FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」平成31年4月1日放送分

公開日 2019年04月08日

更新日 2021年01月06日

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音声データダウンロード(4月1日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

 

【前半】

  • 新年度展望
  • 小樽スクラムミーティングについて
  • 移住者の皆さんとフリートーキング

【後半】

  • 統一地方選挙について

 

放送の内容

オープニング

(FMおたるパーソナリティー)
毎月第1・3月曜日のこの時間は「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。
前半は迫俊哉市長に市政のお話しや最近の出来事などを伺っていきます。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
番組がスタートして半年が経過し、リスナーのみなさんからお手紙をいただくようになりました。
今回も、小樽市長橋にお住いの、ラジオネーム「北海道日本ハム太郎」さんからメッセージをいただきました。
「勤めていた新聞配販売店が5月で閉鎖してしまうことになった。新聞を読む人が少なくなっていることも理由の一つかもしれないが、
その背景には人口の減少があるのではないか。小樽市としても人口対策に力を入れていただきたい。」といった内容です。

 

(市長)
今の小樽市の最大の課題は人口減少対策だと考えています。後継者が見つからず、商売を廃業するケースが増えてきています。
廃業してしまうと、従業員の雇用も失われるという悪循環が生まれてしまいますので、人口対策と併せて、地域経済をどう活性化させていくかが最大のテーマだと考えています。
ただ、人口対策は、何か一つやれば人口が増えていくということではなく、様々な政策や事業を重層的に組み合わせていきながら、大きな戦略として取り組まなければならない問題だと思っています。
このままだと、小樽市の人口は、2045年には6万人になるという調査結果もあり、人口減少に歯止めをかけて、若い人たちが安心して働いて、子育てができる環境を整えたいと考えています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
3月から4月はどんな状況でしたか?

 

(市長)

私の三つの政治姿勢の一つ「対話」をキーワードに、いくつかの会議を新たに立ち上げたり、中断していた会議を再開させました。

中断されていた会議の一つとして、商工会議所の皆さんに、議会に諮る条例や予算をあらかじめ説明しながら、そのテーマについて意見交換する「行政懇談会」がありましたが、これを「地域経済連携懇談会」と名前を変え、復活させました。

「市長と語る会」もしばらく開催されていませんでしたが、積極的に、町内会の皆さんや高齢者の皆さんの会合や、女性の会などに出向き、市民の皆さんが日ごろどのようなことを思っているのか、考えているのか、市に対してどのような要望があるのか伺いたく「市長と語る会」も再開しました。

また、新たに「小樽スクラムミーティング」という会議を立ち上げました。これは、商工会議所だけではなく、市内の経済に関わる様々な団体の皆さんとこれからの小樽のまちを一緒に考えていこうというもので、先週、第一回目を開催しました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
お話しを伺っていると、市民の皆さんの思いや考えを率直に伺いたいという市長の気持ちが表れていますね。

 

(市長)

市民の皆さんの考えや意見も知りたいですし、市が進める政策や事業は、市役所の外からのアイデアや視点が必要だと思っています。
市役所の中だけで議論するのではなく、市民の皆さんの考えも政策や事業に反映していくことによって、多くの市民の皆さんに納得いただけるまちづくりを進めていきたいと思っています。そういった思いから、経済界の皆さんも含めた市民の皆さんとお話しできる機会をできる限り作っていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
どちらか一方の考えだけで動くのではなく、お互いに力を添えながら、協力しながら、連携しながらということですね。

 

(市長)
在職中から思っていますが、行政がよかれと思ってやっていることが、必ずしも市民の皆さんが望んでいることと合致するわけではありません。そういったミスマッチをできるだけ起こさないように、あらかじめ市民の皆さんの考えを伺いながら、政策や事業を進めていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そこには「対話」というか、お互いにどのようなことを考えているのか、伝えることも大事ですが、聴くことも大事ということですね。

 

(市長)
先週は女性の会の皆さんと「市長と語る会」を開催しましたが、政策やまちづくりを進めていく上で、女性の視点は大事だと思っています。
また、町内会の皆さんは地域の隅々まで目が行き届いていますので、我々の目の行き届かないところをお考えになられている部分はいくつもあります。そういった我々の目の届かないところの意見や考え、女性の視点など、いろいろと良い面がありますので、可能な限り「市長と語る会」を開催していきたいと思っています。

希望される組織や団体がありましたら、事前に広報広聴課へお申し込みいただければ、私が出向いて「市長と語る会」を開催させていただきます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
実は私も先月、老人クラブ連合会の皆さんとの「市長と語る会」にお邪魔しましたが、皆さん率直なご意見を述べられていましたし、いろんな思いを持っているということが伝わってきました。

 

(市長)
高齢者の皆さんの会合では、昨年9月に発生した胆振東部地震に伴う長時間の停電について、行政としてどう対応していくのか、といった防災対策に関する質問をいただきました。これに対しては、新年度予算に計上した防災対策の事業について説明させていただきました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
市民の皆さんと率直に意見を交えたいという思いがありますので、ご要望がある方は是非お問い合わせいただきたいと思います。
市長とはなかなか簡単にお話しできないんじゃないかと思っている方もいるかもしれませんが、、、

 

(市長)
そんなことはありません。「共にまちづくりを考えて、共にまちづくりを進めていく」という考えで臨んでいきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そして、移住者の方とのフリートーキングですとか、「小樽スクラムミーティング」では、いろんな方との「対話」の機会が増えていますね。

 

(市長)
移住者の皆さんとのフリートーキングは、私も初めて参加しましたが、長く小樽に住んでいると気が付かないことがたくさんあります。
外から来られた方々が、小樽に住んでみて「ここがいいよね」ということが、案外、我々としては極々当たり前に思っていて、感づかない部分というのがありました。この移住者の皆さんとのフリートーキングは、外から小樽を見た感想を聞ける機会として、とても重要なことだと思いました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
まんがやロケなどで、観光の側面から、私たちが気付かない視点で小樽を切り取っていただくと、「こういったところがあったのか」といった気づきにもなりますよね。

 

(市長)
観光客からの視点は、やはり私たちではわからないですよね。「小樽に観光客がたくさん来ていることは当たり前だ」と思いがちですが、
外から見ると「なんて素晴らしいんだろう」と思う部分はいくつもあると思いますので、それに気づかせてくれる意味でも、移住者の皆さんとの意見交換の場は非常に貴重だと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
行ってみたいまち、住みたいまちにランキングされることはすごいことですよね。

 

(市長)
魅力度ランキングでは4位ということでしたから、我々が気付かない魅力がありますので、そこを強みとして発掘して、まちづくりに生かしていくことが大事だと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
新年度に入り、いよいよまちづくりが本格的に始動していくことになりますが、新年度はどういった思いでまちづくりに取り組んでいきたいと思っていますか。

 

(市長)
様々なことに取り組まなければなりませんが、一つは、市民の皆さんの「安全で安心な生活」が基本と考えています。除排雪も一通り終わりましたが、あらためて今年の冬を振り返ってみると、いくつか反省点もありますので、改善できるところは改善していきたいと思っています。
また、中断していた港湾計画についても、長期構想を作り、将来の港の姿をどう考えていくか、本格的に議論を進めていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
駅を出ると街があって、すぐ港、といった立地は他になかなか見られないですよね。

 

(市長)
そのロケーションの良さについては、移住者の皆さんもお話しされていました。新たな観光拠点として、港を少しクローズアップする取り組みを進めていきたいと思っています。それに併せて、大型のクルーズ客船が接岸できる工事も引き続き行っていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
新年度もクルーズ客船がたくさん入ってくるようですね。

 

(市長)
昨年より10隻ほど多く入る予定です。もっともっと小樽に寄ってもらえるように、市長としてPRしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
クルーズ客船に対しては、市民の皆さんのおもてなしの気持ちがあって歓迎のムードが高いですよね。

 

(市長)
あたたかく迎えてあげる姿勢はとても大事だと思います。私が先頭に立って多くの観光客の皆さんをお迎えしたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
最後に、ラジオをお聴きの皆さんに市長からメッセージをお願いします。

 

(市長)
番組の冒頭に紹介させていただきましたが、今回はリスナーの方から、市に対する要望を原稿用紙に書いて送ってくださいました。市民の皆さんには、市に対する要望やお考えがあると思いますので、番組を通じてご紹介させていただいて、それに対して私からもお答えをさせていただきながら、小樽のまちづくりに対するご理解をいただきたいと思っていますので、どんどんご意見などをお寄せいただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。前半は小樽市長迫俊哉さんにお話しを伺いました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市職員の皆さんにお話しを伺っていきます。
今回は、4月に行われる統一地方選挙について、担当の選挙管理委員会事務局長の関朋至さんにお話しを伺っていきます。

本年は、12年に一度の選挙イヤーと呼ばれていて、ニュースなどでもたびたび話題になっていますよね。

 

(関)
今年度は、まず4月に4年に一度の統一地方選挙が行われ、夏には3年に一度の参議院銀選挙が予定されていますが、ちょうどそれが重なるのが12年に一度ということで、これからも日々、選挙のニュースを見聞きすると思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
まず4月には統一地方選挙が行われるということですが、小樽ではどのような選挙が行われるのですか?

 

(関)
まず、前半の4月7日(日)に、北海道知事・北海道議会議員選挙が行われ、後半の4月21日(日)に、小樽市議会議員選挙が行われます。これまで小樽市は、市長と市議会議員選挙が同時に行われていましたが、昨年8月に小樽市長選挙が行われたため、今年から統一地方選挙の後半は市議会議員選挙のみとなります。

 

(FMおたるパーソナリティー)
選挙当日はどこに何時まで投票に行けばいいですか?

 

(関)

選挙当日は、午前7時から午後8時まで投票ができます。皆さんのお手元に北海道知事・北海道議会議員選挙の投票所整理券が届いていると思いますが、その整理券に記載されている投票所が、皆さんの投票所となります。

 

(FMおたるパーソナリティー)
投票日の当日に用事があって投票に行けない場合は、どのようにすればいいですか?

 

(関)
投票日に仕事やレジャーなどで投票ができない方は、期日前投票といって、投票日前でも投票することができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
それはどちらの投票所でできますか?

 

(関)
期日前投票は、市役所や塩谷サービスセンター、銭函市民センターで行うことができます。それぞれ日時が違いますので、お間違えのないようにお越しください。

 

(FMおたるパーソナリティー)
期日前投票の詳しい日時を教えてください。

 

(関)
現在、北海道知事・北海道議会議員選挙の期日前投票が、市役所別館3階第1委員会室で、4月6日(土)まで行われています。続いて、塩谷サービスセンターは4月2日(火)から4月3日(水)まで、銭函市民センターは4月4日(木)から4月5日(金)まで、それぞれ行われています。投票時間はいずれも午前8時30分から午後8時までです。期日前投票の日時については、投票所整理券にも記載されています。整理券の裏面に宣誓書を印刷しておりますので、あらかじめ記載してからお持ちいただくと手続きが早く済みます。

後半の小樽市議会議員選挙の期日前投票は、同じく市役所別館3階第1委員会室で、4月15日(月)から4月20日(土)まで、塩谷サービスセンターは4月16日(火)から4月17日(水)まで、銭函市民センターは4月18日(木)から4月19日(金)までそれぞれ行われます。こちらも投票時間はいずれも午前8時30分から午後8時までです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
期日前投票以外にも投票できる方法はありますか?

 

(関)
例えば、投票日当日に病院や老人ホームなどに入院・入所している方は、施設内で不在者投票ができる場合があります。不在者投票ができる施設は、都道府県の選挙管理員会が指定する施設となりますので、詳しくは施設の担当者にお問い合わせください。
この他、投票日当日に出張や旅行などで小樽市外に長期間滞在される方は、滞在先の選挙管理委員会で不在者投票ができます。
また、重度の障害などのため投票所に行けない方は、自宅で郵便による不在者投票ができる制度もあります。どちらの場合も事前に手続きが必要ですので、小樽市選挙管理委員会へお問い合わせください。
小樽市選挙管理委員会へのお問い合わせは、市役所代表0134-32-4111内線534、535、536です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
最近は若者の選挙離れと言われていますが、選挙管理委員会ではどのような対策に取り組んでいますか?

 

(関)
平成28年から選挙権が18歳以上に引き下げられましたが、若年層の投票率低下は、全国的にも課題になっています。小樽市選挙管理委員会では、18歳になった方に投票を呼び掛けるはがきを送ったり、高校の卒業式や成人式にあいさつ文を寄せたりしています。
また、高校の授業の一環として、模擬投票なども行っています。

今この番組を聴いている若いリスナーの方にもお願いです。今回の地方選挙は、皆さんにとって一番身近な選挙です。「自分の一票くらい・・・」と考えず、必ず投票に行ってください。もちろん、若い方に限らず、すべてのリスナーの皆さんも、ご自分の一票を無駄にすることなく、忘れずに投票に行きましょう。

 

(FMおたるパーソナリティー)
本日は、小樽市選挙管理委員会事務局長の関朋至さんに統一地方選挙についてお話しを伺いました。
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。
留守番電話・FAXは、0134-21-2000です。
電話番号のお掛け間違いには十分お気を付けください。
Eメールは、763@fmotaru.jp
おはがきの方は、〒047-0021小樽市入船4-9-1「FMおたる明日へ向かってスクラムトライ!」宛てまでお送りください。

次回は4月15日(月)午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
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