで、子育て世代の負担を少しでも軽減をして、生活を支援することを目的として実施をいたしました。昨年の総合教育会議という場で教育委員の方から提案がありまして、実施をしたものなのです。

(FMおたるパーソナリティー)
6月分から給食費の支払いが始まりますが、食材の高騰が続いていますので給食費も値上がりするんじゃないかと心配になってしまうという方も多いかもしれませんよね。

(市長)
食材の値上げ分に対する費用については、これまで国の物価高騰対応の臨時交付金などを活用しまして、市が負担することで取り組んでまいりましたが、今年度も給食費を据え置くことにさせていただくことにしました。

(FMおたるパーソナリティー)
これは子育て世代にとっては、給食費が据え置かれるというのは、もう本当にありがたいですよね。

(市長)
学年によって給食費が違いますので一律ではありませんが、給食費の据え置きと2ヶ月の無償化、これを合わせますと児童・生徒一人当たり年間で1万7,000円から2万1,000円程度の負担が軽減されることになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
これはうちもそうですが、保護者の方からは「大変助かってます」という声が寄せられてるんだそうですね。

(市長)
小樽市の給食費は、令和4年度から食材費の高騰分を補助することで、保護者負担額を据え置いています。今年度は給食費の据え置きと、それから2ヶ月の無償化を合わせまして9,700万円ほどこの予算を計上いたしまして、子育て世代への支援を継続させていただいているところです。

(FMおたるパーソナリティー)
これは大変ありがたいことで、助かっているという方が本当に多いんじゃないかと思いますがね。ただ、この給食については、最近だと特に食物アレルギーへの対応を求めるという声もあるんだそうですね。

(市長)
市長の手紙などを通じて、アレルギー対策を求めるご意見なども伺っていますが、卵アレルギーにつきましては、除去食や代替食の提供で対応していますが、卵を除くアレルギー表示28品目あるそうなのですが、これについては詳細な献立表を確認して、自分で取り除く自己除去ですね。自己除去や一部弁当の対応をとっています。

(FMおたるパーソナリティー)
卵を除いてもアレルギー表示28品目となると、かなり大変で細かいと思いますし、その他にもそばアレルギーだとか、アナフィラキシーショックという言葉も聞かれますが、こういったことにも注意が必要なわけですよね。

(市長)
仮に、アレルギーの原因となる食材について全てを代替食で対応するとなりますと、調理室の改築、それから専門の調理員の配置、こういったことが必要になってきますので、なかなか簡単には実施できない状況にはあるんですが、できるだけ費用をかけずに、まずできるところから対応していこうと、そういうことで今検討させていただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
これ、何かいい方法が見つかったということになるんですか。

(市長)
アレルギー症状が重篤な場合が多いとされている食材の中でも、比較的使用頻度が少なくて、栄養価に大きく影響しない食材である「そば」それから「木の実」などの10品目について、完全除去する方法を取ることで、より安心安全な給食の提供が可能となるということなのですね。また保護者の皆さんにとりましても、毎月の詳細な献立表のチェックがなくなることで、これは負担の軽減にも繋がるのではないかということを考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
もう細かい献立表のチェックってのも大変そうですから、皆さんと同じ給食を食べられるというお子さん、児童生徒の方が増えるということですよね。

(市長)
学校給食は、食に関する正しい理解を養う上で重要な役割を果たすものになりますので、今後とも安全で安心できる給食の提供に努めてまいりたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
給食の時間が楽しい時間になってほしいですね。では変わって、「おたる子ども未来塾」なのですが、先月4月13日に開校式があったそうで、こちらには迫市長もご挨拶で伺ったんですね

(市長)
私も塾長を努めていますので、塾長という立場で開会式に当たりまして、これから勉強に励もうとする生徒の皆さんにエールを送ったというところですね。

(FMおたるパーソナリティー)
改めてお聞きしますけれど、このおたる子ども未来塾というのはどういった事業なのか、教えていただけますか。

(市長)
「おたる子ども未来塾」の対象となるのは、ひとり親家庭ですとか、経済的に不安を抱えている世帯の中学生・高校生でして、個々の生徒の学力に応じて学習支援員の方が学習を支援します。実際には、運営を学習塾のトライさんにお願いをいたしていますが、また生活面での相談や進学の相談に応じることもしていまして、学習支援だけではなくて、生徒さんの将来の自立に向けた支援もあわせて行う場となっています。

(FMおたるパーソナリティー)
こちらは令和元年に始まったもので、今年で6年目になるんだそうですね。

(市長)
令和元年の開校時には11人でスタートいたしましたが、年々、参加生徒が増えておりまして、直近の3年間は毎年40人を超える申し込みがあります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。これはやはり勉強に励みたいという意欲のある生徒さんがたくさんいらっしゃるということなんでしょうね。

(市長)
参加されている生徒の皆さんは、それぞれの目標に向かって一生懸命勉強に励んでいます。特に、中学3年生の皆さんは高校受験を控えていますので、毎年熱心に参加しています。その頑張りもありまして令和2年度以降は、皆さん志望校に合格をされているという大変嬉しい報告もいただいています。

(FMおたるパーソナリティー)
こうなってきますと、中学校だけじゃなくて今度は高校もという、高校生の受け入れをしてほしいという方もあるんじゃないでしょうかね。

(市長)
高校に進学される方の希望もあったものですから、令和3年度から試行として、受講歴のある高校生を対象に始めました。今年3月に高校生を初めて送り出しましたが、それぞれ進学ですとか、就職ですとか、希望を持ってそれぞれの道に進んでいきました。

(FMおたるパーソナリティー)
目標に向かってる頑張る生徒さんが多いということですよね。

(市長)
中学生から引き続き受講された生徒さんですから、継続して頑張ってる姿というのは見ていてもとてもうれしくなります。目標に向かって一生懸命勉強に励んでいる皆さんの姿を見まして、今年度からは受講歴のない高校生の受け入れを本格的に実施することといたしました。つまり高校生になって初めての参加も認めるということですね。

(FMおたるパーソナリティー)
では、高校生になって初めて通いたいと思った生徒さんも申し込めるということですよね。

(市長)
はい。今年度は46人でスタート切りましたが、その中には高校生から受講する生徒さんもいらっしゃいます。また、申し込みは今後も随時受け付けていますので、市役所のこども未来部こども福祉課、それから福祉保険部福祉総合相談室、このいずれかにお問い合わせをいただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ぜひお問い合わせいただければと思っています。さて話は変わりまして、「たるたる支え愛ぷらん」、こちらの第二期計画が策定されたと伺ってますが、この計画の目的を教えていただけますか。

(市長)
これは福祉分野を横断的につなぎ、防災、観光など幅広い分野とも連携を図りながら、誰もが幸せに安心して暮らせることができるまちづくりを進めるための計画でして、正式な名称は「小樽市地域福祉計画」と言ってるものなのです。この計画は、小樽市と、それから小樽市の社会福祉協議会はもとより、地域の皆様、それから地域で活動されている団体の皆様との協働によりまして、総合的な地域福祉の推進を目指すものになっているんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
「たるたる」はひらがなで、「支え愛」はこれはラブの愛、プランとなってるんですが、第一期計画となります令和3年度からの3年間。これはコロナ禍の影響が大きかったと思いますが、取り組みとしてはどのようなものがあったんですか。

(市長)
社会福祉協議会では、高齢者に優しいお店や集いの場、それからボランティアや市民活動の情報などを簡単に探せる「たるCAN(キャン)!」アプリ、こういったものを作成いたしました。またボランティアポイント制度を実施いたしまして、一年に100名を超す方がボランティア活動にも参加されました。

(FMおたるパーソナリティー)
このアプリで対象のボランティアを探して活動することで、ポイントが貯まるということで、それであればボランティアしてみようという思う方が増えそうですよね。

(市長)
ただ、ボランティアをしたい気持ちがあっても、どうやって活動したら良いかわからない方もいらっしゃると思いますので、そういった気持ちのある方と、実際の活動に結びつけるための取り組みについては、この第二期計画でも継続して進めていくことになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市ではどのような取り組みがされたんでしょうか。

(市長)
小樽市では災害時における支え合いの仕組みづくりといたしまして、町会訓練の支援ですとか、町内会や中学校などに対して防災講話、こういったものを実施いたしました。大規模な災害が起きたときは、災害発生直後の公的な支援にはもう限界がありますので、一人一人が自ら取り組む「自助」と、地域の方々が助け合う「共助」による支え合いが必要となってくるわけなのですね。

(FMおたるパーソナリティー)
自ら取り組む「自助」、それから近所や地域の方々を助け合う、共に助けると書いて「共助」ですが、言葉自体を聞いたことがあるという方も多いと思いますが、具体的には何をするといいのでしょうか。

(市長)
「自助」というのは自分たちの命は自分と家族で守るということで、防災知識の習得や避難場所などを確認していただくことに、まずなります。それから「共助」というのは自分たちのまちは自分たち、それが地域の力で守ることで、防災に関する勉強会などを開催いたしまして、地域で自主防災組織が結成されること、これが大切だと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
特に一人で避難できないという方は、ご近所の方の協力というのも必要になりますよね。

(市長)
小樽市としてもやはり自ら避難することが困難な方が、災害時に円滑な支援が受けられるように、避難行動要支援者の名簿を作っていますが、災害時には消防署、それから警察署だけではなくて、自主防災組織などへの情報提供も行いますので、第二期計画においても防災知識の啓発ですとか自主防災組織の育成に取り組んでまいりたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。さて、最後の話題になりますが、歴史的建造物の一般開放なのですが、昨日5月19日から富岡にあります「旧遠藤又兵衛邸」の一般開放が始まったんだそうですね。

(市長)
この建物は明治35年に建築されておりまして、昭和60年に小樽市の指定歴史的建造物となりまして、平成7年には都市景観賞を受賞しています。武家屋敷を思わせる豪壮な造りで、和風を基調としながらも玄関脇の応接間に大きな三面のベイウィンドウ、そういったものをつけた和洋折衷の住宅になっています。

(FMおたるパーソナリティー)
普段は立正佼成会小樽協会が使われてるそうですが、いつでも見られるものってわけではないんですよね。

(市長)
「旧遠藤又兵衛邸」の一般開放は、26日日曜日までの1週間に限られていますので、興味のある方はぜひ、この期間にご覧いただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
なかなかこうした歴史的建造物の中を見られる機会というのはそう多くはないと思いますから、ぜひご覧なっていただければなと思います。それぞれの施設に確認をしていただけるとよいと思います。

(市長)
お願いしたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、どうもありがとうございます。

(市長)
ありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今回は福祉保険部保険年金課庶務係の谷本さんに、小樽市国民健康保険で実施している「たるトク健診」についてお話をお伺いします。谷本さん、よろしくお願いします。

(谷本)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
たるトク健診についてのお話は4年目になりますが、谷本さんは2回目のご出演ということですね。

(谷本)
はい。今年もたるトク健診についてPRしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
改めて、このたるトク健診とはどのような健診なのか教えていただけますか。

(谷本)
小樽市国民健康保険に加入されている40歳から74歳の方々を対象に行っている特定健康診査のことで、小樽のお得な特定健診で「たるトク健診」という愛称で実施しています。生活習慣病の原因となるメタボリックシンドローム、つまりお腹周りの肥満に加え、血圧・血糖・血中脂質のどれかの値が一定基準から外れていると該当する状態で、その兆候がわかる検査となっています。これらを放置していると、糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の発症につながり、そこからさらに心筋梗塞、脳卒中など、重い病気を引き起こすリスクが高くなりますので、そうならないためにも、たるトク健診を受けて、ご自身の健康状態を確認し、早期から生活習慣を見直すことが大切です。

(FMおたるパーソナリティー)
はい、そうでしたね、思い出しました。生活習慣病の早期発見、それから重篤な病気を予防するためにも大切な健診ということでしたよね。小樽のお得な特定健診ということで「たるトク健診」なのですが、大分耳慣れた言葉になってきたんじゃないかと思いますが、今年のPRポイントというのは何かありますか。

(谷本)
今年のPRポイントは、ずばり三つです。一、「一度は受けよう!続けて受けよう!たるトク健診!」。二、「検診の結果が悪くても心配ご無用、今こそやったる特定保健指導で生活習慣改善」。三、「一緒に受けよう、がん検診」です。

(FMおたるパーソナリティー)
では、この3点について1つずつ教えていただきたいと思いますが、PRポイントの1ですね。「一度は受けよう!続けて受けよう!たるトク健診!」これはどのようなことでしょうか。

(谷本)
まず、当市の受診状況ですが、ここ数年、小樽市の受診率は徐々に高くなり、令和4年度は全道の平均受診率を超え、30.4%となりました。
令和5年度も33%を超える見込みで、3人に1人は受診されており、毎年健診を受けることが習慣化した継続受診者も増えています。一方、お仕事が忙しい方、健康に自信があるからなどの理由で健診を受けない方も多くいらっしゃいます。今まで受けたことがない方にも、一度健診を受けてみたら「早いうちに生活習慣を改善するきっかけができた」「意外と時間もかからず受けやすかった」など、受けてよかったということを実感してもらえるのではないかなと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
受診後は、やはりその結果が気になりますもんね。

(谷本)
健診結果の見方としては、検査結果が標準範囲内だったとしても、経年的に見て、数値が徐々に高くなってきている場合は、生活習慣を見直すサインになります。生活習慣の見直しを後回しにした結果、生活習慣病になってしまうと、長期の通院治療、それに伴う医療費の家計への負担など、日常生活にいろいろな支障が出てしまいます。そうなる前に、毎年続けて、たるトク健診を受診して、ご自身の健康状態を総合的に確認することが大切です。また、現在通院中の方であっても、生活習慣病に着目し、総合的に検査結果を見ることで、全身の健康状態を知るいい機会になりますので、ぜひ受けて欲しいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市の受診率も上がってきているということですから、これを継続していただきたいなと思いますし、また生活習慣病予防のために、治療中で通院しているという人も、そうでない人にとっても、このたるトク健診を継続して受診するということがやはり大切ですよね。

(谷本)
また、受診率が高くなると、保険料の上昇を抑えることにつながります。国民健康保険の保険料は、医療費に基づいて計算するため、多くの方が健診を受けて、健康に関心を持ち、健康な方が増えることで医療費が減り、国保加入者が負担する保険料も安くなるという仕組みです。

(FMおたるパーソナリティー)
皆さんが健診を受けて、健康になって、自分たちが負担する保険料が抑えられると。これはいいことですよね。では、続いてPRポイントの2番目ですね。「健診の結果が悪くても心配ご無用。今こそやったる特定保健指導で生活習慣を改善」。こちらはどのようなことなんでしょうか。

(谷本)
たるトク健診の結果から、生活習慣病の発症の恐れのある方に対して、生活習慣の改善を支援し、発症予防をお手伝いするための「特定保健指導」をご案内していますが、その参加率は低い状況にあります。「病院を受診したけど、先生が大丈夫だよと言っていたので、受けません。」「自分で取り組んでいるから大丈夫です。」などの声を聞きます。ご本人にとっては、体の不調も出ていないし、病院の先生からも治療するほどではないと言われていたら、保健指導を受けなくていいと思いがちですが、私たちはこのタイミングでの生活習慣の改善を、強くお勧めしたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
病院の先生からも治療するほどじゃないと言われたら良いんじゃないかなって思ってしまいますが、これやはり保健指導受けた方がいいというその理由を教えていただけますか。

(谷本)
特定保健指導は、保健師や管理栄養士と一緒に生活習慣を振り返る良い機会となります。生活習慣の見直しに、どのように取り組んだら良いかわからないという方でも、検査データを見ながら、普段の生活の状況を振り返り、食事や運動などを通して、無理なく取り組める目標を一緒に立てて、生活習慣を整えるきっかけにすることができます。今こそやったるの「やったる」は、「やってやる」と、「小樽のたる」を引っかけて表現してみました。特定保健指導の案内が届いた方は必ず受けましょう。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽の「たる」を引っかけての「やったる」ですからね。これはもうやる気が出て印象に残る表現じゃないかと思います。保健師さん、それから管理栄養士さんのような専門家の方がフォローしてくださるというのは非常にありがたいですし、またこれ、生活習慣病予防するためにぜひ受けておきたい内容ですものね。この健診ですとか特定保健指導にかかる費用というのはどのくらいなんでしょうか。

(谷本)
費用は無料です。昨年同様、今年度もたるトク健診なら年に一回、約8,500円かかる内容の健診を自己負担なく受けることができます。もちろん、特定保健指導も該当となった方は無料で参加でき、健康グッズなどもプレゼントしています。

(FMおたるパーソナリティー)
やはり今年も無料なのですね、大変嬉しいです。では、たるトク健診はどのように受診するとよろしいですか。

(谷本)
5月の2週目に、健診の対象となる方へ「受診券」をお送りしました。今年度は紫色の受診券で、たるトク健診が受けられる市内医療機関の一覧も記載されています。市内41ヶ所の医療機関や、市立病院や済生会病院で行っている「セットけんしん」、市内の会館などで行う「地域のけんしん」、バスで皆さんを健診施設へ送迎する「バスツアーけんしん」などもあります。5月1日に新聞折り込みで配布した「小樽のけんしんまるわかりブック」に詳細が記載されていますので、こちらを参考にしてください。お持ちでない方は保険年金課へお問い合わせください。

(FMおたるパーソナリティー)
普段通院してる方ですとか職場の健診で同じような検査をしてる場合ってのはどうなりますか。

(谷本)
たるトク健診と同等の検査をしている場合、その結果を検診の代用にできる制度が2つあります。一つ目、「みなし健診」といって、普段受けている検査が、特定健診と同等の内容なら、その結果をお医者さんを通じてご提出していただくことで、たるトク健診を受診したとみなすことができる制度です。まずは、ご自身が該当になるか、通院中の医療機関に相談してみてください。二つ目、「自己申告健診」といって、職場の健診結果や人間ドックを受診した方もたるトク健診と検査項目をすべて満たしている場合は、その結果を市に提供していただくことで、たるトク健診を受けたとみなすことができます。提出書類の確認がありますので、当課までお問い合わせください。

(谷本)
対象の方にとって負担なく受けられる方法がいろいろあるということですよね。では最後に、PRポイント三つ目、「一緒に受けようがん検診」、こちらについて教えてください。

(谷本)
たるトク健診受診時に合わせて、がん検診も一緒に受けることができます。受診できる年齢はそれぞれ異なりますが、小樽市の助成で受けられるがん検診は、肺、胃、大腸、乳、子宮頚がんです。たるトク健診とがん検診を、まとめて受けることができれば、効率よく健康チェックができると思いますので、ぜひ一緒にお受けください。

(FMおたるパーソナリティー)
たるトク健診と同時にがん検診を受けることができたら時間的にもお得な感じがしますよね。それ以外にも何かお得な情報というのありますか。

(谷本)
今年もキャンペーンを実施しています。早期受診キャンペーンでは、10月末までに受診した方全員に1,000円分のQUOカードをプレゼントします。11月以降に受診した方も、来年3月までに「たるトク健診」を受診すると、抽選で毎月20人の方に1,000円分のQUOカードをプレゼントします。さらに、令和4年度から3年連続で受診した方には、来年6月に抽選を行い、市立病院で受けられる脳ドック受診券をプレゼントする継続受診キャンペーンを行っています。キャンペーンは申込不要で、たるトク健診を受診すると自動的にこのキャンペーンに登録されますので、特別な手続きは不要です。また、QUOカードは受診されてから二、三ヶ月後に郵送でお届けします。先ほどお話したみなし健診や自己申告健診で検査結果の提供をしていただいた方も、キャンペーンの対象となります。

(FMおたるパーソナリティー)
受けるだけで1,000円分のQUOカードがもらえるキャンペーンの対象になるんですね。

(谷本)
健康で元気に長生きするために、ぜひ、たるトク健診をご利用ください。最後に、75歳以上の方の健康診査についてお話しさせてください。75歳以上の後期高齢者医療制度に加入されている方は、国保のたるトク健診とほぼ同じ内容の健康診査を無料で受けることができます。また、市内歯科医院において、お口の機能を調べることができる歯科検診も無料です。いくつになっても元気で健康に過ごすために、年一回健康診査と歯科健診をお受けください。また、70歳以上の方は、がん検診も無料で受けることができますので、ぜひご利用ください。

(谷本)
さて、今日は小樽市で行われてるたるトク健診についていろいろお伺いしてまいりましたが、迫市長、小樽市の受診率が上がってるというのはうれしいですね。

(市長)
小樽市では健康寿命の延伸のためにさまざまな取り組みを行っています。市民の皆さんには健康づくりの第一歩として、ぜひ毎年の健診でご自身のお体をチェックしていただいて、気になる部分があれば、ぜひ保健指導を活用していただき、備えあれば憂いなしと言いますので、それぞれが健康でいきいきとした生活を送っていただきたいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
本日は、迫市長そして谷本さんにお話をお伺いしました。迫市長、谷本さん、どうもありがとうございました。

(市長、谷本)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
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この番組の再放送は、5月22日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、6月3日月曜日です。どうぞお楽しみに。

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