FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和6年10月7日放送分

公開日 2024年10月09日

更新日 2024年10月09日

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【前半】

  • 救助工作車による事故について
  • 市議会第3回定例会について

【後半】

  • 不妊治療費等助成事業と妊婦歯科健診事業について

放送の内容

オープニング

明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、10月に入りまして、朝や夕方は、かなり涼しく感じられるようになりましたね。秋の空気を感じる時期になってきました。

(市長)
外を歩いていても秋の気配、秋の訪れを感じるようになりましたよね。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね、かなり過ごしやすくなったともいいますが、なんだか夏の暑さも恋しくなるような空気の冷たさでもありますよね。さて、もうすでに報道などでご存じの市民の方もいらっしゃいますが、昨日ですが、大きな事故が小樽市内であったのですよね。

(市長)
はい。市民の皆さんに私からもご報告させていただきたいと思います。今、村岡さんからもお話がありました通り、昨日から全国放送でも流れていますが、小樽市消防本部の救助工作車による交通事故について、ご報告させていただきたいと思います。発生の日時は、昨日の午前10時44分頃ということで報告を受けております。事故の現場は張碓町、国道5号線の下りになりますが、張碓橋から約300m札幌側の路上で起きております。乗車していた隊員は4名になりますが、事故の概要についてお話をさせていただきますと、昨日の午前10時半に通報がありまして、この通報を受けて救助出動のため国道5号線を緊急走行で現場の桂岡町へ向かう途中でありました。アオバトの森駐車場を通過した後の下り坂で車両の速度が上がった状態のまま右カーブに差し掛かったところ、減速操作が遅れたために制御不能となり中央分離帯のガードレールに衝突をし、その後、はずみで蛇行いたしまして、再度中央分離帯に乗り上げ街路灯3本を倒しながら約130m走行した後、停止したものであります。今申し上げました通り、破損状況といたしましては、基本的には自損の事故ではありますが、ガードレール、街路灯3本、それから反射板が破損をいたしております。一歩間違えますと大惨事になるところだったと思っています。市民の皆さんには大変ご心配をおかけして申し訳なく思っています。また、今日、消防庁を通じまして職員に対し、今回を踏まえて改めて交通安全の徹底を呼び掛けさせていただいたところになります。

(FMおたるパーソナリティー)
映像などを拝見しますと、車の正面の部分がかなり破損していた状況ですが、隊員の方に大きな怪我というのはなかったのですか?

(市長)
そうですね。運転していた職員が怪我をいたしまして1日入院したと聞いていますが、もう今日退院しております。それから救助の案件につきましては、桂岡町で崖地から転落した方がいらっしゃったということで緊急走行で現場に向かったわけではありますが、この案件につきましては先着した部隊が救出いたしまして、その後、負傷なく帰宅をされたと報告を受けていますが、改めて市民の皆さまにはご心配をおかけしまして、お詫び申しあげたいと思っています。申し訳ございませんでした。

(FMおたるパーソナリティー)
秋の行楽シーズンというのもありますし、おでかけをされるという方も増える時期かもしれませんが、くれぐれも市民の皆さんにおかれましても、車のスピードダウン、安全走行をお願いしたいなというところでもありますね。

(市長)
この夏以降といいますか、死亡事故が市内でも相次いでいますよね。ですから、改めて交通安全運動そのものの見直しといいますか、これまで通りでいいのかどうかということもしっかり検証していかなければいけないと思っていますし、常々お話ししていますが、市民の皆さんが事故を起こさない、そして市民の皆さんが事故に合わない。こういうまちづくりを市長としてもしっかり進めていきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。さて先月ですが、9月に終えました小樽市議会第3回定例会、こちらで手宮公園の競技場の改修が決まったと伺っていますが、これはどういった内容ですか。

(市長)
記録が認められる公認の競技会を開催するためには公認競技場であることが条件になりますが、具体的に言いますと、走るレーンの幅ですとか舗装の状態、様々な基準をクリアしていかなければなりませんので、定期的に改修を行っております。今回決まった予算は、そうした基準をクリアしていくために必要な改修を行うためのものなのですね。

(FMおたるパーソナリティー)
公認の競技場であるということが大切なのですね。

(市長)
おっしゃるとおりです。手宮公園の競技場は、後志管内で唯一の公認競技場と認められている陸上競技場ですので、市民の皆さまだけではなくて、近隣の陸上競技に取り組む方々にとっても、大変大切な場所になっているのですね。

(FMおたるパーソナリティー)
今回の工事ですが、どのような工事となるのでしょうか。

(市長)
今申し上げましたが、競技者が走る部分をトラックと言っていますが、今回の工事ではそのトラックを全面的に改修するほか、いくつかの箇所を工事する予定でいます。来年9月に、公認の基準を満たしているかどうかの検定が予定されていますので、その時期までには工事を終えるように進めていきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
トラックを全面改修するとなりますと、きっと工事の後は、多くの競技者の方が新鮮な印象を持たれるのではないかと思います。

(市長)
トラックを覆っているウレタン部分が全面的に改修をされることになっています。それからレーンの幅の線も引き直されますので、工事後は、競技者が実際にトラックを走ったときに、設備が新しくなったという爽やかな印象を持たれるのではないかなと思っています。また、全国大会に出場するような成績を残すアスリートを輩出してきた競技場ですので、公認競技場として、これからも長く皆さんに親しまれることを期待しております。

(FMおたるパーソナリティー)
実は私、中学時代は陸上部に所属しておりまして、競技場というのは非常に興味深いところがあるのですが、いずれにしてもすばらしい成績を残すアスリートが、これからも小樽から輩出されていくことを楽しみにしたいと思います。さて、9月に終えました小樽市議会ですが、他にはどのようなことが決められたのでしょうか。

(市長)
いくつかありますが、既に新聞などで報道されていますが、小樽市役所のいくつかの部署がウイングベイ小樽に移転することになっていますので、そのための予算を審議いただき、可決をいただいたところです。

(FMおたるパーソナリティー)
今回は、どのような部署がウイングベイ小樽に移転するのでしょうか。

(市長)
前半と後半に今分けて考えておりますが、まず今年12月に保健所、それから今日の放送の後半で職員が出演いたしますが、こども家庭課が先に移転をいたします。また、来年4月、これが後半になりますが、今、総合福祉センターと勤労女性センターの移転を予定しているところであります。

(FMおたるパーソナリティー)
様々な部署やセンターが移転するようですが、そのねらいというのはどのようなものなのですか。

(市長)
ねらいもいくつかあるのですが、主なねらいとしては、今、築港地区では済生会の小樽病院などを運営する北海道済生会さんと、ウイングベイ小樽を経営する株式会社小樽ベイシティ開発が、「健やかで幸せに」という意味に当たります「ウェルネス」という考え方に基づいて、介護予防、デイサービスや子どもの発達支援といった福祉事業だけではなく、生活にお困りになっている方へ食品を提供する自動販売機の設置ですとか、性別、年齢、障がいの有無にかかわらず楽しむことができると言われているボッチャというユニバーサル・スポーツの普及など、先進的な取組を進めていますので、市としても連携を深めてまいりたいと、そういった思いがひとつございます。

(FMおたるパーソナリティー)
「ウェルネス」、これは「健やかで幸せに」という考え方と、保健所、それから福祉関係の部署、それからセンターというのは、なんだかとても相性が良いように感じますね。

(市長)
まさにそこが重要だと考えていますので、小樽市は昨年、住民の皆さんが豊かに安心して暮らせる「地域共生社会の実現」に向けて協力をするという趣旨で、北海道済生会と包括連携協定を結びました。「健やかで幸せな暮らしの実現」という理念に基づいた取組が進むウイングベイ小樽に、市役所のいくつかの部署やセンターを移転することで、健康や福祉に関する政策を身近で、そして協力し合いながら推進することができるのではないかと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうした取組が広がっていけば、築港地区がさらに多くの方々にとって魅力ある、より暮らしやすいエリアになっていくように思えて、なんだかわくわくもしてきますよね。

(市長)
私たちもしっかり取り組んでいきたいと思いますが、社会福祉協議会ですとか総合福祉センターなども合わせて移転する予定になっていますので、こうした移転が民間と行政との協力の深まりにつながりまして、さらに築港地区の魅力も高めることになればと期待をいたしています。

(FMおたるパーソナリティー)
築港地区の今後には引き続き注目していきたいと思いますが、今回の小樽市議会では、別の面でも「暮らしやすさ」を高めるような予算が可決されたと伺っています。特に、放課後児童クラブの開設時間の拡大についてお聞かせいただきたいのですが。

(市長)
放課後児童クラブにつきましては、来年4月からになりますが、平日は18時30分までと、現在より30分延長させていただくほか、土曜日と夏休みなどの長期休業の間は8時から18時30分までと、現在より始まりを20分早めまして、終わりは30分延長することにしています。

(FMおたるパーソナリティー)
これは、我が家もそうですが、お勤めされている保護者の方には、本当に働きやすい環境になりますよね。

(市長)
放課後児童クラブの時間延長といいますのは、以前からも保護者の皆さんから要望が多かった案件の一つではあるのですね。こうした保護者の皆さんのニーズを踏まえて、お勤めされている保護者の皆さまが働きやすい環境となるように開設時間を今回拡大させていただくことといたしました。子育て支援の推進策のひとつとして、これまでも放課後児童クラブの充実には努めてきたところですが、保護者の皆さまのご関心も高いと思われますので、放課後児童クラブにつきましては、別の放送回で、担当部署の職員から、改めて、リスナーの皆さんに詳しく我々の考えをお伝えさせていただければなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。放課後児童クラブについては、スクラムトライ!の別の回であらためて詳しくご説明いただくということですので、その回をお待ちいただければなと思います。10月ということで、FMおたるでも今日初めてストーブに火をいれているのですが。

(市長)
なんとなく暖かいですものね。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんです。本当に寒くなってきて。そうなってくるとちょっと気を付けなければいけないということで、火災ですね。これについてちょっと気を付けなければいけないですね。

(市長)
そうですね。10月の15日から30日までの間は、火災予防運動期間でもありますので、我々としても皆さんに火災予防を呼びかけてまいりたいと思いますし、皆さんも暖房をお使いになると思いますので、くれぐれも火災予防にはご理解をいただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
皆さんも火の取り扱いには十分お気を付けください。前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、ありがとうございました。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
明日へ向かってスクラムトライ!後半は小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今年の10月から取組がスタートしました不妊治療費等助成事業と妊婦歯科健診事業について、小樽市こども未来部こども家庭課の成田さんに、お話を伺います。成田さん、よろしくお願いします。

(成田)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
成田さんは、スクラムトライは初の出演ということになるのですね。

(成田)
平成28年に市役所に入庁してから福祉保険部、こども未来部で勤務して、介護保険や母子保健、児童福祉に関する仕事をしてきました。今回スクラムトライには初めて出させていただきますので、多少緊張しておりますが、うまく伝えられるようにお話しできればと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
どうぞよろしくお願いします。まずは、不妊治療費等助成事業についてですが、ここ数年で、不妊治療という言葉を耳にすることも多くなってきたと感じていますが、どういった治療が不妊治療と言われるのですか。

(成田)
まず、排卵日を診断して妊娠しやすいタイミングを合わせるタイミング法、それから人工授精などの一般不妊治療があります。また、一般不妊治療では妊娠しない場合に、卵子と精子を取り出して身体の外で受精させてから子宮内に戻す、体外受精などの生殖補助医療というものがあります。さらに、生殖補助医療と併用して、国が認める先進医療技術を用いた不妊治療があります。

(FMおたるパーソナリティー)
こういった不妊治療には、一般的にどのくらい期間を要するのでしょうか。

(成田)
不妊治療の内容や期間などは個人差や治療を受ける施設によっても差がありますが、平均的に一般不妊治療で半年から1年程度、生殖補助医療の体外受精では約6か月程度と言われています。

(FMおたるパーソナリティー)
長い時間がかかる不妊治療ですが、どのくらいの方が今、治療を受けられているのですか?

(成田)
厚生労働省から出されている「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」によりますと、日本全国で約39%のご夫婦が「不妊を心配したことがある」となっていて、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は22.7%、夫婦全体の約4.4組に1組の割合で、年々増加傾向にあります。また、不妊治療の一つであります生殖補助医療により生まれた子どもは、令和3年で約7万人、全出生児の8.6%、約12人に1人の割合になっています。

(FMおたるパーソナリティー)
不妊を心配して実際に検査や治療を受けている方は、年々増えているのですね。最近では、不妊治療に保険が適用されたことも記憶に新しいですよね。

(成田)
不妊治療には高額な費用がかかるとされておりましたが、治療の広まりを受けまして、令和4年4月から、一般不妊治療と生殖補助医療につきまして、医療保険が適用されましたので、不妊治療にかかる経済的な負担が軽減されています。

(FMおたるパーソナリティー)
不妊治療は費用負担が高いイメージがありましたから、保険適用になったのはこれは嬉しい出来事ですよね。本日ご紹介いただく不妊治療費等助成事業も、そんな不妊治療に対する経済的な負担を軽くする事業ということですが、事業の概要について教えていただけますか。

(成田)
不妊治療費等助成事業は、保険適用の生殖補助医療と併用して受けた保険適用にならない先進医療の費用の一部を助成するという事業です。

(FMおたるパーソナリティー)
この事業の対象要件ですとか金額などは、どのようになっていますか? 

(成田)
助成の対象となるのは、治療開始時の妻の年齢が43歳未満のご夫婦で、申請日に夫婦のどちらかが小樽市民であれば申請できます。助成回数は、妻の年齢が40歳未満の場合は6回まで、40歳以上43歳未満の場合は3回までで、夫婦1回あたり治療費の7割を助成いたします。ただし上限額は35,000円となっています。また、自宅から医療機関までの交通費については、距離に応じて一部助成対象となる場合があります。詳しくは、小樽市のホームページでも紹介していますので、是非ご覧いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
助成の対象となる治療期間はどうでしょうか?

(成田)
助成の対象となるのは、令和6年4月1日以降にかかった治療費です。ご注意いただきたいのが、来年、令和7年3月31日までに治療が終了した方は、令和7年5月末までが申請期限となりますので、治療を受けている方は、治療の終了時点で担当される医師に確認していただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
来年3月31日以降も治療が継続しているという方はどうなりますか?

(成田)
基本的に治療の終了時点で申請をしていただくことになりますので、予算が認められることが条件とはなりますが、例年3月31日までに治療が終了している場合は、その年の5月末までに申請していただくということになります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね、申請する際は期限に注意が必要ですね。では、その申請についての流れや必要な書類などがありましたら教えてください。

(成田)
申請は、令和6年10月1日より受け付けております。申請書に必要事項を記入の上、医療機関の発行している受診証明書や領収書、通帳の写しなどの添付書類と一緒に、こども家庭課に郵送または窓口に持参していただく形で申請できます。申請書は、こども家庭課の窓口で配布しているほか、小樽市ホームページからもダウンロードできますので、ご活用ください。詳しくは、小樽市ホームページをご覧いただくか、こども家庭課へお問い合わせいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
この放送を聞いているリスナーの方の中には、不妊治療を受けるかどうか迷っているという方もいらっしゃるかと思いますので、特に費用面で迷っている方にとっては治療へと後押しする内容ですね。

(成田)
ぜひ活用していただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、本日ご紹介しますもう一つの取り組みですが、妊婦歯科健診事業ということなのですが、成田さん、歯科健診を妊婦さんに焦点を当てたのには何か理由があるのでしょうか?

(成田)
妊娠中は、つわりやホルモンの影響などで歯茎の炎症や出血など、お口の中の環境が悪化しやすいといわれているのです。

(FMおたるパーソナリティー)
たしかに、つわりは食べ物の好みが変わったり、間食の回数が増えたりするなんて話を聞いたことがありますね。

(成田)
そうですね。個人差はありますが、普段している歯磨きが億劫になったりして、歯周病や虫歯などの、お口のトラブルになりやすいのです。

(FMおたるパーソナリティー)
妊娠中に歯周病や虫歯になると、どんな影響があるのですか。

(成田)
歯周病などの細菌が体内に入り込むことで、お腹の赤ちゃんに伝わり、早産や低出生体重のリスクが高まるといわれています。

(FMおたるパーソナリティー)
妊婦だけではなく、お腹の赤ちゃんにも影響があるのですね。ということは、妊娠中にお口の中の健康を維持することは、とても大切なのですね。では、小樽市で10月から取組が始まった妊婦歯科健診事業の概要を教えていただけますか。

(成田)
妊婦歯科健診事業は、妊婦さんが1回分の歯科健診を無料で受けることができます。歯周病や虫歯など、お口のトラブルの状況をしっかり把握して、適切な治療につながるきっかけになればと考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
まずは健診でお口のなかの状態に異常がないかチェックしましょうということなのですね。では、この事業の対象者ですが、どういった方になりますか?

(成田)
歯科健診の受診日に、小樽市に住民票のある妊婦さんが対象となります。

(FMおたるパーソナリティー)
どういった場所で歯科健診が受診できますでしょうか?

(成田)
歯科健診は、小樽市歯科医師会に加入している小樽市内の71か所の歯科医院で健診が受診できます。

(FMおたるパーソナリティー)
となると、自分で行きたい病院を選べるということになるのでしょうか?

(成田)
はい。かかりつけの歯科医院や通いやすい場所など選択する理由は様々かと思いますが、健診で治療が必要な状態がわかった場合に治療への流れがスムーズになると考えています。

(FMおたるパーソナリティー)
歯科健診の受診ですが、どのような流れで受診することになりますか?

(成田)
妊娠した方は母子健康手帳をお渡ししています。一緒に歯科健診の受診票もお渡しします。受診票には、歯科健診が受診できる市内の歯科医院の一覧が記載してありますので、受診したい歯科医院を選んでいただきまして、電話で予約をしていただきます。

(FMおたるパーソナリティー)
予約の際になにか気を付けることはありますか?

予約する際は、「妊婦歯科健診」とお伝えいただければ、スムーズかと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
受診する際に何か持ち物などはありますか?

(成田)
歯科医院へ受診する際は、受診票と母子健康手帳、健康保険証を持参して歯科医院の窓口に出していただきます。

(FMおたるパーソナリティー)
健診するのにお金はかかりますか?

(成田)
歯科健診1回分は、無料ですので費用はかかりません。ただし、健診後に治療が必要となりまして治療をおこなった場合の治療費は通常の診療にかかる自己負担がかかりますので、ご注意ください。

(FMおたるパーソナリティー)
無料で健診ができるのであれば、健康チェックの意味でも健診に足を運んでみたくなりますよね。でも妊娠中なので、歯科健診や治療を受けてはいけないといったタイミングなどはあるのでしょうか。

(成田)
妊娠中に歯科健診を受けるタイミングは、特に禁止事項があるわけではありませんが、安定期である妊娠4か月から7か月くらいに受診していただくことが推奨されています。ご心配がある場合は、かかりつけの産科医にご相談してください。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。妊娠中は外出も億劫になりがちですが、お母さんと生まれてくる赤ちゃんの健康のことを踏まえると、ぜひ歯科健診に足を運んでほしいですね。

(成田)
ぜひこの事業を活用していただいて、歯科健診を受診していただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
成田さん、ありがとうございました。それでは、最後に迫市長からひと言お願いできますか。

(市長)
妊婦の方は、待ち望んだ子どもが生まれてくるその日まで、不安な時期を乗り越える大きな支えになっているのはご自身の内面にある「子どもを待ち望む気持ち」が第一ではありますが、そうした気持ちに共感をして、寄り添い、実際に変化を乗り越える手助けをする、家庭内あるいは親族内、行政といった各方面からのサポートが必要だと思っています。今日は、不妊治療費等助成事業と妊婦歯科健診事業について説明をさせていただきましたが、行政としましても、これからも妊娠を希望する方、そして妊婦の方に寄り添い、手助けをする施策を着実に進めてまいりたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございました。今日は、今年10月から取り組みがスタートしました不妊治療費等助成事業と妊婦歯科健診事業について、小樽市こども未来部こども家庭課の成田さんにお話を伺いました。迫市長、成田さん、どうもありがとうございました。

(市長・成田)
ありがとうございました。

エンディング

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この番組の再放送は、10月9日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、10月21日月曜日です。どうぞお楽しみに。

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