FMおたる「明日へ向かってスクラムトライ!」令和元年11月4日放送分

公開日 2019年11月11日

更新日 2021年01月06日

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【前半】

  • 除雪対策本部の開設、除雪懇談会について
  • 国等への要望(小樽港・北海道新幹線・後志管内の高速道路の整備促進)について
  • 船会社への小樽港・後志観光のPR、百貨店への小樽物産のPRについて

 

【後半】

  • 物産展及び販路開拓・拡大への取り組みについて

 

放送の内容

オープニング

毎月第1第3月曜日のこの時間は、「明日へ向かってスクラムトライ!」をお送りします。
市民の皆さんに小樽市の取り組みを知っていただくとともに、市民の皆さんからも市政に対するご意見、ご感想をお待ちしています。
「明日へ向かってスクラムトライ!」では、小樽市長迫俊哉さんのほか、小樽市役所の職員の皆さんにご出演いただき、さまざまなジャンルの暮らしに役立つ情報をお届けします。
 

前半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺っていきます。迫市長、よろしくお願いいたします。

 

(市長)
よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さて、早いもので11月になりました。いよいよ雪が降ってきてもおかしくないという状況です。

 

(市長)
そうですね。しばらく暖かい日が続いていたような気もするんですが、さすがに11月にもなりますと、もう間もなく冬だなという感じがしますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さて、小樽市では11月1日に除雪対策本部が配置されましたよね。

 

(市長)
はい、そうですね。例年、降雪期、雪の降る時期が早まってきていますので、一昨年までは12月1日に小樽市除雪対策本部を発足させたのですが、去年はそれより半月早く、11月15日にこの本部を発足させました。担当者の方からはもう少し早くてもいいのではないかというアドバイスをいただきまして、その意見を組み入れて、11月1日に発足をさせました。一昨年から見ますと1カ月早く準備を進めることができるということなんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
住民の皆さんにも、具体的な対策といいますか、説明がこれからなされていくということですね。

 

(市長)
そうですね。市民の皆さんと意見交換をするということは、とても大事だと思っています。実は7月にも第1回目をやっていますが、この後、本格的な降雪期を迎える前に第2回目となる除雪懇談会を市民の皆さんと行うことにしています。11月8日(金)は手宮公園住宅の会館と、それから銭函市民センター、この2カ所を皮切りに11月15日までの計9回、町内会館を中心に開催させていただいて、それぞれの地区ごとの除排雪計画の説明ですとか、それから市民の皆さんとの情報交換をさせていただこうと、そういう趣旨でこの懇談会を開催させていただくことになっています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
住んでいる地域によって、それぞれ特色があるわけですからね。

 

(市長)
そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
忌憚のないご意見なども、ここでおっしゃっていただければと思いますね。

 

(市長)
そうですね。村岡さんがおっしゃるように、地域地域によって違いもありますので、そういうご意見をしっかりお聞きすることで、市民の皆さんに納得していただける、100%ではないにしてもですね、納得していただける除排雪を進めていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。この除排雪に関しましては、毎年のことではありますが、市民の皆さんの大変関心の高いことだと思いますのでね。

 

(市長)
そうですね。市長になって一番実感するのは、今、村岡さんがおっしゃるように、除排雪は本当に市民の皆さんの関心の高い事業といいますか、政策ですから、それについてはしっかり市長として臨んでいかなければいけません。幸い去年は例年より雪が少なかったので助かった部分もありますが、今年も暖冬だというお話は聞いてますが、しっかりと早めに備えていくということで市民の皆さんに安心していただけるのではないかと思っています。そういう意味もありまして、一昨年に比べますと1カ月早く前倒しをして備えていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
こうした早めの対策で市民の方、小樽にお住まいの方にとっても、安心安全な冬を過ごせるきっかけになってくれるといいですよね。

 

(市長)
そうですね。実際去年も小中学校の三学期の始業式が始まる前に、バス路線ですとか、スクールゾーンを中心とした通学路の除排雪をさせていただきましたが、早めにやるということで市民の皆さんも一息つけるといいますか、安心していただけるのではないかと思っています。まずは去年と同じ体制でやっていきたいと思っていますし、特に市民の皆さんから要望の高い交差点付近の見通しを確保するために、重点的に交差点(の除排雪)をやってきていますが、今年はさらに重点個所も増やして、除排雪に臨んでいきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
これはドライバーの方にとっても、歩行者の皆さんにとっても、安全を守るという上でも非常に必要なことですよね。

 

(市長)
そうですね。あと、いつもお話していますが、小中学校は統廃合をしていますから、通学距離が長くなっていますからね。子どもさんたちの安全安心をしっかり確保していかなければいけないと思っています。その上で交差点付近、これはしっかり除排雪をやっていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。分かりました。さて、11月に入りましたが、10月、11月と、実は市長は出張が大変多くて、忙しい時期だったんですね。

 

(市長)
そうなんですね。例年のことではあるんですが、この10月11月には本当に大変出張が集中していますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
なぜこの時期に出張が多くなるんですか?

 

(市長)
そうですね。一つには、まず議会と議会の合間ですので、その分、出張に行ける時間がとれるということと、もう一つは、今、国も新年度に向けた予算編成の時期になりますので、国の予算編成に合わせて私たち地方自治体がいろんな要望を国の方に働きかけるチャンスですので、どうしてもこの10月の下旬から11月にかけては出張が重なってしまうんですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうするとやはり東京方面が出張としては多くなってくるということなんですか。

 

(市長)
そうですね。まず10月下旬には、小樽港の整備を促進、小樽港だけではないんですね、北海道港湾協会という団体に入ってますので、そこの皆さん方と一緒に国土交通省ですとか、それから北海道選出の代議士の皆さんに対して地元の港の、特に小樽の場合はクルーズ客船をもっともっと誘致したくて、今、第3号ふ頭を整備していますが、それの整備促進を要望してきたんですね。そしてまた東京にいきますが、今度は後志管内の首長の皆さんと、今、管内の高速道路が整備されていますね、去年は小樽と余市間の高速道路が開通しましたが、余市-倶知安間の整備は進めていますが、これの整備促進ですとか、2030年に北海道新幹線の開通が予定されていますが、この北海道新幹線の整備の促進、こういうものも先ほどの港湾と同じように、国土交通省、それから北海道選出の代議士の皆さんたちに要望していきたいと思っているんです。また、もう一つは、11月6日、7日ですね、これは市の独自の動きになるんですが、これも例年やっていますが、小樽港をもっともっと使ってもらおうということでのPRのために行ってくるんですが、小樽港貿易振興協議会というのを業界の皆さんと一緒に作っていますが、私はその会長でもあるんですよ。業界の皆さんと一緒に小樽港を利用していただいている企業の皆さんにご挨拶をする、それから特にクルーズ客船についてはもっともっと多く、今年は29回クルーズ客船が寄港しましたが、もっともっと我々としては多く寄港してもらえるように船会社を訪問してきて、小樽のPRですとか、あとプロモーションでは北後志の余市、仁木、積丹、古平、赤井川の観光協会の皆さんも一緒に同行していただいて、後志の観光もPRしていきながら、小樽に寄港すればこういう観光地もありますよというようなPRもしてこようかと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
小樽をはじめ、後志全体のPR、セールスということになるかと思います。そして議会の直前までずっと出張が続くんですね。

 

(市長)
そうですね。今の要望活動が中心ではあったんですが、実はその後には、この後担当の方からもお話がありますが、物産展の時期ですのでね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。

 

(市長)
鹿児島の山形屋さんというデパートが小樽物産、全国的に見ても一番売っていただいているんですが、小樽の物産も一番売っていただいていますので、例年、鹿児島の山形屋さんにはご挨拶に行っていますので、今年も山形屋さん、そして宮崎にも山形屋さんがありますので、この両方のお店に小樽の物産のPRをしていきたいと思っています。鹿児島から帰ってきた後には、11月23日、24日が予定されていますが、B1グランプリというのがありますよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。ありますね。

 

(市長)
小樽はあんかけ焼きそばなんですが、これが兵庫県の明石で今年は開催されることになっていまして、私も一緒にこのB1グランプリにいきます。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですか。

 

(市長)

あんかけ焼きそば親衛隊の皆さん方が一生懸命やっていますが、最近で言いますと2014年の郡山大会の時に9位に入賞したということがありますが、やっぱり町おこしのための祭典ですから、これも先ほど言いましたシティセールスの一環として私も一緒に親衛隊の皆さんと、この小樽の街と、それから我々のソウルフードと言われているあんかけ焼きそばをしっかりPRしていきたいなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。わかりました。出張で大変お忙しいと思いますが、こうした活動が今後の小樽のまちづくりに繋がっていくと素晴らしいですよね。

 

(市長)
そうですね。この約一カ月にわたって出張が続きますが、小樽をPRする、あるいは要望活動を続けていくということで、小樽の発展に繋げていかなければならないと思っていますので、そういう意識を持ちながら出張に行ってきたいなと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。大変お忙しい時期がまた続くと思いますが、体調にぜひ気をつけていただいて。

 

(市長)
そうですね。市長としてトップセールスとかシティセールスはとても大事なことだと思いますので、時期的にはやっぱりこの時期でなければできないものばかりですので、しっかり出張に行っていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
分かりました。前半は小樽市長迫俊哉市長にお話を伺ってきました。迫市長、どうもありがとうございます。


(市長)
ありがとうございました。

 

後半

(FMおたるパーソナリティー)
「明日へ向かってスクラムトライ!」、後半は小樽市役所職員の方々にお話を伺っていきます。今日は小樽市産業港湾部商業労政課主査でいらっしゃいます木間洋介さんに話を伺っていきます。木間さん、よろしくお願いします。

 

(木間)
よろしくお願いします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そして引き続き、迫市長にもお話を伺っていきます。迫市長もよろしくお願いします。

 

(市長)
はい。よろしくお願いいたします。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さて、木間さんは入庁が平成27年だそうですが、入庁される前はどんなことをされていらっしゃったんですか。

 

(木間)
はい。私はいわゆる新卒の入庁ではなく、大学を卒業後に民間の旅行代理店に11年勤めていました。旅行代理店勤務時代は国内ツアーの企画造成や添乗業務など幅広く旅行に関する業務を行っていました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
なんと、旅行代理店に11年お勤めになっていたんですね。

 

(木間)
はい。

 

(FMおたるパーソナリティー)
私も今の仕事をする前は温泉旅館に勤めていました。もしかすると、どこかでお会いしてたかもしれないですね。

 

(木間)
お会いしていたかもしれませんね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
ということは、小樽に来るツアーも作られていらっしゃったんですか。

 

(木間)
そうですね。転勤により道外で勤務していた時期もありましたけれども、北海道ツアーは当時から人気がありましたし、小樽は外せない観光地の一つとなっていました。また、私自身も外に出て改めて北海道の魅力を再認識し、特に学生時代を過ごした思い出のある小樽で働きたいと思い、社会人経験枠での入庁が叶いました。入庁して最初は、前職の経験を生かして観光振興室に配属となり、小樽により多くの観光客の方に来ていただくための誘致宣伝の活動を行っていました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
学生時代から小樽にご縁があったんですね。

 

(木間)
そうですね。はい。

 

(FMおたるパーソナリティー)
社会人経験枠での入庁といういうことで、最初は観光振興室でのお仕事だったんですね。

 

(木間)
はい。そうですね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
こういった経験を生かして、現在は商業労政課で小樽の産品のPRを行っているということなんですが、これは具体的にはどういうことをされているんですか。

 

(木間)
はい。主に小樽の産品の販路開拓・拡大を図っていくことが業務内容となりますが、まずは物産展に関する業務が挙げられます。札幌のショッピングセンターで行う「小樽の物産と観光展」を例に挙げますと、物産展を行う店舗との調整、出展者の調整、観光PRの調整、商品展示ケースなどの手配、商品の確認・宣伝、会場の設営・撤収、販売状況の確認などを行っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
さまざまな調整や準備で大変だと思うのですが、こうした準備調整は裏方のお仕事になるんじゃないかと思うんですが、札幌圏以外にもこうした物産展が行われているんですよね。

 

(木間)
そうですね。本日は、今年も全国各地で開催されている「北海道の物産と観光展」についてお話をさせていただこうと思っています。


(FMおたるパーソナリティー)
「北海道の物産と観光展」ということで、札幌で行われる小樽の物産展とは何か違いがあるんですか。

 

(木間)
はい。「北海道の物産と観光展」は、北海道と関係機関、小樽市を含む道内各関係市が共催し、道外主要都市百貨店の協力を得て開催し、道産品の展示販売、及び観光地の紹介、産品の販路拡大と観光客の誘致促進を図るとともに北海道産業経済の発展に寄与することを目的に実施されるものです。簡単に言いますと、北海道を中心に関係機関と道内各市が協力し、北海道外の百貨店で北海道の魅力ある商品や観光スポットを宣伝する場ということになります。

 

(FMおたるパーソナリティー)
北海道ブランドの商品ですとか、また観光スポットを広めていくという場になるんですね。木間さんが今年行かれた「北海道の物産と観光展」ではどういったことをされたんですか。

 

(木間)
はい。私は先月に茨城県水戸市にある水戸京成百貨店さんに派遣担当者として行ってきたのですが、百貨店担当者の方と地元後援先への表敬訪問や、報道機関を回って物産展のPRを行いました。また、実際に物産展が始まりますと、呼び込みやお客様からの質問対応、北海道の観光PRなども行いました。

 

(木間)
表敬訪問だとか、報道機関にも行ってPRをされるんですね。準備だけじゃなくていろいろなPRもされたりと、大変かと思いますが、そういう中で北海道の商品ですとか、観光スポットのPRをされていたということですね。

 

(木間)
そうですね。今回はミスはこだてさんと一緒にPRさせていただいたのですが、やはりミスのような華のある方にPRしていただく方が、お客様受けもよろしいですし、特に道外の物産展では報道機関で取り上げていただける期間が断然増えますね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうなんですね。その物産展の状況は、いかがでしたでしょうか。

 

(木間)
水戸京成百貨店さんは、茨城県内にある唯一の百貨店なのですが、初日から大盛況で非常に多くのお客様が会場に足を運んでくださいました。また、茨城県は県内にある茨城空港から新千歳空港までの直行便も飛んでおり、来店されるほとんどのお客様が北海道に来たことがあるなど、北海道に対して良いイメージをお持ちの方も非常に多いと感じました。私は初日と2日目の2日間会場で対応させて頂きましたが、海産物をはじめ、道内のスイーツやお菓子の販売コーナーは列が途切れることがないくらい賑やかな物産展でした。

 

(FMおたるパーソナリティー)
大変人気があるということなんですね。迫市長、こういった物産展での北海道人気を聞きますと、嬉しいものがありますよね。

 

(市長)
そうですね。私も実は4年間、若い時に、今の木間主査と同じ仕事をしていましてね、やはり物産展を担当していましたが、この時期に物産展が行われるというのは、やはり「実りの秋」ですよね。野菜、果物、水産、鮭なんかもそうです。この時期に行われるのには、そういう理由もあります。こういうことで小樽の物産が販路拡大といいますか、それぞれ地元には小樽の商品を楽しみに待ってらっしゃる方もいますので、そういう方々にさらにPRできる大変良い機会だと思っています。先ほど申し上げましたように、今月は九州の鹿児島県と宮崎県で開催される物産展と観光展に行ってまいりますので、しっかり地元のお客様に小樽のPRを行っていきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですね。昨年も九州の百貨店に迫市長は行かれてたそうですが、今年も引き続き、九州の皆さんに市長自ら小樽をPRされに行かれるんですよね。

 

(市長)
そうですね。できれば小樽の商品と言いますか、食材を扱っていただいているどの百貨店にもご挨拶に本当は行きたいのですが、時間的な関係もありますので、1年間に訪問できる個所は、本当に1カ所か2カ所ぐらいしかありませんので、他の百貨店の皆さんには大変申し訳なく思っています。私自身、しっかりと地元のお客様に対して、小樽の商品をPRしていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
昨年も九州に出張されたことがあるとお伺いしましたが、その時のお客様の反応ですとか、そういう部分はどうでしたか。

 

(市長)
そうですね。鹿児島ですと市内だけじゃなくて市外から、要するに県内からこの日を楽しみにして買い物に来られるということですね。特にこれから年末年始を迎えますので、その年末年始に向けた商材、食材、こういうものを買われるお客様が大変多いというのを伺っています。先月10月19日の北前船フォーラムでも、小樽が日本遺産で、北前船の選定を受けていますが、北前船というのは小樽から昆布ですとか、にしんを運んでいたんですよね、そういうものが当時も鹿児島に行ってたわけですが、今の山形屋さんでの売り上げの上位というのは、やっぱり昆布、それからにしんは数の子、こういったものが売り上げの上位になっていますと、時代を超えた歴史的なロマンといいますか、そういうものも感じますよね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうですよね。

 

(市長)
ずっと北前船の取り引きが未だに続いているということですからね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そうした先人の苦労が今でもつながっている…。

 

(FMおたるパーソナリティー)
この前、改めて北前船フォーラムがあった時に実感しましたね。

 

(FMおたるパーソナリティー)
そういうことも含めて、小樽のPRになってくるのではないかと思いますが、変わらず九州においても北海道の人気が高いということだと思います。今回鹿児島と、そして宮崎の皆さんに小樽のおいしいものをお届けして、また現地でお客様の生の声、これを聴けると言うのは嬉しい限りだと思いますが、ぜひ地元小樽を代表して、九州の皆さんに小樽のPRをお願いしたいと思いますが、木間さん、こうした物産展に関する業務の他にも、小樽の産品の販路開拓ですとか、拡大を図っていくために、どういったことをされていらっしゃるんですか。

 

(木間)
はい。物産展に関する業務のほかには、小樽物産協会さんの協力をいただきながらですが、小樽市や後志管内町村の食料品関係事業者の方々を対象とした商談会への参加や、新たな販路などでの販売、商品の磨き上げ相談などを通じて人材育成を図ることで、各事業者の方々の稼ぐ力の向上を目指す事業を行っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
稼ぐ力と言いますと、これは具体的にはどういうことになりますか。

 

(木間)
はい。ここで言う稼ぐ力とはですね、各事業者の方々の商品開発・改良、販路の選定や開拓などにおいて求められる能力を指していまして、この能力を向上させるために各事業者の方々の商談会の参加や、新たな販路などでの販売、商品の磨き上げ相談などに向けた支援を行っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。食料品関係事業者の方々の、この稼ぐ力の向上を目指すことによって地元産品の販路の拡大が期待されるということだと思いますが、この商談会の参加というものはどういったことになるんですか。

 

(木間)
はい。主にスーパーや百貨店のバイヤーや小売業者の方々などが来場される大規模商談会のことで、今年の5月に大阪市で開催された商談会に小樽ブースとして参加出店し、市内各事業者の方々が来場者に向けて自社商品の積極的な試食を実施するとともに商品のPRを行っておりました。

 

(FMおたるパーソナリティー)
実際に食べることもできたということなんですね。どうでしょう。反応というのはいかがでしたでしょうか。

 

(木間)
はい。首都圏と比べ関西地区では小樽産品の認知度はまだ低く、水産加工品や菓子を問わず、興味を持たれるバイヤーの方も多かったと思います。取引成立に向けては地元消費者のニーズをよく知るバイヤーとの商談を重ねていくため、地元消費者のニーズをいかに自社の商品に反映させていくかが大事なことだと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
首都圏と関西圏ではまたちょっと認知が違ってきているんですね。こうした時代ですとか、地域に合わせた消費者の方のニーズに合わせていく上で、まさに商品の磨き上げが必要になってくるということなんですね。

 

(木間)
そうですね。来年2月には関東での大規模商談会への出展も予定していますので、現在は各事業者の方々との出店に向けた準備を進めているところです。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。分かりました。地域の事業者の方々にとっては、自社商品を北海道外のさまざまな場所で目にする機会が増えるといいですよね。

 

(木間)
そうですね。最近では地方で新たにオープンした道の駅などで小樽産品の試食販売会を実施する機会も増えています。道の駅は最近はテレビで取り上げるなど人気のあるスポットでもありますので、これは一つの販路の開拓と言えると思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。さて、いろいろお話をお伺いしてきましたが、迫市長、ぜひこれからも小樽の魅力ある産品が全国各地に広がっていって、小樽のファンの方が増えていけばいいですよね。

 

(市長)
そうですね。今、木間主査からいろいろお話がありましたが、例えば水産課という職場があるんですが、水産課は水産課で水産加工品を中心とした販路拡大に取り組んでいるんですね。例えば最近ですと、東京の大手企業の食堂で地元の食材を提供することもやってますが、今の商業労政課と水産課は職場が違いますが、いろんな視点で地元の産品のPRに努めていかないとと思っていますし、小樽は中小企業の街ですから、こういう販路拡大をすることで中小企業が元気になってもらうことで、小樽の街全体も元気になるのではないかなと、そんな想いでこの事業を続けていきたいと思っています。

 

(FMおたるパーソナリティー)
小樽の事業者の方々も自分たちの作った商品が、日本全国のいろいろなところで手に取っていただけるとなると、それは日頃の仕事にもきっと身の入り方も変わってくると思いますね。

 

(市長)
そうですね。本当にこの物産展を楽しみにして、小樽のあの商品を買いたいと全国でお待ちになっている方々がいらっしゃいますので、しっかりそういう期待に応えていきたいと思います。

 

(FMおたるパーソナリティー)
はい。本日は迫市長、そして物産展および販路開拓拡大への取り組みについて、担当の商業労政課木間さんにお話をお伺いしました。迫市長、木間さん、どうもありがとうございます。

 

(市長、木間)
ありがとうございました。

 

エンディング

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