公開日 2020年10月10日
更新日 2020年12月07日
近年、食中毒は一年を通して発生しています。
食中毒菌やノロウイルスによる食中毒を防止するため、食中毒予防の三原則を守って、食品の取り扱いに十分注意し、食中毒を起こさないよう心がけてください。
食中毒予防の三原則
細菌をつけない(清潔・洗浄)
- 衛生的に取り扱われた食材を仕入れましょう。
- 洗浄できる食材は、十分に洗浄してから使用しましょう。
- 調理器具を食材により区別して使用しましょう。
- 手指・調理器具の洗浄殺菌を徹底しましょう。
<ポイント>
細菌は自然環境のあらゆる場所に分布しており、食肉、魚介類、野菜などの食材、また従事者等から調理場に入ります。
このため、置かれた環境に特有の細菌が存在すると考え、食品に細菌を付けないようにすることが重要です。
細菌を増やさない(迅速・冷却)
- 計画的に食材を購入しましょう。
- 調理後できるだけ早く食べましょう。
- 冷蔵庫には食品を詰め過ぎないようにし、温度管理に注意しましょう。
<ポイント>
食中毒菌の多くは、食品中で大量に増殖して食中毒を引き起こします。
細菌は、条件さえよければ急激に増殖するので、食品をそのような条件下におかないよう、冷蔵庫や冷凍庫など、細菌の増えにくい状態で保管し、長時間常温で放置しないことが重要です。
細菌をやっつける(加熱・殺菌)
- 食器・まな板・ふきん等調理器具の洗浄・殺菌を十分に行いましょう。
- 調理食品は、中心部まで十分加熱しましょう。
<ポイント>
細菌は熱に弱く、一般的には加熱されるとたいていの細菌は死滅してしまいますから、食品の中心部まで熱が十分通るように加熱することが重要です。
お問い合わせ
保健所 生活衛生課
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