公開日 2020年12月13日
更新日 2021年08月13日
令和元年10月8日(火)から同月12日(土)まで、小樽市の公式使節団が姉妹都市であるナホトカ市を訪問しました。
≪1日目:令和元年10月8日(火)移動日≫
6:50から8:00まで、小樽市役所発(新千歳空港着)
9:00から10:35まで、新千歳空港発(羽田空港着)
11:15から12:35まで、羽田空港発(成田空港着:リムジンバス使用)
15:40から19:05まで、成田空港発(ウラジオストク空港着)
19:20から22:20まで、ウラジオストク空港発(ナホトカ市着)
≪2日目:令和元年10月9日(水)≫
(1)ナホトカ市長表敬訪問
・小樽市長を団長とする使節団は、ナホトカ市庁舎入口で行政府職員に歓迎を受け、グラドキフ市長を表敬訪問しました。
表敬訪問では、両市の現状を報告するとともに、今後も経済を含めて協力し合い相互交流を継続することを約束しました。
(ナホトカ市側出席者:グラドキフ市長、キセレフ議長、クトニャツェンコ副市長、セレガノフ第一副議長、コレキナ経済部長、国際交流担当イリーナさん、通訳マスリョハさん)
(小樽市側出席者:迫市長、鈴木議長、観光協会 西條会長、北海道銀行 杉谷さん、小樽商科大学 佐藤さん)
(2)ボストチヌイ港視察
・ボストチヌイ港は、極東で最大の石炭積出港で、2019年の年間石炭輸出量は2,551万トン。
・輸出先は、韓国が最大で全体の31%を占め、続いて日本、台湾の順です。
(3)コズミノ港視察
・コジミノ港の2019年の原油輸出量は、3,320万トンで現在も石油タンクを増設中です。
・主な輸出先は中国(2,590万トン)、日本(232万トン)、韓国(199万トン)です。
(4)ナホトカ、小樽両市議会議長の懇談会
(5)小樽市の観光PRとナホトカ食品PR
・ナホトカ市の国際海員会館において迫市長が小樽観光や特産品のPRをテーマに観光プレゼンテーションを行いました。
・会場には市内の事業所や行政府職員など50名ほどが集まり関心の高さが伺えました。
・ナホトカの食品加工技術は高く、試食したハムや缶詰はどれも美味でした。
・バレエを始めとする舞踏や音楽などの芸術分野にも力を入れており、日本の歌やロシア民謡を披露していただきました。
(6)ナホトカ市主催歓迎会
≪3日目:令和元年10月10日(木)≫
(1)ウラジオストク国立経済サービス大学ナホトカキャンパス視察
・同校は小学生から大学生までが同じ校舎に通う一貫校で、小学生は足つぼマッサージをしながら授業を受けており、勉強だけでなく健康にも重点を置いていることが、とても印象的でした。
・歓迎式では、市長の挨拶のあと商大の佐藤さんがマジプロの活動について発表をしました。
(2)リバディア地区保養地ラドゥガ視察
≪4日目:令和元年10月11日(金)≫
(1)北海道銀行ウラジオストク駐在員事務所視察
(2)ペガスHC(北海道総合商事(株)の現地法人)視察
・ペガスHCは、北海道銀行の社内ベンチャー制度で設立され、ウラジオストクとモスクワに営業拠点があります。
・ロシアでは、現地法人でなければ税制面などの優遇措置が受けられないという事情があり、ロシアでビジネスを行う事業者全般のサポートが可能という説明を受けました。
(3)小樽市観光セミナー
・ウラジオストク日本センターで観光セミナーを実施しました。
・市長自らプレゼンテーションを行い、小樽市が年間800万人の観光客が訪れる日本有数の観光都市であることを、観光名所のスライドなどを用いてPRしました。
・セミナーには、現地の旅行会社、マスコミ関係者、ブロガーなどが参加して情報発信していただきました。
(4)在ウラジオストク日本総領事館訪問
・在ウラジオストク日本総領事館の中村耕一郎総領事、野田好孝領事と懇談し両市の現状と課題について話合い情報交換しました。
(ウラジオストク市の美しい街なみと青空市)
≪5日目:令和元年10月12日(土)移動日≫
9:00から10:00まで、ウラジオストク市内ホテル発(ウラジオストク空港着)
13:40から14:40まで、ウラジオストク空港発(新千歳空港着:直行便使用:時差1時間)
15:00から16:20まで、新千歳空港発(小樽市役所着)
≪帰国報告会:令和元年10月21日(月)10:40-11:30≫
・ロシア帰国後に共同記者会見形式で帰国報告会を実施しました。(会場:市長応接室)