FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和7年1月20日放送分

公開日 2025年01月22日

更新日 2025年03月10日

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【前半】

  • 除雪、除排雪作業について
  • 「おもてなし規格認証」取得について
  • 令和6年度上期の観光入込客数について

【後半】

  • 市民税課の業務と確定申告について

放送の内容

オープニング

明日へ向かってスクラムトライ!毎月第1、第3月曜日のこの時間は、明日へ向かってスクラムトライ!をお送りします。
市民の皆さんに、小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
明日へ向かってスクラムトライ!では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて1月も下旬なのですが、今年は、今のところ、これまでより雪が少ないように感じていますが、雪の状況というのはいかがでしょうか。

(市長)
1月19日、昨日までの情報になりますが、累積降雪量は215センチになっているのですが、平均ですと299センチになりますので、これまで降った雪の量というのは、平均から見ますと約7割ということになりますね。

(FMおたるパーソナリティー)
ずいぶん少ないのですね。昨年は1月7日に記録的な大雪がありましたが、今年はそうした大雪もなく、比較的おだやかな天候が続いていると言えますよね。

(市長)
そうですよね。昨年はその大雪の後に、小学校の3学期の始業式までには、通学路の除排雪作業を終えることになっているのですが、一部の通学路において排雪作業を終えることができなかったわけです。今年は1月14日に小学校の始業式がありましたが、各小学校周辺の主要な道路の排雪につきましては、早いところでは12月25日、年内のうちに排雪するということは非常に珍しいことではあるのですが、早い段階で排雪をスタートさせまして、始業式までには完了することができました。

(FMおたるパーソナリティー)
子どもたちも通学路がきれいになっていますと、親としても安心して通学させることができますよね。さて、この冬は、観光に配慮した除雪にも取り組まれると伺っていますが、こちらはいかがですか。

(市長)
昨年末から、観光客の多いエリアですが、駅前、中央通、堺町本通、堺町の商店街で排雪を実施いたしました。また、多くの人に踏み固められた路面というのはとても滑りやすくなっていまして、特に雪に慣れていない国あるいは地域からいらっしゃった方々の転倒事故というのが毎年発生しているのですね。転倒事故を防いで安全・安心に観光を楽しんでいただけるように、今年度は人通りが多い堺町本通におきまして、日中歩道の段差解消ですとか砂まきの作業を行う4人1班の人力除雪班というのを編成いたしました。この冬は1月19日までにすでに13回の出動がありまして、砂まき作業などを行っています。

(FMおたるパーソナリティー)
だんだん雪が積もってくると歩道と車道の間に段差ができたりということがあったりしますが、せっかく楽しい観光で小樽にいらしてくださって、転んでケガをしてしまっては、楽しい思い出が台無しになってしまう可能性もありますし、転倒事故には皆さんぜひ気をつけていただきたいなと思います。冬はまだまだ続きますから、気を緩めることはできないと思いますが、除排雪についてはどのように取り組んでいかれますか。

(市長)
引き続き、天候ですとか現地の状況を確認しながら、計画的に作業を進めていきながら、冬の市民の皆さんの生活ですとか経済活動を支えていきたいと思っています。これから少し気温の高い日が続きますと、今朝のように路面凍結が懸念されますので、今朝の帰りでも砂まきを徹底するように指示はさせていただいたところです。

(FMおたるパーソナリティー)
皆さんもお足元は是非気を付けていただきたいですね。さて、今日は、おもてなし規格認証のお話、こちらをお伺いしたいと思います。小樽市役所の本庁舎が、おもてなし規格認証の紺認証を取得したと伺いました。まずは、おもてなし規格認証というのが何なのかというところから教えていただけますか。

(市長)
「おもてなし規格認証」といいますのは、日本のサービス産業と地域経済の活性化を促進するため、サービス品質を「見える化」するものとして経済産業省が創設した制度になっています。現在は、おもてなし規格認証機構が審査や認証など制度の運用を行っていまして、事業所がお客様をおもてなしするサービスの質をランクの高い方から、紫、紺、金の3段階で認証する制度です。このたび、令和6年11月30日付けで、小樽市役所の本庁舎が2段階目に当たる紺の認証を取得したところであります。

(FMおたるパーソナリティー)
お客様をおもてなしするサービスの質が高く評価されて、3段階のランクのうち、2段階目の紺の認証を取得したということなんですよね。認証書の授与式もあったと伺っています。

(市長)
今月7日に小樽市役所で認証書の授与式がありまして、認証書を受け取りました。日本全国の自治体の中で、おもてなし規格認証を取得したのは、小樽市が初めてと伺っていまして、大変光栄に思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
自治体として、全国で初めての認証なのですね。小樽市役所本庁舎のお客様をおもてなしするサービスの質が高く評価されたということですが、認証を取得することになった背景にはどのようなものがあるのでしょうか。

(市長)
令和6年の春から小樽観光協会が地域独自の取組となる 「小樽おもてなし認証」を始めまして、観光事業者のおもてなし力の向上に取り組んでいるのですが、オール小樽でのおもてなし力の向上に取り組むために、小樽市としても経済産業省が創設した「おもてなし規格認証」の取得を目指しまして、職員研修の一環として外部講師による「おもてなしセミナー」への職員の参加を推奨してまいりましたし、窓口における接遇ですとか、例えば掲示物の貼り方、こういったものなどにも改善に努めてまいりました。

(FMおたるパーソナリティー)
おもてなし力を高めるために、様々な取組をされて、その結果、紺認証につながったということなのですね。認証に当たってはどのような調査だとか評価があったのですか。

(市長)
認証に当たりましては、市民サービスの向上に向けた取組などについて審査をいただいたほかに、ミシュランのような、窓口対応における覆面調査も行われました。その上での認証ですので、本庁舎の職員の対応が一定の水準にあるという評価をいただけたものと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
覆面調査なんて大変厳しい審査があったわけですが、市役所を訪れる皆さんにとっては、窓口で明るく笑顔で接してくださったり、親身になって相談を聞いてくださったりと、ちょっとした気遣いがあるとうれしいですよね。

(市長)
おっしゃる通りだと思います。市民の皆さんの目線に立って、皆様からの声にしっかりと耳を傾けながら業務を行うということが大切だと思っております。認証を取得したことは光栄に思っておりますが、このたびの認証の審査の段階で御指摘をいただいた点も少なからずありますので、より一層質の高いおもてなしを実現できるように、引き続き、職員が「おもてなし」を意識し、更に対応がレベルアップするように取り組んでいく、また、市役所本庁舎以外に勤務する職員にも取組を進めまして、オール小樽でのおもてなし力の向上に努めてまいりたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市全体でのおもてなし力の向上の取組が、ますます広がっていくことを期待したいなと思います。変わりまして、令和6年度上期の観光入込客数についてお聞きしたいと思います。コロナ禍が明けて、小樽には大変多くの観光客の皆さんが来ていると感じていますが、上期として4月から9月までの間となりますが、観光客の数というのは実際どのような状況だったのでしょうか。

(市長)
令和6年度上期の観光入込客数は、396万3,100人になっていまして、前年度に比べますと31万3,700人増の108.6%となりました。コロナ禍前の令和元年度と比較いたしますと99.8%の水準にあり、ほぼコロナ禍前の水準に回復したと言ってよいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
観光でいらっしゃる方の人数が、コロナ禍前の水準に戻ったということですよね。他にも何か特徴的な点というのはあったのでしょうか。

(市長)
特に宿泊客数についてですが、上期として、統計で確認できる平成元年度以降ですと、最多の49万300人となりました。宿泊客数の中でも外国人の数が増えておりまして、外国人宿泊客数につきましても、統計を開始した平成9年度以降最多の9万8,678人となっております。令和5年度の上期は、宿泊客全体のうち外国人の割合が約17%でしたが、6年度の上期は約20%と伸びております。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですか。やはりまちを歩いていてもキャリーケースを引っ張っている方が多いなと思いますが、その中でも、特に外国人の宿泊客が増えている背景というのは、どのようなことがあるとお考えですか。

(市長)
まず国別で見ますと、令和6年度上期は、台湾、韓国、香港、中国、シンガポールといったアジアの国、地域からの宿泊者が多くなっています。円安傾向は、日本への旅行のしやすさにつながっているのだろうなと思います。訪日需要に対応するように、コロナ禍後の国際線の運航便数が増加しておりますので、日本への渡航もしやすい環境になっているのだろうなと思っています。小樽におきましては、コロナ禍の期間からすでにホテルの建設が進められてまいりましたが、コロナ禍が明けた後の宿泊需要の受け皿にもなっているのだろうなと思っています。こうしたことが外国人の宿泊客数の増加につながったと考えておりますが、日本国内全体の傾向としては、日本人の旅行客は宿泊料を含む物価上昇などから、コロナ禍前の水準より回復しておりませんので、外国人の活発な動向とは対照的な状況になっていると言えるのではないかなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。この番組でも以前伺いましたが、小樽では令和8年4月から宿泊税を導入することとなっていますが、宿泊者数というのも当然、宿泊税にも影響してきますよね。

(市長)
そうですね、昨年の第4回定例会で、小樽観光を支えるための安定的な財源確保を目的として宿泊税条例を議決いただきまして、令和8年4月からの導入を目指して準備を進めているところです。今年は1年をかけまして、皆様に制度の周知を進めるということと、観光都市として存在感がさらに高まるような使い道について議論を深めてまいりたいと思っています。宿泊税は、地方税法の規定に基づく法定外目的税というものに当たるのですが、宿泊者1人1泊200円を納めていただくことを考えております。全体としまして、税収は初年度で約2億2,200万円を見込んでおります。宿泊客数が増えて、長く小樽に滞在していただければ、宿泊税が増収するということになりますので、小樽観光を支える財政的な基盤がより強くなっていくと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
これからの小樽観光については、どのような展望をお持ちですか。

(市長)
課題としては、やはりナイトタイム・エコノミーといって、夜の観光ですよね、これの推進による地域経済の活性化、また外国人の方が多くなっていますのでキャッシュレス決済、あるいは多言語表示、外国語対応の強化、こういったものとかおもてなし力の向上などが挙げられると思っています。国の観光戦略などを踏まえつつ、今後も、市内関係団体や観光事業者と連携しまして、官民一体となった観光施策を進めてまいりたいと思っております。

(FMおたるパーソナリティー)
日本にもたくさんある観光地の中で、こうして小樽を選んできてくださるという旅行者の皆さんに、より魅力があるまちだと思っていただくためにも、さらに観光地としての魅力が高まることを期待していきたいと思います。前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長、ありがとうございました。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は、小樽市財政部市民税課の大家さんと加藤さんにお越しいただいています。大家さん、加藤さん、よろしくお願いします。

(大家・加藤)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
お二人は、入庁してから何年になられるのですか。

(大家)
私は平成27年4月に入庁しました。市民税課に配属されて、今年で2年目になります。

(加藤)
私は平成31年4月に入庁し、市民税課に配属されて同じく2年目になります。

(FMおたるパーソナリティー)
大家さんが平成27年、加藤さんは平成31年の入庁ということで、お二人とも今は市民税課でいらっしゃるというとですが、市民税課と言いますと加藤さん、もちろん税に関するお仕事の部署となるのですよね。

(加藤)
はい。市民税課では、個人や法人の市・道民税、軽自動車税などの税を扱っています。いずれも税額を計算して皆さんにお知らせすることが主な業務ですが、窓口で証明書を発行したり、税に関するご相談をお受けしたりもしています。私達は、個人の方の市・道民税に関係する業務を担当しています。

(FMおたるパーソナリティー)
窓口での証明書の発行も行っているということですが、どのような証明書を扱っているのですか。

(加藤)
発行できる証明書は、主に4種類あります。まず一つ目は「所得課税証明書」です。これは一年単位の所得と控除及び市・道民税額が記載されているもので、学校の授業料の減免や、指定難病支給認定受給者証の申請など、様々な用途でご請求いただいています。他には所得のみ記載されている「所得証明書」や、納税状況について記載されている「納税証明書」、住民税や固定資産税などに滞納がないことを証明する「市税に滞納がないことの証明書」があります。

(FMおたるパーソナリティー)
伺っていると似たような名前の証明書がたくさんあるのですね。間違えてしまう方も、多そうですね。

(加藤)
そうですね。特に、所得課税証明書と納税証明書は同じものだと思っている方が多いようです。お客様が勘違いなどで別の証明書を請求してしまった場合、差し替えや返金ができないので、どの証明書が必要なのか、しっかり確認していただいた上で請求いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
これは気を付けないといけないですね。ほかに何か注意することはありますか。

(加藤)
あとは、所得に関する証明書を請求する際には、必要な証明書の年度にも注意していただきたいです。住民税の場合、1年前の収入をもとに計算するため、証明書の年度と実際にその所得が発生した年が1年ずれる形になります。例えば、令和5年中の所得が載った証明書が必要ということであれば、令和6年度の所得証明書、もしくは所得課税証明書を請求していただきたいです。

(FMおたるパーソナリティー)
そういったことを、窓口で市民の方に説明するのも、大きな仕事の1つだと思います。加藤さんは異動されて2年目ということですが、戸惑うことも多かったのではないですか。

(加藤)
そうですね。税に関する知識がほとんどない状態からのスタートだったので、初めのうちは緊張でうまく話すこともできなかったですし、仕事を覚えるだけで精一杯でした。ですが、市民の方から「ありがとう」「頑張ってね」と温かい言葉を掛けていただいて、それがとても励みになり、自分の成長にもつながったと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
市民の皆さんとのやり取りで成長した、学ばせていただいたということですよね。おもてなし規格認証の紺認証でもありますし、加藤さんもこれからも頑張っていただきたいなと思います。さて、大家さんにもお話をお伺いしたいなと思いますが、実は以前、市民税課の方が出演されたときに、医療費の控除について説明していただいたのですよね。ちょうど私も今日、全国健康保険協会から医療費のお知らせというのが届きまして、大事なことなので何度聞いても良いのではないかと思いますから、これについてもう一度お話を伺ってもよろしいですか?

(大家)
医療費控除についてですね。

(FMおたるパーソナリティー)
どういう医療費が医療費控除の対象になるのかとか、あとは限度額とか色々あるそうですが、こちらについて教えていただけますか。

(大家)
医療費控除は、ご自分や生計同一の配偶者さんなど、ご家族の医療費の自己負担額が高額となった場合に、税の控除として確定申告や市民税・道民税申告を行うことで、納める税金を減らすことができる制度です。支払った医療費が10万円または所得の5%のどちらか少ない額を超えた場合、その超えた額を所得から差引くことができます。医療費が必ず10万円を超えないと医療費控除が適用されないと思われている方もいらっしゃると思いますが、所得金額が200万円を超えない場合は、医療費の合計が10万円未満でも適用となることがあります。

(FMおたるパーソナリティー)
そうなのですね。ではまず、自分の所得がいくらか確認した方が良いということですね。

(大家)
そうですね。そして、医療費の控除の対象となるのは、医師の診察を受けて病院や調剤薬局に支払った自己負担額のほか、治療目的には限るのですが、ドラッグストアで購入した医薬品の購入費用なども対象になります。また、バスや電車などの公共交通機関で通院した場合の交通費も含まれます。

(FMおたるパーソナリティー)
通院したときの公共交通機関を利用した交通費も医療費控除の対象になるのですね。これは忘れないようにした方がいいですね。

(大家)
そうなのです。医療費控除を申告するときは、医療費の内訳の明細書の作成が必要となりますので、あらかじめ領収書をまとめて計算してから相談いただければと思います。迷うことがありましたら、遠慮なく市民税課にお問合せいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。では、今年の確定申告と市民税申告の受付期間、それから会場を教えていただけますか。

(大家)
会場については、市民税・道民税申告は市役所別館の5階会議室で行っています。産業会館では受け付けておりませんので、お間違いのないようお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
そして受付の期間ですが、いつからいつまでになりますか。

(大家)
期間は土・日・祝日を除いた令和7年2月17日から3月17日まで、受付時間は午前9時から午後4時までです。また出張会場として、2月3日から塩谷サービスセンターで2日間、2月5日から銭函市民センターで3日間、申告受付を行います。詳しい日時は、広報おたる1月号や町内会の回覧板などでもお知らせしていますので、ご確認ください。なお、混雑時には待ち時間が発生することもありますので、時間に余裕を持ってお越しいただくか、相談日の前日午後5時まで予約もできますので、待ち時間緩和のために予約をぜひご利用ください。

(FMおたるパーソナリティー)
毎年大変混雑しているかと思いますが、予約ですが、どのようにすればいいのですか。

(大家)
回覧板や小樽市のホームページ内で案内している予約フォームに、スマートフォンやパソコンからアクセスいただくことで予約できます。また、インターネット環境がない方は、市民税課の方にお電話でお問合せいただいてもご予約することができます。

(FMおたるパーソナリティー)
申告の際ですが、どんなものを用意するとよろしいですか。

(大家)
税の申告内容によって必要となるものは異なるのですが、まずマイナンバーカードと、マイナンバーカードをお持ちでない方は通知カードと運転免許証などの本人確認書類が必要となります。それから、給与や年金の源泉徴収票や、営業、不動産などの所得のある方は、その収入や経費を証明できる帳簿や領収証など、収支の内訳を確認できるものが必要となります。また、前年中に支払った社会保険料の領収書や生命保険、地震保険の控除証明書や、先ほどお話した医療費の内訳の明細書など、各種控除を受けるときは支払を証明できる書類もお忘れなくお持ちください。

(FMおたるパーソナリティー)
自分が何を持っていけばいいかの確認のために、事前に相談したり、電話で問い合わせたりしてもよろしいですか。

(大家)
はい。必要なものの相談のほか、ご自身の申告が必要かどうかなど様々なケースがありますので、ご不明な点はお気軽にお問合せください。なお、問合せ先は確定申告については小樽税務署に、市民税・道民税申告については小樽市役所市民税課となります。税の制度につきましては複雑でわかりづらいところも多いと思いますが、私たちも日々勉強を重ねて市民の皆さんにわかりやすい説明ができるよう心がけておりますので、よろしくお願いいたします。

(FMおたるパーソナリティー)
それを伺うと、市民の皆さんも安心ですよね。大家さんありがとうございます。そして加藤さんからも、税の申告に関連してお知らせしたいことがあるのだそうですね。

(加藤)
はい。実は、小樽税務署からの依頼でこの機会に皆さんにお知らせしたいのですが、スマートフォンやパソコンでの確定申告をお勧めしております。マイナンバーカードをお持ちの方、または税務署が発行するID・パスワードをお持ちの方は、国税庁のホームページにある申告書作成コーナーから、スマートフォンやパソコンを使って所得税の確定申告を作成して送信できます。さらに、事前にマイナンバー連携をしておくことで源泉徴収票や医療費控除額等が入力される機能などもあり、会場へ行くことなく自宅から申告できますので、とても便利です。

(FMおたるパーソナリティー)
この電子申告についてのお問い合わせは、小樽税務署にした方がよろしいですか。

(加藤)
小樽税務署の方にお願いいたします。そのほか、確定申告電話相談センターや税務相談チャットボットも用意されていますので、ご利用ください。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。加藤さん、ありがとうございます。さて迫市長、今日は市民税課の大家さん、加藤さんに税の申告などについてお話を伺いました。税金の制度も申告の手続も、難しいなって感じている方が多いと思いますが、ご理解いただいた上で手続きをしていただきたいですね。

(市長)
そうですね。確かに難しいところもたくさんあるかと思いますが、その仕組みを理解いただいて、正しく計算された税を納めていただくことが、皆さんの市民生活の維持ですとか地域の発展に繋がっていくと思っていますので、ご理解いただきたいと思いますし、ご不明な点がありましたら市民税課の職員が丁寧に対応させていただきますので、遠慮なくお問い合わせいただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
今日は、迫市長、そして財政部市民税課の大家さん、加藤さんにお話をお伺いしました。迫市長、大家さん、加藤さん、ありがとうございました。

(市長・大家・加藤)
ありがとうございました。

エンディング

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この番組の再放送は、1月22日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、2月3日月曜日です。どうぞお楽しみに。

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