FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和元年6月17日放送分

公開日 2019年06月24日

更新日 2021年01月06日

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音声データダウンロード(6月17日放送分)29分(外部サイト:YouTube)

【前半】

  • リスナーのお便りから、小樽と「渋澤倉庫」とのゆかりについて
  • 小樽伝統文化の会「和を遊ぶ」にふれて
  • 小樽商大応援団「羽織はかま」募集にご協力を

【後半】

  • 小樽市の広報活動とご意見の受け付け

放送の内容

オープニング

毎月第1・3月曜日のこの時間は「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、様々なジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティ)
前半は迫俊哉市長にお話しを伺っていきます。迫市長、よろしくお願いいたします。

 

(市長)
よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽はお祭りのシーズンで、街の中もにぎやかになって来てましたね。

 

(市長)
これから6月、7月は神社のお祭りも続いていきますし、潮まつりもあります。


(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいと思います。
今日もリスナーさんからのメッセージをいただいています。
ラジオネームナツメロだいすきさんからメッセージをいただいているんですが、毎朝、運河散策路を散歩で歩いていらっしゃるそうですが、観光客の方と会うことが多いということで、運河沿いにある渋澤倉庫の話を観光客の方にされたそうです。今度新しく新一万円札になるということで、観光客の方がカメラで撮影をされたということですが、こうした渋澤倉庫の案内があると観光客の方にも優しいのではないだろうか、というご意見をちょうだいしています。

 

(市長)
ありがとうございます。
今お話がありました、渋沢栄一さんというのは新一万円札に肖像画が採用されることになっています。渋沢栄一さんゆかりの建物が小樽には4棟現存しているということで、これらを観光客の皆さんに何らかの形でお知らせしていくということはとても大事なことだと思っていますし、小樽のことを理解していただくということも大事なことだと思っています。渋沢さんは500以上の会社の設立にかかわったと言われる方で「資本主義の父」、あるいは「実業界の父」と称される経済人でもあります。案内板はどうでしょうかというご意見でしたが、まずは市のホームページなどを通じて、渋沢栄一さんと小樽の関わりについてPRしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
渋沢栄一さんの(肖像画が新一万円札に採用される)発表があった時に、驚かれた市民の方も多かったのではないでしょうか。

 

(市長)
そうですね。それからライブハウスとかレストランとして使われている建物も、渋沢栄一さんゆかりの建物です。比較的身近な建物でも、案外市民の皆さん、お気づきになられていないと思いますので、しっかりPRさせていただきたいと思います。貴重なご意見ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
市長は6月も出張があったりでお忙しい中、「小樽伝統文化の会『和を遊ぶ』」に参加されていたそうですね。

 

(市長)
私も1回目からお琴で出演させていただいています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
1回目からということは、今回は11回目と言うことで。

 

(市長)
はい。ずっと連続して参加させていただいています。普通皆さんがご覧になっているお琴というのは13弦ですが、私は17弦の、大きな低音の、いわゆるベースの役割をする17弦のお琴を習っており、出演させていただいております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そして、それを市長が披露されたということですね。
お琴だけではなくて、民謡や詩吟など、あとはお花ですとか日本舞踊、日本の伝統的を、その時代に伝えていきたいという思いで「和を遊ぶ」というイベントは開かれていますね。

 

(市長)
「和を遊ぶ」は市民会館の自主事業でありますが、小樽伝統文化の会の皆さんが演出なさっています。小樽に根付いた伝統的な芸能、文化を後世に継承していきたいという思いもあります。各団体、社中が一堂に会するわけですから、とてもユニークなイベントであるし、小樽らしいイベントであると思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽は花柳界がにぎやかな時代もありましたから、いろいろな分野の皆さんが一堂に会して、ステージで見せてくださるのは、貴重な場ですね。

 

(市長)
そうですね。通常の、ある団体の発表会ですと、幕が上がっても出てくる方は大体同じですが、この「和を遊ぶ」というのは、幕が上がった時にいろいろ変わるわけですね。出演者も変わる、衣装も変わる、演目も変わる、そんなワクワク感も楽しめるイベントだと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そして今回は小樽が日本遺産認定を受けた北前船をテーマとした演目も披露されたんですね。

 

(市長)
毎回、この「和を遊ぶ」の後半は企画作品を上演していまして、その時々のテーマを選んで、皆さん演じていらっしゃいます。今回は、文化庁が日本遺産の取り組みを進めていますので、その中で小樽が取り組みを進めている「北前船」をテーマに選ばれたと聞いています。以前は、古代文字というテーマを演じていますけれども、小樽に関わりのあるような題材を選んで、毎回演出されているということです。

 

(FMおたるパーソナリティ)
荒波を乗り越えてきた人たちの北前船が披露されたんだと思います。

 

(市長)
東京からプロの尺八奏者、難波竹山(なんばちくざん)先生が特別出演されました。全国的に見ても、この企画作品と言うのは非常にユニークだし、今回はでき映えも非常に良いということで、大変褒められてお帰りになられました。音楽、演出、ステージとか、後ろに出る画面ですとか、非常にバランスがとれていて、大変良い出来栄えだということでプロの奏者からもお褒めの言葉をいただいて、皆さん、喜んでいました。

 

(FMおたるパーソナリティ)
このステージに参加されている方々ですが、年代も様々で、小さいお子様から、いろんな年代の方が参加されていたそうですね。

 

(市長)
そうですね、今回、企画作品とは別に、お琴や民謡など、それぞれの演目の中でお子さんたちも出ていましたね。今回は800名くらいの皆さんがご覧になったと思いますが、たくさんの皆さんの前で、舞台で演奏する、演じる、そういう達成感は、子どもたちにとっても大変貴重な経験だったと思います。「和を遊ぶ」の目的そのものが、伝統的な芸能の継承ですから、お子さんたちが次の世代の担い手として、大変大事な役割をこれから果たしていくんだろうなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そうした場面で、貴重なところで参加していたという思いも自信につながるでしょうね。もっとたくさんの方にご参加していただきたいと思います。

 

(市長)
ぜひ、多くの子どもたちにもこのような日本の伝統の文化や芸能にも関わっていただきたいなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
迫市長もお忙しい中、お疲れさまでした。

 

(市長)
ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
さて、その伝統といいますと、こちらも伝統のある小樽商科大学の応援団の皆さんですが、今の団長ですでに100代を超えているということですね。

 

(市長)
そのようですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そして、その団員の皆さんが来ている羽織袴が伝統的に受け継がれているものなんだそうですね。

 

(市長)
そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
新聞にも載っていましたが、この羽織袴の痛みが激しいということで、市民の皆さんから、もしもいらなくなったものがあれば、お寄せくださいということなんだそうですね。

 

(市長)
ぜひ市民の皆さんにもご協力していただきたいと思います。部員の数が足りなくて、一時応援団活動が中断されていました。それからちょうど10年という節目の年にあたります。これをきっかけに、古くなった羽織袴(の代わり)の寄贈をお願いしているところです。私も今年に入って(参加した)ある団体のお祝いの会ですとか、あるいは先日の商店街のイベントでも、応援団の皆さんがいらして花を添えてくれていました。私もすっかりファンになりましてね。あの「檄文」が、よく聞いているとウィットに富んでいて、非常に面白い内容のものでした。これから7月14日に北海道大学と小樽商科大学の対抗戦がありますので、これはまさに本番ということになりますので、ぜひ見に行きたいと思っています。サンモール商店街で対面式がありますが、商科大学の応援団の皆さんが出られるのですが、この伝統もどんどん、引き継いでいってもらいたいと思います。先日、新聞にも出ましたが、いまお困りのようですから、市民の皆さんだけではなく、このラジオをお聞きになっている全国にいる小樽ファンの皆さんにも、ご協力をお願いしたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
毎回、団長が自分で檄文を考えて、筆でしたためているそうですね。

 

(市長)
はい。私は大変気に入っています。すっかりファンになってしまいました。女性も多いですよね。女性の団員の方もいらっしゃいます。楽しみにしております。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ頑張っていただきたいと思います。
ということで、今回は渋澤倉庫のお話から、「和を遊ぶ」、小樽商科大学(の応援団)と、伝統が続いているものが小樽には根付いているんだなと感じました。

 

(市長)
そうですね。また「和を遊ぶ」の話になりますが、昔は小樽市内でもいろいろな習い事があったと思います。私が小さい頃は小唄、尺八、三味線とか、玄関先に看板を掲げていて、皆さん、そこで習っていたと思います。小樽には元々、習い事文化があったと思うんですね。(最近は)少なくなっていますけれども、皆さんと一緒に継承していきたいと思います。


(FMおたるパーソナリティ)
ありがとうございます。前半は小樽市長迫市長にお話を伺って行きました。
迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)
ありがとうございます。

後半

(FMおたるパーソナリティ)
明日へ向かってスクラムトライ、後半は小樽市役所職員の方をお招きしてお話を伺っていきます。
今日は小樽市が行っている広報活動とご意見の受付についてのお話を伺っていきます。迫市長と担当の総務部広報広聴課田辺詩織さんにお話を伺っていきます。
迫市長、田辺さん、よろしくお願いいたします。

 

(市長、田辺)
よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティ)
この番組「明日へ向かってスクラムトライ!」を市役所で担当しているのが広報広聴課というところですね。

 

(田辺)
はい。そうです。私が所属しているのは、広く報じる、広く聴く、と書いて「広報広聴課」というところなんですが、
「広報」は主にラジオやホームページ、広報誌などを通して、市役所からのお知らせをお伝えする業務、「広聴」は主に市民の皆さんからご意見をいただく窓口になる、という業務をしています。
この「明日へ向かってスクラムトライ!」も市長自ら市民の皆さんへ市政情報をお伝えする広報業務の一つとして、FMおたるさんに放送していただいています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
迫市長も毎回ご出演頂いて、ありがとうございます。

 

(市長)
とんでもございません。
やはり、市民の皆さんに情報を伝える手段は、いろいろあると思うんですが、何か一つに特化するのではなく、いろんな手段を使って市民の皆さんにお伝えするというのは大事なことだと思います。日頃からFMおたるを聞いていただくということは、昨年の北海道胆振東部地震のときには、FMおたるをお聴きになった方は、たくさんいらっしゃるのではないかと思いますが、何かあった時にFMおたるを聞くということを市民の皆さんにも習慣づけていただければ、何よりだなと思っています。
私どもとしてはできるだけわかりやすく、市民の皆さんに市政の情報をお伝えしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
迫市長がご出演いただけるということで、FMおたるにチャンネルを合わせてくださる方が増えたのではないかと思います。
改めて、「明日へ向かってスクラムトライ!」は第1・第3月曜日の午後2時から、再放送は放送した翌々日の水曜日の午後7時から放送しています。過去の放送分は小樽市ホームページでも聴くことができます。
また、FMおたるは、FMおたるのホームページからインターネットサイマル放送で、全国、全世界で聴くことができます。
さて、ラジオの他に、広報誌やホームページでも情報を発信しているとのことですが、今は広報おたる6月号が発行されてる時期ですね。

 

(田辺)
はい。小樽市の広報誌「広報おたる」6月号では、地域版介護予防教室や熱中症の予防に関する記事のほか、6月に行われるイベントなどについてもお知らせしています。
「広報おたる」は毎月1日発行で、朝日新聞、北海道新聞、毎日新聞、読売新聞の朝刊に折り込んでお届けしています。
これらの新聞を購読していないご家庭へは、郵送で直接お届けしていますので、広報広聴課までご連絡ください。
また、広報おたるは市役所、駅前・銭函・塩谷のサービスセンター、図書館のほか、市内コンビニのローソン、セイコーマートやJR小樽駅などにも置かせていただいていますので、そちらもご覧ください。

 

(FMおたるパーソナリティ)
いろいろな所で広報おたるをご覧いただく機会はあると思いますが、毎回、表紙は小樽ゆかりのところを撮影されていますね。
実は以前、私たちFMおたるのスタッフも広報の表紙になったことがありましたね。その節はありがとうございました。

 

(田辺)
こちらこそ、ありがとうございました。
去年の11月号の表紙のモデルをお願いしました。
表紙の撮影をするときは、モデルさんにリラックスした表情をしてもらうために、雑談をしてもらったりするんですけど、さすが、ラジオのパーソナリティーの皆さんはお話も上手で、とてもいい笑顔を撮ることができました。

 

(FMおたるパーソナリティ)
この広報おたるは冊子だけではなくて、ホームページからも見ることができるそうですね。現在発行されているものだけではなく、過去に発行されたものもさかのぼって見ることができますので、ぜひご覧ください。
表紙の撮影で使っていた大きな一眼レフのカメラ、広報広聴課の皆さんは市内で行われるイベントなどでもこのカメラで撮影されているんですよね。

 

(田辺)
そうです。おたる運河ロードレース大会やおたる潮まつり、小樽雪あかりの路など、小樽で行われるさまざまなイベントで写真を撮りに行っています。撮影した写真は、広報おたるや、小樽市のFacebookに載せていますので、ぜひご覧ください。

 

(FMおたるパーソナリティ)
新聞記者さんのようにプレスの腕章をして撮影をされているところが印象的でした。
広報誌やFacebookに自分の写真が載ると、嬉しいものですよね。

 

(田辺)
広報おたるの中に、イベントの様子を写真で紹介している「まちの写真館スマイル」というコーナーがあるんですが、掲載されている写真がほしい、という方がいましたら、広報広聴課へご連絡いただければ、お渡ししています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
それは嬉しいですね。広報誌に載っている写真がほしい、という方は、ぜひ広報広聴課へご連絡ください。
広報広聴課で撮った写真はFacebookにも載っているということでしたが、その他のSNSで、インスタグラムも始めたんですよね。

 

(田辺)
そうなんです。今年の3月末から「小樽暮らし」というアカウントで始めています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
「小樽暮らし」とは、どういったコンセプトで始めたんでしょうか?

 

(田辺)
主に若い世代の方が利用しているインスタグラムを使って、小樽の魅力を再発見してもらうきっかけになればと思い、始めました。
投稿している写真には、「小樽暮らし」というハッシュタグを付けています。ハッシュタグとは、目印のようなものなんですが、この「小樽暮らし」というハッシュタグ・目印は、市役所のアカウントが使うだけではなく、市民の皆さんにも市外の皆さんにも、小樽で撮った写真に付けて投稿してもらうことで、「こんなお店があるんだ」とか、「今はお祭りが開かれているんだな」とか、小樽で暮らす良さを皆さんで共有できればいいなと思っています。
そしてゆくゆくは、小樽に住む人が増えてくれたら嬉しいですね!

 

(FMおたるパーソナリティ)
そうですよね。このインスタグラムをご覧いただいて、こんな素敵なところなら行ってみたいなとか、住んでみたいなとかにつながるといいですよね。ハッシュタグ「小樽暮らし」で検索すると小樽の写真がどんどん出てくるということですね。
実際に投稿されている写真を見ると、夕焼けの海の写真や、展望台からの風景とか、小樽って絵になるところがいっぱいあるんだなと思いますよね。ほかにも、市民体験農園の様子や子育て講座の様子など、色んな写真が投稿されていますね。

 

(田辺)
そうです。小樽の美しい風景だけではなく、まちの良さを発信できればと思って、日々の暮らしの写真も投稿しています。
小樽に住んでいる方だけではなく、近隣の市町村から通勤・通学している方、旅行で訪れた方など、皆さんのハッシュタグ「小樽暮らし」を付けた投稿をお待ちしています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
まさにそこに「小樽暮らし」が現れてくるのではないかと思います。
ハッシュタグ「小樽暮らし」で検索すると、小樽で撮った色々な写真が出てくる、という仕組みになっているんですね。
これは、市役所から情報を発信するというだけではなく、皆さんの投稿で「小樽暮らし」が出来上がっていく、というようなイメージですよね。

 

(田辺)
そのとおりです。市役所からお知らせするということだけではなく、「こんな素敵なものがあるんだ」というような、皆さんそれぞれが知っている小樽の魅力を発信することが、多くの人に小樽の良さを伝える、大きな力になると考えています。
インスタグラムをやっていない、という方でも、小樽市のホームページからインスタグラム「小樽暮らし」のページを見ることができますので、ぜひご覧ください。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひインスタグラム「小樽暮らし」でご覧ください。
さて、広報広聴課では市民の皆さんに情報を伝えることのほかに、市民の皆さんからご意見を聞くということもやっているんですね。


(田辺)
はい。7月1日に発行する「広報おたる」7月号には、「市長への手紙」というページがあります。市に対するご意見などを書いて、広報誌を切り取っていただければ、切手を貼らずに、手紙として送ることができるようになっています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
これは、市長が直接読む、ということでしょうか。

 

(市長)
はい。いただいた市長への手紙は、必ず私が最初に見て、それについてどういうふうにお答えしていこうかということは、担当の職場へ指示を出します。その回答ができあがった時点で、また私が見ますけれども、内容によっては何回も書き直しを指示したりすることもあります。

 

(FMおたるパーソナリティ)
広報おたるの「おしゃべりひろば」というコーナーでも掲載されることがあるということですか。

 

(市長)
はい。その手紙の内容について、広報誌でもお伝えをするということにしています。行政で、なかなか目が行きとどかない所がありますよね。そのような目の行きとどかないところのご意見をお寄せいただけるということは、大変貴重だなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
「明日へ向かってスクラムトライ!」でもリスナーの方からメッセージをいただきますけれども、広報でもこうした活動を行っているということですね。
広報広聴課では他にも「市長と語る会」を開催しているんですね。

 

(市長)
はい。私の政治姿勢の一つに「対話」と言うのがあります。市民の皆さんと対話をしていく中で、市民の皆さんの声をお聞きすることによって、できるだけ市制に反映していくのが、望ましい市政のあり方だと思っています。私が市長になって間もなく10カ月になりますが、この間、いろんな団体の皆さんと「市長と語る会」を開催しました。先日も青年会議所の皆さんとの語る会を開催し、若い皆さんと、これからのまちづくりについて意見を交換してきました。いろんな団体が市内にはありますが、もし、この放送をお聴きになっている皆さんで「ぜひ市長といろんなことを話してみたい」ということは、私も対応していきたいと思いますし、いろんな意見をくみ取っていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ、市長と語ってみたいという方がいらっしゃいましたら、お申し込みいただきたいと思います。
申し込みなどはどのようにするといいでしょうか。

 

(田辺)
市内で活動するおおむね10人以上の団体を対象にしています。原則、月曜日から金曜日のみで、時間は90分以内としています。
懇談のテーマを決め、開催希望日の2カ月前までに広報広聴課へお申し込みください。

 

(FMおたるパーソナリティ)
さて、広報広聴課では「まち育てふれあいトーク」という取り組みを行っているとのことですが、これはどのようなものなのでしょうか。

 

(田辺)
はい。「まち育てふれあいトーク」では、皆さんの市政についての疑問や暮らしに役立つ知識などについて、市の職員が直接伺ってお話しします。
「出前講座」というと分かりやすいかもしれませんが、職員が話すだけではなく、市民の皆さんからご意見をいただく、ということもしていますので「まち育てふれあいトーク」と呼んでいます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
市の取り組みといっても、たくさんのことがあると思いますが、例えばどのようなことについてお話ししてもらえるのでしょうか。


(田辺)
お話しする内容は、子ども・子育て、市民福祉、産業振興、生活基盤、環境・景観、生きがい・文化、その他、の7分野85項目を用意しています。市の職員が説明を行うもののほかにも、市の施設を見学するメニューもあります。

 

(FMおたるパーソナリティ)
85項目ってすごい数だと思います。特に利用が多いメニューはどのようなメニューですか?

 

(田辺)
高齢者の介護予防や食中毒の予防、図書館に関するメニューは以前から利用が多いメニューですが、昨年度は北海道胆振東部地震の影響もあって、防災に関するメニューの利用が増えています。
また、今、注目度の高いものとして、「あなたに身近な感染症」というメニューでは、昨年以降、全国的にも成人の間で流行している風疹をはじめ、感染性胃腸炎やインフルエンザなどの予防方法について、また、「空き家等の対策について」というメニューでは、適正に管理されていない空き家に関する問題についてのほか、「小樽市空き家等対策計画」に基づいた取り組みなどについてお話しします。

 

(FMおたるパーソナリティ)
本当にバラエティーに富んだメニューが用意されていますね。メニューの内容はどうやって確認できますか?

 

(田辺)
メニュー表は、広報おたる6月号にも掲載していますし、小樽市のホームページでもご覧いただけます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
申し込みはどのようにするといいでしょうか。

 

(田辺)
市内にお住まいの方、通勤・通学している方であれば、どなたでも申し込みできます。原則、10人以上の団体、グループなどが対象です。
時間は、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までの間で2時間以内です。それ以外の時間帯を希望する場合は、ご相談ください。
会場は、皆さんに用意していただき、会場利用料や、施設見学などの場合には施設までの交通費なども負担をお願いしています。市職員の交通費は市が負担します。
ぜひ、お気軽にご利用ください。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひお申し込みいただきたいと思います。
今回ご紹介した広報おたるや市長と語る会、まち育てふれあいトークに関するお問い合わせ先ですが、田辺さん、教えていただけますか。

 

(田辺)
小樽市広報広聴課です。電話は0134-32-4111、内線223です。

 

(FMおたるパーソナリティ)
迫市長、小樽市で行われている「まち育てふれあいトーク」などについて、いろいろお伺いしてまいりましたが、ぜひ、たくさんの方に利用していただきたいですよね。

 

(市長)
そうですね。この番組もそうですけれど、市民の皆さんに情報提供というのが広報の役割ですから、必要な時に必要な情報を的確に提供できるということをしっかり考えていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
ぜひ、この番組をはじめ、まち育てふれあいトークも活用していただきたいと思います。詳しくは広報おたるにも掲載されているということなので、ご利用していただきたいと思います。

 

(市長)
いろんな取り組みをしておりますので、ご利用いただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
今日は、迫市長、そして、「小樽市の広報活動とご意見の受け付け」について、担当の広報広聴課田辺詩織さんにお話を伺いました。ありがとうございました。

 

(市長、田辺)
ありがとうございました。

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、
番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。
留守番電話・FAXは、0134-21-2000です。
電話番号のお掛け間違いには十分お気を付けください。
Eメールは、763@fmotaru.jp
おはがきの方は、〒047-0021小樽市入船4-9-1
「FMおたる明日へ向かってスクラムトライ!」宛てまでお送りください。

次回は7月1日(月)午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

 

お問い合わせ

総務部 広報広聴課
住所:〒047-8660 小樽市花園2丁目12番1号
TEL:0134-32-4111内線223・394
FAX:0134-27-4331
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