公開日 2020年10月02日
更新日 2024年07月01日
介護給付の適正化は、介護給付を必要とする受給者を適切に認定し、受給者が真に必要とする過不足のないサービスを事業者が適切に提供するよう促すことで、介護保険制度の信頼感を高め、持続可能な介護保険制度の構築に資する取り組みです。
ケアプラン点検
ケアプラン点検は、「自立支援に資するケアプランになっているか」を点検の軸にして、点検者が介護支援専門員と一緒に様々な視点からケアプランを検証します。この過程を通して、介護支援専門員の「気づき」を促し、資質の向上を図ることをねらいとしています。
ケアプラン点検の流れ・今年度の予定
「適切なケアマネジメント手法の手引き」の活用
介護保険制度の創設以来、介護支援専門員が実践してきたケアマネジメントに共通する知見を体系化し、初任段階の介護支援専門員であっても一定以上の水準でケアマネジメントを提供できるようにと「適切なケアマネジメント手法の手引き」が作成されました。
この手引きは、3つのねらい
1 支援内容やアセスメント項目の“抜け漏れ”を防止する。
2 他・多職種との協働を促進する。
3 ケアプランの見直しを円滑にする。を達成するため、ケアマネジメントの実践において「想定される支援内容」を
「基本ケア」と「疾患別ケア(脳血管疾患、大腿骨頸部骨折、心疾患、認知症、誤嚥性肺炎の予防)」に分類し、それぞれアセスメント等の視点が示された内容となっています。
介護支援専門員においては、ケアマネジメント実践のチェックや振り返りツールとして、また、地域ケア会議やカンファレンス等で活用してください。
[参照ページ]
○ 適切なケアマネジメント手法の概要及び活用について【動画】 (外部サイト)
小樽市のケアマネジメントの基本方針を策定しました。
介護保険制度におけるケアマネジメントは、介護保険法に掲げる基本理念を踏まえ本人・家族、環境等に
働きかけながら適切なサービスの調整を図り利用者自身が自立した生活を送れるよう支援する一連の過程として位置づけています。
具体的には、居宅介護支援や介護予防支援等における介護予防ケアマネジメント等の業務が
当てはまりますが、こうしたケアマネジメントの質は個々のケアマネジャーの資質によって異なることから、
ケアマネジメント実践において一定の質を維持、向上を図るため、
小樽市におけるケアマネジメントの実践について、指標となるケアマネジメントの基本事項を示す
「小樽市のケアマネジメントに関する基本方針」を策定しました。
居宅介護支援事業所及び介護予防支援事業所に置かれましては、本基本方針の内容を踏まえ、
ケアマネジメントを実施していただきますようお願い申し上げます。
【本編】小樽市ケアマネジメントに関する基本方針(最新)[PDF:251KB]
別紙2(様式2-1)利用者基本情報1[XLSX:37.8KB]
小樽市介護給付適正化情報
VOL.11 小樽市介護給付適正化情報(令和6年7月1日)[PDF:2.88MB]
VOL.10 小樽市介護給付適正化情報(令和5年12月20日)[PDF:3.47MB]