HIV/エイズについて

公開日 2020年10月17日

更新日 2023年06月22日

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HIV検査について

 小樽市では、HIV抗体検査及び性感染症検査(梅毒・クラミジア)、肝炎検査(B型肝炎・C型肝炎)を無料で行っています。
※ただし、HIV抗体検査を主体とした検査のため、性感染症のみ、肝炎検査のみでは受け付けておりません。
 また、検査の詳細については下記アイコンまたはQRコードからご確認ください。
HIV検査QRコード 

(参考リンク)HIV/性感染症の検査・相談窓口はこちら → HIV検査相談マップ(外部サイト)

HIV/エイズとは

 HIV(ヒト免疫不全ウイルス)は、エイズ(後天性免疫不全症候群)を引き起こす原因となるウイルスです。
エイズとは、HIVに感染することによって起こる病気ですが「HIV=エイズ」ということではありません。
エイズとは、HIVに感染し、免疫力の低下や様々な合併症(感染症やがんなど)が引き起こされた病気の状態のことをいいます。
 HIVに感染してからエイズになるまでは時間がかかるため、早期発見し治療を始めることが重要になります。

感染経路と予防法

【感染経路】主に3つの経路で感染します。
1.性行為:最も多い感染経路です。ウイルスは主に血液や精液、膣分泌液に含まれており、性器や肛門、口などの粘膜を通して感染します。
2.血液:ウイルスが含まれる血液のついた注射器具の使用、麻薬などの「回し打ち」による注射器具の共用、輸血などによって感染します。
3.母子感染:感染している母親から、妊娠中・出産時・授乳によって感染します。
HIVの感染力は非常に弱いため、性行為以外の日常生活の中で感染する心配はありません。

【性行為による感染の予防】
1.パートナーと一緒にHIV検査を受け、お互いの感染の有無を確認しましょう。
2.血液、精液、膣分泌液が粘膜や傷のついた皮膚に触れないよう、コンドームを正しく使いましょう。

【血液を介した感染の予防】
1.ピアス、カミソリ、歯ブラシなどの血液がつく可能性のあるものは共用せず、他人の血液には直接触れないようにしましょう。
2.血液が身体や衣服などについたら、流水でよく洗い流しましょう。
3.薬物の「回し打ち」等で注射器具の共用をすると、HIVに感染する確率が高くなります。健康に害があること、法律違反であることから、絶対にやめましょう。

【母子感染の予防】
1.妊娠前、又は妊娠初期に感染の有無を確認できれば、出産前後に適切な医療を受けることで、赤ちゃんへの感染率を低下させることができます。
2.感染が心配な方は、HIV検査を受けましょう。
3.適切な時期に、妊婦健診を受けましょう。
4.感染がわかったら、かかりつけ医に相談しましょう。
自分のため、パートナーのため、生まれてくる子供たちのため、感染を予防しましょう。

HIV陽性者交流会について

 NPO法人レッドリボンさっぽろ主催の交流会です。
 お茶とお菓子を囲みながら、少人数で気楽におしゃべりしませんか?
 お互いの不安や疑問を同じ当事者の目線で共有したり、情報交換したり。

 多くのHIV陽性者が抱えている「自分と同じHIV陽性の人と会ってみたい」、 「こんなとき、他の人はどうしてるんだろう?」といったニーズに応えるプログラムです。
 参加者はもちろん、交流会のスタッフも全員HIV陽性者です。 プライバシーを守れるよう、事前申込制で行い、会場は参加者のみにお伝えします。

【対象者】 HIV陽性者であれば、性別・セクシュアリティ・感染経路・居住地は問わず、どなたでもご参加いただけます。
 ※詳しくは「NPO法人レッドリボンさっぽろ HIV陽性者交流会(外部サイト)」をご覧ください。
 また、お申込みの際は「レッドリボンさっぽろ HIV陽性者交流会 グランドルール」を必ずお読みください。

【定員】 最小3名~最大12名 ※参加者数が定員に満たない場合は中止となります。
【開催日時】  偶数月第3土曜日 14:00~16:30(開場30分前)
【参加料】 500円(会場費・お茶菓子代として)
【参加方法】「NPO法人レッドリボンさっぽろ 交流会申込みフォーム(外部サイト)
       にアクセスし、必要項目を入力して送信してください。
【お問合せ】NPO法人レッドリボンさっぽろ TEL/FAX:011-827-9857 
      〒001-0011 北海道札幌市北区北11条西3丁目3-23ノースタウンハウス218号室

関連サイト

厚生労働省HIV/エイズ情報:厚生労働省HIV/エイズ予防対策
エイズに関する各種情報:API-Net.エイズ予防情報ネット(外部サイト)
HIV感染者の妊娠・予防・予後について : HIV感染妊娠と母子感染予防(外部サイト)
HIV・血友病のチーム医療の構築と医療水準の向上を目指した研究:坑HIV治療ガイドライン
北海道内の相談窓口・検査・治療拠点病院や研修会の情報提供:北海道HIV/AIDS情報

医療機関の皆様へ

 HIVは、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)において5類に分類されています。
 HIV患者及び無症状病原体保有者を診察した場合は、7日以内に小樽市保健所健康増進課に情報提供いただきますよう、ご協力をお願いいたします。
 届出基準及び届出票については、厚生労働省ホームページ「後天性免疫不全症候群」(外部サイト)をご覧ください。

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3110
FAX:0134-22-1469
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