｢小樽市ふるさとまちづくり協働事業｣事業報告書　祝津にしん街道標柱設置事業

　北後志風土ツーリズム協議会

　『祝津・にしん街道標柱設置事業』

　日本海沿岸の各団体が連携し、松前から稚内までの約700kmをニシン街道として観光資源化し、日本海沿岸部の活性化を図る

事業費

300,300円

助成額

250,000円

1.にしん街道標柱設置事業★
　　標柱設置個所の選定

• 　「ニシン街道標柱」は、上ノ国町での設置を皮切りに北は石狩市の厚田地区・浜益地区まで、昨年までに13市町村16基が設置されている。
• 小樽市においては、鰊漁繁栄の祝津地区が最も設置目的に適うと判断し、祝津番屋通り「茨木家中出張番屋」隣地に設置することとした。

　　標柱設置

• 標柱および説明板は、平成22年5月、江差町において製作が行われ、6月中旬、小樽に搬入し、6月下旬に設置工事を行った。

2.ワンディシェフレストラン事業
　　ワンディシェフレストランの試行

• 来年度以降の実践のためのデータ収集と経験の蓄積を目的にワンディシェフレストラン（試行実施）事業を実平成22年8月7日（土）に施した。
• 本試行にかかる経費は他の連携事業より支出したため、当協議会からの支出はなかった。

3.活用事例ヒアリング調査
　　アンケート調査の実施

• 修復した茨木家中出張番屋の活用方法を検討すべく、修復後実際に番屋を利用した方や後志管内で漁場建築の活用を行っている方などに対してアンケート調査を実施した。

※ ★印は助成対象事業

　にしん街道標柱制作

　にしん街道標柱設置工事

　にしん街道標柱設置完了

　ワンデイシェフレストラン事業実施

　活用事例アンケート調査実施

　活用事例アンケート調査結果とりまとめ

　事業報告とりまとめ

にしん街道標柱の設置事業について、北海道のにしん漁の歴史の中で重要な位置を占める小樽市に標柱が設置された意味は非常に大きく、市民にもあらためて小樽がにしん漁で繁栄をした地域であることを示すことができたのではないか。
ワンディシェフレストラン事業については、様々な課題も見つかったことから、今後の実施にあたっては、これらを踏まえ、実施方法等を検討していく必要がある。

標柱設置により、新たな観光スポットが生まれ、今後地域のまちおこし等での活用への期待が高まっている。

にしん街道標柱と茨木家中出張番屋等他の祝津地域に集積している漁場建築を効果的にリンクさせていくことで、地域活性化に寄与できるような活用を図っていきたい。