公開日 2024年06月28日
更新日 2025年02月14日
こども基本法とは?
こども基本法は、日本国憲法および児童の権利に関する条約(※)の精神にのっとり、こども施策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための包括的な基本法として、令和5年4月に施行されました。
こども基本法では、全てのこどもが、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指し、こども施策を総合的に推進することを目的としています。
※ 児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)の概要はこちらをご覧ください(小樽市ホームページ)
こども基本法の基本理念
こども施策は次の6つの基本理念をもとに行われます。
(1)すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
(2)すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
(3)年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
(4)すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
(5)子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
(6)家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
こどもの意見を反映
国や都道府県、市町村は、こども施策を策定・実施・評価するに当たって、こども施策の対象となるこども又はこどもを養育する者その他関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとされました。
(外部リンク)こども家庭庁ホームページ「こども若者★いけんぷらす」
国(こども家庭庁)のホームページやパンフレットなど
国では、こども基本法について、かんたんにわかるパンフレットや動画を公開しています。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
(外部リンク)こども家庭庁(こどもかていちょう)こども向けホームページ
こども基本法パンフレット やさしい版(PDF/4,300KB)