FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和元年7月15日放送分

公開日 2019年07月15日

更新日 2021年01月06日

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【前半】

  • 北海道ボールパークについて
  • 夏のイベント「おたる潮まつり・がらす市・おたる浴衣ウィーク・ゆかた風鈴まつり」について
  • 小樽市雪対策基本計画について

 

【後半】

  • 保健所における猫の相談(多頭飼育・餌やり問題など)

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は「明日へ向かってスクラムトライ!」お送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに市民の皆さんからも市政に対するご意見ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では小樽市長迫俊哉さんの他小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただきさまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。よろしくお願いします。

 

(市長)
よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さあ、7月に入りました。暑くなってきそうですね。
今日もリスナーの方からメッセージをいただいています。ナツメロだいすきさんから、3日の再放送を聞きました。大変見やすい小樽市のホームページにしてくださるという回答が市長からあって、期待を込めて見ていきたいということでした。
平均して1カ月7万アクセスがあるというお話が市長からありましたが、私は多いかなと思っていたんですが、まだまだ少ないんじゃないかというメッセージでした。もっと観光客の方にリピーターになっていただいて、小樽に来ていただくためには、受け入れる市としても「おもてなしの心」を一瞬とも忘れてはいけないですよね、というご意見を頂戴しています。

 

(市長)
そうですね。確かにこの1年を振り返ってみますと、観光客が800万人も来られているということからすると、確かにおっしゃられるとおり、7万の検索数というのは少ないかもしれませんね。この小樽市のホームページを見やすくしていただきたい、という要望はかねてからありましたし、私自身、自分で使っていても多少不便を感じることもありますので、そういった意味では市民の皆さんにとって「見やすい」だけではなくて、「使いやすい」というか「分かりやすい」というか、そういった意味でのホームページに改めていくようにするために、これから色んな検討を進めていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
他にもたくさんの方からメッセージを頂戴しています。

 

(市長)
いつもありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティ)
さて、7月になりまして、ちょうど15日から夏の高校野球の南北海道大会が始まり、小樽支部は北照高校が出場しますね。夏は野球の夏という感じがありますね。

 

(市長)
そうですね。楽しみですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
北海道には日本ハムファイターズというプロの球団もありますし、市長も何度も球場に足を運ばれているのではないかなと思いますが。

 

(市長)
そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
「ボールパーク」という、これまでにない新しい概念の球場を北広島市に建設するということになっているんですよね。

 

(市長)
そうですね、これについては市民の皆さん、あるいはリスナーの皆さんも新聞報道でご存じかもしれませんけれども、今の札幌ドームではなくて、日本ハムファイターズの拠点を北広島市に移そうということなんですね。2020年、来年の5月に建設に着工しまして、4年後の2023年3月には球場を開業するというスケジュールになっています。
単なる野球場ではなくて、アメリカのような「ボールパーク構想」ということですから、多くの方々が野球を見ながら色んなものを楽しめる空間になるということで、キャッチフレーズが「世界がまだ見ぬボールパーク」ということで、「日本でナンバーワン」あるいは「世界で初めて」というコンセプトで開発が進められるということになっているんですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽から行く場合、札幌だと地下鉄に乗り換えたり、バスで行ったり、交通が不便な点がありましたが、北広島市になると、そのままJRでまっすぐ行けるということで、逆に行きやすくなるんじゃないかという市民の皆さんもいらっしゃるでしょうね。

 

(市長)
そうですね。それぞれのお住まいの自治体によっては違うと思いますけれども、小樽市からですと、JRでつながっていくので、利便性も高まるのではないかなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
小樽としては、このボールパークには何か関わりがあるのですか。

 

(市長)
実は7月9日に「オール北海道ボールパーク連携協議会」という組織が作られまして、初めての会議が開かれました。これは官民からなる協議会で、民間企業の他に私たちのような自治体も参加していまして、近隣の14市町村が参加し、ボールパークができることによって、地方自治体としても色んな地域振興のための協力ができるのではないかということで、参画させていただいています。これから分科会が開催されることになっていますので、その分科会の中で色んなテーマが議論されていくことになっています。その中に小樽市も参加しています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そうなんですね。小樽の中でも北海道日本ハムファイターズのファンで応援されている方もたくさんいらっしゃると思いますから、「世界に類を見ないボールパーク」とは一体どういうものなのか、楽しみですよね。

 

(市長)
そうですね。今、私の手元にはイメージ図みたいなものがあって、お見せすることはできないんですが、単なる野球場ではありませんから、当然お越しになる方は野球ファンだけではなくて、多くの観光客も訪れるわけで、大変大きな集客力があるんだろうなと期待しています。そうすると小樽にとっては野球を見た帰りに小樽に寄る、あるいは小樽に寄ってから野球を見に行く、こんな効果が発揮できるのではないかと思っています。ですから、小樽市としては北海道に新たな魅力が加わることによって、ボールパークによる経済効果が広がると思うので、その経済効果をしっかりと受け止めることができるように他の地域の皆さん、あるいは連携する企業の皆さんとこれからしっかり議論していきたいなと、そのメンバーとして私たちもしっかりと意見をお話をしていきたいなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティ)
野球だけではなくて、野球に関わっていくうえでさまざまな効果が考えられるということですね。

 

(市長)
そうですね。アミューズメントも用意されているようですね、もちろん物販ですとか、温浴施設ですとか。

 

(FMおたるパーソナリティ)
温泉に浸かりながら試合を見ることができるなんていうこともできますね。

 

(市長)
そうですね、そういうお話もあるようで。具体的にはこれから決まっていくことになりますけれども、大変夢のあるお話だと思っていますし、小樽市にとってもその経済効果をしっかりと受け止めることができるように、しっかりと議論の中に加わっていきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティ)
これからが本当に楽しみですね。

 

(市長)
そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティ)
そしていよいよ7月末ということで、小樽はお祭りシーズンですよね。いよいよ月末には潮まつりも始まりますね。

 

(市長)
そうですね。特に今年は盛りだくさんだなという感じがしていますけれども、ご存じのように7月26日から潮まつりが始まりますし、併せていつも行われている「小樽がらす市」も開催されます。担当に聞いたところ、今年は35店の出店がありまして、市内19店、市外16店が旧国鉄手宮線に軒を並べるということで、楽しみにしています。また、堺町商店街を中心としまして今年で2回目になる「おたる浴衣ウィーク」が開催されることになっています。特に3日と4日にはメインイベントとなる「小樽ゆかた風鈴まつり」が用意されています。今年は特別企画として「小樽太夫道中小樽花町物語」も開催されるので、大変楽しみにしています。太夫というのはご存知ですか。

 

(FMおたるパーソナリティー)
あまり耳馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

(市長)
私も調べてみましたが、葵太夫は京都からお招きするのですが、高下駄を履いた八の字歩き、そして美しい衣装を着て練り歩くという催しを太夫道中というそうです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
花魁のようなかんじなんでしょうね。

 

(市長)
特に日曜日の15時から16時半まではこの小樽太夫道中が、堺町商店街、出世前広場、メルヘン交差点を練り歩くということで、最も大きな催しになっています。これには松前神楽保存会、それから小樽住吉神社赤坂奴同好会、それから人力車も揃って、一時間半程度をかけて練り歩くというものです。大変珍しい企画なので、多くの方にお越しいただければなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
めったに見られるものではないですよね。

 

(市長)
私も楽しみにしております。このほか、太夫の演舞も市内で行われるということです。詳しくは主催される小樽堺町通り商店街振興組合にお問い合わせください。

 

(FMおたるパーソナリティー)
ぜひ、たくさんの方々に足を運んでいただきたいと思います。

 

(市長)
そうですね。このようにたくさんのイベントがありますので、多くの観光客にも来ていただいて、小樽を回遊していただければ、散策していただければなと思っています。やっぱりイベントですからね、天候に恵まれるというのが一番だと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
昨年の潮まつりは三日間本当に良い天気に恵まれましたからね。

 

(市長)
今年も良い天気に恵まれて、それぞれのイベントがうまくいくように祈っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
潮まつりでは市長も踊られる訳ですね。

 

(市長)
はい。楽しみにしています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
暑い夏が過ぎますと、今度はあっという間に雪の時期になってきます。この除雪の対策というのも、市長が力を入れてることの一つですね。

 

(市長)
そうですね。私が市長に就任してから一番大事な取り組みのひとつとして、除排雪というのがあるのですが、除排雪の仕組みとかあり方というのは、市民の皆さんに本当に関心を持たれてるテーマだなというのをこの冬経験し、実感しました。去年も一定程度、改善するところは改善していきましたけれど、さらに改善していかなければならないところもありますので、すでにその作業を開始したというところなんです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
夏の時期からなんですね。

 

(市長)
はい。ご存知のように、除排雪で大変多くのお金がかかるんです。今年も予算として、だいたい15億円程度は計上していますけれども、冬の観光のお客様も増えていますし、高齢化に伴いまして、除排雪に対するニーズも変化してきてるという中で、将来に渡って持続可能な除排雪計画っていうのをしっかり今から立てておく必要があるだろうということで、この度、小樽市雪対策基本計画を作成するために懇話会を立ち上げたところなんですね。懇話会に、それから分科会も設けますが、その中でとりわけ大きなテーマとしたいのは、市民の皆さんと協働でやっていける除排雪のあり方をテーマに考えていきたいと思ってるんですね。ですから地域の皆さんのお力もお借りしながら、これからの除排雪のあり方を考えていければなと思っています。十年先を見越した計画にしようと思っていまして、懇話会の中では何回か議論していただいて、来年の6月をめどに計画を策定することにしています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
雪国に住む私たちにとっては、この雪というのは永遠のテーマでもありますよね。

 

(市長)
今年は幸いにも例年に比べると雪の量も少なかったのですが、来年以降分かりませんし、大変大きな予算を伴うことにもなります。一方では人口も減っていく、高齢化も進んでいくという中での持続性、それと市民の皆さんとの協働、これがテーマになるのではないかと思っています。より効率的な除排雪をしていきたいという思いなんです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
小樽では、除排雪ボランティアなど、街の人たちが助けに行くような情勢もありますよね。

 

(市長)
そうですね。特に高校生の皆さんが除排雪をやっているケースがありますから、そういったのも一つの考え方にはなってくるのかなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。今日も小樽市長迫俊哉市長に前半、お話を伺っていきました。迫市長、どうもありがとうございました。

 

(市長)
どうもありがとうございました。

 

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、後半は小樽市役所職員の方にお話を伺っていきます。
今日は小樽市保健所生活衛生課長の本間勝幸さんにお話を伺っていきます。本間さん、よろしくお願いします。

 

(本間)
よろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さて、小樽市内で猫に関する相談が多いと伺いましたが、保健所にはどのような内容で、何件ぐらい相談が入っているんでしょうか。

 

(本間)
はい。保健所に多く寄せられる相談は、主に放し飼いの猫や野良猫によるふん尿被害によるものです。平成29年度の相談件数は、50件で昨年度の平成30年度は、55件です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
わずかに増えている状況ですよね。ふん尿被害とは、具体的にどのような内容ですか。

 

(本間)
はい。飼い主が繁殖制限をしないまま、飼い猫を増やして多頭飼育状況になり、その飼い猫が周辺地域に排泄するケースや野良猫が餌をもらえるところに集まり、その周辺で排泄するケースがあり、どちらも他人の敷地を汚すなどの生活環境問題です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
飼い主の方が繁殖制限をしないと、多頭飼育状況、たくさんの飼い猫が増えてしまうことになるということですね。その内容について詳しくお伺いできますか。

 

(本間)
はい。メス猫は、生後半年ほどで子猫を産めるようになり、年に2回から3回出産し、一度の出産で4匹から8匹の子猫を産みます。オスとメスがいるだけで、簡単に猫が増えてしまいます。仮に、1匹のメス猫が半年後に6匹の子猫を産んだとして、その子猫の半分の3匹がメス猫で更に半年後に、そのメス猫が各6匹の子猫を産んだとすると、最初の1匹から1年後に18匹の子猫が増えます。そのように計算していくと、あくまで計算上の話ですが1年半で更に54匹増えることになります。ほんの1、2年で飼い主一人がきちんと世話ができる匹数以上になってしまいます。このような状況を多頭飼育崩壊といいます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
多頭飼育崩壊というんですね。この多頭飼育崩壊というのは、どういうものなんでしょうか。

 

(本間)
はい。多頭飼育崩壊は、安易に数を増やした結果、飼い主の経済力や世話が追いつかなくなり、猫に十分な餌も水も与えられず、排泄物の掃除も行き届かなくなり、最終的には世話ができなくなり破綻してしまうことです。多頭飼育崩壊にならないよう匹数が1匹、2匹のときに、不妊手術等の繁殖制限をする必要があります。オスとメスを飼っている場合、最初は、メスだけの不妊手術のみ実施しても良いと考えます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
繁殖制限のほかに、飼い主の方が特に気をつけなければならないことは、何かありますか。

 

(本間)
はい。猫の複数頭飼育では、病気の感染や交通事故を防ぐために、室内で飼うことを考えます。その場合、それぞれの猫が快適に過ごすために、一定の広さや上下運動できる高さなど、十分な空間が必要です。猫は、清潔な環境を好みますので、猫それぞれに餌やトイレを用意し、その都度清掃をして清潔にしてください。排泄物が放置されている環境での生活は猫にとっても大きなストレスになります。複数頭飼う場合は、普段から健康の管理と予防、病気の早期発見、治療に一層の注意が必要となります。猫が多くなれば、それだけ抜け毛等で、不衛生になりやすいので、掃除をこまめにしなくてはなりません。このような、個体の管理が出来ないと気付いた場合は、新しい飼い主を探して、飼育数を減らすことを考えましょう。

 

(FMおたるパーソナリティー)
机上の計算ではあっても、一年半で54匹増えるということになると、新しい飼い主の方を探してお願いするという考えも必要になってきますね。新しい飼い主の方を探すには、何か方法があるんでしょうか。

 

(本間)
はい。保健所では、新しい飼い主を探すお手伝いをしています。保健所に飼い猫の写真を持参し、譲渡登録の申し込みをしていただきますと、保健所で猫の写真と年齢や飼育状況を記載した譲渡登録台帳を作成します。譲渡登録台帳を一般閲覧して譲渡猫の紹介をしています。さらに、保健所から協力ボランティアさんが運営するホームページに「飼い主さがしサポート」として譲渡登録台帳の掲載を依頼しています。飼い主から、保健所に猫の引き取り依頼の連絡が入ったときも、保健所では通常猫の引き取りはしていないことを説明して、このような紹介をしています。詳しくは、保健所の動物衛生担当までお問い合わせください。なによりも、早い段階での繁殖制限を行うことが大切です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。このような、猫の多頭飼育や野良猫に餌を与えるケースは、市内にどれだけの件数があるんでしょうか。

 

(本間)
はい。保健所で、全てを把握できていませんが、猫の多頭飼育については10件ほど把握しています。中には、1軒で20匹以上の多頭飼育が確認されています。また、野良猫に餌を与えるケースについては、保健所で回覧板による注意や直接餌を与えている人に注意説明を行い、幾分減少していると考えていますが、30件ほどの把握をしています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
1軒で20匹以上となると、相当な数になりますよね。そうすると、猫にとってもストレスが発生してくる可能性も高いということも考えられますし、また、野良猫に餌を与える場合も、気持ちとして分からなくもないですが、近隣住民に迷惑をかけるケースもありえますよね。

 

(本間)
はい。餌を与えることは、猫の命に対する責任が生じています。また、周りに迷惑をかけないことが必要です。一般的な話で、餌場を求めている野良猫に対して、無責任に餌を与えると、当然のことですが、猫が集まって来ます。集まってきた猫は砂場や柔らかい地面に排泄しますので、近隣の家の畑や花壇でふん尿の被害が発生します。さらに、集まってきた野良猫のオスとメスから子猫が生まれて匹数が増えて、鳴き声や物音、臭いなどの生活環境被害が大きくなる可能性もでてきます。また、猫も増えることで、猫同士のけんかや感染症のリスクが増すことになり、猫にとっても好ましい環境とはいえません。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね。猫のためを思えば、心をちょっと鬼にしてでも、このようなことを考えていかなければいけないのではないかと思います。猫に餌を与える方は、どのような点を注意したら良いのでしょうか。

 

(本間)
はい。ふん尿被害の点から、猫用のトイレを用意します。常にトイレを清潔に保ち、周辺地域のふんの始末は率先して行います。餌の食べ残しは、すぐに片付けましょう。残ったままですと、カラスやねずみの餌になり、苦情原因となることや、ハエなどが集まり不衛生にもなります。食べ終わるのを待ち、すぐに片付けてください。次に、周辺住民に説明して理解を得る努力をすることが必要です。協力者があれば、トイレや餌の管理清掃がやりやすくなります。最終的には、周辺地域単位で猫の管理を目指します。さらに、不幸な猫を増やさないために、不妊・去勢手術を実施して一代限りのお世話をしてください。最終的に、可能であれば、飼い猫と同様に感染症や交通事故等の予防を考える上で、室内飼いが理想となります。繰り返しとなりますが、猫に餌を与えることは、命に対して責任を持つことです。決して、自己満足だけで、猫に餌を与えて、不幸な猫を増やさないようにすることが肝心です。

 

(FMおたるパーソナリティー)
猫も、もちろん命があって、その命を守りたいという思いはとてもよくわかります。そのためには、そこに責任が発生してくるということを忘れずにいたいですよね。迫市長、猫に関する相談の件数も増えているということですが、猫にしっかり責任を果たしていくということが必要になってきますよね。

 

(市長)
そうですね。多頭飼育崩壊は、しばしば新聞でも目にしますし、社会問題になっているということは私どももよく理解しています。今お話があったように、地域猫という言葉がありますが、地域の皆さんの理解を得て、皆さんで面倒を見れるというのが理想だと思いますが、現実的にはなかなか難しい面もあるだろうなと思います。「市長の手紙」でも、近所の方が猫に餌をやって、自宅の庭に入ってきて畑を散らかすというご意見もいただいています。不用意に猫に餌をやらないということは、皆さんにご理解いただかなければならないと思っています。猫に餌を与えて不幸な猫を増やさない、このことをしっかりご理解いただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
後半は、小樽市保健所生活衛生課長の本間勝幸さんに、保健所における猫の相談についてお話を伺っていきました。
迫市長、本間課長、今日はどうもありがとうございます。

 

(市長、本間)
どうもありがとうございました。

 

エンディング

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次回は8月5日(月)午後2時からの放送です。どうぞお楽しみに。

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