夏到来!防ごう「熱中症」!

公開日 2020年10月18日

更新日 2022年06月28日

〜熱中症は、ちょっとした注意で防げます。正しい知識で防ぎましょう〜

熱中症予防とコロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!

新型コロナウイルスの出現に伴い、一人ひとりが感染防止の3つの基本である1.身体的距離の確保、2.マスクの着用、3.手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の対策を取り入れた生活様式を実践することが求められています。十分な感染症予防を行いながら、熱中症予防にもこれまで以上に心掛けましょう。新しい生活様式の熱中症予防について、環境省と厚生労働省が資料を作成しましたので、御活用ください。

令和4年度熱中症予防(リーフレット)(画像をクリックするとPDFをダウンロードできます)

熱中症リーフレット一般用熱中症リーフレット一般用

 さらに詳しい情報は、以下のサイトを御覧ください。

厚生労働省:「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント(外部サイト)

熱中症とは・・・?

 「熱中症」は、暑い日に体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れたり、体内に生じた熱(産生熱)により体から発する熱(放射熱)が少なくなり、体温が上昇することで起こる障害の総称です。汗をかいているイラスト

炎天下の運動時や作業時に起きやすいですが、屋内でも発生する危険性があります。

軽い症状だと思っていても、急激に悪化することもあり、決して軽視できません。

そのため、もしもの時に備えて熱中症の症状や予防方法、応急処置について知っておきましょう。

熱中症の種類と症状

熱中症にかかると下記のような症状が出現します。

 
分類 症状 重症度 対応

1度

(軽度)

めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の発汗

筋肉痛、筋肉の硬直(こむら返り)

※「立ちくらみ」・・・脳への血流が瞬間的に不十分になったことを示す。

※「こむら返り」・・・発汗に伴う塩分(ナトリウム)の欠乏で生じる。熱けいれんと呼ぶこともある。

三角のイラスト

通常は現場で対応可能。(冷所での安静、体表冷却、経口的に水分とナトリウムの補給)

2度

(中程度)

頭痛、嘔吐、倦怠感、虚脱感、集中力や判断力の低下

医療機関への受診が必要

3度

(重症)

意識障害、けいれん、手足の運動障害

肝機能障害、腎機能障害、高体温

入院して治療が必要

熱中症を予防するために

 

暑さに関する情報を確認しましょう

◎熱中症警戒アラート

 令和3年4月から全国で運用されており、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると、予想される日の前日夕方、または当日早朝に都道府県ごと(北海道は府県予報区単位ごと)に発表されます。

 発表されている日には、外出を控える、エアコンを使用する等の熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。

 熱中症警戒アラート(リーフレット)(画像をクリックするとPDFをダウンロードできます)

熱中症警戒アラート【機種依存文字】熱中症警戒アラート【機種依存文字】

 環境省:熱中症警戒アラートの発生状況(外部サイト)

◎暑さ指数

 気温・湿度・輻射熱からなる熱中症の危険性を示す指標のことです。調べるには、暑さ指数計を用いる方法と、環境省熱中症予防情報サイトから「暑さ指数」の予測値を調べる方法があります。

 「暑さ指数」の情報をメールで受け取ることもできますので、詳細は以下のサイトをご覧ください。

 環境省:暑さ指数についての詳細

 「暑さ指数」の実況と予測については、以下のサイトをご覧ください。

 環境省:暑さ指数の実況と予測

5つの工夫

新型コロナウイルス等の感染症予防を行いながら、熱中症を予防するための5つの工夫を紹介します。

1.マスクの工夫

・体調に応じて、屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずしましょう。

・屋外での運動や散歩、通勤、通学等のマスク着用は必要ありません。

<マスク着用時>

・激しい運動は避けましょう。

・のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給しましょう。

・気温や湿度が高い時は熱中症の危険性が高まります。屋内で熱中症のリスクが高い場合には、エアコンや扇風機、換気により、温度や湿度を調整しましょう。

2.外出時の工夫

・外出前や運動前、作業前には、十分に水分を摂りましょう。

・水やスポーツドリンク、経口補水液などの飲み物を持ち歩きましょう。

・天気予報や熱中症警戒アラートを参考にしながら、暑い日や時間帯を避けて外出の計画を立てましょう。

・屋外では日向を避け、日陰を選んで歩きましょう。また、涼しい場所で適宜、休憩しましょう。

3.室内の工夫

・窓とドアなど2か所を開け、扇風機や換気扇を併用しましょう。

・換気を適切に行い、室温が上がりすぎないようエアコンを使用して調整しましょう。(一般的な家庭用エアコンは換気を行っていません)

・温度計と湿度計を細かくチェックしましょう。

・日差しを遮るために、遮光カーテンやすだれ、ツル性の植物などを利用しましょう。

・夕方に打ち水をして、気化熱を利用しましょう。

4.暑さに備えるための工夫

・日頃から体温測定、健康チェックをして、体調が悪いと感じたときは、無理せず自宅で療養しましょう。

・入浴前後や起床後にもこまめに水分補給をしましょう。

・バランスのとれた食事を3食欠かさずに食べましょう。

・深酒や寝不足を避け、体調不良の原因をなくしましょう。

・適度な運動を行い、体を暑さに慣らしましょう。

5.衣服の工夫

・吸汗、速乾素材や軽・涼スーツ等を活用しましょう。

・首元の締め付けの少ない、ゆったりした衣服にしましょう。

・熱を吸収しやすい黒系の色を避けましょう。

・日傘や帽子を使いましょう。

 

以下の方たちは、特に注意が必要です!

乳幼児の場合

・子どもは、体温調節機能が十分発達していないため、周りの大人が子供の変化に注意しましょう。

・外出は、午前中の早い時間や夕方など、涼しい時間帯を選び、途中で日陰などを利用しながら休憩しましょう。また、帽子も忘れずにかぶらせましょう。

・ベビーカーのカバーは時々開けて、風を送りましょう。アスファルトからの照り返しを避けて移動することを心がけましょう。地面に近いほど温度が高くなるため、身長の低い乳幼児は大人以上に暑い環境にいます。

・外出の前後や休憩の際は、水分をたっぷり補給させましょう。

・短時間でも子どもだけを車の中に残していくことは絶対にやめましょう。窓を開けたりエアコンをつけていても、危険な状況になる場合があります。

高齢者の場合

・高齢になると、暑さを感じにくくなります。温度計と湿度計で、部屋の温度と湿度を確認しましょう。

・のどの渇きを感じにくくなります。のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。1日あたり1.2リットルが目安です。

・室内や夜間に熱中症が多発しています。エアコンや換気扇を上手に使用し、部屋の風通しを良くしましょう。

・寝たきりの方には、汗の状態をよく観察しながら、こまめな水分摂取を心がけましょう。暑くても汗をかいていない時は、危険な状態の場合があるので注意しましょう。

高齢者のための熱中症対策

高齢者のための熱中症対策(リーフレット)(画像をクリックするとPDFをダウンロードできます)

熱中症になりやすい条件

 

熱中症になりやすい3つの条件

1.熱中症になりやすい方

・乳幼児

・高齢者

・肥満の人

・脱水状態の人

・暑さに慣れていない人

・からだに障害のある人

・普段から運動をしていない人

・過度の衣服を着ている人

・高血圧、心臓病、糖尿病など基礎疾患がある人

2.熱中症になりやすい時

・高温

・多湿(湿度70%以上の場合、特に注意)

・風が弱い

・日差しが強い

・暑くなり始めの時期

・急に暑くなった日

・熱帯夜の翌日

3.熱中症になりやすい場所

・体育館や室内の風通しの悪い場所

・アスファルトや草が生えていない裸地や砂の上など

・グラウンドなど日陰がない場所

・普段の活動場所とは異なった場所

※上記の方には目配り、声掛けをするようにしましょう。

もし、熱中症になったら?

熱中症が疑われる方を見かけた場合は、以下のフローチャートを参考にして応急処置をしてください。

熱中症の応急処置の流れ

 出典:環境省熱中症環境保健マニュアル2022(外部サイト)

小樽の気象と熱中症の傾向

 小樽市の夏は気温だけでなく湿度も高いため、熱中症には十分注意が必要です。

 小樽市消防本部によると、令和3年には74名の方が熱中症で救急搬送されました。熱中症によって入院が必要となったのは、全体のうち4割を超えていました。熱中症による救急搬送者の年齢の内訳は、7割以上が高齢者でした。

 熱中症の発生場所の内訳は、「自宅内」が5割以上で最も多く、高齢者の6割以上が「屋内」で熱中症になっていました。

  令和3年熱中症(疑い)発生状況[PDF:167KB]

 令和3年は小樽市内で7月下旬から8月上旬にかけて連続した真夏日が続き、熱中症による救急搬送者数が増えていました。

 気象庁の予報では令和4年7月〜9月の3か月間の北海道の気温は「高い」確率が50%、降水量も「平年並み」の確率が40%です。

 気温の高い日や雨の日の前後は熱中症になる可能性が高くなります。

 気象庁の天気、気温予測はこちら(外部サイト)

各種リーフレット

◎熱中症予防リーフレット(厚生労働省)

日本語版(PDF:544KB)

障がいをお持ちの方向け(PDF:959KB)

英語版(PDF:560KB)

中国語版(繁体字)(PDF:590KB)

中国版(簡体字)(PDF:572KB)

韓国語版(PDF:494KB)

◎クールワークキャンペーンリーフレット(厚生労働省)

職場における熱中症予防の取り組みについて記載されています。

日本語版(1,214KB)

英語版(908KB)

◎夏季を迎える前のエアコンの試運転の重要性について(経済産業省)(外部サイト)

◎災害時の熱中症予防(環境省)

災害時の熱中症【機種依存文字】災害時の熱中症【機種依存文字】

災害時の熱中症[PDF:1.1MB]

熱中症の関連サイト情報

お問い合わせ

保健所 健康増進課
住所:〒047-0033 小樽市富岡1丁目5番12号
TEL:0134-22-3117
FAX:0134-22-1469
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