第9回 小樽市都市景観賞作品

公開日 2020年11月20日

更新日 2021年03月05日

郷土料理 群来陣

郷土料理 群来陣

明治10年に建てられた道内最古の鰊番屋のひとつで、平成7年に市指定の歴史的建造物となっている。老朽化が進み保全が望まれていたが、全面改修により郷土料理店として再活用され、祝津の歴史をしのばせる独特な景観を新しい形で復活させている。

 

ペテルブルグ美術館

ペテルブルグ美術館

大正12年に銀行として建てられ、交差点に面した曲面が特徴的な歴史的建造物で、他の銀行建築物とともに保全がなされ、格調の高い交差点を形成している。平成7年に美術館として改修され、歴史的な街角に文化の香りを漂わせるとともに、窓際の花などの演出により、かつて「北のウォール街」と呼ばれていた交差点に新しい彩りを添えている。

 

ホテルノルド小樽

ホテルノルド小樽

石造倉庫群が建ち並び小樽を代表する歴史的景観を形成する運河地区に、西欧風のデザインと大理石の材質感が新たな景観を創出している。また、ホテルの中庭や出抜小路側への回廊の演出は、周辺地区に新しい空間の創造を働きかけている。

 

砂留トンネルの壁面レリーフ 

砂留トンネルの壁面レリーフ

建物などが近接する市街地での道路改修に際し、大規模擁璧をレリーフ等の手法により景観演出したものである。デザイン要素や手法が多様ではあるが、無機質なコンクリート壁面に、イルカをモチーフとしたブロンズ製のレリーフを配するなど、ほほえましいメルヘンの世界を演出し、道路景観に変化と潤いを与え、通行く人々を楽しませている。

 

オーベルジュ・セ・ラ・セゾン

オーベルジュ・セ・ラ・セゾン

オーベルジュはフランスでの割烹旅館のことで、料理を主体としたホテルとして平成3年に新築された。切妻屋根やレンガ調タイルのしょう洒な外観が、国道沿いに海の見える自然環境と調和した良好な景観を創出し、張碓地区の特性を活かしたリゾート地的な景観形成に貢献している。

お問い合わせ

建設部 新幹線・まちづくり推進室
住所:〒047-0024 小樽市花園5丁目10番1号
TEL:0134-32-4111 内線(新幹線・高速道路推進)7269・7275/(景観まちづくり)7471・7472/(企画調整・市街地整備)7473
FAX:0134-32-3963
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