「小樽市ふるさとまちづくり協働事業」事業報告書 旧岡崎家能楽資料整備プロジェクト

公開日 2020年11月18日

更新日 2021年04月30日

事業内容

事業内容

団体名

旧岡崎家能舞台を生かす会

事業名

『旧岡崎家能楽資料整備プロジェクト』

事業の目的

 岡崎家から市に寄贈された能楽資料の調査・整理などを行い、資料の有効活用を促進し、地域文化の興隆に資する活動の礎の一つとして位置付ける。

実施額

事業費

151,340円

助成額

150,000円

事業内容

◆能楽資料の調査・整理事業◆

  1. 能装束データシートづくり
    • 平成20,21年度の二年度に渡り、国立能楽堂の協力を得て調査済。
  2. 謡本、教則本調査・データシートづくり★
    • 著名、出版社及び出版年等を調査し取りまとめる。
  3. 能楽展示資料の整備★
    • 現在の展示方法を見直し展示資料の再構成を行うとともに、紹介パネルを製作・設置しわかりやすくする。
  4. 能楽資料説明案内リーフレット作成★
    • 展示室内の案内や展示資料を紹介する。

※★印は助成対象事業

事業の日程について

事業日程

22年9月

具体的調査計画案

22年10月

謡本・教則本調査

22年11月

展示資料整備計画案

22年12月

展示品作成

23年1月

能楽資料説明案内リーフレット作成

23年2月

能装束、並びに謡本・教則本データシート作成完了

23年3月

展示準備、能楽資料展示オープン案内、展示オープン

事業評価について

事業評価
1.事業の目的の達成度

 概ね当初の計画通り、遂行している。

2.参加した方々や、周辺の方々の満足度

装束並びに謡本調査について記す。
能装束調査では、古着の転用が多くみられること、謡本・教本調査からは、稽古体制が伺いしれるなど、その実態や、当時の稽古の在り様が理解でき、岡崎家の能楽実施状況とともに、小樽の能楽史を語るための言語が増した。これまでの小樽における能楽状況の理解に、新たな側面が加えられと思われると共に、調査意義があったことも証明されると考えられるため、その点については満足できる。

3.今後の事業について

調査結果については、得られたデータや知見を元に、企画展示やレクチャー事業を行い、その活用を積極的にはかりたいと考えている。
また、今回調査できなかった資料(能楽用品、能舞台など)について、順次実施していきたい。

お問い合わせ

生活環境部 生活安全課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線226・295・389
FAX:0134-22-1345
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