公開日 2025年10月01日
更新日 2025年10月01日
小樽市における生成AIサービスの利用について
近年、生成AIに関する技術は急速に進歩しており、文案の作成、議事録の要約、問い合わせ対応など、自治体業務においても活用が期待されおり、限られた人員と予算の中で、より多くの成果を出すための強力なツールと言われております。
一方で、生成AIサービスが入力された内容を学習し、新たに情報の生成を行うことで個人情報や機密情報が流出する危険性、生成された文章や画像が意図せず他者の著作権を侵害する恐れ、差別的な表現や不適切な情報を広めてしまうリスクがあります。
本市においても、生成AIサービスの活用により業務効率化などにつながることを狙いとして、生成AIサービスを利用する際の条件や禁止事項等を整理した「小樽市生成AI利活用ガイドライン」を策定し、次のとおり生成AIサービスの利用を開始することとしました。
1 利用する生成AIサービス
⑴ Microsoft 365 Copilot Chat
⑵ LGC GEAR(株式会社HBAとの連携協定により令和8年11月末まで試用)
2 利用開始
令和7年10月1日から
3 利用にあたってのガイドライン
生成AIサービスを利用するにあたっての条件や禁止事項等を記載したガイドラインを策定
第1章 本ガイドラインの目的
第2章 本ガイドラインの位置づけ
1 対象となる生成AI
2 対象となる職員
3 ガイドラインの改訂
第3章 生成AIを活用するメリットとリスク
1 行政事務に生成AIを活用するメリット
2 行政事務に生成AIを活用するリスク
第4章 生成AI活用に当たっての条件
1 利用の申請
2 利用実態調査への協力
第5章 生成AI活用に当たってのルール
1 個人情報・機密情報の入力の禁止
2 著作権など他者の権利を侵害する内容の生成につながる入力の禁止
3 生成された出力内容の正確性等の確認
4 生成された出力内容の権利侵害等の確認
5 生成された出力内容の加筆・修正
6 小樽市情報セキュリティポリシーの遵守