FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和元年5月20日放送分

公開日 2019年05月27日

更新日 2021年01月06日

音声ダウンロード

音声データダウンロード(5月20日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

 

【前半】

  • 小樽市議会第1回臨時会
  • 小樽市子どもの学習・生活支援事業「おたる子ども未来塾」開校
  • 高速道路フルジャンクション化についてのお礼のための上京
  • 小樽出身陸上小池祐貴選手に期待

【後半】

  • 小樽市実施の健康診査

放送の内容

オープニング

(FMおたるパーソナリティー)
毎月第1・3月曜日のこの時間は「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティ)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、まず前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長どうぞよろしくお願いします。

 

(市長)
はい、よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティ)
今日も、たくさんリスナーの方からメッセージをいただいてまして、今回、初めてファックスでいただいた方がいらっしゃいます。「花園橋DJ」さん、ありがとうございます。

 

(市長)
はい、ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
手宮線の「桜並木」の件についてお話を頂戴いたしました。
「桜並木」は木を植えると日陰になるのと、あと、虫の害が考えられると…
桜は綺麗な花なんですが、根をはる植物なので、住宅地には植えないのが普通なんではないでしょうか。というご意見を頂戴しました。

 

(市長)
はい、そうですね。手宮線に桜並木を植えてはどうか、というご意見も、前回の放送でお話をさせていただきましたけれども、でも、「花園橋DJ」さんのおっしゃるとおり、やはり桜を植えることによって、虫の害なども考えられるということで、できるだけ、ご迷惑にならないようなかたちで考えていかなければいけない問題だなと思っておりますので、しっかり考えて対応させていただたきたいなと考えております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
それから、ラジオネーム「ナツメロだいすき」さんから、以前、提案のあった観光客の方が車道を歩いてしまう件で、堺町通りの山側の歩道の電柱に多言語で、「車道での撮影は危険です」という案内が早速取り付けられていた。ということで、市長ありがとうございます。というメッセージが来ております。

 

(市長)
ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
それから、10連休の最中に、桜がちょうど小樽では時期だったということもあって、平磯公園の桜を見に行こうと思って出かけたんだけれども、平磯公園までの間に案内看板が無くて、ちょっと道に迷われてしまった、ということなんですよね。

 

(市長)
なるほど。

 

(FMおたるパーソナリティ)
「長橋苗穂公園」や「手宮緑化植物園」などには案内看板があったので、是非、平磯公園にもあったほうがいいのではないか、というご意見をいただいてますね。

 

(市長)
そうですね、ご指摘のとおり、小樽市が発行している桜情報の中には、平磯公園も掲載されておりますので、ちょっとこれは担当の、公園緑地課になるんだとは思いますけれども、建設部の方、含めて、どういった対応ができるか考えさせていただきたいなと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
それから、市長が来賓としてご臨席された「快適な環境づくり実践促進連絡会議」に参加をされていたそうんなんですが、手宮町会の方から手宮公園の桜、ここにモミジなどを植えてみると、秋には紅葉を楽しめるんではないかという提案があったそうなんですよね。
あとは、運河には、例えば、桜を植えてみるとか、そうして、桜があると観光客の方への、いいおもてなしになるんではないかといったことを提案いただいてますね。

 

(市長)
なるほど。ちょうど私も、市長になる前に、政治活動をしておりまして、いろんな皆さんから市政に対するご要望もいただいたんですけど、公園の整備に対する要望って、結構多かったんです。ですから、新年度の予算の中にも、公園整備の予算を計上させていただいております。公園の整備にあたっては、今まではどちらかというと一律なんですね、どこの公園も同じような整備だったんです。今回予算を計上して、これから予算を執行していく上で、担当の職場には、地域の皆さんの声を聴きながら、それぞれの地域に合った特色のある公園づくりをしていきましょう、ということで指示をしておりますので、従来型のどこの公園にも遊具を置くんだという一律型の整備ではなくて、できるだけ地域の皆さんのご意向に沿ったかたちで公園整備にも努めていきたいなと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
住んでいる方も年齢層がさまざまであったり…

 

(市長)
そうなんです。子育て世代であったり、高齢の方であったり、使う方々によって、いろんな要望があると思いますので、必ずしも遊具だけではなくて、芝生を綺麗にするとか、トイレを整備するとか、いろんな要望があると思いますので、そういったご要望にしっかり応えながら、公園整備にはあたっていきたいなと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
「ナツメロだいすき」さん、ありがとうございます。

 

(市長)
いつも皆さん、貴重なご意見いただいて本当にありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
この他にも、まだまだたくさんの、実はメッセージをいただいておりますけれども、それはまた次回の番組のときにご紹介をさせていただきたいなと思っております。

 

(市長)
そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
いよいよ臨時会が始まるということですね。令和元年1回目の臨時会となるわけですが、この臨時会というのはどういうものなのか、教えていただけますか。

 

(市長)
今回で申し上げますと、4月の統一地方選挙がありまして、議員の皆さんが新たに選挙で選ばれております。25名の定数ですが、そうなりますと、今、議長とか副議長が不在なんですね。ですから新たに、通常の議会というのは年4回開かれておりますけれども、この通常の4回の議会とは別に臨時に議会を開いて、議長、それから副議長を選任をいただく、あるいは議会全体の中の人事を決める、そういう役割のある(議会を)臨時会と言うんですね。これが今回5月23日を予定しておりますけれども、開かれることになっております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
臨時会が開かれて、いよいよ本格的に議会がスタートしていくということですね。

 

(市長)
そうですね。議長が決まりますし、副議長も決まって、新しい体制ができあがって、それを終えて、6月の第2回定例議会に進んでいくという形になります。選挙の年には、必ずこの臨時会を開いて、議会の人選を行っていく作業がありますので、今回はこの後、臨時会が開催されることになっております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そして6月の定例会に入っていくということですね。

 

(市長)
ですから市役所はこれから議会モードになりますし、議会の議員の皆さんも新しい顔ぶれですけれども、市側としても人事異動を行っておりますので、我々も新しい体制で臨んでいきます。緊張感を持って、議会議論に臨んでいきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
はい。わかりました。
さて、今年度から、小樽市の新たな取り組みであります、子どもの学習、生活支援事業というのがあるんですが、4月15日の放送の中で、「おたる子ども未来塾」というのをご紹介しました。5月の中旬のスタートということで、もう始まっているんですよね。

 

(市長)
そうですね。先週の土曜日、5月18日に開校式を行いまして、この事業をスタートさせていただきました。目的は学習支援です。これは、私の選挙公約の一つでもあったんですけれども、ひとり親家庭の方、あるいは、生活に困窮されている世帯の方々のお子さんで、塾に通いたいけれどもなかなか通えない。そういう機会を私どもの手でつくってあげようということで、開催をさせていただくものです。

 

(FMおたるパーソナリティ)
対象の方にいろいろな条件がありますが、無料でご参加いただけるというのは、すごくありがたいですね。

 

(市長)
そうですね。毎週土曜日の午後の2時間くらいなんですけれども、特に中学生を対象にしておりますから、主に高校進学のための学習指導を行っていきたいということです。それともう一つは、生活面で色んな悩みがあったりとか、そういったことにもしっかりとお答えするような体制を整えていきたいと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ、気軽に相談されていただきたいですね。30人程度の定員ということではありますが、今のところ11人の応募で、まだ余裕がありますね。

 

(市長)
そうですね。今、30人の定員でスタートさせていこうと思っているんですが、まだ余裕がありますので、ぜひとも多くの皆さんにご参加いただきたいと思っております。専門家の方が指導に当たっていくことになっております。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ、お子さんの教育費などでお困りの方、まずはご相談されてみてはいかがでしょうか。お問い合わせ先は、小樽市福祉部子育て支援室こども福祉課です。電話は0134-32-4111、内線314です。「おたる子ども未来塾について」とお問い合わせいただくと、分かりやすいと思います。

 

(市長)
場所は、緑町にある勤労青少年ホームで行っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ、お問い合わせいただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
さて、市長もお忙しい状況がまだまだ続いているということなんですけれども、5月14日の火曜日から小樽を通っている札樽自動車道ですとか、後志自動車道、高速道路の関係で、東京に出張されていたんですね。

 

(市長)
そうですね。14、15日の2日間、東京の方に出張へ行ってきました。この目的ですが、昨年の12月8日に小樽と余市の間に高速道路が開通いたしました。ただ、小樽の中心部からですね。高速道路に乗り入れることができないですね。色々な問題がありまして、早期に小樽から乗り入れできるように国へ要望して参りましたけれども、小樽から乗り入れができるように、工期が国の方から示されましたので、それで国土交通省の方にお礼に伺ってきたところです。ただ、住宅地が割と近いので、だいたい5年位を目途に工事にかかっていくことになるんですけれども、小樽からこの高速道路に乗り入れすることができるようになると言うことで、大変色々な効果が期待されるのではないかな、と言うことで期待しております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽から乗り入れできれば、小樽市民はもちろんですが、観光で小樽にいらっしゃっている方にも様々な波及効果がありますよね。

 

(市長)
そうですね。今は札幌から余市方面には行けます。それから、余市方面から小樽にも降りることはできます。ただ、小樽から乗り入れることができないということですね。ジャンクションとしては、まだ完全な形になっておりませんので、5年後の完成をみますとフルジャンクションという形で、双方に乗り入れできることになります。大変期待しているところであります。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そうですね。5年後の完成が待ち遠しい。

 

(市長)
そうですね。これは、オール小樽で要望してきたことですね。ようやく要望が実現したという感じがあります。

 

(FMおたるパーソナリティ)
東京出張、お疲れさまでした。

 

(市長)
ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
さて、先日5月11日土曜日ですが、横浜の日産スタジアムで行われました世界陸上リレー。男子400メートルリレーですが、100メートル×4の400メートルリレーなんですけども、日本チームの中に、なんと小樽出身の選手がいらっしゃったんですよね。

(市長)
そうですね。これはリレーですから4人で走ったわけですけれども、4人のなかの1人、小池裕貴さんが小樽出身の選手です。世界を代表する山縣選手ですとか桐生選手と一緒にチームを組んでリレーに出場いたしまして、大変期待をしている選手であります。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽出身ということで、市長も小池選手にお会いしたことがあるんですよね。

 

(市長)
そうですね。小池選手は昨年8月のインドネシアでのアジア大会、男子200メートルで金メダルを取っておりまして、そのとき小池選手が私のところに表敬訪問にいらっしゃいました。そのあとは今年の4月ですけれども、カタールのドーハでのアジア選手権、これも200メートルで銀メダルを取りまして、大変将来を期待されている選手の一人であるということで、小樽出身でもありますし大変誇りに思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そうですよね。まさにその世界で活躍する選手が小樽の出身というのはとても誇らしいですね。

 

(市長)
そうですね。ただテレビをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますけども、ちょっとバトンミスが日本側にありましてね、失格ということで決勝戦には進むことができなかったわけですけど、このリレー、東京オリンピックでの出場というのはほぼ確実と言われておりますので、本番ではバトンミスのないような形で、これを教訓にして更にしっかり取り組んでもらいたいなと思っております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
特にこの男子400メートルリレーは、ここ数回のオリンピックは必ずメダルを取っていますから、東京オリンピックでも期待がかかりますね。

 

(市長)
そうですね。有望な種目ですからね、そのメンバーの一人として、小樽出身の小池さんがいるっていうことで本当にこれからも皆さんと一緒に応援していきたいなと思っておりますし、ぜひオリンピックにも出場してもらいたいなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ東京2020のオリンピックで小池選手が活躍しているシーンを見てみたいですね。

 

(市長)
ときどきこの放送でもスポーツで頑張っている若い方々のお話を紹介させていただいておりますけれどもね、スポーツに限らず、いろんな分野で活躍する若い人たちが育ってくれればいいなと思いますね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話を伺っていきました。迫市長、どうもありがとうございました。

 

(市長)
どうもありがとうございました。

後半

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市民の皆さんに実施されている「健康診査」についてお話を伺います。医療保険部国保年金課主査橋本真紀子さん、医療保険部後期高齢・福祉医療課後期高齢者医療係佐藤辰哉さん、浦川輝一さんにお話を伺っていきます。まずは橋本さんにお話を伺います。
小樽市では市民の皆さんの健康を維持するために健康診査を行っているとのことですが、どのような方を対象に行っているんですか。

 

(橋本)
国保年金課では小樽市の国民健康保険へ加入されている、40歳から74歳の方に対して、特定健康診査や特定保健指導などを行っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
特定健康診査とはどのようなものですか。

 

(橋本)
生活習慣病の早期発見や重症化の予防のため、特にメタボリックシンドロームに着目して行われる健康診査のことで、テレビや新聞などでは、よく「特定健診」や「メタボ健診」といわれる、年に1回、必ず受けていただきたい健診です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。メタボリックシンドロームと言われると私もどきっとしてしまいます(笑)。特にこの生活習慣病の中でも気をつけなければいけないものがあるんですよね。

 

(橋本)
生活習慣病の中でも、「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」は、それぞれの病気の状態が軽くても、2つ以上重なると心筋梗塞や脳卒中などの重い病気を引き起こしやすくなります。「治療するのはもう少し様子を見ていいかな」という段階でも、内臓の肥満が併せてみられる場合は、メタボリックシンドロームと呼んで注意を呼びかけています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
特定健診を受けることで、それぞれの検査結果だけでは、まだ治療の必要がない場合でも、総合的に見て重い病気にならないよう、今頑張る必要がある・・・ということが分かるんですよね。

 

(橋本)
はい。特定健診では、診察、身体計測、血液検査や尿検査などを行って、メタボを中心としたお体の状態を総合的に確認することができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
私も会社の健康診断で、(年に)一度必ず受けているんですけれども、小樽市民の皆さんの受診の状況はいかがでしょうか。

 

(橋本)
残念ながら受診率はとても低いのが現状です。国では、対象者すべてに毎年実施をするよう勧めていて、70%を超える方が受診をする地域もある中で、小樽市の国民健康保険の特定健診実施率は、全国や全道と比べてもかなり低く、平成29年度は18%にとどまっています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
おっと、これはかなり低い数字ですよね。70%を超える地域もある中で小樽市は18%、かなり低いですね。

 

(橋本)
ご存じのとおり、小樽市は高齢化率が高く、すでに皆さんいろいろな病気の治療を行っていて、「いまさら特定健診を受ける必要がない」と思っている方も多いのですが、ほとんどの生活習慣病は症状のないままに進行するため、症状を自覚する頃にはかなり進行していることが多くなっています。そのため、必然的に医療費も多くかかるようになり、国民健康保険料が上がる原因の一つにもなっています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
特定健診を受けるということは、早いうちから生活習慣の見直しを行うことで、生活習慣病の予防になって、なおかつ、自分たちが負担する医療費や保険料の値上がりを防ぐことができるということですよね。


(橋本)
そうなんです。また、特定健診を受けた結果、メタボリックシンドロームに当てはまる方には、保健師や管理栄養士などのスタッフがお話をお伺いし、お一人お一人に合った生活についてのアドバイスをさせていただく「特定保健指導」の御案内をさせていただきます。「生活習慣の見直しを行うといっても、実際どうしたらいいのかわからない」という方も、個別に目標を立て、定期的にサポートを受けることができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
それは助かりますよね。なかなか一人でどうしたら良いのかわからないことが多いので、専門家がフォローしてくれるというのはすごくありがたいですよね。では、実際に特定健診を受けるにはどうしたらよいですか。

 

(橋本)
先日、国民健康保険に加入している特定健診の対象となる方へ「特定健康診査受診券」を発送させていただきました。お知らせの中に特定健診が受けられる市内医療機関一覧が掲載されていますので、お電話などで医療機関に日時を確認のうえ、受診してください。
受診券をお持ちであれば、年に1回、通常8,000円程度かかる健診を、市民税非課税世帯の方は無料で、そのほかの方は検査の項目に応じて800円から1,000円の自己負担で受けることができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
通常8,000円の内容の健診が1,000円以下で受けられるというのはありがたいですね。

 

(橋本)
また、普段から医療機関に通院して検査を受けているので「特定健診なんてわざわざ受ける必要がない」と思われている方は、足りない検査だけを行い、普段受けている検査の結果と合わせてお医者さんを通じてお伝えいただくことで、特定健診を行ったとして、必要なサポートを受けることができます。これを「みなし健診」というのですが、こういう方法もありますので、かかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。
あと、村岡さん、実は小樽市では健診を受けた方を対象にプレゼントのキャンペーンを行っているんですよ。

 

(FMおたるパーソナリティー)
健診を安く受けた上にプレゼントまでもらえるんですか?


(橋本)
はい。特定健診を受けていただいた方は自動的にこのキャンペーンに登録されます。昨年度特定健診を受けられた方は、この5月から6月に抽選を行い、当選された100名の方にお味噌汁などの塩分を測定できる塩分計や、市立病院で御利用いただける、骨密度測定や脳ドックの受診券があたります。もちろん、今年度これから特定健診を受けられる方へも、来年度素敵なプレゼントを御用意しています。

そのうえ、3年連続して今年も特定健診を受けられる方へ、ダブルチャンスで豪華な景品があたる、連続受診賞も御用意しています。このキャンペーンは、先ほどお話した「みなし健診」で検査結果の提供をしていただいた方も対象となりますので、この機会にぜひ、特定健診やみなし健診をお受けになることをお勧めします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
迫市長、こんなにプレゼントがいっぱいで太っ腹ですね。

 

(市長)
私の公約の一つに、市民の皆さんの健康寿命を延ばして、一人一人元気になってもらいたいと考えていますので、どのようにしたら皆さんが健診を受けやすくなるか、これからもいろいろと考えていきたいと思っています。済生会病院や市立病院では、がん検診と特定健診が一緒に受けられる「セットけんしん」を実施したり、市内の会館などへ出向いて行う「地域のけんしん」や、バスで市内を回って皆さんを健診受診機関まで送迎する「バスツアーけんしん」なども実施しておりますので、お気軽にお問合せのうえ、ぜひ御近所の方と誘い合って、御利用いただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
まずは特定健康診査について橋本さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

 

(橋本)
ありがとうございました。

(FMおたるパーソナリティー)
ではここから、医療保険部後期高齢・福祉医療課後期高齢者医療係の浦川輝一さんにお話を伺っていきます。後期高齢・福祉医療課の後期高齢者制度ということですが、国民健康保険とはどういった違いがありますか。

 

(浦川)
後期高齢者医療制度というのが、平成20年4月から始まった医療制度で、北海道後期高齢者医療広域連合というところが運営をしています。国民健康保険とは、対象者の年齢が違います。後期高齢では、75歳以上の方が対象になり、国民健康保険に加入している方でも75歳のお誕生日から後期高齢者医療に移行となります。

 

(FMおたるパーソナリティー)
後期高齢者医療の健康診査についてお話をお願いします。

 

(浦川)
後期高齢者医療の健康診査は、対象者の年齢が違うだけで、内容は国民健康保険と同じものとなります。対象者は後期高齢の保険に加入している方となります。ただ、対象外となる方もいて、6か月以上継続して入院している方や介護施設や養護老人ホームに入所されている方は対象外となります。受診券については、国民健康保険の受診券と同時に順次発送しています。注意していただきたいのが、後期高齢では、国民健康保険とは様式が違い、歯科健診の受診券も一緒に入っています。一枚綴りでミシン目がありますので、そこで切っていただくと健康診査の受診券と歯科健診の受診券に分けて使えるようになっています。健康診査の料金については、所得の状況に応じて無料の方と800円の方がいらっしゃいます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
後期高齢では受診率はいいんですか。

 

(浦川)
いいえ、国民健康保険同様、後期高齢も小樽市は他の市町村に比べて、受診率が低いのが現状です。高齢になるにつれて病気にかかるリスクも増えますので、健康診査を受けて、病気の早期発見や生活習慣の改善につなげてほしいです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
後期高齢者医療について浦川さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

 

(浦川)
ありがとうございました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
それでは、歯科健康診査について佐藤辰哉さんにお話を伺います。

 

(佐藤)
歯科健康診査では、虫歯の有り無しや噛み合わせの状態、入れ歯の状況の他、口の中の乾燥状態や舌の表面の状態も診てもらうことができます。料金はかからず、無料で受けることができます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
無料で受けられるというのは、すごくありがたいですね。歯の状態だけではなく、口の中や舌の状況も無料で見てもらえるんですね。歯科健康診査を受けるためにはどうすればいいんでしょうか。

 

(佐藤)
受診券同封の案内文に受診できる歯科医院が記載されていますので、あらかじめ電話で予約したうえで受診してください。もし無くしてしまった場合は、再発行できますので、小樽市役所の後期高齢者医療係まで御連絡ください。

 

(FMおたるパーソナリティー)
手元になければ再発行もできるこということですね。歯科健康診査を受診することで、どのようなことが期待できますか。

 

(佐藤)
歯や口の中の病気が心臓病や脳梗塞、認知症などあらゆる病気に繋がることが確認されています。言い換えれば、口の中を健康に保つことで、それらの病気の発症する危険性を下げることができます。歯科健康診査を受診することは、歯の健康だけではなく、身体の健康と向き合うことにも繋がりますので、ぜひ受診してみてください。

 

(FMおたるパーソナリティー)
歯の健康を保つということも、健康につながっていくということですよね。歯科健康診査療について佐藤さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

 

(佐藤)
ありがとうございました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
迫市長、小樽市で行われている健診についていろいろお伺いしてまいりましたが、ぜひたくさんの方に受けていただきたいですね。

 

(市長)
小樽市は全国の平均に比べてかなり低い受診率です。口の中を健康に保つことによっていろいろな病気の予防につながるとよく耳にするようになりました。多くの方に受診いただいてお一人お一人健康になってもらいたいと思っています。
本日お話した内容について、広報おたる6月号と一緒に「小樽の健診まるわかりブック」を配布しますので、詳しくはそちらを御覧ください。市民の皆さんには、ぜひ毎年健診をしていただいて、御自分のお体のチェックをして、健康を維持するきっかけにして、いきいきとした生活を送っていただきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
ありがとうございます。


今日は小樽市実施の健康診査についてお話を伺って行きました。橋本真紀子さん、浦川輝一さん、佐藤辰哉さん、ありがとうございす。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。
次回は6月3日(月)午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
このページの
先頭へ戻る