公開日 2020年12月14日
更新日 2021年01月12日
- 小樽市の姉妹都市であるロシア沿海地方ナホトカ市の最近のできごとを、ナホトカ市行政府のホームページ(外部サイト)や現地の新聞などからお伝えします。
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2016年10月29日
ロシア・ナホトカ市との姉妹都市提携50周年記念行事
2016年10月29日ナホトカの伝統楽器市立オーケストラが、姉妹都市50周年の祝賀に際して行われた小樽市での演奏で成功を収めた。
ナホトカ「市立青少年の家」の音楽集団の演奏旅行が、姉妹都市交流の50年間で培われた文化交流の一環として実現した。
伝統楽器オーケストラは小樽市で2度コンサートを行った。複合集客施設の広場では、アレクサンドル・バグダーノフ氏の指揮のもと、団員はポピュラーソングを中心に演奏を行った。市民ホールでは、団員は日本の演奏者との共演で、自らの腕前を披露し、アンドレイ・ゴレロフ市長は小樽市民にこの功績の多い音楽集団を紹介した。さらに、「私たちの音楽の贈り物は皆さんに心地よい感情をもたらし、合同演奏会は両市、両国間の善隣友好関係の強化に寄与するものだ」と聴衆に語り、ナホトカ市民を代表してすべての小樽市民の幸福と安寧を、小樽市の発展を祈念すると述べた。
市民ホールでの第一部では、市立オーケストラは、ロシア民謡、ポピュラーソングなど全16曲を演奏した。「まちのカドリール」「バラライカ」「村で」「気晴らし」そして「夕べの集い」はマリヤ・スミルノーヴァさんとオレグ・ポゾルコさんの歌声が響いた。また、「カチューシャ」「アムール河の波」「ロシア」そして「モスクワ郊外の夕べ」は聴衆の大きな反響を呼んだ。
第二部では、受入側の小樽の演奏家が日本の伝統的な楽器で演奏を行った。最後の第三部は、異なった文化の代表者によるロシアと日本の伝統的な曲の合同演奏となり、ナホトカ市立伝統楽器オーケストラのソリストであるマリヤ・スミルノーヴァさんが日本語で、「さくら」と「恋のバカンス」を歌った。
周知とおり、この音楽集団は1995年に「市立青少年の家」の付属として設立され、創設者であり、常任指導者がアレクサンドル・バグダーノフ氏である。このオーケストラのために特別に作られた曲のほか、クラシックやポピュラーソングがレパートリーとなっている。高いプロ意識と数々の成功に対して、同氏はロシア大統領令による国家勲功章である「祖国の功績に対して」の2位階を授与されており、オーケストラも「沿海地方国民的集団」の称号を有している。
ナホトカ市行政管区広報担当ナタリア・ドゥブロヴィーナ