「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」に基づく登録歴史的建造物の保全事業について

公開日 2020年11月16日

更新日 2024年04月01日

 本市では、保存すべき建物を登録歴史的建造物として登録し、それら建物の保全工事を行う際は、必要に応じ、技術的援助や修復経費の一部助成を行うなどの支援をしてきました。
 しかし、既存の歴史的建造物は経年劣化が進んでおり、維持にかかる費用が課題となっています。
 そこで、「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金」を活用し、小樽らしい都市景観の形成に向けて、これら歴史的建造物の保全を進めます。

1.小樽市登録歴史的建造物について

 本市では、昭和58年に「小樽市歴史的建造物及び景観地区保全条例」を制定し、以来、「歴史的建造物」の保全に取り組んでいます。
  その後、平成4年には、前条例を発展的に解消し、「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観条例」を制定するとともに、貴重な建物の保存を図る上で基礎的な資料を作成するため、市内全域を対象に歴史的建造物の実態調査を行いました。
 この調査を踏まえ、歴史的建造物として、保存すべきものを「登録歴史的建造物」として登録し、そのうち特に重要と認めるものを「指定歴史的建造物」として指定しています。

指定歴史的建造物についてはこちら

 これらの建物の修復等を行う場合は、届出により指導・助言を行い、外観修復工事費用に対する助成及び融資のあっせん等を実施して登録歴史的建造物の保全に努めています。
歴史的建造物等への助成・融資についてはこちら

2.実施した保全工事の例

岩永時計店(指定番号 第8号)の修復前と修復後
 
旧金子元三郎商店(小樽オルゴール堂カリオン堺町店 指定番号 第34号)の修復前と修復後
旧第百十三国立銀行小樽支店(花月堂堺町店 指定番号 第9号)の修復前と修復後
 
旧白鳥家番屋(群来陣 指定番号 第62号)の修復前と修復後
 

お問い合わせ

総合政策部 官民連携室
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線521~526
FAX:0134-22-6727
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