FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和7年4月21日放送分

公開日 2025年04月23日

更新日 2025年06月17日

音声ダウンロード

音声データダウンロード(4月21日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • 市政アンケートモニター制度について
  • 健康ポイント事業について
  • おくやみ窓口開設・おくやみガイドブックについて

【後半】

  • 小樽市地理情報システム(でじ樽なび)について

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いします。迫市長、よろしくお願いします。

(市長)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さあ、4月も下旬に入ってきまして、ようやく春らしくなってくるのかなと思いきや、ちょっと寒い気温だったり、少し足踏みしてるかなということもありますが、この時期、市内の小学校では交通安全教室が開催されてると伺っていますが。

(市長)
小学校に入学された新1年生だけではなくて、各学年の皆さんにも、交通事故に注意していただくために、4月9日から各校で交通安全教室を、開催しています。

(FMおたるパーソナリティー)
新1年生の中には、この4月に初めて学校まで歩いたというお子さんもいらっしゃるかもしれませんし、交通事故にはやはり気をつけたい時期ですよね。

(市長)
そうですね。春の全国交通安全運動は4月6日から15日まででしたが、引き続き、ドライバーの皆さんも、それから、自転車に乗られる方も、歩行者の皆さんにも、交通事故にはお気をつけいただきたいなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さて今日は、市政アンケートモニター制度についてのお話からお聞きしたいと思うんですが、市政アンケートモニターというのは、どのようなことをするのか教えていただけますか。

(市長)
はい。今年度から新たに募集しますが、市政アンケートモニターの方に、市が実施するアンケートにインターネットで回答いただくというものです。

(FMおたるパーソナリティー)
この市政アンケートモニターになりますと、何か特典があるとお聞きましたが。

(市長)
年間で5回から10回のアンケートを、今、想定してるんですが、その半数以上に回答をいただいた方には、お礼として500円分のデジタルギフトを進呈させていただきます。

(FMおたるパーソナリティー)
年間でアンケートの半数以上にお答えいただくと500円のデジタルギフトがいただけるんですね。今回こうした制度を始めることになった背景を教えていただけますか。

(市長)
市では市民の皆さんと一緒にこの課題を解決していける、協働によるまちづくりの推進が必要であると考えておりまして、そのためには市民の皆さんのご意見、あるいはニーズの把握にこれまで以上に努めていくことが大切だと考えておりまして、新たにこの市政アンケートモニター制度を始めることにしました。

(FMおたるパーソナリティー)
これまでも市民の皆さんからご意見やそのニーズを聞く場面はあったかと思いますが、この新たなモニター制度の狙いというのはどのようなものなんでしょうか。

(市長)
アンケートの送付から回答、集計まで、インターネットで完結しますので、まずは大幅にスピードアップするということと、また手軽に回答することができると思っていますので、市政に参加しやすくなるとは思っています。このたびのモニター制度によりまして、市民の皆さんからの貴重なご意見が、より多くお寄せいただけるのではないかと期待しています。

(FMおたるパーソナリティー)
より多くの意見が寄せられることを期待されてるということですが、インターネットで手軽にアンケートに回答できるということですし、参加しやすいんじゃないかなと思いますよね。このモニターへの参加条件というのは何かありますか。

(FMおたるパーソナリティー)
小樽市内に住民登録のあります、18歳以上以上の方で、スマホですとかパソコンなどから、インターネットが利用できる環境にある方にご参加いただきたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
わかりました。このモニターになるにはどのような手続きが必要ですか。

(市長)
募集期間の5月1日木曜日から5月20日火曜日までの間に、市のホームページの応募フォームからお申し込みをいただきたいと思っています。モニター制度につきましては広報おたる5月号にも掲載されますので、ぜひご覧いただければと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
応募は5月1日からということですので、参加をご希望の皆さんは、小樽市のホームページをご確認ください。参加をご希望の皆さんに、迫市長から一言お願いできますか。

(市長)
市民の皆様からの貴重なご意見というのは、これからの市政ですとか、まちづくりを進める上で、大変参考になるものと思っています。多くの皆様にご参加をいただきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。変わりまして、健康ポイント事業について、お話を伺いたいと思います。こちらも5月1日から始まる事業ということですが、健康ポイント事業とはどのようなものか教えていただけますか。

(市長)
市が実施します、がん検診を受けた方に、ウイングベイ小樽の中で使える特典、あるいはそのイオンシネマの映画観賞券と引き換えることができるポイントを進呈させていただく事業となっています。

(FMおたるパーソナリティー)
がん検診を受けると、ウイングベイ小樽で使える特典と引き換えることができるポイントをもらえるんですね。市が行っているがん検診にはどのようなものがありますか。

(市長)
胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頚(けい)がんの検診を行っています。市では、職場などでがん検診を受ける機会がない方を対象に、検診費用の一部を負担していますので、お得に検診を受けていただくことができます。

(FMおたるパーソナリティー)
職場などでがん検診を受ける機会がないという方もお得に検診が受けられて、さらに、5月1日からは、健康ポイントもいただけるわけですね。では、この健康ポイント事業を始めた背景を教えていただけますか。

(市長)
小樽は残念ながら、がんでお亡くなりになられる方の割合というのが、全国、全道と比べて多くなっており、またがん検診の受診率も低いという背景があります。

(FMおたるパーソナリティー)
がんでお亡くなりになる方の割合が多くて、しかも、がん検診の受診率も低いという状況なんですね。

(市長)
定期的にがん検診を受けることによって、がんを早期に発見をして、治療することが可能になりますので、このがんの早期発見はご本人の身体的、精神的な負担だけではなくて、ご家族の負担も軽減されることになるのではないかと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
自分のことも家族のことも考えると、がんは早期に発見するのが一番ですもんね。

(市長)
そうですね。そして市では1人でも多くの市民の皆様に、このがんへの意識をお持ちいただいて、がんを早期発見できるように、積極的にがん検診をお受けいただきたいと思いまして、健康ポイント事業というものを今回開始させていただくことにしました。

(FMおたるパーソナリティー)
健康ポイントはウイングベイ小樽の中で使える特典と引き換えられるということですが、小樽市の保健所などが、ウイングベイ小樽に移転したことと何か関係はあるんでしょうか。

(市長)
ウイングベイ小樽の一番街4階には、現在、保健所をはじめ、健康づくりや福祉に関連する部署が集まっており、このたびの健康ポイント事業は、小樽市と、北海道済生会と、そしてウイングベイ小樽の運営会社の小樽ベイシティ開発とが連携して行う取り組みになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
保健所などがウイングベイ小樽へ移転することをきっかけに、こうしたお得な健康づくりの事業が生まれたということですね。

(市長)
すでに北海道済生会さんの方では、歩くことで、ポイントを付与する事業をウイングベイ小樽の中で行っていましたので、保健所の移転を契機として、連携を図り、がん検診の受診に対しても、ポイントを進呈させていただくことにいたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
5月1日から健康ポイント事業が始まるということですが、このポイントを貯めたいという方はどのようにするとよろしいですか。

(市長)
まず北海道済生会さんが運営する「ウエルネス知恵袋」というLINEの公式アカウントを友達に追加していただきます。その上で、がん検診を受診された後の健診結果を保健所にお持ちいただきますと、スマートフォンにポイントを付与することができるようになっています。

(FMおたるパーソナリティー)
健診結果を持っていれば、ウイングベイ小樽での買い物などのついでに、一番街4階の保健所に寄ってポイントをつけてもらえるということですね。

(市長)
詳しくは広報おたる5月号ですとか、市のホームページをご確認いただければと思っています。多くの皆様にぜひがん検診を受診いただけますようお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
さて変わりまして、おくやみ窓口についてお聞きしたいと思います。市役所におくやみ窓口が開設されたと伺いましたが、こちらはどのような窓口なんでしょうか。

(市長)
お亡くなりになられた方がいらっしゃった場合、ご遺族の方にはさまざまな手続きが必要になりますが、市役所での手続きを一体的に行えるように、市役所別館1階におくやみ窓口を、このたび設置いたしました。

(FMおたるパーソナリティー)
お亡くなりになった方がいるとどのような手続きをとらなければならないでしょうか。

(市長)
死亡届を提出いただく他ですね、例えば、国民健康保険の保険証を返還したりですとか、あるいは税に関する通知書などの送付先を変更したり、お亡くなりになった方の状況によって手続きの数というのは、異なりますが、40種類以上の手続きがあるんですね。

(FMおたるパーソナリティー)
40種類以上ですか。いやそれは驚きましたね。私たちの暮らしがさまざまな面で市役所の業務に関わってるということですよね。

(市長)
そうですね。死亡届はこれまでと同様に、戸籍住民課の窓口へ提出いただくことになりますが、その他の手続きの多くを、このおくやみ窓口で行うことができるようにしました。その場で完結できない手続きというのも少なからずありますので、そういった場合については、職員が必要な窓口へとご案内させていただくことにしています。

(FMおたるパーソナリティー)
手続きをある程度その場で完結できて、必要があれば、他の窓口へ案内してもらえるということですね。これはご遺族にとっては負担が軽減されるんではないでしょうか。

(市長)
おくやみ窓口の他、手続きの種類や必要なものがわからないといったご遺族の負担も軽減できるように、死亡届をお出しになられた際に、おくやみガイドブック、これも新しく作りましたので、このガイドブックをお渡しすることとしました。

(FMおたるパーソナリティー)
おくやみガイドブック。こちらにはどのようなことが書かれてるんでしょうか。

(市長)
これはお亡くなりなられた方に関する手続きについての概要を載せておりまして、手続きの際に、お持ちいただきたいものなどが、1冊にまとめられています。

(FMおたるパーソナリティー)
ではこちらの1冊で、市役所での手続きや、また手続きの際の持ち物がわかるという冊子なんですね。

(市長)
おくやみガイドブックは小樽市のホームページにも掲載しています。このガイドブックを見ながら、ご自身で窓口を回って手続きを行っていただくこともできます。

(FMおたるパーソナリティー)
手続きがわかる詳細なガイドブックがあれば、ご自身で窓口を回って手続きをとるということもできますよね。

(市長)
そうですね。新たに開設しましたこのおくやみ窓口は、もれなくご説明、あるいはご案内ができるように、あらかじめ準備が必要となりますので、予約制とさせていただきます。土・日曜日、祝日、年末年始を除きまして、ご利用される日の3日前までにご予約をお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
おくやみ窓口を利用するには、3日前までに予約をしていただきたいということですね。

(市長)
詳細については、市のホームページをご確認いただきたいと思いますし、市役所の代表電話におかけの上、おくやみ窓口までお問い合わせをいただきますようお願いしたいと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
前半は、小樽市長、迫俊哉市長にお話をお伺いしました。迫市長ありがとうございました。

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市職員の方にお話を伺っていきます。今日は、小樽市総合政策部デジタル推進室の石澤(いしざわ)さん、総務部災害対策室の高橋(たかはし)さん、建設部都市計画課の髙橋(たかはし)さんにお越しいただいています。皆さん、どうぞよろしくお願いします。

(石澤、高橋、髙橋)
よろしくお願いします。

(FMおたるパーソナリティー)
さて、小樽市では3月から、小樽市地理情報システム「でじ樽なび」を公開されたということですが、まずは石澤さん、この地理情報システムというのは、いったいどういうものなのでしょうか。

(石澤)
「でじ樽なび」は、一般的にGISと呼ばれるシステムで、地図上に位置情報や関連データを重ねて表示する技術です。市民や事業者の皆様は、パソコンやスマートフォンをつかって「でじ樽なび」から公共施設や防災、都市計画などの行政情報にアクセスできる仕組みです。例えば、最寄りの避難所の位置や洪水の危険エリアを確認したり、地域の公共施設を探したりできます。また、土地利用計画も把握しやすくなります。

(FMおたるパーソナリティー)
私も今実際に自分のスマホで拝見していますが、大変細かく出てくるんですよね。このでじ樽なびでは、どのような情報が公開されているのでしょうか。

(石澤)
「市の施設」、「道や国の施設」のほか、令和6年度に改訂した「防災マップ」や、都市計画区域などの「都市計画指定状況」、土地の場所や番地を表した「地番図」、市道や道道・国道といった「認定路線」の情報、また、「おたる救急ステーション」については、市内においてAEDを設置し、かつ、応急手当のできる従業員等が勤務している事業所の情報を公開しています。また、令和6年度に更新した最新の「地形図」を公開しています。

(FMおたるパーソナリティー)
たくさんの情報が公開されているようですが、それぞれどのような使い方ができるのかもう少し詳しくお聞きしたいと思います。では、災害対策室の高橋主査にお尋ねします。「防災マップ」については、以前、2月に災害対策室の安藤主幹にお越しいただいて、お話を伺ったことがありますが、「でじ樽なび」で公開している「防災マップ」とは、何か違いがあるのでしょうか。

(高橋)
「でじ樽なび」で公開している「防災マップ」は、各町内会等に配布した紙媒体の「防災マップ」と同じ情報を使用しています。そういった意味では同じ内容ということになりますが、パソコンやスマートフォンなどから利用できますので、地図の縮尺や、見たい場所を自由に変えてみることができます。もちろん印刷することも可能です。

(FMおたるパーソナリティー)
自由に縮尺を変えられたり、また、印刷したりすることもできるんですね。

(高橋)
また、「でじ樽なび」は、津波・洪水・土砂災害といった災害種別ごとに危険エリアを確認することができます。ですから、災害の危険が迫っているときに、緊急的に避難する指定緊急避難場所も、災害種別ごとに確認していただくことができます。

(FMおたるパーソナリティー)
津波や洪水、土砂災害といった災害種別ごとに、災害区域や避難場所が確認できるんですね。

(高橋)
他にも、ルート検索機能を使って、ご自宅から各種避難場所までの避難経路や距離、所要時間を調べることもできますので、ご自身で印刷して、オリジナルのマップを作成することもできます。「でじ樽なび」は、インターネットにつながる環境であれば、どこでも利用可能ですので、常に紙媒体の「防災マップ」を持ち歩く必要はありません。

(FMおたるパーソナリティー)
いざという時も、紙の「防災マップ」を探さなくても済みますね。

(高橋)
はい、例えば自宅から離れた場所で災害が起こった場合でも、その場所の近くの危険エリアを確認したり、避難所を探すこともできます。市民以外の方も利用できますので、観光で来られた方が、災害に遭遇した場合にも役立つと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
市民以外にも観光でいらしている方が、いざという時に避難所がわかるというのは、これは安心感につながるかもしれませんね。では次に、都市計画課の髙橋主査にお伺いしますが、こちらの「でじ樽なび」では、「都市計画指定状況」を公開しているとのことですが、この「都市計画」とは、簡単に言うとどういうものなのでしょうか。

(髙橋)
都市計画とは、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための計画で、「まちの将来の姿を決めるルール」です。例えば、住宅を建てられる地域、商業施設を建てられる地域、高さ制限のある地域など、土地の使い方を定める大切な仕組みで、このルールによって 無秩序な開発を防ぎ、安全で住みやすいまちづくりを実現します。

(FMおたるパーソナリティー)
つまりは、この「でじ樽なび」で、そのルールが確認できるということなのでしょうか。

(髙橋)
はい。「都市計画指定状況等」では、都市計画の情報だけでなく、景観計画や宅地造成等工事規制区域、土砂災害に関する指定区域などの情報も網羅しています。これによって「この土地にはどんな制限があるのか?」 という情報を、まとめて確認することができるようになりました。

(FMおたるパーソナリティー)
「でじ樽なび」で「都市計画指定状況等」が公開されることで、どんなメリットがあるのでしょうか。

(髙橋)
これまでは、こうした情報を調べるには、市役所へお越しいただき、さらに複数の部署を回っていただく必要がありましたが、「でじ樽なび」なら、時間や場所に関係なく利用できますので、こうした手間を大幅に削減できます。その結果、不動産取引における重要事項説明や、建築計画に関わる調査などがスムーズに進められるようになると思います。

(FMおたるパーソナリティー)
不動産取引ですとか建築計画というお話でしたが、主に事業をされている方にとっては、かなりメリットが大きそうですよね。指定区域にはたくさんの種類があるかと思いますが、これらを「でじ樽なび」で公開するための準備は大変だったんじゃないですか。

(髙橋)
はい。元々は別のシステムで管理していたデータを、「でじ樽なび」と連携できるようにするため、庁内のGISシステムに反映させる必要がありまして、この調整にはかなりの時間がかかりました。

(FMおたるパーソナリティー)
元々あったシステムをまとめたということですが、地図などは新しいものに変わったのでしょうか。

(髙橋)
これまで使用していた小樽市の地形図は、平成14年に作成されたものでしたが、「でじ樽なび」の導入に合わせて、新しく地形図を更新しております。
また、この更新作業で撮影した、最新の航空写真も地図として利用できるようになっておりますので、利用者にとって、より利便性が向上するのではないかと考えております。 さらに、都市計画課のホームページでは、住所や地番検索の手順がわかるよう、「都市計画指定状況の確認方法」を掲載しておりますので、併せてご活用いただければと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
大変苦労なさったそうですから、ぜひ、たくさんの人に利用してもらいたいですよね。「でじ樽なび」を使えば、市役所に足を運ばなくても良くなるわけですが、これまで、どれくらいの方が都市計画を確認するために来庁されていたのでしょうか。

(髙橋)
窓口では電話対応を含めて、年間1600から2000件ほど、都市計画の照会対応を行っております。

(FMおたるパーソナリティー)
年間2000件ですか。これまで時間がかかっていた確認が、ご自宅や会社などからできるようになるのは、利用される方の負担が減り、大きな利便性向上になりますね。

(髙橋)
そうですね。そうなっていけば良いなと思っております。もちろん、これまで通り、窓口や電話での対応も続けていきますが、「でじ樽なび」を利用していただくことで、問い合わせ件数が減っていけば、職員が窓口対応にかけていた時間を他の業務に充てることができますので、利用者の利便性向上だけでなく、私たちにとっても業務の改善につながると思います。

(FMおたるパーソナリティー)
「GIS」というデジタル技術を活用することで、市民の利便性が向上するだけでなくて、市役所の業務効率化にもつながっていくのですよね。まさにDXだと思いますが、「でじ樽なび」、「GIS」によって、これから市役所の業務というのは、石澤さん、どう変わっていくでしょうか。 

(石澤)
GISは、地理的情報を視覚化して必要なデータに迅速かつ簡単にアクセスできる従来とは異なる情報へのアクセス手段ですので、例えば、土地や施設の管理情報をGISで一元化し、部署間で連携することで、データを更新や情報共有にかかる時間とコストの節約ができるようになると思います。
さらに、それらのデータの分析を通じて、住民ニーズに応じた新しいサービスの検討にも役立てられるのではないかと考えます。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。ラジオをお聞きの方も、ぜひ一度「でじ樽なび」を使ってみてもらえればと思いますが、利用するのには、何か専用のアプリのインストールは必要になってくるのでしょうか。

(石澤)
専用のアプリは必要ありません。市のホームページのリンクや、QRコードをスマホから読み取ることですぐに利用できます。

(FMおたるパーソナリティー)
そういうことでしたら、あまりデジタルに詳しくない年配の人でも使えそうですが、スマートフォンだと画面が小さいので文字が読みずらい方もいらっしゃるかもしれませんよね。

(石澤)
メニューや詳細情報などの文字の表示サイズを変えることができますので、活用いただきたいと思います。

(FMおたるパーソナリティー)
今日は「でじ樽なび」についてご紹介いただきました。皆さんありがとうございます。最後に迫市長、こちらの「でじ樽なび」について、ひと言お願いできますでしょうか。

(市長)
この「でじ樽なび」について、今、担当からいろいろと説明がありましたが、その狙いとしては、1つには行政でのデジタル化を推進していく。それから、役所にお越しいただく必要がありませんので、行政サービスの利便性の向上、それからやはり窓口対応が減ることになりますので、業務の効率化の推進といった狙いがあるわけなんですね。かなり前から、これはしっかり取り組まなければいけないと市長としても思っていましたが、よく職員も頑張ってよくここまで仕上げてくれたなあというのが正直な市長としての感想ではあります。GISは地図上に、位置情報や、関連データを重ねて表示する技術ですが、市民の皆さんですとか、事業者の皆さんが必要な情報を、効率よく、利用していただくための新たな取り組みとして、この「でじ樽なび」におきまして、防災マップですとか、都市計画情報などの公開を、この度開始させていただきました。これからも皆様が必要な情報に、迅速にアクセスできる、情報発信を目指して、さらなる情報の充実にも努めていきたいなと思っていますので、ぜひ多くの皆さんに、このデジタルナビをご活用いただきたいと思っています。ラジオですので、どういったものか詳細はお伝えすることはできませんので、ぜひ1度、リスナーの皆さんにはアクセスしていただければなと思っています。

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。小樽市のホームページのリンクですとか、QRコードをスマホから読み取ることですぐに利用できるということです。専用のアプリなどは必要ありませんから、すぐにアクセスできるんではないかなと思います。ぜひご活用ください。本日は迫市長、そして小樽市総合政策部デジタル推進室の石沢さん、総務部災害対策室の高橋さん、建設部都市計画課の髙橋さんにお話をお伺いしました。迫市長、皆さん、今日は本当にありがとうございました。

(市長、石澤、高橋、髙橋)
 ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聞きいただき、市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
留守番電話・ファクスは0134-21-2000、E-mailは763@fmotaru.jp、またFMおたるのメッセージフォーム新しいウィンドウで外部サイトを開きますからもお寄せいただくことができます。 はがきでという方は、郵便番号047-0021、小樽市入船4-9-1、FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」宛までお送りください。
この番組の再放送は、4月23日水曜日、午後7時からお送りします。また、次回の放送は、5月5日月曜日です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る