金属製容器の使用方法による食中毒について

公開日 2020年10月10日

更新日 2020年12月07日

夏期には水分補給のために、飲み物を水筒に入れたり、やかんなどの金属製容器にたくさんスポーツ飲料を作る機会が増えます。

しかし、金属製容器の使い方によって、食中毒を起こしてしまう場合があります。

古くなった金属製の容器に粉末清涼飲料水を溶かし保管したものを喫食したことにより、金属の溶出に伴う食中毒事例が発生しています。

スポーツ飲料などの酸性の飲料を金属製容器に入れる場合は、取扱いに注意しましょう。

 

食中毒事例

令和2年7月、他県内の高齢者福祉施設において、施設で調整したスポーツドリンクを飲んだ利用者13名が嘔吐・嘔気症状を呈しました。

管轄保健所が調査したところ、調整したドリンクから「銅」が検出されたため、銅による食中毒と断定されました。

 

次のことに注意しましょう!

・食品(飲料)が接触する容器の内部にサビやキズがないか確認すること

・酸性の飲み物を長時間、金属製の容器に保管しないこと

※酸性の飲み物とは、炭酸飲料や乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料などのことです。

・古くなった容器は、定期的に新しいものに交換すること

・取り扱う食品(飲料)の表示・注意喚起を確認して使用すること

 

お問い合わせ

保健所 生活衛生課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3118
FAX:0134-22-1469
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