FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和元年10月7日放送分

公開日 2019年10月14日

更新日 2021年01月06日

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【前半】

  • 小樽市「ナホトカ使節団」ロシア訪問について
  • 公共施設再編素案について

【後半】

  • 小樽市病児保育事業について

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。

市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。

前半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話しを伺っていきます。

迫市長、よろしくお願いします。

 

(市長)

よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、10月に入りまして、猛暑が続いた夏も遠い昔のように、朝晩はめっきり涼しくなりましたね。

 

(市長)

はい。そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

私はもう、ストーブをつけてしまっているんですが、迫市長は大丈夫ですか。

 

(市長)

我が家も同じです。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですか。風邪など引かないように気を付けていきたいと思います。迫市長は、小樽市の姉妹都市の1つでありますロシアのナホトカ市に訪問なさるということで、しかもこれが明日からですね。お忙しいですね。

 

(市長)

そうですね。土曜日まで4泊5日ですが、ナホトカ市とは長いお付き合いをさせていただいてるんですね。私個人としても職員としても長いお付き合いをさせていただいていますが、昨年の8月に市長になった時に、ぜひ来年、表敬訪問をしてくださいという要請があったので、それを受けて今回ナホトカ市、それからお隣のウラジオストク市、この2市を訪問したいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

小樽とナホトカは姉妹都市という間柄はもちろんなんですが、今後の経済協力ですとか、経済交流の点でも期待が持てるということなんですよね。

 

(市長)

そうですね。私どもの親善使節団は、明日出発しますが、経済交流を目的としたもう一つの代表団を派遣するんです。これはあさって水曜日に小樽を発ちます。ウラジオストクで小樽のPRをさせていただくことになっています。私どもは木曜日の夜に現地ウラジオストクで合流して、金曜日には合同で小樽のPRをさせていただきます。特に今、ロシアの沿海地方のウラジオストクと新千歳空港に直行便が運行されています。ですから、これまでは物流の関係でPRしてきましたけれども、直行便が運航されているということで、ニセコあたりにも、ロシアの方が去年あたり来られているということでしたので、今回は小樽の観光を重点的にPRをしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これまでとは違った形での交流というのも生まれてきそうですね。

 

(市長)

そうですね。やはり直行便があるということの意義は大変大きいと思いますので、できれば双方で行き来ができるようなものが望ましいとは思いますが、私どもは、ぜひ小樽にお越しくださいということで、近くに札幌市もあります、ニセコ倶知安もありますよ、ということで、小樽周辺の観光をPRしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

明日の朝、かなり早く出発されると伺っていますが。

 

(市長)

そうですね。しっかりPRしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

どうぞお気を付けて行ってきていただきたいと思います。

 

(市長)

はい。ありがとうございます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

また、そこでどんなお話がされたのかということを、この番組の中でもぜひ。

 

(市長)

はい。機会があればお話させていただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、お伺いしたいと思います。

さあ、そして小樽では市議会の第3回定例会が終了ということになりましたね。今回の議会でもいろいろな議論がなされていたと思うんですが、今回、代表的なテーマとしては、どんなものが挙げられたんでしょうか。

 

(市長)

そうですね。いくつかありますが、代表的なものとする3点ほど挙げさせていただきますが、一つ、港に大きなクレーンがあるのをご存じでしょうか。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ああ。あのキリンのような形の。

 

(市長)

そうです、白と赤の。あれが故障しまして、小樽と中国を結んでいるコンテナ航路のためのクレーンなんですね、コンテナを積んだり降ろしたりする。これが故障しまして、船会社さんにご迷惑をお掛けしたということで、損害賠償の問題に発展しましてお支払いすることになるんですが、これは議会の議決が必要だということで、このことについては多くの質問をいただきましたね。これが一つあります。それからもう一つは、新聞などで報道もされてますが、10月1日から幼保(幼児教育・保育)の無償化がありました。ただ人口対策上、若い子育て世代の方々をもっともっと市としても支援する必要があるのではないのか、このようなご指摘も受けましたので、これについては我々も共感していますので、子育て世代を支援していくことはとても大事なことなので、さらに我々として何ができるのかということは、考えていかなきゃいけないと思いますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。

 

(市長)

それから3つ目は、今回議会に私どもの方から提案をさせていただいたのは、市内にたくさん公共施設がありますが、大変老朽化しています。あるいは東日本大震災以降は耐震化、地震にも耐えなければなりませんから、こういった問題のある公共施設がたくさんあります。ただ人口が減っていく中で、あるいは財政も厳しい中で、このままという訳にいきませんので、これを将来に向けて統合だとか、再編しようということで、計画の素案を議会にお示ししましたので、このあたりが今回代表的な案件かなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

特に今、お話のありました公共施設再編計画なんですが、小樽の場合だと老朽化しているものも多いですし、また昨年の地震のような災害ですとか、こういうものに備えて、耐震化ももちろん進めていかなければいけないのですが、今回の議会では、具体的にどういった提案をなされたんでしょうか。

 

(市長)

そうですね。今回は再編素案ということで、これに決めましたよということではないんですね。これから皆さんに議論していただくための素案ということでお示しさせていただいたんですが、先ほどもお話ししていますが、人口が減っていく、あるいは財政も大変厳しい、こういう中でこれから公共施設をどう再編整備していこうかという素案をお示ししたんですね。その素案の中にも記載されていますが、今、こういう公共施設を維持していくために、この5年間、直近ではなく、少し前なんですが、5年間の平均、だいたい約17億円くらい費用として掛かっているんですね。これを40年くらい先まで見ていきますと、1年間で60億円を超える費用が、もし、何も手を打たなければ掛かるということを我々は試算してるんです。ですから、今のうちに将来に向けてできるだけ費用の負担が掛からないような形で、尚且つ、市民の皆さんに安心して公共施設を使っていただくためのプランを作らなければいけませんので、素案という形で今回議会にお示しさせていただいたんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

素案の中身を受けてということですが、議会ではどういった議論がなされていたでしょうか。

 

(市長)

そうですね。少し内容に触れますと、老朽化している施設を39、掲げました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

結構ありますね。

 

(市長)

ただ、これは市営住宅とか学校は入ってないんですね。だからまだ多くなるんですね。それを除いた39の施設を、これからどうしようかということなんですね。例えば、いつもお話しさせていただいてると思いますが、商業高校が来年の3月に廃校になりますね。その後に桜町にあります海上技術学校に入ってもらおうということで、来年1年かけて改築改修をするんです。商業高校に海上技術学校が入っても、使用する面積というのは3分の1くらいなんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そんなものなんですね。

 

(市長)

ですから、まだ3分の2、余裕があるんですね。そこに我々としては例えば教育委員会を入れましょう、あるいは堺町の、前の堺小学校に入っている高等看護学院を入れてみてはどうか、あるいは稲穂小学校に併設されている生涯学習プラザを入れてみたらどうだろうかというような、複数の案を、一つではないんですね、今回は3案をお示ししてるんです。それから例えば体育館、よくプールのことも問題になってますが、体育館を単独で作る、プールは民間の施設を利用するという案ですとか、あるいは体育館とプールを併設にした施設をつくってはどうかというようなことでお示ししてるんですね。ただ、今回は、複数の案ですから、これがいいあれがいいということの議論ではなくて、どういう考え方でこれを作っていったのかというようなことが、議会ではご議論いただいたというところなんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうなんですね。市民の皆さんも、この案を受けて、私はこうしたほうがいいんじゃないかなとか、この案のほうがいいんじゃないかとか、いろんなご意見があるんじゃないかと思うんですよね。

 

(市長)

ですから今、3案、お示ししてますが、もしかすると市民の皆さんのご意見、この後の議会のご意見などを聞いて、第4の案が出てくるかもしれない。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうかもしれませんね。

 

(市長)

第5の案が出てくるかもしれない。それはしっかりと市民の皆さんですとか、議会でご意見を伺いながら、ただお金も掛かりますので、財政の負担の問題も、そして市民の皆さんのニーズも合わせて、これから考えていかなければいけないなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

まずは市民の皆さんのご意見を広く伺っていくということで、説明会というのも開かれるんですね。

 

(市長)

はい、そうなんです。明日から市内各所で説明会をさせていただこうと思っています。すでに新聞ですとか、それから広報おたるなどにも掲載されていますが、塩谷地区から高島、手宮地区、長橋、オタモイ、銭函、南小樽地区、市内の7カ所で説明会を開催させていただきたいと思っていますので、市民の皆さんからも多くの意見をいただきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。10月いっぱいにかけて行われます公共施設再編についての市民意見交換会ですが、詳しくは広報おたる10月号にも記載されているということなんですよね。ぜひご覧いただいてご参加いただければと思います。

 

(市長)

そうですね。私たちも公共施設の面積をただ小さくするということだとか、空いてるところにどんどん詰め込んで行こうという考え方ではないんですね。ですから公共施設を再編するということで行政課題を解決するだとか、財政負担を軽くするだとか、あるいは議会からは、もっと夢が感じられる、そういった考え方も必要ですよねとご指摘を受けました。それはまさに共感していますので、ただ面積を小さくしていくだけではなく、機能縮小していくだけではなくて、やはり楽しみとか、夢のあるような、そしてそれで行政課題も解決できる、そういう考え方のもとで、この公共施設の再編・統合は進めていきたいなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ぜひたくさんの皆さんのご意見をお寄せいただいて、住みよい街になっていく、それが小樽の課題でもあるかと思いますよね。まずは、たくさんの方にお聴きいただければと思います。

 

(市長)

そうですね。財政部が担当していますので、お問い合わせいただければと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

よろしくお願いします。前半は小樽市長、迫俊哉市長にお話を伺っていきました。迫市長、どうもありがとうございます。

 

(市長)

どうもありがとうございました。

 

後半

(FMおたるパーソナリティー)

「明日へ向かってスクラムトライ!」、お送りしています。さあ、後半は小樽市役所職員の方々にお話を伺っていきます。今日は小樽市福祉部子育て支援室こども育成課主査でいらっしゃいます秋山知里さんにお話を伺っていきます。秋山さん、よろしくお願いします。

 

(秋山)

よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そして引き続き、迫市長にもお話を伺っていきます。

 

(市長)

よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

さて、今日は病児保育についてお話を伺っていくんですが、10月7日から開始されているということなんですが、病児保育って、もしかすると聞き慣れないという方もいらっしゃるかもしれませんが、一体どういうものなのか、秋山さん教えていただけますか。

 

(秋山)

はい。病児保育とはその名の通り、病気の子どもを保育することです。保育所などに通っているお子さんが急な発熱やインフルエンザなどの病気にかかった時、保育所に通えないっていう期間がありますよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

ありますよね。うちの子も保育園に通っているんですが、熱が下がってからも何日以上経たないと登園できないとか、あとは37.5度以上の熱があったら「お母さん、お迎えに来てもらえませんか」と電話が来るとかね、あるんですよね。

 

(秋山)

そうなんです。基本的に今、保育所にお子さんを預けている保護者の方というのは働いている場合がほとんどですから、病気の子どもの側についていてあげたいと思っていても、やっぱりお仕事も急には休めないという方が多いのではないでしょうかね。そんな時に仕事を休めないお父さん、お母さんに代わって、専用の施設でお子さんをお預かりするのが病児保育というものになります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

とりあえず、仕事と子育ての両立は大変ですから、こういった仕組みというのは、迫市長、子育て世代にとっては大変朗報ですよね。

 

(市長)

そうですね。今、お話がありましたとおり、多くのご家庭ではお父さんもお母さんも働いてらっしゃいますから、そういうご家庭で安心して子どもを産み育てることができるという環境を、私どもが作っていくということは、大変大切なことだと思いますし、お父さんやお母さんをバックアップできる体制をしっかり作っていく、これらが子育て世代に対する我々の役割かな、使命かなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

そうですね。お父さんお母さんのバックアップ、これを小樽市が、子育てを支援してくれるということですよね。

 

(市長)

しっかり目指して、各所で頑張っていきたいなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

じゃあ、心強いですね。秋山さん、市長からの大きな言葉もありましたが、子育てをしている世代が安心して住んでいられるというのも、すごくありがたいことですよね。

 

(秋山)

そうですね。今までも病児保育の早期実現を求める声というのはあったんですが、市内の保育所の不足とか施設整備に費用が掛かるということで、なかなか実現しなかったというところがあります。今回、市内で認定こども園を運営しているいなほ幼稚園さんの協力によりまして、いなほ幼稚園に隣接する龍宮神社の境内に専用施設を建てて、病児保育を始めることになりました。

 

(FMおたるパーソナリティー)

龍宮神社さんといいますと、JRの小樽駅からもわりと近い所ですよね。

 

(秋山)

はい。駐車場も若干ですがご用意してありますので、自家用車での送迎といった事も可能ですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

どういう方々が病児保育を利用できるのですか。

 

(秋山)

はい。まず小樽市内にお住まいで、保育所や認定こども園、幼稚園、それから小学校に通う1歳6カ月から小学校2年生までのお子さんで、病気または病気の回復期にあること、それから保護者の勤務の都合や病気、出産などで家庭での保育が困難なこと、これらの条件を満たした上で、あらかじめお医者さんによって病児保育の利用が可能であると診断された場合に利用できます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

いくつか条件があるということなんですよね。

 

(秋山)

はい。病児保育を利用していただける病気についてもですね、風邪や消化不良なんかのお子さんが日常的にかかる病気とか、インフルエンザ、水疱瘡、喘息なんかは大丈夫なんですが、やけどとか骨折の場合にはですね、施設での対応が難しいため、ご利用はできなくなっています。それから、一回の継続利用は土日祝日を除く連続7日間となります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これは早速利用したいという方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですが、どうやって利用することができるんでしょうか。

 

(秋山)

はい。それでは利用方法を説明させていただきます。まず最初に事前登録が必要になります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

まずは事前の登録が必要なんですね。

 

(秋山)

はい。やはり、普段、お子さんが通い慣れていない施設でお預かりする以上、基本的な情報の登録をお願いしています。登録は1年に1回で、申請書を直接いなほ幼稚園さんに提出していただく形になります。登録後に小樽市から利用料金などの書かれた登録通知書を保護者の方宛にお送りいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

この登録の時の申請書というのは、どちらで手に入れることができるのですか。

 

(秋山)

はい。市役所のこども育成課の窓口や、各保育所、認定こども園、幼稚園、それから市内の小学校にも用紙を置かせていただいています。あとは小樽市のホームページからもダウンロードできますので、インターネットからも入手できます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

それは便利ですね。基本的に申請書は通っているその施設に置いてあると。またはホームページからもダウンロードができるということなんですね。

 

(秋山)

はい。事前登録をしていただいた後は、実際に使う時まで保護者の方がすることはないという形になりますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)

わかりました。では、その実際に使う時というのはどうすればよろしいでしょうか。

 

(秋山)

まず、利用したい日の前日までにいなほ幼稚園さんに電話をして、空きがあるかを確認してください。利用可能であればここで仮予約をしていただきます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

まずは前の日までに予約をするということですね。

 

(秋山)

はい。そうです。次にかかりつけのお医者さんを受診して、お医者さんに病児保育を利用することを伝えたうえで、「医師連絡票」を発行してもらいます。連絡票の発行の際に、別途医療機関で料金を請求されることもありますので、事前に病院の窓口などで確認していただいた方が、予想外のお金がかかったということがなくて良いかなと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、わかりました。まずは病院にかかっていただいて、その次の日に病児保育を利用するといったイメージになるってことですかね。

 

(秋山)

はい。今のところ病院に行った次の日から利用する形です。病院にかかったあと、いなほ幼稚園さんに再度電話をしてください。この電話で利用予約の確定となります。あとは、預けるときに必要なものを、例えば着替えですとか、お薬ですとかを準備していただいて、利用当日に直接施設にお子さんを預けてください。

 

(FMおたるパーソナリティー)

わかりました。こちらの利用できるお時間ですとか、あとは料金ですね、これは決まっているんでしょうか。

 

(秋山)

はい。利用時間は月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までです。延長保育はできないので必ず時間内でのお迎えをお願いします。料金は1日2000円と昼食おやつ代が別途300円かかります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。1日2000円と昼食のおやつ代が300円ですから、合わせて1日2300円で預かっていただけるということなんですね。

 

(秋山)

はい。そうです。通常の利用料金とは別料金になるので、この金額が高いと感じるか安いと感じるかはそれぞれだと思うんですが、市民税非課税世帯などは一部利用料金の減免があります。10月から先ほどもありました保育の無償化なども始まっていますので、その分、家計の負担は軽くなっているのかなと。

 

(FMおたるパーソナリティー)

いや、そうだと思いますよ。

 

(秋山)

それからご利用になる皆様にぜひお願いしたいことがあります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい、なんでしょうか。

 

(秋山)

一度予約を行った後、病児保育がご家庭で見れるようになったとかで必要なくなった場合には、必ず前日の午後5時までにいなほ幼稚園にキャンセルの連絡をしてください。

 

(FMおたるパーソナリティー)

必要がなくなった場合は、きちんと連絡をするということですよね。予約しておいて、当日大丈夫だったからもういらないですっていうのは、ダメだってことですね。

 

(秋山)

そうですね。1日の利用定員が3名までなので、インフルエンザが流行する時期などにはどうしてもキャンセル待ちをしている方がいる場合もありますので、一人でも多くの方が利用できるようにご協力をお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)

1日の利用定員も3名までということですからね。それでも、この制度があるかないかだけでも、大きな違いがあると思います。いろいろな条件もあるかと思いますが、詳しくはいろいろと確認していただきたいですよね。

 

(秋山)

そうですね。詳しくは小樽市のホームページ、または保育所などにパンフレットを置いてありますので、そちらをご覧ください。また、こども育成課にお電話でお問い合わせいただければ、利用方法などをご説明させていただきます。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。今までのお話しを伺ってきた流れで、ひとつ確認したいことがあるんですが。

 

(秋山)

はい。なんでしょうか。

 

(FMおたるパーソナリティー)

病児保育ということは施設でお子さんを預かるというのは保育士さんになるんでしょうか。

 

(秋山)

そうですね。病児保育ですから少し具合の悪いお子さんを預かることが前提のために保育士さんもいますが、看護師さんも常駐しています。病児保育中は看護師さんと保育士さんが連携しながらお子さんの様子を確認します。

 

(FMおたるパーソナリティー)

看護師さんもいてくれるんですね。

 

(秋山)

はい。看護師さんがお子さんの様子を医療的な面から見て、急に体調が悪くなったような場合には、まず小児科の先生に連絡を取ります。その小児科の先生が見て病院を受診させた方が良い、つまりこれ以上病児保育施設で預かれないといった症状の場合には、保護者の方に連絡をしてお迎えに来てもらうか、緊急の場合には施設から直接病院に連れて行くといった形になります。

 

(FMおたるパーソナリティー)

これは病児保育中に具合が悪くなった場合でも対応していただけるという事ですから、安心ですね。

 

(秋山)

はい。万が一のための備えですね。施設側には一応酸素なども備え付けてありますし、小樽市内の小児科や医療機関とも連携して、緊急時の受け入れもお願いしています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

今のお話を聴いて安心できる親御さんが多いんじゃないかなと思うんですが、ただ、お子さんの具合が悪くなった当日に利用できるようになったりとか、もう少し預かってもらえる年齢が広がってくれると、もっと利用しやすくなるかもしれないですよね。

 

(秋山)

そうですね。そこはこれからの課題ですね。まずは事業も小さく産んで大きく育てるといったことを目指して、着実に進めて行きたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

人を育てるということと似たところもありますね。さて迫市長、今日は病児保育についていろいろとお話を伺ってきましたが、せっかくの制度ですから、これはぜひたくさんの方に利用して欲しいですよね。

 

(市長)

そうですね。ただ、私どもにとりましては初めての事業でもありますので、まだまだ、今、担当の方からもお話がありましたとおり、課題もあることはあります。これから少しずつ課題の解決に向けて取り組んでいきたいと思っています。事前登録が必要なので、利用を考えている皆さんは、ぜひ事前登録だけはお願いしたいと思っています。先ほどの繰り返しになりますが、限られた定員で行っていますので、ぜひこの辺はお願いしたいと思っていますし、この事業も含めまして子育て支援策の充実にはこれからもしっかり取り組んでいきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)

はい。ありがとうございます。詳しくは、申請書などはそれぞれの保育所ですとか、こども園、幼稚園、小学校にありますし、また、小樽市役所別館4階こども育成課、またはホームページからでもご覧いただけるということですから、ご確認いただいてはいかがでしょうか。本日は病児保育について迫市長と担当のこども育成課の秋山さんにお話を伺いました。迫市長、秋山さん、どうもありがとうございます。

 

(市長・秋山)

どうもありがとうございました。

 

エンディング

「明日へ向かってスクラムトライ!」では、番組をお聴きいただき、市政に対するご意見、ご感想もお待ちしています。

電話とファクスは、0134-21-2000です。

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お待ちしています。

次回の放送は1021日(月)です。次回もどうぞお楽しみに。

 

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