公開日 2020年11月03日
更新日 2024年05月09日
無料の健康診査を受けましょう
糖尿病などの生活習慣病の早期発見や予防を図るためには、定期的な健康診査が重要です。自分の健康状態を知り、生活習慣を見直すため、自覚症状がなくても年1回の健康診査を進んで受けて健康管理に努めましょう。
なお、後期高齢者医療健康診査受診の際は体調に留意し、手洗いや手指消毒、マスクの着用などの感染防止対策にご協力ください。
詳しくは小樽の小樽のけんしんまるわかりブック[PDF:2.44MB]をご覧ください。
北海道後期高齢者医療広域連合のホームページ(外部サイト)もあわせてご覧ください。
受診券について
対象となる方には5月中に受診券を送付します(「歯科健康診査」の受診券と同封して送ります)。
5月の送付以降に後期高齢者医療制度の資格を取得した方などは、その翌月に受診券を送付します(「歯科健康診査」の受診券と同封して送ります)。
受診券はつながって印刷されており、「健康診査」がオレンジ色、「歯科健康診査」が薄緑色となります。
切り取ってそれぞれご使用ください。
有効期限は令和7年3月31日までです。
対象者
小樽市在住の75歳以上の方
小樽市在住の65〜74歳の方で、後期高齢者医療制度に加入している方
ただし、長期入院されている方や施設入所されている方などは除きます。
健診日程(令和6年度)
下記のいずれかの場所で、年度内で1回に限り受診できます。
なお、同一年度(4月1日から翌年の3月31日まで)に国民健康保険などの特定健康診査を受けた方は、後期高齢者医療制度の健康診査は受けることができませんのでご注意ください。
けんしん区分 |
日時・場所等 |
申込み方法 |
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指定医療機関へ直接申込み |
日時:令和6年5月から令和7年3月 |
医療機関へ直接申込みのうえ、受診してください。 |
地域のけんしん |
日時:令和6年8月31日(土) 場所:銭函市民センター(銭函2-28-10) 日時:令和6年9月25日(水) 場所:太田整形外科医院(見晴町8-24) 日時:令和6年10月29日(火) 場所:髙村内科医院(赤岩1-15-14) |
保健所保健総務課(0134-22-3117)へ申込みが必要です。 けんしん区分によって申込締切日が異なりますので、ご注意ください。 各種がん検診も合わせて受診できます(70歳以上の方、または市民税非課税世帯の方は無料です)。 詳しくは保健所保健総務課(0134-22-3117)へお問合せください。 |
バスツアーけんしん |
日時についてはこちらの日程表をご覧ください。[PDF:97.8KB] 場所:札幌がん検診センター(送迎あり) |
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日曜けんしん |
日時 ・令和6年12月15日(日) ・令和7年1月26日(日) ・令和7年2月9日(日) ・令和7年3月23日(日) 場所:札幌がん検診センター |
北海道対がん協会 札幌がん検診センター(011-748-5522(予約直通))へ、約2週間前までに申込みが必要です。 詳しくは北海道対がん協会のホームページ(外部サイト)をご覧ください。
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受診料金
窓口での自己負担額はありません。(無料)
年度内に1回は受診券を使って無料で受けられます。
受診当日にお持ちいただくもの
保険証(後期高齢者医療被保険者証)
健康診査受診券
健診内容
診察 |
問診 |
今までの健康状態や自覚症状、生活習慣などについて質問し、判定の参考にします。 | |
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理学的検査(身体診察) | 医師の内科診察を行います。 | ||
身体計測(身長、体重、BMI) | 身長と体重のバランス(肥満度)を見ます。標準体重を知ることができます。 | ||
血圧測定 |
高血圧は動脈硬化の原因となります。動脈硬化は、脳卒中や心筋梗塞などの原因になります。 | ||
血液検査 | 肝機能 | AST(GOT) |
AST、ALTは主に肝臓に多く含まれる酵素です。数値が高いと、肝硬変、肝臓がん、アルコール性肝障害、肝炎などの肝障害や、心筋梗塞などの心筋障害が疑われる場合があります。 |
ALT(GPT) | |||
γ‐GT(γ‐GTP) |
γ‐GTは肝臓の解毒作用に関係している酵素で、アルコールに対して敏感に反応します。数値が高い場合、アルコール性肝障害などが疑われます。 |
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血中脂質 | 中性脂肪 |
血中に中性脂肪が多くなると肥満や脂肪肝、動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞の危険性が高まります。 |
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HDLコレステロール | 善玉コレステロール。数値が高い場合は動脈硬化を抑えることができますが、低い場合は動脈硬化や心臓病の危険性が高まります。 | ||
LDLコレステロール |
悪玉コレステロール。数値が高い場合、動脈硬化や心臓病の危険性が高まります。 中性脂肪が400mg/dl以上、もしくは食後採血の場合は、non−HDLコレステロールでも可とします。 |
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血糖 | 空腹時血糖 | 空腹時の血液中に含まれるブドウ糖の量を調べます。数値が高い場合、糖尿病が疑われます。 | |
HbA1c (ヘモグロビンA1c) |
過去1、2か月の血糖のコントロール状態を推測する検査です。数値が高い場合、糖尿病が疑われます。 |
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腎機能 | 血清クレアチニン |
血清クレアチニンは筋肉で作られる廃棄物で、正常なときは尿に排泄されます。血液中の数値が高い場合、腎機能の障害が疑われます。 |
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代謝機能 | 血清尿酸 |
尿酸はプリン体が分解してできた老廃物です。濃度が高くなると高尿酸血症となり、一部が結晶化すると関節にたまり、痛風の要因になります。また、腎機能が低下し、腎不全へと移行することがあります。 |
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尿検査 | 尿糖 |
尿に含まれるブドウ糖を調べます。血液中に含まれるブドウ糖が尿に出ている場合、糖尿病などが疑われます。 |
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尿たん白 |
尿に含まれるたん白質を調べます。陽性(+)の場合、腎機能の障害が疑われます。ただし、健康な人でも発熱や激しい運動の後に出ることもあります。 |
オンライン資格確認等システムによる特定健診情報の取得について
法令により、保険者は、加入者が以前加入していた保険者(旧保険者)に対して、当該加入者の特定健康診査及び特定保健指導の記録の写しの提供を求めることができ、提供を求められた旧保険者は記録の写しを提供しなければならないこととなっております。
この度、オンライン資格確認等システムを活用した保険者間の特定健康診査等に係る情報照会及び提供が開始となりましたが、保険者による特定健康診査情報の取得に同意されない場合は、「不同意申請書」を提出していただく必要がありますので、郵送または市役所の後期高齢者医療係の窓口へ提出してください。