公開日 2024年06月19日
更新日 2024年06月19日
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【前半】
- 合同部活動(拠点校方式)について
- 定額減税調整給付金事業について
- 保健所、こども家庭課などのウイングベイ小樽への移転について
【後半】
- 図書館の新サービスほかについて
放送の内容
オープニング
明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。
前半
(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。
(市長)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティー)
先日は「小樽伝統文化の会和を遊ぶ」が無事に終了いたしまして。
(市長)
そうですね。
(FMおたるパーソナリティー)
迫市長もお箏で出場されていましたが、お疲れ様でございました。
(市長)
いえ、とんでもございません。村岡さんもお疲れ様でした。
(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。無事に踊りができました。
(市長)
大変たくさんのお客さんも入っていてよかったなと思いますが、小樽らしいイベントだと思いますね。
(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。今後もぜひ続けていきたい内容ですね。
(市長)
市長としても応援していきたいなと思っております。
(FMおたるパーソナリティー)
はい、ありがとうございます。それでは、今日は、まずは部活動についてなんですが、小樽市内の中学校で実施しています合同部活動について、あらためてどのようなものか教えていただけますか。
(市長)
小樽市では、令和5年度から拠点校方式の合同部活動を実施しています。これは、種目ごとに、複数の学校でブロックを形成いたしまして、拠点となる学校に集まって合同で部活動をするものです。
(FMおたるパーソナリティー)
部活動といいますと、以前はそれぞれの学校が単独で何々部というような部活動をしていたイメージがありましたが。
(市長)
少子化の影響ですとか、あとは指導者不足もありまして、ひとつの学校だけで行うことが難しい競技や文化活動でも、拠点校方式を取り入れることで生徒の選択肢を増やすことにもつながると思っています。まず、運動系の部活についてですが、昨年から始まった陸上競技とサッカーに加えまして、今年は、女子バレー、男子バレー、それから軟式野球の3つの競技が増えましたので、生徒自身が興味のあるスポーツを楽しむことができるようになったと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
具体的には、どのように部活動をされていくのですか。
(市長)
軟式野球で申し上げますと、単独で実施している学校がありませんので、まず市内の全12校を2つのグループに分けて、拠点校である長橋中学校には、長橋、北稜、西陵、松ケ枝の4校の生徒が集まって部活動をしています。もう一つは、菁園、向陽、桜町、望洋台、朝里の5校の生徒は、もう一つの拠点校である菁園中学校で活動をしています。また、それ以外の競技につきましても、単独で部を持っている中学校を除いた学校をグループに分けまして、今年新設した男子バレーは北稜中学校と朝里中学校を拠点校としていますし、女子バレーは長橋中学校と朝里中学校が拠点校になっています。
(FMおたるパーソナリティー)
野球もバレーも人気のスポーツだと思いますが、入部した生徒さんというのはどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
(市長)
拠点校で活動している人数で申し上げますと、今年新設した軟式野球は42人、女子バレーは27人、男子バレーは21人と、それぞれの競技に多くの生徒さんが参加していますし、昨年から継続している陸上競技とサッカーについては、今年も40人を超える部員数となっていますので、種目を増やすことができて良かったと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
体育会系の部活動は増えているようですが、文化系の部活というのはいかがですか。
(市長)
はい、これも昨年から実施していますが、まずは表千家の茶道部(さどうぶ)、裏千家の茶道部(ちゃどうぶ)に加えまして、今年からは箏の部活動である筝曲部(そうきょくぶ)、それから池坊(いけのぼう)の華道部の2つの部活動が新たにスタートしました。また、将棋部についても、今年から開設できるように進めていたのですが、入部希望者が規定の人数に満たなかったため、残念ながら、今年は見送ることにしています。
(FMおたるパーソナリティー)
そうだったのですね。将棋部についてはちょっと残念でしたが、お箏、筝曲部と華道部の2つが新たに始まったということで、これは具体的にはどのように活動されているのですか。
(市長)
文化系の部活については、市内全中学校を対象としております、それぞれの団体の方に部活動指導員としてご協力をいただき、土曜、日曜のいずれかの日に、月1回から4回程度の活動を実施しています。
(FMおたるパーソナリティー)
この部活動指導員というのは、どのような方なのでしょうか。
(市長)
今年新設した部活で言いますと、筝曲部は、筝曲山田流筝華会(そうきょくやまだりゅう ことはなかい)、華道部は、華道家元池坊小樽支部(かどういえもと いけのぼうおたるしぶ)にご協力をお願いし、部活動指導員としてご指導いただいています。
(FMおたるパーソナリティー)
より専門的な技術や知識を学べる機会となりそうですね。これらの部活動のほかにも、地域クラブ活動というのがあるとお聞きしていますが。
(市長)
地域クラブ活動として、今年から「科学部」を、総合博物館本館で試行的に実施しています。これは、学校以外の団体や地域の人などが中心となって行う「新しい形のクラブ活動」でして、国が求める部活動の地域移行に沿ったものになります。目的の一つは、先生方の負担を減らす、それから減らすところまではいかないにしても、これ以上負担を増やさないことで、本来の教育活動に集中できるようにすることでありますが、生徒の皆さんにとっても多様な価値観や専門知識に触れる機会が増えるメリットがあるのではないかと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
ぜひ生徒の皆さんにはそれぞれ興味のある部活動に参加してもらって、充実した学校生活を送ってもらいたいですね。
(市長)
そうですね。中学校の部活動につきましては、色々な競技や文化活動に参加することで個々の才能や興味を伸ばす機会が増えると思いますので、生徒の皆さんが豊かな学校生活を送れるよう部活動の選択肢を確保しながら教員の働き方改革にも配慮して実施してまいりたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。さて、先週から小樽市議会第2回定例会が開会しまして、11日には、定例会に提出された議案についての提案説明が行われたと聞いています。そして、今日からは、本格的な議論が始まるそうですね。
(市長)
はい、本日17日と明日18日の2日間は会派代表質問があり、19日は一般質問となりまして、議員からのご質問に私のほうから答弁をするという事になっています。20日からは、予算特別委員会と各常任委員会が行われていく予定となっています。
(FMおたるパーソナリティー)
今回、市が提出した補正予算案には、最近ニュースでもよく耳にします「定額減税」に関するものがあると伺っていますが。
(市長)
はい。昨年12月に、物価高騰対策として閣議決定された低所得者の支援と定額減税の補足給付を行うため、「令和6年度新規非課税世帯等支援給付金給付事業費」と「定額減税調整給付金給付事業費」を計上しています。
(FMおたるパーソナリティー)
これは給付事業が二つあるということなのですね。それぞれ内容について、教えていただけますか。
(市長)
一つ目は新規非課税世帯等支援給付金でして、今年度、新たに住民税が非課税となった世帯と均等割のみが課税となる世帯に対しまして、一世帯当たり10万円を給付させていただきます。また、その世帯に18歳以下のお子さんがいる場合は、一人当たり5万円を追加させていただきます。二つ目の定額減税調整給付金は、お一人4万円の定額減税分について、令和6年分の所得税と令和6年度の個人住民税所得割から減税しきれない納税義務者に対しまして、その差額を給付するものになります。これらにつきましては、令和6年度の住民税の課税状況を把握後、できるだけ速やかに給付する必要があることから、明日18日に「先議(せんぎ)」というかたちで議会にお願いをしています。
(FMおたるパーソナリティー)
今、「先議」とありますが、この「先議」というのはどういうものになるのでしょうか。
(市長)
急いで議決を必要とするものについて、定例会の最終日を待たないで、先に審査、議決いただくことを「先議」と言っています。通常で申し上げますと、予算委員会ですとか各常任委員会の審査を経て、あらかじめ予定された最終日、今回の第2回定例会で申し上げますと7月1日に予定をされている本会議で議決をいただくのが一般的な形ですが、今回の給付事業費については、やはり速やかに準備に取りかかる必要があることから、議会に先議をお願いをしたものになります。
(FMおたるパーソナリティー)
ということは、明日、議案が可決されますと、給付に向けた準備を始められるということなのですね。
(市長)
その通りですね。まず、令和6年度の住民税の課税情報を確認して対象者を把握することになりますが、対象となる方には市役所から通知することとしており、少し先になりますが、8月上旬ころから、そのご案内ができるように準備を進める予定でいます。
(FMおたるパーソナリティー)
住民税が非課税の世帯に対する同じような給付金が昨年もあったように思いますが、今回の対象者というはどのような方になるんでしょうか。
(市長)
新規非課税世帯等支援給付金と定額減税調整給付金のどちらについても、今回の対象は、今まで給付を受けていない方となりますので、昨年8月以降に、既に給付を受けられた方は対象にはなりません。
(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。では、今回、対象となった方が、その給付を受けるための手続はどのようにするといいのでしょうか。
(市長)
対象となる方には、8月上旬ころに、市役所からご案内する予定でおりますので、届いた書類に基づいて申請手続きをお願いいたします。これらの給付事業につきましては、できるだけ速やかに給付できるよう進めてまいりますので、ご案内までもう少しお待ちいただきたいと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。では変わりまして、保健所やこども家庭課などの移転についてお伺いしたいと思います。今年度の当初予算では、保健所など、行政機能の一部をウイングベイ小樽に移転するための経費が計上されていましたが、改めてその経緯について教えていただけますか。
(市長)
まず、現在の保健所が老朽化しているということがあり、公共施設の老朽化対策の一環として、いずれは新しい施設が必要であるという状況にありました。また、小樽市と北海道済生会が昨年12月に締結した包括連携協定では、地域共生社会の実現に向けて取り組むことを目的としており、協定先である北海道済生会が推進しておりますウエルネスタウン構想の拠点がウイングベイ小樽であることから、保健所や子育て支援などの行政機能の一部をウイングベイ小樽に移転することで、北海道済生会との連携が行いやすくなる、そういった考えがございます。
(FMおたるパーソナリティー)
この移転のメリットについては、どのようにお考えですか。
(市長)
協定の中で、協働で取り組むこととしている「子どもや高齢者等の居場所づくり」につきましては、ウエルネスタウン構想の「住民サービスの拡充と生活利便性向上」との関りが大きいものと考えていますので、うまく連動させることによって、子育てや福祉において質の高い政策、あるいは質の高い行政サービスを実現できるのではないかと思っています。また、移転先となるウイングベイ小樽は、バリアフリーを備えていますので、利用する市民の皆さんにとっても使いやすい施設になると思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
移転の時期について、お聞かせいただけますか。
(市長)
今年12月2日に保健所とこども家庭課を、移転先となるウイングベイ小樽の4階で開設できるように作業を進めております。また、勤労女性センターのほか、社会福祉協議会などの関係機関につきましては、来年4月の開設に向けて作業を進めているところですので、市民の皆さんが利用しやすくなるよう、市民サービスの向上に努めてまいりたいと思っています。
(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、ありがとうございます。
(市長)
どうもありがとうございました。
後半
(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は、図書館の新サービスについて、図書館の主査で司書でいらっしゃいます伊藤佳織さんにお話を伺います。伊藤さん、どうぞよろしくお願いいたします。
(伊藤)
よろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティー)
伊藤さんは、司書として普段はどのようなお仕事をされてらっしゃるのですか?
(伊藤)
はい、カウンターでの貸出・返却や、購入する本を選ぶ選書のほか、おすすめの本の展示などをしています。
(FMおたるパーソナリティー)
本の展示とありましたが、今、どのような展示をされているのですか?
(伊藤)
常設の展示で、マルシェのワゴンのような「タルトマルシェ」というコーナーがあります。「毎日の生活にプラス」をコンセプトに、新しいことやアイデアのきっかけになればと、レシピ、健康、仕事などの本を紹介しています。次々に本を入れ替えていますので、気になる本があったら、ぜひそのタイミングで手に取っていただければと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
「タルトマルシェ」というコーナーがあるということで、毎日の生活にプラス、がコンセプトです。ぜひ気になる本があったらお手に取っていただきたいと思います。
では、本日のテーマであります図書館の新サービスについて、お話を伺っていきます。
(伊藤)
図書館の新サービスについて、3点、ご紹介いたします。まず1つ目、図書館で無料Wi-Fiが使えるようになりました。
(FMおたるパーソナリティー)
やはり無料Wi-Fiが使えると、何かと便利ですよね。
(伊藤)
そうですね。読みたい本を探すのに、図書館のホームページの蔵書検索や関連サイトを参照していたり、インターネットで調べものをしながら勉強していたりと、人それぞれの使い方をされているようです。
(FMおたるパーソナリティー)
スマホで自分のギガを気にせずいられるというのは、大変嬉しいですよね。また、本を借りようと図書館に行ったのに、タイトルや著者を思い出せなくなってしまったときにも、これですぐ確認できますものね。
(伊藤)
こちらとしても、ご希望の本をできるだけ早く手に取っていただくためにも、お探しの本の情報をカウンターで見せていただけると、とても助かります。そんなときにもぜひ無料Wi-Fiを活用していただきたいです。
(FMおたるパーソナリティー)
この無料Wi-Fiを使うにはどうするといいですか?
(伊藤)
はい、スマホやタブレットなどの設定で、インターネット接続一覧から「Otaru-City-Wi-Fi」を選んで、Facebook、LINE、Google、X(旧ツイッター)、Yahoo! JAPAN IDでログインすると、無料Wi-Fiをご利用いただけます。利用規約への同意もお願いします。
(FMおたるパーソナリティー)、
Facebook、LINE、Google、X、Yahoo! JAPAN IDのアカウントからログインをするということですね。パスワードを確認しておくと、図書館で無料Wi-Fiをすぐ使えます。もし、どのアカウントも持っていない場合は、この機会に、生活の中で利用できそうなアカウントを作ってみるというのも便利かもしれませんね。
(伊藤)
各種アカウントは、通販や、ネット上でのメッセージのやり取り、電話、お店の情報の確認などもできて便利なこともありますからね。
(FMおたるパーソナリティー)
そうですね、新サービスの一つ目は、無料Wi-Fiについてということでしたが、2つ目はどのようなことでしょうか?
(伊藤)
2つ目は、スマホ利用カードです。4月に図書館のホームページをリニューアルし、開館情報や行事のお知らせがわかりやすいようにしました。さらに、リニューアルにより、スマホで利用者カードの番号を表示できるスマホ利用カードを使えるようになりました。
(FMおたるパーソナリティー)
スマホで利用者カードを表示できたら、カードを持ち歩かなくてもいいということですよね。
(伊藤)
カウンターで、たくさんのカードから利用者カードを探されている方もよくいらっしゃいます。スマホ利用カードを使っていただくと便利になるかもしれません。
(FMおたるパーソナリティー)
すごく便利だと思います。スマホ利用カードを利用するには、どうするとよろしいですか?
(伊藤)
図書館のホームページをスマホで開いていただくと、右上に「スマホ利用カード」というメニューがあります。そちらを選んで、利用者カードの番号とパスワードを入れると、利用者カードのバーコードが表示されます。本の貸し出しの際に、スマホで表示したバーコードをご提示ください。
(FMおたるパーソナリティー)
パスワードをスマホに記憶させておけば、2回目からはもっと利用しやすくなりますよね。
(伊藤)
そうですね。
(FMおたるパーソナリティー)
今、パスワードというお話がありましたが、この利用者カードのパスワードとはどのようなものなのですか?
(伊藤)
はい、スマホ利用カードの使用や、ホームページや館内端末からの予約には、利用者カードのパスワードが必要です。初回の仮パスワードは、図書館か移動図書館で発行します。健康保険証や免許証など本人確認ができるものをお持ちになり、パスワード発行の申請をお願いします。
(FMおたるパーソナリティー)
初回のパスワードは図書館か移動図書館で発行となるんですね。そのパスワードがあれば、スマホ利用カードも使えて、本の予約もホームページからできるということなのですね。
(伊藤)
そうなのです。スマホから予約をして、予約が用意できたときの連絡をメールで受け取るように設定すると便利です。
(伊藤)
スマホを利用されている方も多いと思いますので、ぜひスマホ利用カードも活用していただけたらと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
私もぜひ使ってみたいと思います。それでは、新サービスの3つ目ですね。どのようなものでしょうか?
(伊藤)
3つ目は、北海道立図書館の利用登録を、小樽でもできるようになったことです。
(FMおたるパーソナリティー)
道立図書館は、江別市ですよね。
(伊藤)
そうです。
(FMおたるパーソナリティー)
道立図書館を利用するには、遠いのではないでしょうか?
(伊藤)
もちろん、直接、道立図書館に行って利用していただくこともできます。ただ、今回始めた小樽での道立図書館の利用登録は、小樽に居ながらにして、道立図書館の本を利用できるものでもあります。
(FMおたるパーソナリティー)
ということは、小樽に道立図書館の本を届けてもらうということですか。
(伊藤)
はい、通常、道立図書館の本を個人の自宅に配達してもらうには、往復の送料が自分持ちになります。一方、新しいサービスを利用して、受取と返却の場所を、配達ボックスのように小樽図書館を経由することで、利用者は送料が掛かりません。
(FMおたるパーソナリティー)
送料を考えると、図書館で受取や返却ができるというのは、とても便利ですね。今までは、道立図書館の本は借りられなかったのでしょうか?
(伊藤)
今までも相互貸借というサービスで、道立図書館や札幌の図書館などから小樽の図書館が本を借りて、その本を利用者にご利用いただくサービスがありました。この相互貸借はこれからも変わらずご利用いただけます。
(FMおたるパーソナリティー)
では、新しいサービスで道立図書館から個人的に本を利用すると、何がよいのでしょうか?
(伊藤)
1つ目、送料がかからず、道立図書館の本を個人で利用することができます。2つ目、小樽図書館の予約や貸出の上限10冊の他に、道立図書館の本を利用できます。3つ目、道立図書館には電子書籍もあるため、電子書籍を読むことができます。
(FMおたるパーソナリティー)
これは利用されたいという方、たくさんいらっしゃるかと思いますが、小樽図書館で道立図書館の利用登録をするには、どうするとよいですか?
(伊藤)
小樽図書館の新規登録時には、申請書1枚で小樽図書館と道立図書館の2枚のカードを作ることができます。小樽図書館のカードを既に持っている方は、道立図書館のカードのみを申請することもできます。どちらの申請も健康保険証や免許証など本人の確認ができるものをカウンターでご提示ください。小樽図書館の登録はしないという場合は、道立図書館のホームページから、直接、お申し込みをお願いします。
(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。ぜひ道立図書館を利用したいという方は登録されてみてはいかがでしょうか。新しいサービスが始まって、図書館がとっても便利になっているのではないかと思いますが、この放送を聞いて、図書館に行ってみようかとお考えの方もいらっしゃると思うのですが、今月末には、長期休館があるんですね?
(伊藤)
そうなのです。蔵書点検を行うため、6月21日金曜日から28日金曜日まで、休館します。29日土曜日から、通常どおり開館します。
(FMおたるパーソナリティー)
休館は、6月21日金曜日から28日金曜日まで、29日土曜日から開館となるということですが、今ありました蔵書点検ですが、どんなことをするのですか?
(伊藤)
リモコンのような端末を持ちまして、本棚にある本のバーコードを1冊ずつ読み込んで、所蔵データと照合していきます。
(FMおたるパーソナリティー)
1冊ずつですか。たくさんありますよね。
(伊藤)
そうなのです。実は、蔵書点検では、体中いろいろなところが筋肉痛になったり、痛くなったりしてしまうこともあります。休館でご不便をおかけしますが、ご理解をどうぞよろしくお願いいたします。
(FMおたるパーソナリティー)
ちょっと体力勝負というところもあるかと思いますが、ありがとうございます。さて、図書館の新サービスについて、迫市長、お話を伺ってきましたが、なんだかこれからまたとても便利になりそうですね。
(市長)
そうですね。本日話に出ていた「Otaru-City-Wi-Fi」は、今年3月、利用者サービスの向上、観光客へのおもてなしサービス、それから防災・減災等のため、市の公共施設に設置しました。図書館のほかにも、市役所別館1階、市民会館、公会堂、マリンホール、勤労青少年ホーム、生涯学習プラザで無料でインターネットを使えるようになりました。施設の設備関係で申し上げますと、今年は、図書館にもクーラーを設置します。また、小中学校にも、冷房設備を整備します。年々厳しさを増す夏の暑さは、特に児童生徒の教育環境と健康面への影響が大きいと考えたことから、公共施設の中でも小中学校を最優先にしたところであります。7月末までに設置を完了する見込みで工事を進めているところでもあります。いずれにしましても皆さんが、公共施設を利用しやすいように、順次様々な整備を進めてまいりますので、これからも公共施設をご活用いただければと思います。
(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。本日は、図書館の新サービスについて、市立小樽図書館主査の伊藤さんにお話しをお伺いしました。迫市長、伊藤さん、どうもありがとうございます。
(市長・伊藤)
ありがとうございました。
エンディング
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォームからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、6月19日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、7月1日月曜日です。どうぞお楽しみに。