公開日 2025年03月10日
更新日 2025年03月17日
1. 地域おこし協力隊の制度について
人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域力の維持・強化を図るためには、担い手となる人材の確保が特に重要な課題となっています。
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域おこしの支援など「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組であり、隊員は自治体の委嘱を受け、地域協力活動に取り組みます。
※地域おこし協力隊の制度の詳細については、総務省ホームページをご確認ください。
2. 募集情報
現在、地域おこし協力隊の新規募集は行っておりません。
3.活動中の地域おこし協力隊員
小樽市ではこの制度を活用し、現在、1名の地域おこし協力隊員が活動しています。協力隊員と行政、関係団体等が連携を図り、地域活性化に向けた取組を進めてまいります。
(1) 小樽市北運河地区地域おこし協力隊
鳥井 麻祐(とりい まゆ) 隊員(令和7年9月~)
小樽市の北運河地区は、国の重要文化財に指定されている旧日本郵船株式会社小樽支店や旧北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫(以下、「旧第3倉庫」という。)、石造倉庫などの歴史的建造物が立ち並ぶほか、旧手宮線などの歴史的な遺産が集積した、小樽らしい景観が残るエリアですが、観光客の回遊性は、従来から課題として位置づけられています。
地域おこし協力隊員は、特定非営利活動法人 OTARU CREATIVE PLUSの雇用のもと、これまでの経験やスキルを活かし、北運河地区への観光客周遊に向けた旧第3倉庫等の活用に関する取組のほか、北運河地区及び旧第3倉庫の魅力発信などの活動に取り組む予定です。また、この活動を通じて、北運河地区への回遊性の向上や北運河地区に点在する観光資源の磨き上げ、旧第3倉庫の魅力向上を目指します。
【主な業務内容】
- 北運河地区への観光客周遊に向けた旧第3倉庫等の活用に関する取組
- 北運河地区 及び 旧第3倉庫の魅力発信業務
- 小樽の地域活性化に資する事業
(参考)「小樽市地域おこし協力隊(委託型)設置要綱」について
小樽市では、本市における地域資源の発掘・保全・創出や地域づくりを実施することなどを通じて、交流人口の拡大や地域ブランド力の向上及び地域づくりの担い手育成を図るため、小樽市地域おこし協力隊(委託型)設置要綱を定めています。
3. 関連情報
- 小樽市ホームページ(小樽市への移住を応援します!)
- 小樽移住サイト(笑になるおたる)