ナホトカ市の最近のできごと(2016年8月)

公開日 2020年12月14日

更新日 2021年01月12日

 

2016年8月24日

ナホトカ市トランスネフチ社を訪問

 2016年8月24ナホトカ市長は、実務的な面談のため、コジミノ港のトランスネフチ社のルスタム・ガンベロフ支配人を訪問した。


参考写真

 近代的な複合施設である「トランスネフチ(※)コジミノ港」社を訪問した市長に、ルスタム・ガンベロフ支配人は、同社が沿海地方における大企業の一つであり、戦略的に重要な同社の活動状況や将来的な発展性についての説明から始めた。
※トランスネフチ社・・・石油輸送を担っているロシア企業

 

 注油のために専門化された港の支配人であるルスタム・ガンベロフ氏が言うように、同社はナホトカにあるステベ会社のリーダー的存在である。2015年において同社はナホトカ行政管区内の貨物取扱いの35パーセントを占めた。12ヶ月を通じて3040万トンの石油を輸出し、2014年を550万トン上回った。

 さらなる能力の拡大を目的として、同社は「ロスモルポルト」社と共同で、第二埠頭水域の深水化のための工事などを実施しており、このことは15万トン級のタンカーの受け入れを可能とするものだ。また同時に、保管のための新たな石油タンクの建設は、ターミナルの受け入れ能力の増強を保証することになる。


 さらなる能力の拡大を目的として、同社は「ロスモルポルト」社と共同で、第二埠頭水域の深水化のための工事などを実施しており、このことは15万トン級のタンカーの受け入れを可能とするものだ。また同時に、保管のための新たな石油タンクの建設は、ターミナルの受け入れ能力の増強を保証することになる。


 そのため、同社の石油基地における設備更新と改築のプログラムに基づき、総容量10万立方メートルの2つのタンクがすでに建設されており、浮き屋根方式が採られることになっている。タンク内の石油が多い時には屋根は持ち上げられ、少ない時には下ろされる。
ガス地区は実際、完全に隔離されており、気化による喪失も予防されている。ルスタム・ガンベロフ氏が指摘するとおり、こうした特徴は環境への配慮に対する高い要求に応えることになる。


 現在、第一タンクの土台部分の基礎工事が終了し、第二タンク建設に向けた造成工事が行われている。本年9月には、第一タンクの鉄骨の組立工事が始まる。このほか、排水網や給電網の敷設、防火のための送水管の設置、避雷のための対策などが講じられることになっている。


 アンドレイ・ゴレロフ氏は同社で行われている社会的な取組みや、同時に環境への配慮や雇用維持の実現に感謝の意を表するとともに、「社会的に責任のある企業の模範であり、行政管区の発展に大きく寄与している」と強調した。

 

ナホトカ市行政管広報担ナタリア・ドゥブロヴィーナ

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